RIZIN 12.31 さいたまスーパーアリーナ:全選手計量クリア。朝倉海「絶対俺が優勝する」、井上直樹「次の時代を作らないといけない」|全試合見所紹介
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RIZIN.33(12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ)の公式計量が30日に東京で行われ、全選手がクリアした。午後4時からの東京でのパフォーマンス計量には全選手が登場し、主要10選手が意気込みを語った。
第16試合 MMA RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級(61kg)トーナメント決勝 5分3R
第2試合 MMA RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級(61kg)トーナメント準決勝 5分3R
朝倉 海(トライフォース赤坂/元RIZINバンタム級王者、元THE OUTSIDER 55-60kg級王者/60.9kg)
瀧澤謙太(フリー/60.95kg)
第3試合 MMA RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級(61kg)トーナメント準決勝 5分3R
扇久保博正(パラエストラ松戸/元修斗フライ級&バンタム級世界王者/60.95kg)
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム/60.9kg)
バンタム級日本トーナメントは16選手が参加し、優勝者はRIZINバンタム級王者・堀口恭司への挑戦権を得られる。賞金総額2000万円で内訳は優勝1000万円、準優勝500万円、ベストバウト賞やベストKO賞等の各賞100万円が5本。6月に東京と大阪の大会で一回戦、9月の埼玉大会で準決勝が行われた。
堀口の前のバンタム級王者・朝倉海は、初戦で渡部修斗に1R TKO勝ちしたが、2回戦のアラン“ヒロ”ヤマニハ戦では1R途中に右拳を痛めた影響で追い詰めきれず判定勝ちに終わった。海の対抗馬と目される元UFCファイターの井上は初戦で石渡伸太郎に1R TKO勝ち。だが石渡戦で負傷した右拳が完治しないまま金太郎との2回戦に臨み、左のカーフキックを駆使し判定勝ちした。
ベテラン・扇久保は春日井“寒天”たけし、大塚隆史を下して準決勝へ。瀧澤は初戦で今成正和に判定勝ちすると、2回戦では元谷に1R TKO勝ちし番狂わせを起こした。2回戦の後、海と瀧澤の準決勝を望む声がTwitter等で多かったことから、RIZIN側はこのカードを実現させた。
◆瀧澤
明日は朝倉海選手から全てを奪って優勝目指します
◆海
明日は絶対俺が優勝するんで楽しみにしてください。
◆井上
明日はしっかり勝って優勝します。次の時代を作らないといけないんで優勝してみんなに見せたいです。
◆扇久保
明日は必ず俺が優勝します。
第4試合 MMA RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級(61kg)トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
元谷友貴(フリー/元DEEPバンタム級&フライ級王者/61.0kg)
金太郎(パンクラス大阪稲垣組/60.8kg)
第15試合 MMA RIZINライト級(71kg)タイトルマッチ 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/王者、元REALスーパーライト級(74.2kg)王者/70.9kg)※初防衛戦
矢地祐介(フリー/挑戦者、元修斗環太平洋&PXCフェザー級王者/70.85kg)
サトシは昨年8月の横浜大会2DAYS初日では矢地に1R TKO勝ちし、今年3月の名古屋大会では、徳留一樹を1R三角絞めで仕留めると、6月の東京ドーム大会でのライト級初代王者決定戦でトフィック・ムサエフに1R三角絞めで勝利しベルトを巻いた。今回、ジョニー・ケースとの初防衛戦が計画されていたが、新型コロナウイルスのオミクロン株の水際対策の影響で、日本人との試合となった。
