RIZIN 4.12 マリンメッセ福岡(レポ/前半):テミロフ弟、福田龍彌を2R KO。リオ五輪柔道銅のクジュティナ、浜崎朱加を1R腕十字葬。神龍誠、ズールーを1Rで下し6.6 仙台で扇久保博正と2年ぶり再戦決定

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2026年4月12日(日)マリンメッセ福岡 A館
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)RIZIN FF (後半戦は別記事でお伝えします)
※ABEMA等で生中継
テミロフ弟、福田龍彌を2R KO
第8試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R
×福田龍彌[りゅうや](MIBURO/DEEPバンタム級王者、元DEEP&修斗世界フライ級王者)
○アジズベク・テミロフ[Azizbek Temirov](ウズベキスタン/チーム・アルファメール)
2R 1’46” KO (右アッパー)
福田は33歳。24年9月のDEEPバンタム級王者決定戦では瀧澤謙太を1R KOし、フライ級に続くDEEP 2階級制覇を達成。大晦日のRIZINでは芦澤竜誠を54秒左フックでKO。昨年5月のDEEPで牛久絢太郎に判定勝ちしDEEPバンタム級王座初防衛。7月には井上直樹のRIZINバンタム級王者に挑戦したが判定負け。大晦日には安藤達也を2R右フックでKOした。3月7日の有明アリーナ大会でカルシャガ・ダウトベックと戦う予定だったが、ダウトベックの負傷欠場により、4月12日の福岡大会にスライドし、テミロフと戦うことが3月頭に発表された。
テミロフは27歳。23年にRIZINで2勝し、24年からUFCで2連勝中のラマザン・テミロフの2歳下の弟。ボクシング、キックをベースとし、アマMMAの試合を経て、23年にプロデビューし7戦5勝(5KO)2敗。ロシアやカザフスタンの大会で勝利を重ね、兄がUFCに参戦した24年から渡米し、チーム・アルファメールに移籍。25年3月、米国のLFAでブラジル人選手に判定負け。9月のウズベキスタンの試合でも判定負けし2連敗中だ。
1R、福田がサウスポー、テミロフがオーソドックスで構える。福田が中央側に立つが、テミロフは金網際から1メートル以上離れた位置に立ち続ける。序盤、テミロフのパンチで福田は鼻の横を少しカットして出血するが、中盤、福田も左ボディフックを返す。お互いフェイントをかけ、攻撃が少ない状態のまま終わる。記者採点は中央で構え続ける福田につけたが、割れても不思議ではない。
2Rも見合う状態が続いた後、テミロフは前に出て左右のフックを振り回す。福田はかわすと、ノーガードで軽く笑顔を見せる。だが少しここで油断してしまったか?福田が右の前手を突きながらじりじり前に出ると、テミロフは少し下がりつつ左に回って距離を取ってから、福田が右のボディストレートを当ててガードが空いたところで、テミロフが右アッパーをクリーンヒット。福田は大の字になって倒れ、テミロフがパウンド一撃を追撃したところで、豊永レフェリーがすぐさまストップした。福田は担架で運ばれた。マイクを持ったテミロフは「RIZINに本物の王者が来ました。どんどんぶっ倒します。応援してください」とアピールした。
朝久泰央、地元福岡で1R KO勝ち
第7試合 キックボクシングルール(肘無し) 66kg契約 3分3R
○朝久泰央(朝久道場/K-1スーパー・ライト級(65kg)王者、元K-1ライト級(62.5kg)王者)
×シンパヤック・ハマジム[Singphayak HAMAGYM](タイ/ハマジム/元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級2位)
