格闘技大会ネット中継 注目番組ガイド:7.17(土) K-1 ゴンナパー×朝久泰央、安保瑠輝也復帰戦|18(日) RISE DoA -53kgトーナメント開幕戦、大雅×中村寛|KNOCK OUT 3階級王座戦、ぱんちゃん璃奈×sasori
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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おうち時間のお供に、インターネットでの格闘技観戦はいかが? 近日ネット中継される注目大会の見所を紹介。
7月17日(土) 13:00~(本戦14:30~)
K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~ライト級タイトルマッチ~
会場 福岡国際センター
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
☆安保瑠輝也×幸輝 予想開始時刻・17:30 【対戦カード一覧】
◆昨年11月以来、8カ月間隔で福岡に戻って来たK-1のメインイベントでは、地元福岡の朝久泰央が、ゴンナパー・ウィラサクレックの持つK-1ライト級王座に挑戦する。
ゴンナパーは昨年12月の両国大会で林健太を下して王座獲得。3月の日本武道館大会では南雲大輝とのノンタイトル戦を制した。対する朝久兄弟の弟・泰央は昨年3月のさいたまスーパーアリーナ大会で林健太から二段蹴りでダウンを奪い判定勝ち。それまではスーパー・フェザー級だったが、林に勝ったことをきっかけに本格的にライト級に転向し、昨年9月の大阪で弘輝を、12月の両国で蓮實光を連続KOし、K-1のベルトに初挑戦する。
セミファイナルには昨年の福岡大会のメインでシナ・カリミアンを1R KOしたK-Jeeが登場。過去1勝1敗の愛鷹亮と対戦する。K-Jeeは3月の武道館大会でカリミアンにリベンジを許し、クルーザー級のベルトを奪い返された。愛鷹も同じ大会でANIMAL☆KOJIに敗れており、両者ともクルーザー級の上位戦線に踏みとどまるためにも負けられない戦いとなる。
今大会のABEMA中継のメインビジュアルに起用されているのは、元スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也。昨年9月の山崎秀晃との防衛戦での衝撃KO負けから10カ月ぶりの復帰戦。5年ほど前から違和感があったという右拳の手術を経て、ウェルター級に階級を上げて再始動する。最近はボクシングジムでのトレーニングも増やしており、全快の右拳の威力が見もの。対する幸輝はKPKB(九州プロキックボクシング)スーパーウェルター級王者。4月のKrushでK-1 JAPAN GROUP初参戦し、FUMIYAを右フックで1R KOしており、瑠輝也とのパンチの攻防はスリリングな展開となるだろう。
スーパー・ウェルター級では昨年、王者・木村“フィリップ”ミノルに敗れている和島大海とアビラル・ヒマラヤン・チーターが激突。和島はラーシーシンと藤岡裕平相手に、アビラルは小鉄と吉田英司相手に、いずれも連続KO勝ち中と勢いづいている。勝って木村との再戦に近づくのは?
ゴンナパー×泰央と同じライト級では卜部功也と大沢文也が8年ぶり・4度目の対戦。女子ミニマム級では高梨knuckle美穂とMARIが再戦。3月の武道館での初対決は高梨が延長判定で勝利したが大接戦だった。第1試合には、3月の東京ガーデンシアター大会で山崎にKO負けした不可思が登場。地元福岡の田村陽典との戦いから再浮上を図る。
7月18日(日) 13:00~(本戦14:00~)
Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA
会場 エディオンアリーナ大阪第一競技場
中継 ABEMA(生中継)
☆大雅×中村寛 予想開始時刻・17:00 【対戦カード一覧】
