RISE 12.21 幕張メッセ(レポ/ワンマッチ):那須川龍心、2か月連続KO勝ち。宇佐美秀メイソン、ウェルター級王者に。大﨑一貴、53kg世界王座創設&名古屋大会を熱望。鈴木真彦、再起戦は1R KO勝ち「K-1にも借りを返しにいく」
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ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~
2024年12月21日(土)千葉・幕張メッセ イベントホール
レポート&写真:井原芳徳 (※65kg世界トーナメントは別記事でお伝えします)
那須川龍心、2か月連続でKO勝ち「僕が先頭に立ってキックを盛り上げます」
第14試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
○那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)王者)
×ペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ[Petmai MC.Superlekmuaythai](タイ/スーパーレックムエタイジム)
2R 2’06” KO (右膝蹴り)
龍心は18歳。6月の大阪大会では、昨年2月に敗れた相手・塚本望夢とフライ級王座挑戦権を争い判定2-1で勝利。9月の横浜大会では、昨年大晦日のRIZINでのMMAデビュー戦で勝利した相手・シン・ジョンミンとRISEルールで再戦し2R左ボディでKO勝ち。11月23日の後楽園大会ではフライ級王者の数島大陸に挑戦し、1R左フックでKO勝ちし、王座を獲得した。現在、キック7連勝、MMA含め8連勝中だ。数島戦後のマイクアピールで、約1か月後の幕張大会への出場を希望し、試合が組まれた。今回初めてタイ人と対戦する。
ペットマイはムエタイ戦績55戦42勝11敗2分の28歳でRISE初参戦。ONEの立ち技の2階級王者・スーパーレックの弟子で、今大会に出場するペットパノムルンとも練習している。8月のONE Friday Fightsでタイ人選手に2R TKO勝ちしている。
試合は龍心の完勝に、1R、サウスポーのペットマイに対し、龍心は開始すぐから右ストレート、ミドル、左ボディ等を何度も当て、攻め続けて圧倒する。
2R、龍心が変わらず攻め続け、左ボディ、右フック等を何発も当てる。ペットマイは倒れそうになってもロープをつかんで倒れず、ギリギリで耐え続けたが、最後は龍心がペットマイをコーナーに詰めると、右三日月蹴りをヒット。動きが止まったペットマイに、龍心が右膝蹴りを連打して倒したところで、北尻レフェリーがストップした。
マイクを持った龍心は「今、キックボクシングがボクシングとMMAよりも盛り上がっていないですけど、僕が先頭に立ってキックボクシングを盛り上げます。俺を信じてついてきてください」とアピールした。
宇佐美秀メイソン、實方拓海に判定勝ちしウェルター級王者に
第15試合 セミファイナル RISE第4代ウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
×實方拓海[さねかた たくみ](TSK japan/1位、元WMC日本・ルンピニー日本・J-NETWORKスーパーライト級王者、元ルンピニー日本スーパーウェルター級王者)
○宇佐美秀メイソン(カナダ/クレイス/3位、ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)※Battle Boxから所属変更
判定0-3 (大沢47-50/豊永47-50/小川46-50)
※宇佐美が王者に
中野椋太が返上したRISEウェルター級王座を懸けた一戦。2位にはペトル・モラリがいるが、1位の實方と3位のメイソンの間で王座決定戦が組まれた。
實方は29歳。昨年7月、稲井良弥に延長判定負けし、王座戦線から後退したが、その後はKROSS×OVERでの2連勝を含めて5連勝中。5月のRISEではサーシャ・タダヨニから左ストレートでダウンを奪い判定勝ち。9月の横浜大会では1ペトル・モラリに判定勝ち。10月の後楽園大会では石川泰市を3R終了間際に右フックでKOしている。
