RISE 3.28 両国国技館(レポ/ワンマッチ):白鳥大珠、カピタンに延長負傷判定負け。中村寛、RWS推薦タイ人を1R KO|志朗×大﨑孔稀、那須川龍心×長谷川海翔、安本晴翔×寺田匠ほか随時速報&見所紹介

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RISE ELDORADO 2026
2026年3月28日(土)東京・両国国技館
レポート&写真:井原芳徳 ※65kgトーナメントは別記事でお伝えします。
中継:ABEMA PPV(3,000円)
第12試合 メインイベント RISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)※3度目の防衛戦
大﨑孔稀(OISHI GYM/挑戦者、RISEバンタム級王者、元BOM同級王者、元WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
志朗は32歳。24年9月、田丸辰に判定勝ちしRISE世界バンタム級王座を初防衛。昨年3月の両国大会でユン・ドクジェに判定勝ちし「RISEでもK-1でも55kgが盛り上がっているんで、次あたり日本人対決で最強を決めたいです」とアピールした。8月の大田大会では元K-1の玖村将史と3年ぶりに再戦し、計3度ダウンを奪い判定勝ちでリベンジし、世界バンタム級王座の2度目の防衛を果たすと「あともう一人、K-1のチャンピオンの金子(晃大)選手とみんな見たいと思うので、ぜひ、K-1対RISE、世界チャンピオン対決、やりましょう」とアピールした。11月2日の両国大会ではペットサンコムを2R KOすると「来年は55kgでぜひワールドシリーズ(トーナメント)を開催して欲しいです。自分、トップなんで、いい加減戦わないといけない相手いるんで、55㎏の世界一を決める大会をやってほしいです」とアピールした。9月19日大田大会・12月20日の東京・Kanadevia Hall(TDCホール)の2大会にかけて55kgの世界トーナメントが開催予定だが、その前に志朗は孔稀との世界王座防衛戦に臨む。
大﨑兄弟の弟・孔稀は26歳。21年9月のRISE DoA -53kgトーナメント準決勝で志朗と戦う予定だったが、孔稀が計量で2.95kgオーバーし失格となる。22年10月にバンタム級ワンマッチで再戦が組まれ、孔稀は志朗に延長判定負け。23年12月に鈴木真彦に判定勝ちし、RISEバンタム級王座を獲得。24年8月、大森隆之介に判定勝ちし王座初防衛。11月のONEではフオ・シャオロンに判定勝ち。昨年5月の名古屋大会では門口佳佑に2R KO勝ちし「志郎選手とリベンジマッチと55kgの世界タイトルマッチお願いします」とアピールした。8月の後楽園大会ではジラリー・キャルービーに判定勝ちすると、RISEの伊藤隆代表は「志朗の次期挑戦者は孔稀でいきたいです。来年ビッグマッチでどこかで組みたいです」とコメント。11月の後楽園大会でウィッティコーンを3R KOすると、「志朗選手を倒してリベンジして、RISE・格闘技界、55kgで僕が一番だと証明します」とアピールし、志朗も王座戦を承諾した。伊藤代表も大会後の総括で26年3月28日の両国大会で両者の世界王座戦を組むと明言していた。孔稀は志朗戦以降は11戦負け無し、9連勝中だ。
第11試合 セミファイナル 第4代RISEスーパーフライ級(53kg)王座決定戦 3分5R(延長1R)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/1位・元フライ級(51.5kg)王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級(51.5kg)王者)
長谷川海翔[かいと](誠剛館/3位、元DEEP☆KICK -53kg王者)
那須川天心の弟・龍心は19歳。24年の「RISE’s PRIZE(ライズ プライズ)」のMVPで、昨年3月、タイの強豪クマンドーイを2R KO。6月にはハマダ・アズマニに判定勝ちしISKA世界ストロー級王座を獲得すると、花岡竜が王座に君臨するスーパーフライ級(53kg)への階級アップを表明した。8月の同級初戦は1位の政所仁に判定勝ち。10月のGOATではチャラームダムを1R右バックスピンキックでKO。今年1月18日のRISEでは上村雄音に1R右ストレートでKO勝ちし、連勝を14に伸ばした。
