RIZIN 3.7 有明アリーナ(レポ/前半):大島沙緒里×ケイト・ロータス、所英男×鹿志村仁之介、征矢貴×トニー・ララミーほか前半戦速報・見所紹介

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RIZIN.52
2026年3月7日(土)東京・有明アリーナ
レポート&写真:井原芳徳 (計量写真は(C)RIZIN FF) ※後半戦は別記事でお伝えします。
中継 ABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 Club、RIZIN LIVE(当日6,000円 アーカイブ4,400円)、スカパー(6,000円)
(※編集部注:今大会からRIZINの判定はトータルマストからラウンドマスト主体の「デュアル・マストシステム」に移行しました。今回も記者採点は載せますが、ラウンドごとの採点に留めます。もう1本の柱の「3Dトータルマスト」は、基準を十分理解できていない恐れもありますので採点を見送ります。追々JMOCからも詳細な採点が公開されれば、それを見て研究して、次回以降どうするか考えます。)
第8試合 MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
大島沙緒里(リバーサルジム新宿Me,We/DEEP女子&DEEP JEWELSミクロ級(44kg)王者、元DEEP JEWELSアトム級(47.6kg)王者)
ケイト・ロータス(フリー)
大島は31歳。柔道をベースとし、20年にMMAデビューし、RIZINで浅倉カンナ、山本美憂、ソルト、クレア・ロペスに勝利しRIZIN 4戦全勝。昨年5月のDEEP JEWELSで村上彩に1R TKO勝ちし、DEEPとDEEP JEWELSの両方のミクロ級王者となる。6月には米国のInvictaでアトム級でアンドレッサ・ホメロに判定負け。その後AACCからリバーサルジム新宿Me,Weに移籍。昨年5月のDEEPで約1年ぶりの試合ではイ・イェジに判定負け。9月のDEEPで須田萌里に判定勝ち。11月のRIZINで伊澤星花の女子スーパーアトム級王座に挑戦したが判定負けしている。
ロータスは27歳。20年にMMAデビューし、DEEP JEWELSで試合を重ね、24年7月の超RIZIN.3でRIZINに初出場しRENAに2R TKO負け。11月のDEEPでは月井隼南に2R裸絞めで一本勝ち。昨年5月のRIZIN韓国大会ではシン・ユリに判定勝ち。9月のDEEP JEWELSでは富松恵美に2R TKO勝ち。11月の地元神戸でのRIZINでイ・ボミに判定勝ちしている。
第7試合 MMA 59kg契約 5分3R
伊藤裕樹(NEX/元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
カルロス・モタ[Carlos Mota](ブラジル/元LFAフライ級王者、KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級(57.5kg)王者)
伊藤は28歳。昨年5月のRIZIN男祭りでは神龍誠に判定負けし連勝が5でストップする。7月のRIZINフライ級GP一回戦ではエンカジムーロ・ズールーに判定勝ちしたが、一回戦の勝者は5人で、準決勝2試合の組み合わせを決めるRIZINフライ級グランプリ総選挙で伊藤は準決勝の4選手に選ばれず、リザーバーに回った。9月の地元名古屋大会のリザーブファイトでは2年前に敗れている山本アーセンとの試合が組まれたが、寝技で圧倒され判定負けした。
モタは30歳。16年にMMAデビューし10戦8勝(4KO)2敗。22年8月、米国のMMA大会・LFAで王者となり、同年10月にUFCに初参戦し判定負けしたが、試合後のドーピング検査で持久力向上薬の陽性反応が出たため2年の出場停止処分を受ける。処分が明け、24年12月、KNOCK OUTにUNLIMTEDルール(オープンフィンガーグローブ着用のムエタイにグラウンド打撃を加えたルール)で初参戦し、栗秋祥梧に判定勝ち。昨年6月のKNOCK OUTでは肘無しキックルールで古木誠也と対戦し1R KO負け。8月にはUNLIMITEDルールで中村悠磨に判定勝ち。12月には元パンクラス・フライ級2位の有川直毅に2R、左膝蹴りからのパウンドでTKO勝ちしKNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級(57.5kg)初代王者となる。UFC以来約3年半ぶりのMMAで、UNLIMTEDルールの経験がどう活きるか。
この試合の契約体重はRIZINフライ級(57kg)より2kg重い59kgとなっている。
第6試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R