メイソンは宇佐美正パトリックの弟で23歳。キック戦績6戦5勝(3KO)1分。フルコン空手をベースとし、ボクシングでも西日本U15大会で準優勝。母の母国・カナダの刑務所に約2年入っていたが、更生のため格闘技を再開し、22年4月のPOUND STORMでMMAデビュー。12月のINOKI BOM-BA-YE×巌流島でキックデビューしアルバート・クラウスに判定勝ち。昨年3月のKNOCK OUTでは杉原新也に判定勝ち。9月のKNOCK OUTではフランス人選手とのISKAタイトルマッチが組まれ、1R KO勝ちしベルトを獲得。12月のK-1では海斗を2R KO。今年3月のK-1では白須康仁を1R KO。6月の大阪大会でRISEに初参戦し、ウェルター級王者の中野椋太とノンタイトル戦を行い、中野を追い詰めたが、偶発的なバッティングにより中野が左まぶたを負傷したとレフェリーに判断され、テクニカル判定の結果ドローとなっていた。
1R、メイソンがサウスポーで構えプレッシャーをかけ、實方はオーソドックスで構えて回って距離を取る構図が続く。お互いパンチ、ミドルを出すが、まだ的を絞り切れておらず、強打につなげられない。記者採点もジャッジ3者もイーブン。RISEのタイトルマッチではオープンスコアリングシステムが採用されている。
2Rもメイソンがプレッシャーをかけ続け、實方は長時間コーナーを背負う。終盤、メイソンの左ストレートが当たり出し、左ボディも当たり攻勢に。記者採点もジャッジ3者もメイソン。
3R、メイソンが変わらずプレッシャーをかけ続け、左ストレート、左カーフ、右の関節蹴りを随所で当てる。實方もスイッチを繰り返して左カーフを返すが、なかなか流れが変えられない。記者採点もジャッジ3者もメイソン。
4R、實方はようやく前に出るようになり、左右のストレートを時折当てる。だがメイソンも随所で左ストレート、右ボディを返し、逆転の流れは作らせない。記者採点はイーブン。
5R、實方が前に出る時間が続き、打ち合いで左右のパンチを当てる頻度を上げ、ようやく巻き返す場面を作る。だがメイソンも4R同様に随所で左ストレート、右ボディを返し、一進一退で終了する。記者採点はイーブン。合計47-50でメイソン。ジャッジ3者も3~4点差でメイソンを支持し、メイソンが判定勝ちで王者となった。
ベルトを巻きマイクを持ったメイソンは「これからRISEチャンピオンとしてもっと強くなってキックボクシング引っ張っていきます」とアピールした。最後はセコンドについた兄のパトリック、良太郎らと記念撮影した。
大﨑一貴が判定勝ちし53kg世界王座創設&名古屋大会を熱望アピール
第11試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
○大﨑一貴(OISHI GYM/元RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)
×アルベルト・カンポス[Albert Campos](スペイン/プーケットファイトクラブ/WAKO 53.5kg級スペイン王者)
判定3-0 (秋谷30-28/北尻30-28/長瀬30-28)
大﨑兄弟の兄・一貴は28歳。昨年の-54kg世界トーナメントでは7月の一回戦でアイマン・ラマーをKOし19連勝、RISE 13連勝としたが、8月の準決勝では田丸辰に判定負け。12月の両国大会ではジャルンスックに延長判定勝ち。3月のRISE ELDORADOではジラリー・キャルービーに判定勝ちし、ISKAフライ級王座を初防衛。6月の大阪大会でのは政所仁に判定勝ちし、RISEスーパーフライ級王座2度目の防衛に成功している。対するカンポスは29戦26勝(14KO)3敗の29歳。
1R、一貴がプレッシャーをかけ続け、右フック、ローを出しつつ、随所で左ボディフックを的確に当てる。カンポスはボディをもらってもひるまないが、回って守勢が続く。カンポスも右ローを時折返すが一貴の圧力は落ちない。記者採点は一貴。
2Rも一貴が前に出て左ボディ、右アッパー等を随所で当て主導権を維持する。だがカンポスも終盤、頭をつけての打ち合いで右アッパーや左ボディを返し、1Rよりは巻き返す。記者採点は一貴。
3Rも一貴の手数が上回り攻勢だが、カンポスは打たれ強く、一貴は倒せず終わる。記者採点は一貴。合計30-27で一貴。ジャッジは3者とも30-28で一貴を支持し、一貴が判定勝ちした。
マイクを持った一貴は「勝ったんで、53kgの世界王座、作ってもらいたいんで、挑戦させてください、伊藤代表。孔稀とか僕は勝ち続け防衛もしているんで、名古屋大会もお願いします」とアピールした。RISEの伊藤隆代表は「名古屋大会は5月に内定しています。ナンバーシリーズにするかワールドシリーズにするか他にするか検討中です」とコメントしている。
61.5kgトーナメント前哨戦でパヌワット、チャンヒョンとの接戦制す
第10試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
×チャンヒョン・リー[Chanhyeong Lee](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)1位・元王者)
