ONE SAMURAI 8.8 EBARA WAVE大田(レポ):野杁正明、リウ・メンヤンを1R左フックでKOしリベンジ。シアサラニ、海人を87秒左ハイKOし返り討ち。山北渓人、田上こゆるに1R一本勝ちし王座挑戦へ

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ONE SAMURAI 2
2026年8月8日(土)EBARA WAVEアリーナおおた(東京都大田区総合体育館)
レポート&写真:井原芳徳(リングサイドの写真は(C)ONE Championship) 中継:U-NEXT
武尊氏の引退試合が大きな話題を呼んだ4月のONE SAMURAI 1から4カ月、ONE SAMURAIシリーズの第2回大会が開催された。8月8日の大会を皮切りにこれから月1ペースでONE SAMURAIが開催される予定だ。大会中にはONEのチャトリ・シットヨートンCEOと共に武尊氏がリングに登場し「僕の引退したONE SAMURAIシリーズがもっとデカくなって、次世代のスーパースター、格闘界を引っ張っていく選手が出て来るのが楽しみなので、これからもっと盛り上げていきたいです」と話した。
ONE SAMURAIフェザー級キックボクシングトーナメント開幕。日本からは野杁正明、海人、都木航佑がエントリー
武尊引退後のONE SAMURAIの最初の目玉企画となるのが「ONE SAMURAIフェザー級キックボクシングトーナメント」。肘無し・キャッチ無しのキックルールを採用し、8選手によって争われる。今回の「ONE SAMURAI 2」から開幕し、優勝者にはONEキック・フェザー級王者(現在はスーパーボン)への挑戦権が与えられる。日本からは野杁正明、海人、都木(たかぎ)航佑の3選手が参加し、3選手の一回戦が今大会で行われる。
なお、前日7日のタイ・ルンピニースタジアムでのThe Inner Circle 25で、一回戦の1試合として、海人に勝ったマラット・グレゴリアン(アルメニア)と、ONEフライデー4戦全勝のマムカ・ウスビャン(ロシア)の一戦が行われ、グレゴリアンが判定勝ちし、一足早く準決勝に駒を進めている。
準決勝の日程についてONEのチャトリCEOは「選手のコンディション次第ですが、9月12日の横浜BUNTAIか、10月17日の有明アリーナでやる可能性もあります」とコメントしている。
野杁正明、リウ・メンヤンを1R左フックでKOしリベンジ
第8試合 メインイベント ONE SAMURAIフェザー級(70.3kg)キックボクシングトーナメント一回戦 3分3R
○野杁正明(team VASILEUS/元ONE同級暫定王者、元K-1ウェルター級(67.5kg)&スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級(63.5kg)王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
×リウ・メンヤン[Liu Mengyang](中国/Shunyuan Fight Club)
1R 2’59” KO (左フック)
野杁は33歳。17年、ゲーオを破りK-1スーパー・ライト級(65kg)王者となり、21年には安保瑠輝也らをKOしウェルター級(67.5kg)王座を獲得し2階級を制覇。22年6月のTHE MATCH 2022で海人に延長判定負け。23年7月のアマンシオ・パラスキフ戦での1R KO勝ちを最後にK-1を離れる。24年6月のONEデビュー戦ではシッティチャイに判定負け。12月の2戦目ではリウ・メンヤンに判定負け、今年1月、シャーキル・タクレティを2R右カーフキックでKO。3月の埼玉大会ではタワンチャイに3R TKO勝ちし、ONEキック・フェザー級暫定王者となる。だが11月の有明大会での王座統一戦ではスーパーボンのミドルと膝に手を焼き判定負けした。
リウは23歳。24年12月のONE初戦で野杁と対戦し、開始30秒足らずで右フックでダウンを奪い判定勝ち。昨年4月、モハメド・シアサラニに判定1-2で敗れる。9月、シャドウ・シンハ・マウインに判定勝ち。12月、タワンチャイに52秒でTKO勝ち。今年5月、ガブリエル・ペレイラに判定勝ちし3連勝中だ。