1R 1’48” KO (右ボディストレート)
朝久兄弟の弟・泰央は28歳。24年大晦日の雷神番外地でRIZINに初参戦し、BreakingDownで活躍するYURAに判定勝ちし、ダウンの応酬で会場を沸かせた。昨年5月のRIZINではウザ強ヨシヤを2R左ハイでKO。7月の地元福岡でのK-1で2年半ぶりにK-1のリングに上がり、ダニラ・クワチに判定勝ち。11月、K-1スーパー・ライト級(65kg)王座決定戦でサウスポーの稲垣柊に判定勝ちし、ライト級(62.5kg)に続く2階級制覇を達成した。今回RIZIN 3度目の出場で、福岡に凱旋する。
シンパヤックは30歳。構えはサウスポー。ムエタイの殿堂・ラジャダムナンスタジアムの元ランカーで、22年から日本に移住し、大阪のハマジムでトレーナーを務めつつ、シュートボクシングやRISEに参戦している。24年6月のRISEでは憂也に3R TKO負け。昨年7月のRISEでは實方拓海から2Rに左フックでダウンを奪い判定勝ち。このRISE 2戦はミドル級(70kg)だったが、昨年11月のRISEではウェルター級(67.5kg)に下げ、RISE同級3位の稲井良弥に2R KO負け。今回は66kgに絞り、1階級下のK-1王者の地元に乗り込む。
1R、泰央はオーソソックス主体にしつつ時折サウスポーにスイッチし、シンパヤックはサウスポーで構える。泰央がプレッシャーをかけ、時折詰めて右ボディフックを当てる。すると中盤に入り、オーソドックスの構えから右ボディストレートをクリーンヒットすると、シンパヤックがダウンし、動けないのを見た長瀬レフェリーがストップした。
マイクを持った泰央は「K-1から来ました朝久泰央です。もうちょっと蹴りでカッコよくやりたかったけど、シンパヤックも強かったのでパンチになりました。K-1から来るということで色んな意見もあると思いますし、キックボクシングはいらないという声も聞くんですけど、7試合目といういいポジションで組んだ下さったRIZINの皆さん、ありがとうございます。またRIZINで見たいと思った時は見てほしいです。RIZINに導いてくれた(平本)蓮君、(篠塚)辰樹君。そして仲良くしてくれる(萩原)京平さん、なんとかKOでいい形でつないだんで、最後ぶちかましてください」とアピールした。
神龍誠、ズールーを1Rで撃破。扇久保博正と6.6 仙台で2年ぶり再戦
第6試合 MMA フライ級(57kg) 5分3R
○神龍 誠(神龍ワールドジム/アメリカン・トップチーム/元DEEP&CFFCフライ級王者)
×エンカジムーロ・ズールー[Nkazimulo Zulu](南アフリカ/CITパフォーマンス・インスティチュート/元EFCフライ級&バンタム級王者)
1R 2’52” アームロック
神龍は25歳。24年7月の超RIZIN.3で扇久保博正に判定負け。同年の大晦日大会ではホセ・トーレスと59kg契約で対戦し判定負け。昨年5月、伊藤裕樹に判定勝ち。7月のRIZINフライ級GP一回戦では山本アーセンに1Rフロントチョークで一本勝ち。9月の準決勝では元谷友貴に判定負け。その後、元谷の所属するフロリダのアメリカン・トップチームに加入。大晦日大会ではヒロヤに判定勝ちした。
ズールーは36歳。極真空手やムエタイの経験を経て、13年にMMAデビュー。16年、南ア出身選手として初めてThe Ultimate Fighter(TUF)に出場したが、初戦で扇久保博正に2R一本負け。その後、南アのEFCを主戦場とし、23年7月、過去保持していたEFCバンタム級王座を奪還し、24年3月にフライ級王座を防衛。同年9月にRIZIN初参戦し、新井丈に1R TKO勝ち。大晦日大会では堀口恭司のフライ級王座に挑戦し判定負け。昨年7月のRIZINフライ級GP一回戦では伊藤裕樹に判定負けした。
