DEEP 8.17 後楽園ホール(レポ):水野新太、高橋遼伍に判定勝ちし8戦全勝でフェザー級GP優勝。村元友太郎、KENTAを2Rで粉砕しDEEP参戦10年目でフライ級王者に。大成、酒井リョウを3R KOしメガトン級王者に

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宗明建設Presents DEEP 126 IMPACT ~フェザー級GP2025決勝~
2025年8月17日(日)東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
水野新太、高橋遼伍に判定勝ちしフェザー級GP優勝
第9試合 メインイベント DEEPフェザー級GP 2025決勝(5ジャッジ制) 5分3R
×高橋遼伍(KRAZY BEE/元修斗環太平洋フェザー級王者)
○水野新太[あらた](フリー)
判定0-5 (植松27-30/福田28-29/豊永28-29/石川27-30/橋本27-30)
※水野が優勝。賞金300万円獲得
DEEPフェザー級GPは8選手が参加し、3月15日の後楽園大会で一回戦4試合、5月5日の後楽園大会で準決勝が行われ、今回8月大会でいよいよ決勝を迎える。優勝者には賞金300万円と記念のベルトが授与される。
なお、フェザー級王者の青井人はGPに参加せず、ROAD TO UFCに出場したが、5月の一回戦で敗退し、9月21日のDEEP大阪大会でのチェ・ソンヒョクとの再起戦を控えている。
高橋は修斗・ONEで活躍した36歳のベテラン。GP一回戦は相本宗輝の計量失格により不戦勝で準決勝に進出すると、JTTの新鋭・五明宏人を組み主体の展開で3Rとも攻め続け判定勝ちした。
水野はプロデビュー以来7戦全勝中の22歳。所属はフリーだが主に大塚隆史代表のT-GRIP TOKYOで練習している。今回のGPのメンバーには最後に選ばれたが、一回戦で元同級王者の芦田崇宏に1R TKO勝ちすると、準決勝では海飛を組み主体で攻め、2Rまでのポイントを取り判定勝ちし、決勝まで残った。
1R、高橋がオーソドックス、水野がサウスポーで構え、お互い前手を突くフェイントを仕掛け合うが、攻撃が少ない状態が続く。お互いインロー、カーフ、ミドル、ストレートを当てる。終盤、水野の左インローで少し高橋がバランスを崩す。最後、高橋も左フックを当てるが、すぐ終了する。記者採点は僅差だがやや攻撃の多かった水野。
2R、水野が次第に右ジャブ、左ストレートのヒットを増やし、中盤にはパンチを連続でまとめて印象を作る。終盤、水野が高橋を押し込み続けた後、最後はパンチと左ローを当て、ヒット差を広げてはっきり差を示す。記者採点は水野。
3R、高橋が前に出て、随所で右のパンチを当てるようになるが、中盤以降はヒットが減る。水野も2R程当てられなくなるが、中盤過ぎからパンチのヒットを増やし、五分に近い状態に戻して終える。2Rまでポイントを取ったため、水野は金網によじ登って大喜びする。記者採点は高橋だが割れても不思議ではない。合計28-29で水野。ジャッジ5者も水野を支持し、水野が判定勝ちし、プロ8戦全勝でフェザー級GPを制覇し、ベルトと300万円を獲得した。
マイクを持った水野は「自分が負けると思っていた人が多いと思いますし、不安でしたけど、最後は自分を信じて、スポンサーさんとか、大塚さんとかボクシングのトレーナーの(志成ジムの)山田(陽一朗)さんとか、色んな人に支えられて、今、立っていると思います。ありがとうございます。優勝前から賞金を取りたい理由があって、1年前の先週、8月10日に母ちゃんが亡くなって、賞金でお墓を立てようと思っていたんで、かなえられて良かったです。僕はDEEPがめっちゃ好きで、石司(晃一)さんが出ててDEEP入ったんですけど、次のステージに行きたいと思ってて、11月(3日のRIZIN)神戸、誰か空いていたらお願いします」とアピールし、母の遺影を持ち「少しでも親孝行できて良かったです」と話した。最後は大塚氏ら同僚、父の潔一さんら家族と記念撮影した。