○パヌワット・TGT(タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)6位、同級漢気トーナメント2024優勝、PPTV 60kg王者)
4R 判定0-3 (豊永9-10/秋谷10-9/長瀬10-9)
3R 判定1-0 (豊永29-28/秋谷29-29/長瀬29-29)
RISEでは来年3月29日の両国国技館大会から、スーパーフェザー級(60kg)とライト級(63kg)の中間の61.5kgでの世界トーナメントの開始を計画しており、今回はその査定マッチが組まれた。
チャンヒョンは32歳。昨年1月、常陸飛雄馬に延長判定勝ちしスーパーフェザー級王座2度目の防衛。7月にはライト級でのOFGマッチで山口侑馬を71秒でKOしたが、8月のライト級での秀樹戦では判定負け。今年1月のスーパーフェザー級王座3度目の防衛戦では大雅に判定負けした。最近戦っている2階級の中間の61.5kgではどのような動きを見せるか。
パヌワットは26歳。長年TARGETおよびTEPPENジムで指導し、那須川天心の練習相手も務めていた。タイでの兵役を経て、今年4月のRISEで5年ぶりに復帰し、スーパーフェザー級漢気トーナメントに出場し、髙橋亮を1R左ストレートで、岩郷泰成を2R右ハイでKOして優勝しインパクトを残した。
1R、チャンヒョンは圧をかけ続け、右フック、左ボディ、右ロー主体で攻める。パヌワットは回り続ける状態が続くものの、随所で右ローや膝を返し、まだはっきり差をつけさせない。2R、3Rも同じような構図の攻防が続き、3Rになるとパヌワットの蹴り数が増し、チャンヒョンは攻撃が減ってしまう。ジャッジは1者がチャンヒョンにつけたが、2者はイーブンとし延長へ。
延長R、変わらずチャンヒョンが前に出続けるが、パヌワットが右ロー、前蹴り等を随所で当てる。終盤、チャンヒョンが右ロー、左前蹴り等のヒットを増やし、パヌワットは攻撃が減って終了。僅差で終わる。RISEの延長Rはマスト判定ではないが、ジャッジは3者ともポイントを割り振り、2者がパヌワットを支持し、パヌワットの判定勝ちとなった。RISEの伊藤隆代表は「接戦でした。2人ともトーナメント確定でいいと思います」とコメントしている。
門口佳佑、フェザー級王座陥落後初戦はオートーに判定勝ち
第4試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
○門口佳佑(EX ARES/フェザー級(57.5kg)1位・元王者)
×オートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム/元ラジャダムナン認定バンタム級6位)
判定2-0 (小川30-29/秋谷29-29/長瀬30-29)
門口は29歳。22年8月に梅井泰成に判定勝ちしRISEフェザー級王者になると、シュートボクシング(SB)の山田彪太朗、K-1の新美貴士、SBの川上叶を判定で下した。昨年10月の王座防衛戦でSBの魁斗に判定勝ちしリベンジを果たす。今年3月のK-1ではK-1同級王者の軍司泰斗に延長判定2-1で惜敗し、連勝が6でストップ。10月には安本晴翔に判定負けし、フェザー級王座から陥落。今回、フェザー級の57.5kgから56kgまで契約体重を下げての再起戦で、新たな可能性を探る。
オートーは23歳。ラジャダムナンで活躍後、日本に移住し、22年10月のホーストカップで滉大に判定勝ち。今年5月のNO KICK NO LIFEでは馬渡亮太に判定勝ち。6月30日のムエタイスーパーファイト名古屋大会では一仁に3R肘打ちでTKO勝ち。8月にRISEに初参戦すると、拳剛に延長判定勝ちしている。
1R、門口は圧力をかけ、右フック、ロー等を随所で当てる。オートーは左右のミドルを当てつつ、終盤には蹴りからパンチにつなぐ場面も増えるが、まだ門口をひるませたり手数差をつけるほどにはならない。記者採点はイーブン。
2R、両者距離が詰まり、門口は執拗に左ボディをヒットする。オートーは左右のミドルや膝を返し続けるが、表情が苦しそうで、やや印象が悪い。記者採点は門口だがイーブンもありうる。
3Rも門口が左ボディ主体で執拗にパンチを当てる。オートーは耐えるが、ロープを背負って防戦が続き、印象が悪い。記者採点は門口。合計30-28で門口。ジャッジは1者がイーブンとしたが、2者が順当に門口を支持し、門口が判定勝ちした。門口は明確な差をつけられなかったせいもあってか、マイクを持つと「情けない試合してしまって。出直します」と話して涙を流した。
鈴木真彦、再起戦は1R KO勝ち「K-1にも借りを返しにいく」