矢地は昨年8月からサトシ、大原樹理に連敗したが、練習拠点をロータス世田谷に移すと成長を遂げ、6月の大阪大会では修斗ライト級世界王者の川名TENCHO雄生に、9月の埼玉大会ではDEEP同級王者の武田光司に判定勝ちし連勝すると、サトシのライト級王座への挑戦を熱望していた。
◆矢地 明日は大ボスのRIZINチャンピオン倒してベルト巻きます。
◆サトシ 明日はいい試合見せたい。ベルトをウチに持って来ます。
第14試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R
斎藤 裕(パラエストラ小岩/元RIZIN&修斗世界フェザー級王者)
朝倉未来(トライフォース赤坂/元THE OUTSIDER 65-70kg級・60-65kg級王者)
未来は昨年11月の大阪大会でのRIZINフェザー級初代王座決定戦で斎藤裕に判定負け。大晦日に弥益ドミネーター聡志に1R KO勝ち。6月の東京ドーム大会ではクレベル・コイケに2R三角絞めで一本負けした。10月のRIZIN LANDMARKでの再起戦では萩原京平に判定勝ちした。11月20日のABEMA「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」で左膝半月板を痛めていたが、大晦日出場を表明していた。
斎藤は修斗の世界王者として昨年8月からRIZINに上がり、2戦目で未来に判定勝ちしRIZIN王者に。6月の東京ドーム大会ではヴガール・ケラモフに判定勝ち。10月の横浜大会ではRIZIN初参戦のDEEPフェザー級王者を相手にRIZIN王座の初防衛戦を行ったが、2Rの牛久の左の飛び膝蹴りで右まぶたをカットしドクターストップがかかり、ベルトを失っていた。
◆未来 明日は激しい試合をして俺が勝ちます
◆斎藤 緊張感のある戦いを届けられると思うので目を離さず見てください。
第13試合 スタンディングバウト特別ルール(非公式戦) 3分2R
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級(55kg)王者/62kg)
五味隆典(イーストリンカンラスカルジム/元PRIDEライト級(73kg)王者、元修斗世界ウェルター級(70kg)王者/75.3kg)
天心は16年末のRIZINでのMMA 2連戦をきっかけに世間の認知度を高め、RIZINではキック9試合、MMA 4試合、ミックスルール1試合を経験しいずれも勝利(ボクシング形式のエキシビションマッチも2大会で4選手相手に経験)。昨日発表の通り、来年6月の武尊戦を最後にキック引退・ボクシング転向が決まっており、残すは大晦日のRIZIN、4月のRISEと合わせ3試合のみ。エキシとはなったが、今回がRIZINラストマッチとなる。
五味は昨年大晦日のRIZINでの皇治とのボクシング形式の試合で判定勝ちして以来のRIZIN登場。現在43歳。天心も前回RIZIN出場した6月の東京ドーム大会では3選手とのボクシング形式のエキシを行っており、両者ともボクシング形式でのRIZIN連続出場となる。
◆五味 特別な形なんですけど、今、現在トップの軽量級の天心とやってみます。どうなるかはお楽しみにしてください。頑張ります。
◆天心 特別な試合ですけど、RIZIN最後の試合で全部を五味さんにぶつけますので楽しみにしてください。
第12試合 MMA 女子50kg契約 5分3R
RENA(シーザージム/シュートボクシング女子世界フライ級(51kg)王者)
パク・シウ(韓国/KRAZY BEE)
RENAは昨年9月の埼玉大会で富松恵美に勝利後「あと2・3試合で、このリングから降りようと思っています」と話していたが、その後、残り試合数にこだわらず戦い続けることを表明。11月の沖縄大会では山本美憂と5年ぶりに再戦し、2R、美憂のタックルのカウンターで右膝蹴りをクリーンヒットしダウンさせると、パウンドでTKO勝ちし返り討ちに成功している。
シウはRIZIN初参戦。韓国出身だがDEEP JEWELSを主戦場とし、コロナ禍の影響で韓国との行き来が難しくなったため、昨年12月の試合以降は日本に定住し、美憂のいるKRAZY BEEを練習拠点にしている。これまで富松、青野ひかる、大島沙緒里に勝利。昨年6月の大島との再戦では1R腕十字で敗れリベンジを許した。10月には49kgに体重を上げて伊澤星花と対戦し判定負け。キックボクシングがベースのため、RENAとの打撃戦が見ものだ。
~休憩~
第11試合 MMA 女子スーパーアトム級(49kg)(ノンタイトル戦) 5分3R