リマッチは野杁の完勝に。1R、野杁がガードを固め、近距離で頭を近づける得意のシチュエーションから、右カーフキックを当てつつ、ボディと顔面へ左のパンチのコンビネーションを決め、序盤から主導権を握る。リウは足が流れる場面もあり、その後の攻撃も耐えるが、重い攻撃がなかなか返せない。終盤、リウも少しパンチや右カーフを返せるようになったものの、残り10秒を切り、野杁が同門の与座優貴が得意とする左インカーフを散らしつつ、右ミドルのフェイントからの右フックを効かせると、リウの右フックをかわしてから、さらに左フックをクリーンヒット。腰が少し落ちたリウに、再び野杁が左フックを当ててダウンを奪う。リウはダメージが大きく動けず、オリヴィエ・コスト・レフェリーがストップすると、場内は大盛り上がりとなった。
勝利者インタビューで野杁は「ONE SAMURAIだけじゃなくONEのメインはこうじゃないと締まらないでしょ」と叫ぶと、場内は湧き上がり「ONE SAMURAI 1では武尊君がロッタン選手にああいう勝ち方だったんで、めちゃくちゃプレッシャーだったんですけど、VASILEUSが最強ということ、(渡辺)雅和さんが世界一のトレーナーだと証明できたので、安心しています。皆さんありがとうございました」と話した。
次戦に向けての意気込みを聞かれた野杁は「海人君が負けちゃってリベンジマッチできないんですけど、シアサラニ選手は本当に強い選手ですし、フェザー級日本人は僕に任せていただければ問題ないです。次の試合もKOで勝って、決勝はグレゴリアンが上がってくると思うので、僕がKOして、スーパーボン選手に挑戦してリベンジします」と宣言した。その後、1500万円のボーナス授与が発表されると、野杁はガッツポーズで大喜びした。準決勝で野杁は、海人をKOしたシアサラニと対戦する。
シアサラニ、海人を87秒左ハイKOし返り討ち。海人は2連続1R KO負け
第7試合 コーメインイベント ONE SAMURAIフェザー級(70.3kg)キックボクシングトーナメント一回戦 3分3R
×海人(TEAM F.O.D/元シュートボクシング世界スーパーウェルター級(70kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
○モハメド・シアサラニ[Mohammad Siasarani](イラン/チーム・メディ・ザトゥ)
1R 1’27” KO (左ハイキック)
海人は29歳。昨年3月のONE日本大会でのグレゴリアンと対戦予定だったが、計量オーバーしたグレゴリアンとの対戦を海人が拒否し試合中止に。5月初旬のグレゴリアンとの仕切り直し戦をONEが提案したが、グレゴリアン側の調整がつかず、5月のONEで海人にはモハメド・シアサラニ戦が急きょ組まれ、海人は判定負けしている。その後、シュートボクシングで1敗のあと2勝し、12月のKNOCK OUTではシッティチャイに判定勝ち。今年に入り、3本の国内王座を返上。ONEと契約し、4月のONE SAMURAI 1でのグレゴリアンとの仕切り直し戦に臨んだが、1R右フックでKO負けした。
シアサラニは24歳。タイのパタヤを練習拠点とし、23年からONEに参戦し、ムエタイルールで4勝2敗、キックルールで5戦全勝。ムエタイでは23年9月、シッティチャイに判定勝ち。キックルールでは昨年、リウ・メンヤン、海人、オスカー・ジガートに判定勝ち。最近では今年1月にペドロ・ダンタスに判定勝ち。12月のムエタイルールでのジョー・ナタウット戦を含め5連勝中だ。前回の海人戦ではサウスポーからの左ミドルを駆使して海人の攻めを封じたが、今回も左ミドルが布石となり、短時間KOを呼び寄せることに。
1R、サウスポーのシアサラニに対し、海人はオーソドックスから右ミドル、ボディストレート、インローを開始すぐから当てる。するとシアサラニは右の前蹴りを連打して距離を作り、右アッパーと左フックのコンビネーションを返す。シアサラニはさらに左ハイを2連続で放つ。海人は腕でガードしてブロックしていたが、シアサラニがさらに左の蹴りを放つと、海人は少しガードが下がってしまい、左ハイが首筋にクリーンヒットする。海人は前のめりで倒れてダウンし、そのまま動けず、コスト・レフェリーがすぐさまストップした。海人はストレッチャーで首を固定された状態で運ばれて退場した。シアサラニは750万円のボーナスが授与された。