第3試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○鈴木真彦(チーム寿/RISEバンタム級(55kg)1位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)※フリーから所属変更
×ジェイミー・ゲイマン[Jhaymie Gayman](フィリピン/WCCSフィリピンス)
1R 1’26” KO (右フック)
鈴木は27歳。18年にRISEバンタム級王者となり、21年9月に那須川天心に敗れるも、その後は江幡兄弟、金子晃大ら相手に5連勝。22年12月に志朗に敗れ、昨年3月にK-1のリングで玖村将史に判定負けし2連敗。8月にイマッド・サヒを2R KOしたが、12月では大﨑孔稀に判定負けし王座陥落した。今年3月のRISEではK-1の同階級の王者の金子から2ダウンを奪われ判定負けし、9カ月ぶりにリングに戻ってくる。新しい所属先の「チーム寿」は息子の名前に入っている「寿」の字が由来で、練習は山口道場時代の先輩である山口裕人らとしているという。今回の相手・ゲイマンは28戦23勝5敗の30歳でRISE初参戦。
試合は鈴木の圧勝に。1R、鈴木が開始すぐから右カーフキック、ボディを効かせ、右フックでダウンを奪う。ゲイマンのダメージは大きく、鈴木が右フックで再びダウンを奪うと、ゲイマンは立てず、鈴木がKO勝ちした。マイクを持った鈴木は「絶対来年ベルト取ります。やられっぱなしは嫌なんで、絶対K-1にも借りを返しにいきます」とアピールした。
RISEの伊藤代表は大会総括で鈴木について「完全復活で良かったです。彼の進みたい方向をサポートしたいと思いました」とコメント。K-1側は宮田充氏がプロデューサーに復帰したばかりで、伊藤氏は「今、宮田さんともいろいろと話をさせてもらっています。向こうは(3月の対抗戦で)勝ち越してるんで、前回金子選手も出てくれて、なおかつ結果を出してるんで、そういう話し合いが進むんだったら(鈴木は)出るべきじゃないかと思いますね」とコメントし、K-1との交流再開に前向きな姿勢を示している。
第2試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
○松下武蔵(GOD SIDE GYM/RISEバンタム級(53kg)8位)
×ジャンジャン・シー・ラバヤン[Janjan C.labuayan](フィリピン/Yaw-Yan Passy)
3R 2’42” KO (右ボディフック)
松下は14戦10勝(4KO)3敗1分の19歳。昨年12月にはK-1の池田幸司と接戦の末に判定負けしたが、今年3月に伊東龍也に判定勝ちし、6月に若原聖に2R KO勝ち。9月の横浜大会ではバンタム級3位の加藤有吾と接戦を繰り広げるも3Rに失速し判定負けした。今回、塚本望夢の欠場により、大会まで2週間を切って試合機会が訪れた。対するジャンジャンはRISE初参戦の28歳で戦績19戦16勝(7KO)3敗。
1R、ジャンジャンが開始すぐから左右のフックを振って積極的に攻める。だが振りが大きく、松下は対処すると、中盤から左ミドル、ボディを効かせ、終盤にはコーナーに詰め、左ボディとフックの連打でダウンを奪う。
2Rも松下が随所でパンチや膝を当て、ジャンジャンを苦しめ主導権を維持する。3Rも松下が攻め続けると、左三日月蹴りでダウンを奪うと、最後は右ボディフックで再びダウンを奪ったところで豊永レフェリーがストップした。
第1試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
×YAYAウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/RISE QUEEN 3位、元J-GIRLSスーパーフライ級王者)
○KOKOZ(TRY HARD GYM/RISE QUEEN 4位、元スック・ワンキーントーン女子スーパーフライ級&ミニフライ級王者)
判定1-2 (北尻30-29/和田29-30/豊永29-30)
YAYAは38歳。最近では7月大会で瑠華に判定勝ちしている。今回はジムのある地元幕張での試合に。KOKOZは23歳。昨年5月に村上悠佳に判定負けして以来となるRISE出場。最近ではONE Friday Fightsで2戦し1勝1敗で、9月20日に香港の選手に判定負けしている。
1R、KOKOZが圧をかけ、やや積極的に蹴りとパンチを出すが、KOKOZもひるまず随所で左ボディや右フックを返し、接戦をキープする。2Rも同様の攻防で差が乏しかったが、3R、KOKOZがパンチや左ハイのヒットを増やし、YAYAは攻撃が減り差がつく形となり、KOKOZが判定勝ちした。