浜崎朱加(AACC/RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)王者、元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSライト級(52kg)王者)
伊澤星花(フリー/DEEP JEWELSストロー級(52.2kg)王者)
浜崎は3月の名古屋大会で浅倉カンナに判定勝ちし王座初防衛。9月の埼玉大会ではパンクラス女子ストロー級王者の藤野恵実に判定勝ちした。
伊澤は中学時代にレスリング全国中学生選手権で優勝し、高校時代に柔道でインターハイ3位に入賞。昨年6月からMMAを始めたばかりだが、今年6月のDEEP JEWELSで本野美樹に1R 腕十字で一本勝ちし、プロ3戦目でEEP JEWELSストロー級王座を獲得した。10月のDEEPではRIZIN女子スーパーアトム級と同じ49kgに体重を落とし、パク・シウに判定勝ちしている。
第10試合 MMA ライト級(71kg) 5分3R
武田光司(BRAVE/DEEPライト級王者)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)王者、元J-NETWORK同級王者、極真会館全日本ウェイト制2018軽量級優勝)
武田は昨年9月に修斗ライト級世界王者の川名TENCHO雄生に、3月の名古屋大会ではパンクラス同級王者の久米鷹介に判定勝ちし4連勝としていたが、9月の埼玉大会では矢地祐介に判定負けしている。
空手家にしてキックボクサーのベイノアは、6月の東京ドーム大会でのMMAデビュー戦で弥益ドミネーター聡志に判定負けしたが、11月20日の沖縄大会ではロクク・ダリに3R右フックでKO勝ちし、MMA初白星をもぎ取った。
第9試合 MMAルール ヘビー級(120kg) 5分3R
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島/111.05kg)
関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア/118.15kg)
シビサイは6月の東京ドーム大会でスダリオ剛に3R裸絞めで一本勝ちし、RIZIN 3連勝。
関根は昨年2月のRIZIN浜松大会でロッキー・マルティネスに1R KO負けして以来のRIZIN出場で、以降はDEEPで1敗のあと2勝している。現在48歳。
第8試合 MMA フェザー級(66kg) 5分3R
萩原京平(SMOKER GYM)
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM/ボンサイ柔術/元シュートボクシング世界スーパーライト級(65kg)王者)
萩原は10月のRIZIN LANDMARKで朝倉未来に寝技で持ち味を封じられ判定負け。11月28日のRIZIN TRIGGER 1st神戸大会では昇侍の組み技を防御すると、2Rに右ストレートでダウンさせてからのサッカーボールキックでTKO勝ちしている。
鈴木はシュートボクシング(SB)のエースとして活躍後、18年からはONE Championshipに上がり3戦2勝1敗。ボンサイ柔術勢との交流をきっかけに寝技の練習を重ね、10月のRIZIN LANDMARKで36歳にしてMMAデビューすると、レスリング出身のプロレスラー・奥田啓介を顔面への左膝蹴りで1R KOした。
第7試合 キックルール(つかんでからの攻撃は1回。肘無し) 62kg契約 3分3R
皇治(TEAM ONE/元ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者)
YA-MAN[ヤーマン](TARGET SHIBUYA/RISEライト級(63kg)9位)
皇治は昨年K-1を離れRIZINに戦場と移したが、昨年9月の那須川天心戦、大晦日の五味隆典戦と2連敗。今年6月の大阪でのトーナメントでも梅野源治戦はバッティングによるノーコンテスト、決勝は白鳥大珠に判定負け。11月の沖縄大会では祖根寿麻に判定勝ちし、RIZIN 5戦目で初白星をもぎ取った。これで2年連続大晦日出場が内定すると、試合後のマイクでは「シバターでも、大雅でも、誰でしたっけ、こないだ試合したピーマン(=YA-MAN)でも誰でもいいですよ」と話し、YA-MANも候補に挙げていた。