試合は神龍の完勝に。1R、神龍がサウスポーで構え、ズールーがスイッチを繰り返す。神龍はパンチで前に詰める場面もあり、ストライカーのズールー相手に打撃戦でも物おじしない様子だ。神龍はズールーの蹴りのタイミングでタックルを仕掛けて倒し、中央付近でハーフで押さえる。神龍はアームロックを狙いながら。足を抜いてサイドを取ると、アームロックをガッチリと極めてタップを奪った。
マイクを持った神龍が「アメリカ修行、結果、出たんじゃないですかね。僕が言いたいのは、チャンピオン、どこにいるんだよ」と話すと、中継席で解説していた扇久保がケージに登場し、2人は舌戦を繰り広げる。
神龍「俺とやるしかないでしょ」
扇久保「誠、ATTの便所掃除やってんのか」
神龍「しつけえな」
扇久保「いつも呼び捨てにしやがって」
神龍「当たり前だろ」
扇久保「なめてんじゃねえぞ」
神龍「俺の父親馬鹿にしやがったな。絶対許さないから」
扇久保「6月、ボコボコにしてやるから」
神龍「最高じゃねえか。やってみろよ」
そうやりとりしていると、扇久保が神龍の胸を突き、乱闘寸前となり、スタッフが制止した。扇久保が退場すると、神龍は「6月、俺が仙台大会でチャンピオンになるんで応援お願いします」と話し、6月6日のゼビオアリーナ仙台大会での王座戦を希望した。神龍は地元宮城、扇久保は岩手出身だ。中継席に戻った扇久保は「(次期挑戦者は)誠しかいないと思っていたんで。あいつのこと大嫌いなんで、ボコボコにしてやりますよ。強さは認めています。でもまだ俺の方が強いです」とコメントしていた。
なお、このやり取りの後の休憩時間前、改めて扇久保がケージに登場し、RIZINの榊原CEOが扇久保と神龍のフライ級王座戦実施を正式に発表している。
リオ五輪柔道銅のクジュティナ、RIZIN初戦で浜崎朱加を1R腕十字で仕留め王座戦熱望
第5試合 MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
×浜崎朱加(フリー/元RIZIN女子スーパーアトム級王者、元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSライト級(52kg)王者)
○ナターシャ・クジュティナ[Natasha Kuziutina](ロシア/アメリカン・トップチーム/ウラル&ウエスタンシベリア/元LFA女子ストロー級暫定王者)
1R 4’54” 腕ひしぎ十字固め
浜崎は44歳。山口出身で福岡の東和大学の柔道部に在籍していた。22年4月、伊澤聖花に判定負けしRIZIN女子スーパーアトム級王座から陥落。7月の同級GP一回戦ではジェシカ・アギラーに判定勝ちしたが、9月の準決勝ではパク・シウに判定負けした。シウ戦で左腕を骨折し、24年11月のRIZIN名古屋大会で2年ぶりに復帰し、シン・ユリに2Rアームロックで一本勝ち。昨年3月のDEEP JEWELSでは須田萌里に1R裸絞めで一本負け。6月にはAACCを離れフリーになったと発表した。11月のDEEP JEWELSでは昨年5月に大島沙緒里に判定勝ちした実績のあるイ・イェジに判定勝ちした。
クジュティナは36歳。2016年リオデジャネイロ五輪柔道女子52kg銅メダリスト。22年にMMAデビューし10戦9勝(3一本)1敗。2戦目で現UFCランカーのファティマ・クラインに判定負けしたが以降は8連勝中。24年8月、LFA女子ストロー級暫定王者となり、11月に防衛。昨年はTuff-N-Uff、Ural FCで2勝し、今回RIZINに初参戦する。