バックステージでのインタビューでシアサラニは、ハイキックでのKOを狙っていたことを明かし「海人がスパーリングで練習パートナーをハイキックでKOした映像をSNSで見ました。KOしても海人が謝る様子が映っていなかったので、試合で思い知らせてやろうと思いました」「2回蹴ったら海人が反撃しようとガードが下がるのを想定して、またハイキックを蹴りました」と説明した。
都木航佑は判定負けでトーナメント初戦敗退
第6試合 ONE SAMURAIフェザー級(70.3kg)キックボクシングトーナメント一回戦 3分3R
×都木航佑[たかぎ こうすけ](キャピタルレイズ fighting GlaNz/シュートボクシング日本スーパーウェルター級(70kg)王者、元KROSS×OVER KICK-67.5kg王者)
○ルオ・チャオ[Luo Chao](中国/Shengli Fight Club)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
都木は27歳。立ち技戦績21戦18勝(9KO)3敗。19年にプロデビューし、23年からシュートボクシング(SB)を主戦場とし、25年2月、RYOTAROに判定勝ちしSB日本スーパーウェルター級王者となる。昨年11月のSBで憂也に4R(延長1R)判定負けし連勝が10でストップ。今年6月、風間大輝に判定勝ちしSB王座を初防衛。目標とするSBの元エース・海人も出るONE SAMURAIのトーナメントでONEに初参戦する。
ルオは25歳。19年から20年、ONEの中国でのトライアウトで試合を重ね、今年5月のONEファイトナイトでONEに初参戦し、デニス・ソウザ・ジュニア(ブラジル)に判定勝ちしている。
1R、サウスポーの都木に対し、ルオがオーソドックスで構えプレッシャーをかけ、右ミドルを当て、詰めれば左右のパンチを顔面に当てる。都木も中盤過ぎに左ミドルとハイを返して巻き返す場面もあったが、最後はパンチを被弾し、ヒット数で差をつけられ終わる。記者採点はルオ。
2R、都木が左インローを当てつつ、ミドル、膝も当てていると、終盤、左テンカオを効かせ、ルオが下がるように。都木はその後も左膝蹴り主体でルオを追い詰める。記者採点は都木。
3R、インターバルで持ち直したルオは開始すぐから前に詰め、左右のフックを当てて先手を取る。中盤の左フックで都木が下がると、その後もルオがパンチ主体で優位をキープする。都木も左ミドルを返すが攻撃が減ってしまう。記者採点はルオ。合計28-29でルオ。ジャッジ3者も3Rとも記者と同じ採点でルオを支持し、ルオが判定勝ちした。ルオは準決勝で優勝候補のグレゴリアンと対戦する。
山北渓人、田上こゆるに1R一本勝ちしMMAストロー級王座挑戦へ
第5試合 MMA ストロー級(52.3kg) 5分3R
○山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We/元パンクラス・ストロー級王者)
×田上こゆる(BLOWS/修斗世界ストロー級王者)
1R 4’37” ケルベロスチョーク(※公式発表はブルドッグチョーク)
山北は30歳。レスリングをベースとし、20年2月にMMAプロデビューし、22年7月、北方大地に判定勝ちしパンクラス・ストロー級王者となる。23年3月にONEに初参戦し元ONEストロー級王者・アレックス・シウバに判定勝ち。24年1月の有明大会で2位のボカン・マスンヤネに判定負け。3月、ジェレミー・ミアドに1Rブルドッグチョークで一本勝ち。8月、猿田洋祐に判定勝ち。昨年2月、リト・アディワンに判定勝ち。その試合で右肩の腱板を断裂したため手術をし、療養を経て今年4月のONE SAMURAI 1で復帰し、元修斗&パンクラス王者の黒澤亮平に2R腕十字で一本勝ちし、連勝を4に伸ばした。