長谷川は20歳。24年6月に花岡竜に判定負けし、11月の京谷祐希戦は1R早々に京谷が足を負傷したためTKO勝ち。昨年5月には4位の横山大翔に判定勝ち。8月のシュートボクシングでは片山魁に判定勝ちした。
1月大会では長谷川と星憂雅の試合が組まれたが、星が体調不良で前日計量に参加できず失格となり、長谷川の不戦勝となった。前日計量後の会見では、花岡竜が1階級上のバンタム級(55kg)に集中するため王座を返上すると発表した。翌日の試合で龍心は上村をKOすると、3月28日の両国での長谷川戦を希望し、両者の一戦が王者決定戦として組まれた。2月12日のカード発表記者会見の記事はこちら。以下が公開練習での両選手のコメント。
第10試合 59kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISEフェザー級(57.5kg)王者、シュートボクシングS-cup 2025世界フェザー級(58kg)優勝、元WPMF世界・WBCムエタイ日本・KNOCK OUT-RED同級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
寺田 匠(team VASILEUS/元K-1 WORLD GPフェザー級王者、ISKAユニファイドルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
安本は44戦37勝(17KO)4敗2分1無効試合の25歳。INNOVATION、WBCムエタイ、REBELS、KNOCK OUTの元王者で、22年7月からRISEに参戦し、24年10月、門口佳佑に判定勝ちしRISEフェザー級王座を獲得。昨年1月にワン・シャンチンに判定勝ち。5月に國枝悠太を1R左ハイでKOしRISE王座初防衛。8月にシュートボクシング(SB)でペットフアヒンに判定勝ち。11月のSB両国大会でのS-cup世界フェザー級(58kg)トーナメントでは過去に敗れている川上叶に判定勝ちでリベンジし、山田虎矢太と彪太朗の双子を連続KOして優勝した。2月1日にはRISE’s PRIZE 2025 MVPに選ばれ、早速、元K-1王者との一戦が用意された。
寺田は13戦12勝(5KO)1敗の25歳。宮崎県の実家の空手道場で子供の時から練習し、ABEMA「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」にTEAM武尊の一員として出場したのをきっかけに上京し、KRESTに加入し、20年4月にプロデビュー。Krush・K-1で試合を重ね、23年11月。イタリアでISKA世界王座を獲得。24年9月には軍司泰斗に延長判定勝ちしK-1王座を獲得した。昨年2月、唯一の黒星の相手である新美貴士に判定勝ちしリベンジし王座初防衛すると、階級アップを考え、7月のK-1ではギリシャのアンゲロス・カポニスと59kg契約で対戦し1R KO勝ちした。年末には王座返上と階級転向を巡るK-1側とのトラブルをX上で明かして波紋を呼び、今年2月20日付でK-1王座を返上した。寺田は25日のXで「今日、解約金を払ってK-1との契約を終了しました。今までありがとうございました。次はまだ何も決まっていないけど1日でも早く試合がしたい!試合のオファー待ってます!!」と記し、早速フリーになった寺田にRISEが安本戦をオファーし、両選手が承諾した。
白鳥大珠、カピタンに延長テクニカル判定負け
第5試合 66kg契約 3分3R(延長1R)
×白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEスーパーライト級(65kg)王者、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
○カピタン・ペッティンディーアカデミー[Capitan Petchyindee Academy](タイ/元ONEキック・バンタム級(65.8kg)王者、元ルンピニー認定スーパーウェルター級王者)
4R テクニカル判定0-2 (長瀬10-10/北尻9-10/小川9-10)
3R 判定0-1 (長瀬29-29/北尻29-29/小川28-29)