1R、サウスポーの浜崎に対し、クジュティナがオーソドックスで構えて前に出て、金網に押し込む。クジュティナの膝蹴りがローブローとなり、一時中断し、福田レフェリーはブレイクして再開する。それでも再びクジュティナが組み付くと、脇を差して抱えて倒す。クジュティナは中央付近でハーフガードで押さえ、時折鉄槌を当てる。残り1分、クジュティナはパスガードし、サイドで押さえ、腕を取りつつ、ニーオンザベリーからマウントを狙う。すると残り10秒、クジュティナは逆サイドに周り、鉄槌を当ててから腕のクラッチを切り、腕十字を極めてタップを奪った。
マイクを持ったクジュティナは「RIZINのチャンピオンになりたいです。次はチャンピオンに挑戦させてください。私の名前はクージャです。クージャと呼んでください」とアピールした、なお、この試合後の休憩時間前、伊澤星花がケージに登場し、妊娠・出産のため、女子スーパーアトム級王座を返上することを発表している。
摩嶋一整、2連続一本勝ち
第4試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R
○摩嶋一整[まじま かずまさ](毛利道場/元Rebel FCフェザー級王者)
×ジェームズ・ギャラガー[James Gallagher](アイルランド/サブゾーン・ファイトアカデミー)
3R 2’35” 肩固め
摩嶋は山口在住の34歳。修斗・パンクラス・海外の試合で6連続一本勝ちの後、20年からRIZINに参戦し、斎藤裕、クレベル・コイケ、金原正徳に敗れたが、23年5月に芦田崇宏に1R一本勝ちし、9月に横山武司に判定勝ち(摩嶋は計量0.2kgオーバー)。24年2月に今成正和に2R腕十字で一本負けしたが、7月に新居すぐるに2R裸絞めで一本勝ち。11月、ヴガール・ケラモフにわずか28秒でKO負け。昨年11月の1年ぶりの試合ではストライカーの木村柊也に2R裸絞めで一本勝ちした。
ギャラガーはMMA 16戦13勝(10一本)3敗の29歳。空手、柔術をベースとし、15年にMMAデビュー。16年からベラトールを主戦場とし、フェザー級6位まで浮上したことがある。21年11月、パッチー・ミックスにギロチンチョークで3R一本負け。24年3月の試合で敗れた後、ベラトールがPFLに吸収されると離脱し、昨年6月、UAEでの試合でブラジル人選手に2R腕十字で一本勝ちした。一本勝ちの試合は裸絞め、ギロチンチョークが多く、摩嶋との寝技勝負が見ものだ。
1R、両者サウスポーで構え、摩嶋が胴タックルを仕掛けて倒す。ギャラガーは倒れながらもギロチンチョークで迎撃する。摩嶋は首を抜き、ハーフで押さえ、片腕を枕にして肩固めのプレッシャーをかける。中盤過ぎ、摩嶋はマウントを奪う。ギャラガーはもがき、下から足関を狙うが、摩嶋は対処して外し、上から押さえる。摩嶋は金網際で押さえ、残り1分を切ると、パウンドと肘を随所で当て、ジャッジに攻勢を印象付ける。記者採点は摩嶋。
2R、またも摩嶋がタックルを仕掛けると、ギャラガーは今度もギロチンチョークで迎撃してグラウンドに引き込む。これも摩嶋は首を抜き、中央付近で上で押さえる。中盤過ぎ、このラウンドも摩嶋はマウントを奪う。摩嶋はキープしつつ時折右肘を当てる。終盤、摩嶋は一旦ハーフに戻るが、マウントに戻り、パウンドを連打し、最後はトップまで下がりつつも押さえ続けて終える。記者採点は摩嶋。
3R、ギャラガーが両脇を差して抱えて倒すが、一回転して摩嶋が上になり、マウントを奪う。摩嶋はハーフで押さえ、中盤過ぎには肩固めを極める。ギャラガーは耐え、目は開いているが、植松レフェリーがギャラガーの手の力の入り具合を確認し、力が抜けているのを確認したところでストップした。
マイクを持った摩嶋は「隣の山口からいっぱい仲間が来てくれています。格闘技を地元山口でずっとやっていて、ベラトールの(元)6位の強豪に勝てたのも、皆さんの声援のおかげです。まだまだもうちょっと格闘技を頑張ろうと思っているので、目標・金原(正徳)さんと言っているので、それまでは努力しようと思っています」と話した。