バックステージでのインタビューで水野は「カーフが正直、1R効いてて、バカ痛えと思って、何やこれって。硬くて想像以上に痛くて、正直、ヤバいと思ったんですけど、1R目(終わって)大塚さんに『大丈夫か?』って言われて『大丈夫です』って言って。そこから2R目もバカ痛いのにずっと我慢して、自分のローでもちょっと正直、足が腫れちゃって、3R目も痛くても我慢していました。痛みに勝てて、今回の試合が一番冷静でしたね。引いちゃうと相手にやりたいことやられるし、多分向こうも痛いと思ったんで、そこは負けずに3Rやり遂げられたのが良かったです」と試合を振り返り、「生きている間に活躍できなかったので、こうやって活躍できているのもお母さんのおかげかなと思います」「石司さんも大塚さんも最初から『水野君、行けるよ、優勝できるよ』と言ってくれて、あの2人に言われて自信になりました。石司さんに基礎を作ってもらって、今、大塚さんも加わって、色んなことで2人には本当に感謝しかないです」と述べた。水野は青井の持つDEEPフェザー級のベルトについても言及し「行かなきゃいけないと思ってるんで、来年取りたいと思います」と話した。
DEEPの佐伯繁代表はフェザー級戦線について「全体的にトーナメントは接戦の試合が多かったですね。この後の物語として(木下)カラテ君と相本宗輝君が戦ったりとか(王者の)青井君も復活するし、11月から新しい他団体のフェザー級のトップファイターが出るし、フェザー級面白いんじゃないですかね」「青井君は9月の試合が決まっているから(王座戦は)それが終わってからですね。年内なのか年明けなのか。水野君がRIZINって言っているけど、現状、正直、RIZINのトップ前線で戦いに行くのはまだ早いと思います。だからいい意味で言うと、青井人とやるべきだと思いますけどね」とコメントした。青井のRIZIN参戦自体については止めないが、DEEPでさらに経験を積ませ、じっくり育てたい考えのようだ。
村元友太郎、KENTAを2Rで粉砕しフライ級王者に
第8試合 セミファイナル DEEPフライ級王座決定戦(5ジャッジ制) 5分3R
○村元友太郎(ALIVE)
×KENTA(K-Clann)
2R 4’08” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
※村元が王者に
福田龍彌がバンタム級に階級アップしたため返上したDEEPフライ級のベルトを懸けた一戦。村元とKENTAは昨年5月のDEEPで対戦し、村元が判定2-1で勝っている。
その後、村元は昨年11月のRIZIN名古屋大会でトニー・ララミーに判定負け。今年5月のDEEPでは関原翔に判定2-1で勝利。RIZINでは海外勢相手に2連敗だが、DEEPでは3連勝。現在30歳で、DEEP参戦10年目での悲願のベルト奪取を目指す。
KENTAは35歳。柔道で全日本選手権ベスト16の実績があり、22年3月にMMAプロデビュー。杉山廣平、安谷屋智弘らに勝利し、昨年5月、村元友太郎に敗れ、連勝が6でストップ。9月には渡部修斗に1Rニンジャチョークで一本勝ち。11月には神龍誠の相手に抜てきされ判定負けしたが、2Rには追い詰める場面を作り印象を残した。今年3月には本田良介に判定勝ち。この1年での実力者相手の3試合で得た経験も活かしリベンジと王座奪取を目指す。
1R、村元が胴タックルでのテイクダウンを奪うが、すぐKENTAは立つ。村元は再び胴タックルで倒すが、すぐにKENTAは返し、金網際でサイドで押さえる。KENTAは少しパウンドを当てる程度で攻撃が少なく、村元は立つ。KENTAはスタンドでアームロックを仕掛け、倒れても腕十字を狙うが、村元は対処する。KENTAは右フックをヒット。村元はその後もタックルでテイクダウンを繰り返し、上で押さえるが、その先の攻撃は乏しい。記者採点は正味の攻撃の多かったKENTAだが、テイクダウンが多く押さえる時間も長かった村元につく可能性もある。
