RISE 7.18 エディオンアリーナ大阪:DoA -53kgトーナメント組み合わせは大﨑一貴×石井一成、滉大×志朗、江幡睦×風音、政所仁×田丸辰に
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「RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント」の組み合わせ決定抽選会が5月17日、東京で行われ、以下の通りに組み合わせが決まった。一回戦は7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場大会、準決勝と決勝は9月23日(木/祝)横浜・ぴあアリーナMM大会で行われる。優勝賞金は500万円、準優勝賞金は100万円。
一回戦(1)
A:大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)
B:石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/WPMF世界&BOMスーパーフライ級王者、元WPMF世界・IBF世界・KNOCK OUTフライ級王者)
一回戦(2)
C:滉大(及川道場/HOOST CUP日本スーパーフライ級王者)
D:志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DoA 2020 -55kgトーナメント優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
一回戦(3)
E:江幡 睦(伊原道場/WKBA世界バンタム級王者)
F:風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級4位)
一回戦(4)
G:政所 仁(魁塾/RISEスーパーフライ級2位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
H:田丸 辰(TRY HARD GYM/RISEスーパーフライ級1位・元王者)
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
決勝 準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
石井は大﨑との4度目の対戦を選択。志朗が滉大を選んだのは「評価が高い選手で純粋に戦いたいと思った」
一回戦(1)(2)のブロックは8選手でも優勝上位候補が並ぶ激戦区に。大﨑×石井は18年12月のKNOCK OUT両国大会のフライ級王座決定戦で石井が判定勝ちして以来4度目の対戦。滉大×志朗は東西のテクニシャン対決という印象だ。
(3)は有力候補でRISE初参戦の江幡相手に、戦わずして出場権を獲得した自称「ダークホース」の風音が波乱を起こすか注目。(4)はRISEを主戦場にしてきた選手同士の顔合わせで、19年5月に田丸がスーパーフライ級王座の初防衛戦で政所に判定勝ちしている。
抽選会は新型コロナウイルスの濃厚接触者の大﨑一貴を除く7選手が出席。封筒を選手が選び、封筒の中の紙に書かれた数字の順にトーナメントの枠を選ぶ。その前に、サイコロ2つを選手が振り、合計の目が大きい選手から封筒を選ぶ(同数の選手がいれば再度振る)。大﨑はRISEの現王者のため1番最初に選ぶ権利を与えられ、Aの枠((1)の赤コーナー側)を選んだ。サイコロの結果、滉大、田丸、江幡、石井、志朗、風音、政所の順番となる。
滉大は「(ホーストカップで敗れている)大﨑にリベンジしたい」ことから同じブロックのCへ。田丸は「誰かに選ばれた方がいい」と考え反対ブロックのGへ。江幡はイニシャルの「E」が理由で左から5番目のEへ。これにより最初の4人は試合が決まらない状態にバラける。
5番目の石井は大﨑の隣を選択。「大﨑選手とは4回目ですね。全試合赤コーナーが良くて、僕がAを選びたかったです」と話す。続く志朗は「評価が高い選手で純粋に戦いたいと思った」ことから滉大の隣を選んだ。7番目の風音は江幡戦を選んだが「選びたいところを取られた。でもみんな強いんで」とコメント。結果、最後の政所は田丸戦が自動的に決定。政所は「田丸選手には1回負けているのでリベンジしたいです。江幡選手とやりたかったですけど風音に取られました」と話して苦笑した。
組み合わせ決定後選手談話。江幡「本当は一回戦で石井選手、大﨑選手、志朗選手とバチバチ戦いたかった」、風音「江幡選手に勝って、かき乱して優勝してやる」
◆石井「大﨑選手とは4回目で、手の内はわかっていて、仲もいいですけど、試合はバチバチでやりたいです。2年前のKNOCK OUTでやった時から大﨑選手は負けていないので、レベルは上がっていると思います。パンチが重いので、テクニックを見せつつ、打ち合いになると思うので、そこで勝ちたいです」
◆滉大「志朗選手とは戦いたかったので楽しみです。相手のペースにさせず自分のペースで戦っているイメージです。53kgに落としてキレを増していると思うので楽しみです」
◆志朗「このメンバーが揃わなければ53kg落としていませんでした。53kgに落とす価値のあるトーナメントだと思います。滉大選手とはトーナメントで一番ハイレベルな試合になると思います。技術の見せ合いになると思います」
◆江幡「本当は一回戦で石井選手、大﨑選手、志朗選手とバチバチ戦いたかったんですけど、こういう並び順で面白いです。風音選手は若さ溢れる選手なので、一回戦はいい試合になると思います」
◆風音「昨日勝ってからここに来る予定でしたけど(試合が)無くなって、そのモヤモヤも全部トーナメントにぶつけます。『ベルトも持ってないお前がなんでいるねん』って声が多いですけど「は?」って感じですね。一人ぐらいこういうダークホースがいてもいいと思います。スタートから江幡選手に勝って、かき乱して優勝してやるんで楽しみにしてください。暴れます。江幡選手は拳が堅そうですけど、手ぐらいですね。日本人に負けてないって印象ぐらいです」
◆政所「最後になったのも運命やと思います。僕はダークホースやなくて大本命やと思っています。田丸選手には一回負けているんで、技術、パワー、スピード、全部上回って勝ちたいです」
◆田丸「優勝すれば那須川天心選手と戦うチャンスがあると思うんどえ優勝します。政所選手は僕がやった頃より強くなっていると思います」
決勝に上がってくる選手の予想は?志朗、江幡が有力候補か?
RISEの伊藤隆代表は「一回戦はレベルの差が出ると思います。準決勝以降は戦い方も影響し、早く勝った選手が決勝は有利になるでしょうね。トーナメントの魔物もいると思います」と組み合わせを見てコメント。7選手に決勝に上がってくる選手の予想を聞くと、激戦の左ブロックは志朗、右ブロックは江幡と、かつて新日本キックで同時期に活躍した両雄の名が多く挙がっていた。
◆石井「江幡選手か田丸選手のどっちかですね。田丸選手はテクニックがあって、上がって来て欲しい願いも込めてです」
◆滉大「江幡選手ですね。個人的にやりたいんで」
◆志朗「現段階で難しいですけど、江幡選手じゃないかなと思いますね。一回戦を突破したメンバーを見ないとわからないです」
◆江幡「石井君、志朗君が入っている(反対)ブロックは凄く激しくなると思います。どっちが上がって来ても楽しいですね。2人のどちらかが上がって来てくれたらうれしいです」
◆風音「一度負けている大﨑選手に上がって欲しいですけど、予想は志朗選手です」
◆政所「誰も名前を上げてくれなかったんですけど(苦笑)、志朗選手に上がってもらって、決勝で圧倒的に勝てば、RISEの53kgのレベルの高さを証明できると思います」
◆田丸「志朗選手ですかね。誰が上がってきても大丈夫です」