ONE 3.23 さいたまスーパーアリーナ:武尊×ロッタンと同大会でタワンチャイ×野杁正明のキック・フェザー級暫定王者決定戦、グレゴリアン×海人、ラック×吉成名高、秋元皓貴×リネカー、スリヤンレック×龍聖
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
ONE 172: TAKERU vs. RODTANG(3月23日(日)さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が1月30日、東京で行われ、日本の野杁正明、秋元皓貴、海人、吉成名高、龍聖の出場と、対戦カードが一挙に発表された。
ONEキックボクシング・フェザー級(70.3kg)暫定王者決定戦 3分5R
タワンチャイ・PKセンチャイ[Tawanchai PK Saenchai](タイ/ONEムエタイ同級王者)
野杁正明(team VASILEUS/元K-1ウェルター級(67.5kg)&スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級(63.5kg)王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
野杁は31歳。新生K-1で17年にゲーオを破りスーパー・ライト級(65kg)王者となり、21年には安保瑠輝也らをKOしウェルター級(67.5kg)王座を獲得し2階級を制覇。22年6月のTHE MATCH 2022ではシュートボクシングの海人に延長判定負け。23年7月のK-1でのアマンシオ・パラスキフ戦での1R KO勝ちを最後にK-1を離れる。昨年6月のONE 167インパクトアリーナ大会でのONEデビュー戦ではONEキック・フェザー級(70.3kg)3位のシッティチャイに判定負け。12月20日のONEフライデーファイツでのONE 2戦目ではリウ・メンヤンに判定負け。1月24日のフライデーファイツではシャーキル・タクレティを2R右カーフキックでKOし、ONE 3戦目で初白星をもぎ取った。まだ1勝2敗ながら、日本大会で王座挑戦のチャンスが巡って来た。
タワンチャイは25歳。18年にタイで最優秀ムエタイ選手に選ばれ、20年からONEに参戦すると、2戦目でシッティチャイに判定1-2で惜敗したものの、それ以外は勝利し、現在9連勝中。22年9月にペットモラコットに判定勝ちしONEムエタイ・フェザー級王座を獲得すると、1月24日にスーパーボンを2R左フックでKOし4度目の防衛を果たしている。スーパーボンはキックルールの同級正規王者で、今回はタワンチャイと野杁で暫定王者決定戦が組まれた。
ONEキックボクシング・ストロー級(56.7kg)暫定王者決定戦 3分5R
ジョナサン・ディベラ[Jonathan Di Bella](イタリア/カナダ/元王者)
サムエー・ガイヤーンハーダオ[Sam-A Gaiyanghadao](タイ/元王者、元ムエタイ同級&フライ級王者)
ONEキックボクシング女子アトム級(52.2kg)チャンピオンシップ 3分5R
ペッディージャー・ルッカオポーロントン[Phetjeeja Lukjaoporongtom](タイ/王者)※初防衛戦
KANA(Team Aftermath/挑戦者、元K-1&Krush女子フライ級(52kg)王者)
ペッディージャーは23歳。ムエタイのWPMF、WMCの世界王座を獲得後、23年3月からONEに参戦し、同年12月、ONEキック女子アトム級暫定王座決定戦でアニッサ・メクセンに判定勝ち。昨年3月の正規王者のジャネット・トッドとの王座統一戦で判定勝ちし、6戦全勝の快進撃を続けている。
KANAは32歳。19年12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントでクリスティーナ・モラレス、ヨセフィン・ノットソンを破って優勝し王者に。3度防衛したが、23年12月にアントニア・プリフティに判定負けし王座陥落した。昨年8月にK-1との契約が満了。9月にONEと契約。K-1時代からメクセン戦を熱望し、12月20日のONEフライデーファイツで早速メクセン戦が組まれたが終始翻弄され判定負けした。1月31日に早速2戦目が組まれると、ONE 2戦2勝のモア・カールソンに判定勝ちし、王者ペッディージャーへの日本大会での挑戦が決定した。
キック バンタム級(65.8kg) 3分3R