◆国内の精鋭8選手参加による「RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント」の一回戦が今大会で行われる。優勝賞金は500万円、準優勝賞金は100万円。5月の組み合わせ決定抽選会の結果、一回戦は(1) 大﨑一貴 vs. 石井一成、(2) 滉大 vs. 志朗、(3) 江幡睦 vs. 風音、(4) 政所仁 vs. 田丸辰の組合せに。(1) vs. (2)、(3) vs. (4)による準決勝と決勝は9月23日の横浜・ぴあアリーナMM大会で実施される。
大﨑兄弟の兄・一貴とRISE初参戦の石井は4度目の対戦。最初2試合は引き分けだったが、18年12月のKNOCK OUT両国大会のフライ級王座決定戦での3度目の対戦では石井が判定勝ちした。現在の一貴は24歳、石井は22歳のため、前回戦った時より両者大幅に成長している。一貴は前回の石井戦以降、出場メンバーのうち滉大、風音、政所、田丸の4選手を下している。RISEスーパーフライ級王者で、出場8選手で唯一人のRISE現王者で、負けられない立場だ。前回は5Rの肘有り・組んでの攻撃制限無し、今回は3Rの肘無し・組んでの攻撃は1回のルールのため、石井にとってはやや分が悪い。だが最近のNO KICK NO LIFEでの岩浪悠弥戦、麗也戦では圧巻の強さを見せており、一貴をもってしても危険な相手なのは間違いない。
志朗と滉大の一戦は東西のテクニシャン対決という印象。滉大はRISE初参戦だが、西日本のホーストカップ、DEEP☆KICKで活躍し、大﨑一貴には敗れたが弟の孔稀には勝利し、政所にも勝ち、実績は十分。組み合わせ抽選会で志朗が「評価が高い選手で純粋に戦いたいと思った」という理由で対戦指名したのもうなずける実力者だ。志朗は対・那須川天心では2連敗したものの、天心を手こずらせた度合でいえばロッタンに次ぐだろう。昨年11月の大阪大会でのDoA -55kgトーナメントでは植山征紀と鈴木真彦を下して優勝しており、軽量級のトップクラスという評価は揺るがない。53kgに体重を落としての戦いでのパワー・動きの変化も気になるところだ。
反対ブロックでは双子の江幡兄弟の兄・睦がRISE初登場する。新日本キックで打倒ムエタイ路線を貫いてきたが、昨年9月のRIZINで対外戦・対日本人戦を解禁し、RISE常連の良星に判定勝ち。こちらのブロックの有力候補だ。対する風音は5月のDoA予選が、孔稀の新型コロナウイルス感染により中止となり、戦わずして出場権を獲得した。まだ無冠ながら、麗也、松谷桐、HIROYUKIといったタイトル獲得経験者を撃破しており、本人もDoAの「ダークホース」と自認。所属のTEPPENがどういう作戦を練るかも注目だ。
政所と田丸は19年5月に対戦し、RISEスーパーフライ級王者だった田丸が5R判定勝ちで政所を退け初防衛している。政所は他にも石井、滉大、一貴には敗れているが、孔稀には勝利。このトーナメントを勝ち上がり、過去の悔しさを晴らしたい。田丸は昨年9月に一貴に判定負けし王座陥落して以来の試合。出場メンバーでは最年少の19歳だ。2年前の王座獲得時からポスト天心として期待されていた選手の一人で、「このトーナメントで優勝して僕が天心戦へ名乗りを上げないといけない」と話している。石井も同様の発言をしており、来年春でキックボクサーを引退する天心の最後の相手候補争いは、DoA -53kgの裏テーマといえる。
またリザーブファイトには、6月のRIZIN東京ドーム大会での天心の1対3ボクシング形式マッチの相手となった大﨑孔稀も登場し、金子梓と対戦する。
他にも通常のワンマッチで、RISEバンタム級王者・鈴木真彦がプロボクシングの元世界王者で亀田大毅と名城信男にも勝っているテーパリット・ジョウジムと対戦。大雅と“人獣”中村寛の一戦、山口裕人と桜井力のオープンフィンガーグローブマッチも迫力の攻防が期待できる。
7月18日(日) 18:00~
KNOCK OUT 2021 vol.3
会場 後楽園ホール
中継 ツイキャス(生中継/3,300円~+システム利用料100円) サムライTV(7月25日(日)22~24時・再放送あり/月額1,980円)
☆ぱんちゃん璃奈×sasori 予想開始時刻・18:50 【対戦カード一覧】