白鳥は30歳。過去に梅野源治、大雅、皇治、YA-MAN、佐々木大蔵に勝利し、直樹、原口健飛、ゴンナパー、イ・ソンヒョンに敗れる。24年、ペトル・モラリ、ファーパヤップに連勝し、12月のGLORYとRISE合同の65kgトーナメントに参戦したが、一回戦で優勝者のペットパノムルンに判定負け。昨年3月の両国大会では麻火佑太郎に判定勝ちし、第5代RISEスーパーライト級王者となる。8月、アンディ・ターランドに1R左三日月蹴りでKO勝ち。GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENTには11月の二回戦からシード参戦したが、笠原弘希と延長戦の末に判定負けした。最近ではABEMAの恋愛リアリティーショー「ラブパワーキングダム2」に出演し、ラブシーンが話題となっている。
カピタンは33歳。19年に元ルンピニー認定スーパーウェルター級王者となり、20年からONEに参戦し、21年1月、アラヴァディ・ラマザノフに2R KO勝ちし、元ONEキック・バンタム級(65.8kg)王者となる。同年9月、メディ・ザトゥーに判定勝ちし初防衛したが、22年3月、秋元皓貴に判定負けし王座から陥落する。所属先のペッティンディープロモーションがONEと袂を分かつと、23年からはRWSに主戦場を移し、23年のスーパーライト級トーナメントで優勝。昨年も6戦4勝1敗1分と精力的に試合をこなしている。
1R、サウスポーの白鳥に対し、カピタンがオーソドックスで構え、開始すぐから右ロー、ストレート、ボディを積極的に放ち、主導権を握る。とはいえまだ強打で白鳥をひるませるほどにはならない。白鳥は後手に回り続けるが、最後、カピタンをロープ際に詰め、パンチをまとめ、いい形で終える。記者採点はイーブンだが白鳥ににつく可能性もある。
2R、カピタンは変わらず積極的にパンチをボディと顔面に放ち、左右のフックをクリーンヒットする場面も目立つように。白鳥はこのラウンドも最後に左アッパーを当て、時折攻撃は返す。カピタンの攻撃をもらってもひるまないものの、手数では劣る。記者採点はカピタンだがイーブンもありうる。
3R、カピタンはパンチ、左ミドルを当てつつ、組んでの膝も増やす。疲れては来ているが、組めば休む時間もうまく挟み、最後まで攻め続ける。白鳥はほとんど攻撃が返せない。記者採点はカピタン。合計28-30でカピタン。ジャッジは1者はカピタンを支持したが、2者はイーブンとし延長へ。
延長R、開始すぐの打ち合いで、カピタンの頭が白鳥の右まぶたに当たり、白鳥が右まぶたをカットし大出血する。傷は深くドクターストップがかかり、ここまでの内容で判定が行われる。記者採点はイーブン。RISEの延長Rはマスト判定ではないため、1者はイーブンとしたが、2者は意外にもカピタンを支持し、カピタンが判定勝ちした。
中村寛、RWS推薦タイ人を1R KOし4月のONEのロッタン×武尊の勝者との対戦希望
第4試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
○中村 寛[かん](BK GYM/RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg優勝、元RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
×ペットエジア・バンセーンファイトクラブ[Phet A-Cheer Bangsaen Fight Club](タイ/バンセーンファイトクラブ)
1R 2’42” KO (左フック)
中村は29歳。23年4月、直樹に判定勝ちし、RISEライト王座を獲得。24年3月のRISEではK-1の与座優貴とのライト級王者対決を行ったが負傷判定負け。6月の大阪大会ではタリソン・フェレイラに3R左ハイでKO勝ち。9月にエン・ペンジェーに延長判定勝ち。昨年のRISE WORLD SERIES 2025 -61.5kgトーナメントでは3月の一回戦でチャンヒョンに判定勝ちし、6月の準決勝では笠原友希を延長R左ハイでKOし、11月の両国での決勝ではペンジェーと再戦し、本戦では苦戦するも延長判定勝ちし優勝賞金1千万円を獲得した。
中村は今年1月の後楽園大会に登場すると、RISEライト級王座を返上し、「今、地を固め直す作業をしています。こんな状態でみんなが目標にしているベルトを持っておくことはできないので、ベルトを返上します。環境だったり全てが整い次第、このリングに戻ってきて、バカでかいことをします」と話していたが、早くも3月の両国に登場した。
ペットエジアは64戦46勝(12KO)16敗2分の21歳。RISEと提携しているRWSの推薦選手で、ムエタイファン以外の若い女性からも人気で、Instagramは53万人からフォローされている。RISEの伊藤代表は「私が昨年12月にタイへ大﨑一貴の試合を見に行った際、その大会で最も女性に人気のある選手でした」と話す。構えはサウスポー。