秋元皓貴[ひろき](イヴォルブMMA/POWER OF DREAM/4位・元王者、元WBCムエタイ&MA日本フェザー級(57.15kg)王者)
ジョン・リネカー(米国/MMA同級1位)
秋元は32歳。キック19戦全勝の快進撃を続けた後、14年に原点であるフルコンタクト空手に戻り、19年からONEでキックに復帰。22年3月にカピタンに判定勝ちしONEの立ち技初の日本人王者となる。だが同年11月の初防衛戦でペッタノンに判定負け(ペッタノンはドーピング検査失格により王座剥奪)。23年、所属先のイヴォルブMMAのシンガポールのジムが閉鎖したため、秋元は日本に戻り、東京のPOWER OF DREAMを練習拠点にしている。昨年5月の1年半ぶりの試合ではウェイ・ルイに僅差の判定負け。9月にはイリアス・エナッシにダウンを奪われ判定負けし3連敗中だ。
リネカーは34歳。元UFCランカーで、ONEでもMMAバンタム級1位にいる。昨年1月のONE日本大会では2階級上の青木真也の相手を急きょ務め1R一本負け。9月以降はムエタイルールで2連続KO勝ちした後、今年1月にはタイの強豪・クラップダムに判定負けしているが、1Rに左アッパーでダウンを奪っており、“石の拳”の愛称通りの剛腕は秋元も警戒が必要だろう。
キックボクシング フェザー級(70.3kg) 3分3R
マラット・グレゴリアン[Marat Grigorian](アルメニア/元K-1スーパー・ウェルター級(70kg)王者、元GLORYライト級(70kg)王者)
海人(TEAM F.O.D/シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
グレゴリアンは33歳。15年7月、K-1の-70kg初代王座決定トーナメント~で山崎陽一、牧平圭太、ジョーダン・ピケオーをKOし優勝。クンルンファイト、GLORYでの活躍を経て、20年からONEに参戦。ONEキック・フェザー級(70.3kg)王座戦では22年6月にスーパーボンに、23年8月にチンギス・アラゾフに、いずれも判定負け。昨年4月の暫定王者決定戦でのスーパーボンとの再戦も判定負け。最近では昨年12月にアブデラ・ザヒディを2R右ボディでKOしている。
海人は27歳でONE初参戦。23年8月のGLORYオランダ大会でティジャニ・ベスタティのGLORYライト級王座に挑戦したが判定負けし連勝が18でストップ。その後、マサロ・グランダー、ジェームズ・コンデを1R KO。昨年2月のSBでは元ONE&ルンピニー王者・ペットモラコットに延長判定負けしたが、4月に海人がSB世界王座を懸けて再戦し判定勝ちでリベンジした。海人は再びGLORY王座を目指し、6月に元GLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアンを2R左フックでKO。8月に元同級6位のドラゴミール・ペトロフを2R KO。10月に元同級王者のダビッド・キリアに判定勝ち。12月に元同級3位にゲリック・ビレットに判定勝ちしている。今年夏にベスタティのGLORY王座再挑戦を予定し、引き続きこの一戦を目指しつつも、今回ONEのオファーを受け、グレゴリアンとの大一番に臨む。
ムエタイ ストロー級(56.7kg) 3分3R
ラック・エラワン[Rak Erawan](タイ/元ルンピニー認定ライトフライ級王者)
吉成名高(エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者・元フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・LPNJ・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
名高は24歳でONE初参戦。昨年2月のRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)後楽園大会ではプレーオプラーオに判定勝ちしラジャダムナン認定スーパーフライ級正規王者となり、3階級制覇を達成。4月のRWS千葉大会ではケビン・マルティネスに判定勝ち。7月のRWS千葉大会ではジョムホートに判定勝ちしラジャ王座の初防衛に成功。8月のBOMではペットアヌワットに2R KO勝ち。10月のBOMでカンボジア人のボーンに3R KO勝ち。12月1日のRWS横浜大会ではペットヌンに判定勝ちしラジャ王座の2度目の防衛。12月にはシュートボクシングのリングに立つと、オープンフィンガーグローブ着用のムエタイルールに初挑戦し、バックチョーに1R左飛び膝でKO勝ちし、連勝を35に伸ばした。12月の2戦とも試合後のマイクで「来年、変化の年になると思う」と話しており、今回ONE初参戦が発表された。