ズマガジー、天弥に判定勝ち
第3試合 MMA ライト級(71kg) 5分3R
○ヌルハン・ズマガジー[Nurkhan Zhumagazy](カザフスタン/トゥラン・オルダ/元Alash Pride FCライト級暫定王者)
×天弥(和術慧舟會HEARTS/パンクラス・ライト級1位)
判定3-0 (長瀬29-26/石川30-25/豊永29-26)
※天弥が計量3.5kgオーバーし減点2。ズマガジーが勝った場合のみ公式記録となる
ズマガジーは25歳。カルシャガ・ダウトベックの後輩で、ダウトベック同様にサウスポーからの左のパンチを得意とする。24年12月、ホームリングのAlash Prideでリナート・サヤクバエフに1R TKO勝ちしライト級暫定王座を獲得。その後も昨年2月、5月の試合でもKO勝ち。11月のRIZIN初戦では雑賀“ヤン坊”達也をサウスポーからの左ハイでダウンさせてからダースチョークを極め1R1分で一本勝ちし、インパクトを残した。
天弥はRIZIN初参戦。山口出身の21歳。極真空手をベースとし、23年にプロMMAデビュー。24年3月に元修斗世界同級王者の松本光史に判定勝ち。9月に葛西和希に1R TKO勝ち。昨年4月に雑賀“ヤン坊”達也のライト級王座に挑戦したが3R TKO負け。12月にはクリストフ・キルシュに1R裸絞めで一本勝ちした。
1R、計量で3.5kgもオーバーした天弥だが、通常通りステップできており、足の負傷で減量に苦しんだことは無い様子だ。ケージで並ぶと体格差はほとんど無い。ズマガジーがサウスポー、天弥がオーソドックスで構える。天弥がプレッシャーをかける時間が長い。お互いパンチを当てるがヒットに繋げられず、攻撃も少ない。記者採点は僅差だがやや積極的だった天弥。割れても不思議ではなく、ジャッジは1者がズマガジーにつける。
2R、ズマガジーが左ボディストレート、テンカオを当て、さらに左ストレートにもつなげるように。中盤、ズマガジーは重みのある左ミドルも当てるが、天弥も詰めて左の前手のフックを当てる。終盤、ズマガジーの指が天弥の右目に入り一時中断する。再開後はお互い目立つ攻撃が無いまま終わる。記者採点はヒットで上回ったズマガジー。
3R、ズマガジーは左ストレート、ボディ、ミドルを的確に当て優位に。中盤過ぎ、天弥がタックルを仕掛けて押し込み、テイクダウンを奪い、寝技の展開に切り替えようとする。だが、天弥がパスガードを狙うとズマガジーが立ち、タックルを仕掛けて倒し返して上になる。終盤、天弥が立つが、ズマガジーは反り投げで倒す。ズマガジーは裸絞めを狙い、最後は背後からしがみついて終える。記者採点はズマガジー。天弥の減点2を合わせて合計29-26でズマガジー。ジャッジ3者もズマガジーを支持し、ズマガジーが判定勝ちした。
第2試合 MMA フライ級(57kg) 5分3R
×本田良介(タイガームエタイ)
○火の鳥(BRAVE)
1R 4’59” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
本田は福岡、火の鳥は長崎出身。現在は両者とも上京し、DEEPを主戦場とし、RIZINに初参戦する。
本田は35歳。17年に修斗でデビューしフライ級新人王となり、19年9月には黒澤亮平に判定勝ち。21年からDEEPに参戦し、22年から23年のDEEPフライ級GPでは決勝まで進むが、福田龍彌に判定負け。23年12月からONEフライデーファイツで3戦し1勝2敗。24年12月からDEEPに戻り、昨年3月、KENTAに判定負けし3連敗となるが、8月、力也に裸絞めで一本勝ち。それから7か月ぶりの試合となる。