1R、両者サウスポーで構え、中村は序盤から左のカーフキックを強打する。ペットエジアは相手に攻められる前に左ミドル、左右のパンチを出すものの、当たりは軽く、中村はブロックして防御する。すると終盤、中村が首相撲から左膝蹴りをボディに当てると、ペットエジアは顔をしかめてダウンする。ペットエジアのダメージは大きく、中村は引き続きボディ狙いのパンチを当ててから、左フックで倒すと、大沢レフェリーがストップした。
完勝の中村は「ただいま。引退せず、一つ一つ見つめ直し、ここのリングに戻ってきました」「RISEの代表として、強いと言われている人たち、ビジネスファイター、全員潰していきます。俺がこの手で、格闘業界、強さが稼げる時代に戻します。ONE、GLORY、RWSで、俺に勝てると思っている奴は、俺のこと壊しにこのリングに来い。ロッタンと武尊の試合があると思うんですけど、RISE上がったことないののゴチャゴチャぬかすなと思います。引退詐欺でもなんでもいいんで、勝った方、RISEで俺とやりましょう」とアピールした。
森本“狂犬”義久、引退試合は國枝悠太に判定負け
第3試合 狂犬Final Match スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
×森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)
○國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab/フェザー級(57.5kg)2位、元AJKNフェザー級王者)
判定0-2 (秋谷29-29/長瀬28-29/大沢28-29)
森本は35歳。19年5月に篠塚辰樹に延長判定勝ちしたが、その後は20年9月までにジョシュ・トナー、タリソン・フェレイラ、前口太尊相手に3連敗する。1年半のブランクを経て22年2月の山川賢誠戦では2R KO負け。24年6月、年内での引退を表明したが、試合が決まらず、昨年25年まで延びた。12月の後楽園大会で引退試合を行う予定だったが、10月の記者会見での発表直前に腕を骨折し中止となり、満を持して3月の両国でのビッグイベントでの引退試合が発表された。
國枝は33歳。K-1 GROUP 9戦4勝(4KO)5敗で、22年12月に新美貴士に判定負けし、23年3月に大岩龍矢にKO負け。24年9月、RISEに初参戦すると、元フェザー級王者で当時3位の梅井泰成に判定勝ちし、いきなり上位にランクインし、昨年5月の2戦目で同級王者の安本晴翔に挑んだが1R左ハイでKO負けした。
1R、森本が序盤から積極的にパンチを振るい当てるが、強打にはつなげられない。國枝も次第に攻撃を増やし、終盤は五分に近い状態が続く。記者採点はイーブン。
2R、森本が1Rから時折当てていた左ミドル、膝蹴りのヒットの頻度を増やすと、國枝は少し苦しそうな様子を見せるように。國枝は時折顔面にパンチを当てるものの、下がる時間が長く、森本の積極性は落ちない。記者採点は森本。
3R、森本が序盤から左ミドルを当てると、続けて放った左膝蹴りがローブローとなり、一時中断する。國枝はしばらくうずくまっていたが、規定の5分、じっくり休んで再開する。國枝はある程度回復しているものの、攻撃が少なく、森本は積極的に攻めるが、さすがに攻撃の威力が落ちる。最後、國枝がパンチを当てて沸かせるが、すぐに終了する。記者採点はイーブン。合計30-29で森本。ジャッジは1者がイーブンだが、2者は國枝を支持し、國枝が判定勝ちした。
試合前は舌戦を繰り広げた両者だったが、マイクを持った勝者の國枝は「狂犬選手、嫌いじゃないです。僕も会社経営していて、狂犬選手も会社経営していて、めっちゃ好きです。皆さん、勘違いしないでください。RISE最高」と話した。続けてマイクを持った敗者の森本は「500人の皆さん、結果を出せず申し訳なかったです。國枝、12月の試合、流れてすみません。今日、試合受けてくれてありがとうございました。やっと終わったかなと思うと寂しい気持ちになります。休憩明け18時ごろ、引退セレモニーがありますので、お時間許す限り立ち会っていただければと思います。RISE最高。伊藤代表、いい時も悪い時もありがとうございました」と話した。
髙木覚清、稲井良弥に判定勝ち