ラックは元ルンピニー認定ライトフライ級王者の23歳。ONEフライデーファイツでは7戦4勝3敗で、シュートボクサーの佐藤執斗にKO勝ちしているが、最近2試合はタイ人選手相手に判定負けしている。昨年12月、RWSで名高のラジャ王座に挑戦予定だったが、家庭の事情を理由に欠場し、4カ月を経てONEの大舞台で再び試合が組まれた。格上の名高に対し、OFGでの経験差を活かしたいところだろう。
キックボクシング 132ポンド(59.87kg)契約 3分3R
スリヤンレック・ポー・イェンイン[Suriyanlek Por.yenying](タイ/BRAVELY GYM)
龍聖(Team KNOCK OUT/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者、元KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者)
スリヤンレックは28歳。大分のBRAVELY GYMのトレーナーを務めつつ、ONEフライデーファイツでボーナスを度々獲得し、総額1千万円を超える。最近では1月27日の大会で、武尊とも戦ったタン・ジンと死闘を繰り広げ2R TKO勝ちしているが、134ポンドのリミットをオーバーしたためボーナス獲得とはならなかった。
龍聖はONE初参戦の23歳。昨年6月のKNOCK OUTでのKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60kg)王座決定戦で久井大夢から2ダウンを奪われて判定負けし、プロ18戦目で初黒星を喫した。12月の再起戦ではブライアン・ガビオに判定勝ちし、ISKA世界王座を獲得している。
既報対戦カード
メインイベント キックボクシング フライ級(61.2kg) 3分5R
武尊(team VASILEUS/2位、ISKA K-1ルール世界&KGPライト級王者、元K-1スーパー・フェザー級・フェザー級・スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
ロッタン・ジットムアンノン[Rodtang Jitmuangnon](タイ/1位、ONEムエタイ同級1位・元王者)
コーメインイベント ONE MMA フライ級(61.2kg)チャンピオンシップ(王者決定戦) 5分5R
アドリアーノ・モラエス[Adriano Moraes](ブラジル/1位)
若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA/2位)
ONEムエタイ・バンタム級(65.8kg)チャンピオンシップ(王座統一戦) 3分5R
スーパーレック・ギャットムーカオ[Superlek Kiatmuu9>(タイ/ギャットムーカオジム/王者、ONEキック・フライ級(61.2kg)王者、元ルンピニー認定スーパーフライ級&バンタム級王者)※初防衛戦
ナビル・アナン[Nabil Anane](アルジェリア/タイ/暫定王者)
MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
青木真也(イヴォルブMMA/元ONE MMA&DREAMライト級王者、元修斗ウェルター級世界王者)
エドゥアルド・フォラヤン[Eduard Folayang](フィリピン/元ONE MMA ライト級世界王者)
概要
大会名 ONE 172: TAKERU vs. RODTANG
日時 2025年3月23日(日)開始・12:30(予定)
会場 さいたまスーパーアリーナ [HP]
中継 U-NEXT(前売5,000円/当日5,500円)
チケット料金 VVIP¥328,000 VIP¥158,000 CAT1¥60,000 CAT2¥48,000 CAT3¥25,000 CAT4¥18,000 CAT5¥12,000 ※車いす席はCAT3
チケット販売 イープラス
お問い合わせ ONE Championship https://www.onefc.com/jp/