◆今回のKNOCK OUTはタイトルマッチが3試合、KNOCK OUTの王者が他団体の王座獲得経験者を迎え撃つ試合が4試合、そして第1試合には元Krush王者・中島弘貴の復帰戦が置かれる。主催者側も「今大会は全8カードが本来であればメインイベント、セミファイナルとなるべき試合のため、各試合の表記は“第○試合”のみとしてメインイベント、セミファイナルの表記はいたしません」と試合順発表の際に説明。肘有りのREDルール、肘無しのBLACKルールの2つのルールで行われるKNOCK OUTだが、今回は十人十色ともいえる個性豊かなカードが並んだ。
K-1・Krushで長年活躍した中島は1年半ぶりの試合。対するサッシスはムエタイ的な戦いをするカンボジア人選手。同じ70kgの階級のKNOCK OUT-BLACK王座は海人が保持しており、2年前のリベンジにつなぐためにも中島は負けられない。
第2試合には5月大会の大谷翔司戦の圧勝リベンジが記憶に新しいBLACKライト級王者・バズーカ巧樹が登場。昨年11月大会で鈴木千裕に1R KO負けするも2月に九州のKPKB王座を獲得した康弘を迎え撃つ。
3月の後楽園のメインイベンター・REDスーパーバンタム級王者の小笠原瑛作は今回第3試合。対する横野洋は1月の新宿で瑛作の先輩の炎出丸を肘で切りTKO勝ち。4月の新宿では森岡悠樹に判定負け。大田拓真の欠場による緊急代役出場だが大きなチャンスだ。
第4試合のBLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈と、ミネルヴァ・ライトフライ級王者・sasoriの一戦は、KNOCK OUTを普段見ない人でも気になる一戦だろう。ぱんちゃんは5月の後楽園でのMIREYとの再戦で1R右ストレート一撃KO勝ち。10戦10勝(2KO)とした。今回は希望通り階級上の王者との戦い。女神や平岡琴を圧倒し、寺山日葵も苦しめたsasoriの突進ファイトに「今回は勝つことが第一」と話すぱんちゃんがどう対応する?
9連勝中のREDフェザー級王者・安本晴翔は、3月にBigbangフェザー級王座を獲得した竹内賢一と第5試合で対戦。新型コロナウイルス緊急事態宣言の影響で2カ月延びての激突だが、逆に両者の研ぎ澄まされた動きに期待できる。
第6からトリの第8試合はタイトルマッチが並ぶ。REDライト級王者・スアレック・ルークカムイは2月のSBで笠原弘希にKO負けして以来の試合。ベルトを守り名誉挽回したい。挑戦者の重森陽太には昨年9月のRED王座決定トーナメント決勝で3R判定勝ちしたが、5R制&無傷ならどうなるか?
第7試合は初代BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント決勝・松倉信太郎 vs. 田村聖、第8試合は初代BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント決勝・鈴木千裕 vs. 宮越慶二郎。この3試合も3月大会で準決勝が行われ、5月予定の決勝が2カ月延びて実現する。松倉と田村は準決勝でピンチを乗り越えての逆転KO勝ちで共通。一発が流れを変える75kg。今回も波乱必至だ。鈴木は10戦9勝(7KO)1敗。ここまでノーブレーキの突進ファイトで対戦相手をなぎ倒してきたが、百戦錬磨の宮越にもその戦法が通用するのか?ゴングが鳴った直後のラッシュから見逃せない。
7月17日(日) 午前8:00~
UFC FIGHT NIGHT: Makhachev vs. Moisés
会場 米国ネバダ州ラスベガス・UFC APEX
中継 プレリム YouTube UFC公式チャンネル(無料)/ メインカード UFCファイトパス(午前11時より。月1214円~)
☆主なカード イスラム・マカチェフ×チアゴ・モイセス マリオン・ルノー×ミーシャ・テイト 【対戦カード一覧】(公式サイト)
7月18日(日)14:00~
パンクラス 大阪大会
会場 大阪 コレガスタジオ
中継 ツイキャス(2,000円)
☆主なカード 三村亘×神田T800周一 【対戦カード一覧】
7月18日(日)16:45~
DEEP OSAKA IMPACT 2021 ~20th Anniversary~
会場 大阪 コレガスタジオ
中継 ツイキャス(2,000円)
☆主なカード 赤尾セイジ×笹晋久 【対戦カード一覧】
※主要カードの予想開始時刻は、大会進行やカード変更により、実際と異なる場合もありますので、あくまで参考程度として下さい。