所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
鹿志村仁之介(Battle Box)
所は48歳。22年7月、フライ級に階級を下げ、神龍誠に判定負け。大晦日大会ではジョン・ドッドソンに1R TKO負け。24年10月、バンタム級に戻し、アラン“ヒロ”ヤマニハに判定負けし3連敗となる。「負けたら引退します」と表明して臨んだ昨年7月のヒロヤ戦では1R中盤、右ストレートからのパウンドでTKO勝ちした。その試合はバンタム級とフライ級の中間の59kg契約だった。今回はバンタム級で新旧グラップラー対決が組まれた。今回の会見で所は「RIZINにはあと2試合やりたいと言っています」「引退試合はRIZINでやらせていただきたいです」とコメントしている。
鹿志村は24歳。22年のRoad to UFCでは初戦敗退。24年9月のDEEPで力也に1R裸絞めで一本勝ち。12月のDEEPでRYUKIに1R裸絞めで一本勝ちし3連勝。昨年6月の札幌大会でのRIZIN初戦は後藤丈治に判定負けしたが、柔術仕込みの素早いサブミッションで度々後藤を脅かし印象を残した。9月のDEEPではマジシャン(中国)に1R裸絞めで一本勝ち。11月のRIZINでは安井飛馬を腕十字で追い詰め判定勝ちした。
第5試合 MMA ライト級(71kg) 5分3R
キム・ギョンピョ[Kim Kyungpyo](韓国/レッドホースMMA/元HEATライト級王者)
矢地祐介(フリー/元修斗環太平洋&PXCフェザー級王者)
ギョンピョは33歳。名古屋が拠点のHEATの元王者。22年のRoad to UFCでは準決勝でインドの選手に判定負け。23年4月の大阪大会でRIZINに初参戦し、宇佐美正パトリックに1R裸絞めで一本勝ち。24年2月の佐賀大会で矢地祐介と戦う予定だったが、左膝の靭帯を部分断裂し欠場した。6月のスパイク・カーライル戦では3R裸絞めで一本負けしている。11月に倉本大悟に1R TKO勝ち。それから1年4カ月ぶりの試合となる。
矢地は35歳。21年大晦日にホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座に挑戦し2R一本負け。22年4月にはルイス・グスタボに2R TKO負けし2連敗。その後はRIZINで3連勝したが、24年5月のベラトール・パリ大会でマンスール・ベルナウイに1R一本負け。9月には宇佐美正パトリックに判定勝ちしたが、大晦日大会では桜庭大世に26秒でTKO負けした。昨年9月の名古屋大会の再起戦ではGRACHAN王者の芳賀ビラル海に2R裸絞めで一本勝ちした。
第4試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R
佐藤将光[しょうこう](坂口道場一族/FightBase都立大/元修斗バンタム級世界王者)
ジョン・スウィーニー[John Sweeney](米国/ノー・ウォーリーズ・アカデミー/元LFAバンタム級王者)
佐藤は38歳。パンクラス、修斗、ONEを主戦場とした後、23年10月、RIZINに初参戦し太田忍に判定勝ち。24年3月、井上直樹に判定負け。9月、牛久絢太郎に判定勝ち。昨年5月の韓国大会ではキム・スーチョルに判定勝ちし、13年越しのリベンジを果たす。9月、ダニー・サバテロに判定負けし、サバテロは大晦日に井上のバンタム級王座を奪っている。
スウィーニーはRIZIN初参戦の30歳。UFCのスティーブン・トンプソンの父・レイ氏から伝統派空手を習い、17年にMMAデビューし17戦14勝(5KO/2一本)3敗。21年5月以降8連勝中。最近5試合は判定勝ち。23年6月、アラン・ベゴッソとのLFAバンタム級王座決定戦で判定勝利し王者となる。24年7月、ラファエル・ド・ナシメントとの初防衛戦の前日計量で6.4ポンド(2.9kg)オーバーし、判定勝ちしたが王座をはく奪される。試合はそれから1年8か月ぶりとなる。
トニー・ララミー、征矢貴に3R TKO勝ちし扇久保戦熱望
第3試合 MMA フライ級(57kg) 5分3R
×征矢 貴[そや たかき](THE BLACKBELT JAPAN)
○トニー・ララミー[Tony Laramie](カナダ/マキシマム・トレーニングセンター/元BTCフライ級王者)
3R TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
征矢は31歳。13年に修斗バンタム級新人王とMVPを獲得。指定難病のクローン病等の療養でブランクを挟みつつもリングに上がり続ける。24年7月の超RIZIN.3ではベアナックルボクシングルールでジョン・ドッドソンと対戦し判定負け。昨年5月にMMAルールでドッドソンと再戦し判定勝ち。7月のRIZINフライ級GP一回戦ではアリベク・ガジャマトフに判定負けした。