田上は24歳。19年に修斗でプロデビューし、24年12月、旭那拳に判定勝ちし、修斗世界ストロー級王者となる。昨年9月、山上幹臣を1R KOし初防衛。11月、フライ級に階級を上げ、新井丈と対戦し判定負け。5月、地元大阪で黒部和沙に4R TKO勝ちし王座2度目の防衛をしている。21年に日本でのRoad To ONEに出場したが、正式なONEのシリーズには初登場する。
試合は山北の完勝に。1R、開始すぐから山北がタックルで倒すと、コーナー際で肩固め、ヴォンフルーチョークを狙い主導権を握る。田上はリバースして上になるが、下になった山北が首を抱えてギロチンを狙うと、田上は首を抜いてスタンドに戻す。だが山北は片足タックルから抱え上げて倒す。山北はコーナー際でバックマウントを取り、首を抱える。山北が両足のロックを緩めると、田上は脱出しようとしたが、引き続き田上の首を抱えたままの山北は、田上をサイドからコーナーに押し付けつつ、ブルドッグチョークで絞め上げる、山北は両足で田上の片腕も挟んで逃げられな状態で締め上げ、タップを奪った。
決まり手のアナウンスはブルドッグチョークだったが、両足で片腕も挟んでいるため、勝利者インタビューで山北は「ブルドッグチョークと言ってもらいましたけど、必殺技のケルベロスチョークです」と訂正し、「今回は勝たないといけない試合でした。タイトルマッチのアピールもできたと思います」と強調した。750万円のボーナス授与が発表されると、山北はガッツポーズを見せて「ありがとうございます」と話し、満面の笑みを浮かべた。ONEのチャトリCEOは大会後の総括で「山北の次の試合はジョシュア・パシオとのタイトルマッチです」と明言している。
山北は
計量オーバーの笠原弘希、塩川琉斗との接戦制す
第4試合 キックボクシング 151.6ポンド(68.76kg)契約 5分3R
○笠原弘希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーライト級(65kg)王者、元SB日本ライト級(62.5kg)・スーパーフェザー級(60kg)・フェザー級(57.5kg)王者)
×塩川琉斗(TOP STAR GYM/RISEライト級(62.5kg)王者)
判定2-1 (29-28/28-29/30-27)
※笠原が150ポンド(68.04kg)リミットを1.6ポンド(0.72kg)オーバー。ファイトマネーの20%を塩川に譲渡
シュートボクシングとRISEの現役王者同士の一戦がONEで組まれた。両者ONE初参戦だ。
笠原弘希は26歳。ONEフライデー1勝1敗の笠原友希の兄。立ち技戦績49戦40勝(17KO)9敗。所属先のシュートボクシングの4階級制覇王者。6月21日のSBでイモト・ボルケーノに5R+延長2Rの戦いの末に判定勝ちし、SB日本スーパーライト級王座を獲得する。
塩川は24歳。フルコンタクト空手をベースとし、21年にRISEでプロデビューし12戦9勝(1KO)3敗。デビュー当初は3連敗を喫したが、以降は9連勝中で、今年4月、奥山雅仁に5R+延長1Rの戦いの末に判定勝ちしRISEライト級(62.5kg)王者となった。今回、1階級上の弘希との試合が組まれた。
1R、サウスポーの塩川に対し、オーソドックスの笠原がプレッシャーをかけ続け、右インローと右ストレートの連打でひるませ、中盤に印象を作る。だがその後は塩川が距離を取り、左インローを当てると少し笠原はバランスを崩し、塩川が巻き返して印象を作る。記者採点は笠原だが割れても不思議ではない差で、ジャッジは2者が笠原、1者が塩川を支持する。
2R、変わらず笠原が前に出て、パンチを当てる場面もあるが、やや勢いとスピードが落ちる。塩川も回って距離を取り続けていてるため疲れている様子だが、随所で左ミドル、ハイを当て、好印象を作る。記者採点は塩川だがこのラウンドも僅差だったため割れ、2者が笠原、1者が塩川を支持する。
3R、塩川も差をつけようとしたか?蹴りを減らし、パンチを増やす。お互い当てるものの、笠原が打ち合い展開ので右フックを的確に当てる場面を時折作り、若干好印象で終える。記者採点は笠原。ジャッジは割れ2者が笠原、1者が塩川を支持する。記者採点合計29-28で笠原。僅差のラウンドが続いたためジャッジは割れたが、2者が笠原を支持し、笠原が判定勝ちした。