火の鳥は32歳。レスリングU-20 全国2位の実績があり、29年からMMAを始め、24年10月にMMAデビュー。韓国のBLACK COMBAT等の試合を経て、昨年11月、本名の高木恭平から火の鳥にリングネームを変え、DEEPに初参戦し、木村琉音に判定負け。2月23日のDEEPでは中務修良に2Rツイスターで一本勝ちした。
1R、本田がサウスポー、火の鳥がオーソドックスで構え、お互い前手を突きあいつつ、ストレートを振う。終盤、火の鳥が右ストレートを立て続けに当てるが、本田の左ストレートで火の鳥がスリップし、すぐ立つ。すると残り10秒を切り、火の鳥のワンツーでの左ジャブと右ストレートが連続でクリーンヒット。ダウンした本田に、火の鳥がサッカーボールキックとパウンドをまとめたところで、レフェリーがストップした。
第1試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R
×井上聖矢(THE BLACKBELT JAPAN)
○宮川日向(SMOKER GYM)
判定0-3 (橋本28-29/石川28-29/豊永27-30)
井上は熊本出身の22歳。極真空手をベースとし、23年10月に福岡で開催されているKPKBでキックデビュー。昨年5月、RIZIN韓国大会にキックルールで出場しカン・ボムジュンに判定勝ち。THE BLACKBELT JAPANに移籍し、MMAの練習をし、今回九州でMMAデビューする。
宮川は滋賀出身の23歳。21年11月、DEEP大阪大会でプロデビュー。GLADIATOR、TTF CHALLENGE等で試合を重ね、昨年11月、RIZIN神戸大会のオープニングファイトでMG眞介に1R TKO勝ち。今回は本戦に初登場する。ジムの先輩の萩原京平同様に上京し、TRIBEで練習している。
1R、MMA経験で勝る宮川が、序盤からタックルで倒し、マウント、バックと移行する。執拗に裸絞めを狙うが、極められず終わる。記者採点は宮川。
2R、井上が前に出るが、宮川は左回りで距離を取り、随所で左右のパンチを的確に当てる。中盤、井上はタックルで倒し、またもバックを奪う。最後、宮川は立ち、上からサッカーボールキックやパウンドで攻めて終える。記者採点は宮川。
3R、宮川がまたも倒すが、今度は序盤で井上が立つ。井上は前に出て、左右のパンチを当て、ようやく見せ場を作るが、またも宮川がタックルで倒して上になる。終盤、膠着ブレイクでスタンドに戻るが、またも宮川がタックルを仕掛け、倒して上になり、押さえ続けて終える。記者採点は打撃を当てた井上だが、ひるませるほどではないため、割れても不思議ではない。合計28-29で宮川。ジャッジ3者も宮川を支持し、宮川が判定勝ちした。
【オープニングファイト】
第4試合 MMA フライ級(57kg) 5分2R
×八尋大輝(ニコニコファイトクラブ/DREAM gateバンタム級王者)
○岡本 舜(LIBRE)
判定0-3 (長瀬18-20/植松18-20/石川18-20)
第3試合 MMA バンタム級(61kg) 5分2R
×山崎鼓大[こだい](BLOWS)
○有松朋晃(MMA RANGERS GYM)
1R 4’03” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
第2試合 MMA ライト級(71kg) 5分2R
○大木良太(KRAZY BEE/TEAM SALT)
×荒井銀二(BRAVE)
判定3-0 (20-18/○19-19/20-18)
第1試合 キック 57kg契約(フェザー級相当) 3分3R
○今村流星(フリー)
×YU-KI(隆真ジム)
2R 0’58” KO (右カーフキック)
RIZIN 4.12 マリンメッセ福岡(レポ/前半):シェイドゥラエフ×久保優太2、サバテロ×後藤丈治、堀江圭功×パトリッキー、萩原京平×メヘウラ 後半戦見どころ&随時速報