第2試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
○髙木覚清(RIKIX/3位)
×稲井良弥(TARGET大森/ウェルター級3位、ISKAオリエンタルルール日本スーパーウェルター級王者、元DEEP☆KICK-70kg王者)
判定3-0 (和田29-28/秋谷30-29/大沢30-28)
髙木は昨年5月のRISEでは基康(モトヤスック)から左ハイでダウンを奪い判定勝ち。8月、憂也に2R KO負けし、RISE王座戦線から後退したが、12月のBigbangでは幸輝に判定勝ちしBigbangミドル級王座の2度目の防衛に成功した。
稲井は11月のRISEでシンパヤックに2R KO勝ちし9連勝とすると、「(ウェルター級王者の宇佐美秀)メイソンに挑戦させてください」とマイクアピールしたが、今回は1階級上のミドル級のランカーとの試合が組まれた。
1R、髙木が左ミドル、前蹴りを駆使し、稲井も左ボディ、ジャブを返す。序盤は髙木がやや優勢で、最後は稲井が手数を上げて巻き上げ、差を縮める。記者採点はイーブン。
2Rも似た攻防が続いていたが、中盤、髙木の左ミドル、ボディフックが効き目を発揮したか、稲井は口が開き攻撃が減り、髙木が接近戦で細かくパンチと蹴りを当て続け、優位を印象付ける。やはり階級の違いの差が出たか。記者採点は髙木。
3R、稲井も左ボディやミドルを当てるが、髙木はひるまず休まず右アッパー、左ボディ等を当て続け、左ハイも時折当てて印象を作る。記者採点は髙木。合計30-28で髙木。ジャッジ3者も髙木を支持し、髙木が判定勝ちした。
鈴木真彦、伊東龍也を1R KO
第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○鈴木真彦(TEAM 寿/3位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)
×伊東龍也(HAYATO GYM/7位、Stand up King of Rookie 2022 -55kg級優勝)
1R 2’24” KO (3ダウン:右フック)
鈴木は29歳。過去に江幡兄弟、金子晃大に勝利したが、那須川天心、志朗、玖村将史に敗れ、23年12月、大﨑孔稀に判定負けしRISEバンタム級王座から陥落する。24年3月の金子との再戦では判定負け。12月、ジェイミー・ゲイマンを1R KOするが、昨年4月、大森隆之介に判定負け。6月に1階級上の戸井田大輝に判定勝ちし、8月に加藤有吾に判定勝ちし久々に連勝したが、12月、花岡竜に判定負けし、王座奪還への道がまたも絶たれた。
伊東は30歳。昨年1月、京谷祐希に判定勝ちしたが、4月に良星に判定負け。6月、松下武蔵に判定勝ちでリベンジし、11月には翼に判定勝ち。今回、熱望していた鈴木戦が実現した。
1R、序盤から両者積極的にパンチを振るう中で、伊東も右フックを当てるが、鈴木が右フックでダウンを奪う。その後も打ち合いの中で、鈴木が右フックで2ダウン面を奪うと、最後もダメージの溜まった伊藤を右フックで沈めた。
マイクを持った鈴木は「RISEバンタム級の世界のタイトルマッチがメインで、悔しいんですけど、おもろい試合して盛り上げなアカンと思っているし、そこに絶対に行きます」と宣言した。
プレリムファイト
第3試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
○正木翔夢(OISHI GYM/11位)
×松田虎之介(TARGET/元INNOVATIONフライ級王者)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
※3R右フックで松田に1ダウン
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
×松本悠希(K’growth)
○AIRA(ダイアタイガージム)
判定0-3 (27-30/26-30/26-30)
※3R松本に左フックで1ダウン
第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
×遠藤 拓(TAKU GYM)
○久郷トオル(team EDEN)
判定0-3 (28-30/27-30/27-30)
RISE 3.28 両国国技館(レポ/65kgトーナメント):原口健飛×笠原弘希、イ・ソンヒョン×YURA、ペットパノムルン×ヴィダレス、トリンダーテ×ペポシ 見所紹介&速報予定
