第3試合 キックボクシング ストロー級(56.7kg) 3分3R
×奥村将真(TEAM TEPPEN)
○礼司(楠誠会館/RISEフェザー級(57.5kg)12位)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
1R、長身のサウスポーの礼司が左ミドル、インローを当てる。奥村は距離を詰めて左右のパンチを当てる。ほぼ差はないが、若干だが礼司のヒット数が上回ったか。記者採点は僅差だが礼司。ジャッジも3者とも奥村につける。
2R、奥村がプレッシャーを強め、左右の顔面へのパンチ、左ボディ、右ミドルのヒットを増やし、やや優位に。礼司も左ミドルやストレートを返すが、手数で差がつく。記者採点は僅差だが奥村。ジャッジは3者とも礼司につける。
3R、礼司が左ストレート、ハイを当て、奥村も左右のパンチを返し、五分に近い攻防が続く。このラウンドも若干礼司のヒットが上回ったか。記者採点は礼司。ジャッジ3者も礼司につける。記者採点合計28-29で礼司。ジャッジ3者も礼司を支持し、礼司が判定勝ちした。
第2試合 キックボクシング 148.2ポンド(67.22kg)契約 3分3R
×嵐舞[らんま](TEAM TEPPEN/RISEライト級(62.5kg)9位)
○北野克樹(誠至会/元WPMFインターコンチネンタル・WBCムエタイ日本・NJKFスーパーライト級王者)
3R 0’50” KO (右膝蹴り)
※嵐舞がバンタム級(145ポンド)リミットを3.2ポンド(1.45kg)オーバー。ファイトマネーの20%を北野に譲渡
1R、ムエタイベースの北野が中盤、右テンカオを効かせると、嵐舞が後退し、その後も北野が右テンカオ、ミドル、三日月蹴りを当てて追い詰める。
2R、開始すぐから北野の右膝蹴りがローブローとなり中断する。その後も北野が徹底して右膝をボディに当て続け、終盤にはダウンを奪う。だがローブローとレフェリーがみなす膝もあり、中断が繰り返される。
3R、北野が右膝を当ててまたも倒すと、嵐舞は立てず、北野のKO勝ちとなった。
勝利者インタビューで北野は「エイワスポーツジムでずっと練習させてもらっていて、感謝の気持ちでいっぱいです」と話し、750万円のボーナス授与が発表されると「来月子供が生まれます。今日のためずっと頑張ってきました」と話し、涙を流した。
なお、敗れた嵐舞陣営の那須川弘幸TEPPEN GYM会長は大会後のXで「嵐舞の試合、腹は確かに効かされた時もある。だが、ダウンを取られたのは全て金的によるもので、何度も金的を蹴られ、その蓄積によるダウンでしかありません。嵐舞の睾丸は腫れ血が滲み出て身体を起こすことも出来ませんでした。GYMとしてONEの審判団に正式に抗議文を提出す所存です」と記している。
第1試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
○森 昴星[すばる](THE BLACKBELT JAPAN/Fighting NEXUSウェルター級王者)
×佐藤雄介(フリー)
2R 2’43” 裸絞め
1R、開始すぐに佐藤が右ストレートを当て、右テンカオも当てる。森はタックルを仕掛けて押し込む。中盤、森がタックルで倒し、立たれてもオンブから裸絞めを狙い、そのままグラウンドに持ち込む。だがキャッチには至らず、佐藤が最後立って、右ストレートを当て、いい形で終える。森は右まぶたが腫れてふさがっている。
2Rも森はパンチをもらうが、中盤、またもオンブになり裸絞めを極めると、そのまま倒して絞め上げ、佐藤がタップし、森が逆転勝ちした。
勝利者インタビューで森は「目が痛いです」と第一声を発したが、ボーナス150万円が発表されると「目、痛くないです。凄いです。国民年金払います」と話し、観客を笑わせた。
MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
―山本歩夢[あゆむ](K-PLACE)
―平山 諒(FIGHTER’S FLOW)
中止
※山本がバンタム級リミットを1.3kgオーバー。キャッチウェイトでの試合が成立せず中止
