ララミーは27歳。レスリングをベースとし、17年にMMAデビュー。24年6月、カナダのBTCのフライ級王座を獲得。11月のRIZIN初戦では村元友太郎に判定勝ち。昨年3月の香川大会では伊藤裕樹に判定負けし、フライ級GPには選ばれなかった。11月には山内渉に判定勝ちした。
1R、スタンドの打撃戦が続き、ララミーが左ジャブ、右ロー、左右のフックを的確に当てる。征矢もパンチを返すが、ララミーの手数と精度が上回る。記者採点はララミー。
2R、序盤こそ征矢がパンチをまとめて沸かせたが。中盤からはララミーが右ロー主体で圧倒する展開で、征矢は左足の太ももと膝の裏が赤く腫れあがり、時折足が崩れるように。ララミーは右ハイやミドルも当てる。記者採点はララミー。
3R、ララミーが右ローを当てて追い詰め、中盤、右フックでダウンを奪うと、ララミーがパウンドを当て続け、レフェリーがストップした。
マイクを持ったララミーは「俺が最強のフライ級だ。次は征矢のチームメイト(=扇久保博正)とタイトルを懸けてやらせろ」とアピールした。
イ・ジョンヒョン、新井丈を圧倒し3R TKO勝ち
第2試合 MMA フライ級(57kg) 5分3R
×新井 丈(和術慧舟會HEARTS/修斗フライ級世界1位、元修斗同級&ストロー級世界王者)
○イ・ジョンヒョン[Lee Junghyun](韓国/TEAM AOM/ROAD FCフライ級王者)
3R TKO (レフェリーストップ:左フック)
新井は28歳。23年11月の修斗世界フライ級王者決定戦で山内渉に3R KO勝ちし、修斗史上初の同時2階級制覇を達成。だがその後は同年大晦日のRIZINでヒロヤに2R TKO負けし、昨年9月の2戦目もエンカジムーロ・ズールーに1R TKO負け。2カ月後、フライ級に専念するため修斗世界ストロー級王座を返上。昨年5月、暫定王者の関口祐冬とのフライ級王座統一戦が組まれたが、新井が負傷欠場し、王座も返上。無冠となって臨んだ11月の修斗では田上こゆるに判定勝ちし、今回RIZINに戻って来た。
ジョンヒョンは23歳。23年にRoad to UFCに参戦しフライ級一回戦で敗退。昨年4月にRIZINに初参戦し、神龍誠に1R肩固めで一本負け。11月に伊藤裕樹に3R TKO負け。昨年3月、韓国のROAD FCのフライ級王座決定戦でコ・ドンヨクに判定勝ち。9月、ピョン・イェジュンを下して初防衛し、RIZINに1年4か月ぶりに戻ってくる。
1R、ジョンヒョンが度々新井を首相撲で捕まえ、顔面とボディに何発も膝蹴りを当て、優位に進める。新井も中盤までボディと顔面にパンチを返していたが、終盤はジョンヒョンがほぼ一方的に攻め、コーナーに詰めて首相撲で膝を当て、パンチも連打し、新井を追い詰める。記者採点はジョンヒョン。
2R、新井も右ストレート、ボディストレートを当てる場面もあるが、ジョンヒョンが1Rよりも長時間、新井をコーナーに詰めてパンチと膝を当て続ける。記者採点は8-10でジョンヒョン。
3R、ジョンヒョンが変わらずパンチと膝で攻め続ける。新井は踏ん張りが効かなくなり倒れ、ジョンヒョンがコーナー際で押さえながらグラウンド状態でも顔面に膝を当て追い詰める。中盤、ジョンヒョンが新井をコーナーに詰めてパンチを当て続ける。時折攻撃が止まるため、植松レフェリーも止められない状況が続いたが、最後はジョンヒョンの左フックで新井がフラついたところでレフェリーがストップした。
NOELがRIZIN本戦初白星
第1試合 MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
○NOEL[のえる](DELiGHTWORKS/修斗女子アトム級(47.6kg)世界3位)
×イ・ボミ[Lee Bomi](韓国/SSMA上昇道場)
1R フロントチョーク
NOELは17歳。小学生時代にムエタイを習い、12歳からMMAをはじめ、24年修斗でプロデビューし4戦し2勝2敗の五分の成績を残す。RIZIN甲子園のスポンサーでもあるDELiGHTWORKSから支援を受け、昨年7月の超RIZIN.4でRIZINに初参戦したが、須田萌里に2Rアームロックで一本負け。11月の名古屋大会のオープニングファイトでは海咲イルカに2R腕十字で一本勝ちした。
ボミは26歳。10年前からMMAを始め、24年8月にROAD FCでプロデビュー後、3試合ともROADで戦い3戦3勝(2KO/1一本)。11月の名古屋大会でRIZINに初参戦したが、ケイト・ロータスに判定負けした。
1R、開始すぐ、ボミが右ストレートを当てるが、NOELはタックルを仕掛けて組み付く。ボミは倒して袈裟固めで押さえるが、NOELがもがき、ボミがバックを狙うと、NOELは脱出する動きをしつつ、首を抱えて引き込んでギロチンチョークを極める。最後はボミがタップし、NOELが一本勝ちした。
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