YA-MANはRIZIN初参戦の25歳でキック12戦9勝(3KO)3敗。RISEを主戦場とし、今年5月のオープンフィンガーグローブ(OFG)着用特別ルールの試合に抜てきされ、山口侑馬をKOすると脚光を浴び、9月のOFGマッチでも北井智大を秒殺KO。11月のRISE大阪大会では通常グローブ着用で中村寛と激しい打ち合いを繰り広げた末に判定勝ちし、中継の解説を務めた天心もYA-MANの闘志を絶賛していた。
第6試合 MMA特別ルール 90kg契約 3分2R
シバター(フリー/88.65kg)
久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE/元K-1 WORLD GPウェルター級(67.5kg)王者/76.2kg)
※判定決着無し。時間切れの場合はドロー。ただし減点割合(イエローorレッドカード)に差が生じた場合、減点割合の少ない選手が優勢勝ち。15kg以上差があってもグラウンド状態での足および膝による頭部・顔面への攻撃が有効。
シバターは昨年大晦日大会で、久保と同じくK-1出身のHIROYAと、キックボクシングとMMAのミックスルールで対戦し、2R腕十字で一本勝ちして以来のRIZIN出場。昨年同様、フジテレビの中継での高視聴率獲得を期待されての起用だ。
久保は昨年6月にはボクシング転向とK-1王座返上を表明したが、MMAに転向し、今年9月の太田忍と対戦し、グラウンドで押さえ込まれ続け判定負けしている。
第5試合 MMA バンタム級(61kg) 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER/修斗バンタム級世界6位・元環太平洋王者、元DXFC&TENKAICHI MMA同級王者)
太田 忍(パラエストラ柏/2016年リオ五輪レスリング・グレコローマン59kg級銀メダル)
祖根は3年前からRIZINに上がり、元谷友貴、ジャスティン・スコッギンスに敗れ、今年3月の名古屋大会では獅庵に1R KO負け。その間の修斗やRoad to ONEでも岡田遼、根津優太、後藤丈治に敗れているが、今年1月には石原夜叉坊に判定勝ちしている。11月には故郷沖縄のRIZINに上がり、キックルールで皇治と対戦し判定負けしている。
太田は昨年大晦日大会でMMAデビューし、所英男に2R腕十字で一本負け。今年に入り、扇久保博正・浅倉カンナらと同じパラエストラ千葉ネットワークのパラエストラ柏に加入し、元K-1王者の久保優太をテイクダウンからのトップキープで圧倒し判定勝ちし、MMA初白星をあげている。
第1試合 MMAチャレンジルール(踏みつけ・4点膝禁止) フェザー級(66kg) 3分3R
三浦孝太(BRAVE/65.6kg)
YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/62.45kg)
三浦はサッカー元日本代表・三浦知良の次男。2002年5月28日生まれの19歳。数年前からキックボクシングを習い、今年春の高校卒業後、MMAでプロを目指しBRAVEに入門。9月のRIZIN埼玉大会でリングに上がり、大晦日のプロデビューを表明していた。ブラジル人選手が対戦相手として計画されていたが、コロナ禍の水際対策の影響で来日できず、日本人との試合になった。
YUSHIもプロデビュー戦で33歳。ホストが出場する、いわゆる地下格闘技大会の「宴」で王者になったことがあり、ボディビルダーやモデルとして活動している。
概要
大会名 Yogibo presents RIZIN.33
日時 2021年12月31日(金) 開場・11:30 開始・13:30 終了・22:00~23:00(予定)
会場 さいたまスーパーアリーナ
中継 Exciting RIZIN、RIZIN LIVE、U-NEXT(生中継/前売¥5,000、当日¥5,500) スカパー!(生中継/¥5,500) フジテレビ系(18:00~23:45)
チケット料金 VVIP席200,000円(完売) VIP席100,000円(完売) SRS席45,000円(完売) S席23,000円(完売) A席15,000円(完売) アウトレットS席18,000円(完売) アウトレットA席8,000円(完売)
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/