2R、KENTAは前に出続け、右ストレートを随所で当て、やや優位に。終盤、村元がタックルで倒すが、その先に持ち込めず、KENTAがスタンドに戻す。その後の村元はタックルをKENTAに切られるが、離れると、残り1分、村元がじりじり下がりつつKENTAを誘いながら、左手を突き出し距離を取ると、右ストレートをアゴにクリーンヒット。ダウンしたKENTAに、村元がパウンドを連打したところで、植松レフェリーがストップした。
ベルトを巻きマイクを持った村元は「いやー、気持ちいい」と笑顔で叫ぶと「DEEPで長年戦わせてもらい、夢で目標だったベルトを取ることができ感無量です。東京から名古屋から石川から、色んなところから応援に来てくれた皆さんありがとうございます」と感謝の言葉を述べ「これからDEEPフライ級王者として強さを見せていきますので応援お願いします」とアピールした。
バックステージでのインタビューで村元は「KENTA選手、ファイターとしても人間としてもリスペクトしてて、どっちが勝っても出し切ったらいいなって思ってたんで、その中で一瞬の隙で僕が勝ったんで、本当に紙一重の厳しい戦いでした」「3Rでやるってことを考えずに、目の前の1Rずつ、一瞬一瞬、1秒1秒集中して、そこで競り勝っていくっていうイメージで、その中で出た右でした」「あのパンチは自分でも得意なパンチなんで」と試合を振り返った。
村元は5月に関原に判定2-1で勝利したが、この日は関原が北方大地に判定勝ちした後、王座挑戦を希望するアピールを繰り広げた。村元は「関原選手は前回も接戦でしたし、今回強い相手にしっかり勝っているので、(挑戦者として)本当に妥当だなという思いがあります」とコメントしている。
大成、酒井リョウを3R KOしメガトン級王者に
第7試合 DEEPメガトン級(体重無差別)王座決定戦(5ジャッジ制) 5分3R
×酒井リョウ(レンジャージム/元暫定王者)
○大成(フリー)
3R 2’38” KO (左サッカーボールキック)
※大成が王者に
ロッキー・マルティネスが引退のため返上したメガトン級王座を懸けた一戦。
酒井は38歳。19年3月にマルティネスの王座に挑み1R TKO負け。22年11月のメガトン級暫定王者決定戦で赤沢幸典に1R TKO勝ち。23年7月に水野竜也に1R TKO勝ちし初防衛。昨年3月のマルティネスとの王座統一戦では、3Rにマルティネスを追い詰めるも判定負けした。11月には元王者の長谷川賢に負傷判定勝ち。今年3月のRIZINではエドポロキングに2R TKO負けしている。
大成は25歳。22年3月、酒井リョウに判定負け。その後は韓国のROAD FCで6戦5勝1敗と活躍している。昨年4月のROAD FCヘビー級王座決定戦ではキム・テインに1R TKO負けしたが、9月のDEEPでは水野竜也に1R TKO勝ち。今年3月のROAD FCでもクォン・アソルに2R TKO勝ちし、ベテラン勢相手に結果を残してきた。
1R、大成がサウスポーで構え、プレッシャーをかけ続け、左ミドルやストレートでやや積極的に攻める。酒井も右ミドルや奥ローを返す場面もあるが、攻撃が少なく、回り続け、印象が悪い。記者採点は大成。
2R、両者練習仲間ということもあり慎重だが、大成が詰めてくると、酒井は左フックを的確に当てるようになり、若干だが優位に。大成は1Rのようにノーガードを見せる余裕がなくなり、自分の攻撃も減ってしまう。終盤、酒井の右フックがクリーンヒットすると、大成は大量の鼻血を出す。その影響もあり大成は息苦しそうだ。記者採点は酒井。これでポイントはイーブンか。
3R、酒井が右の奥足狙いのローを当てていると、大成の足が流れるが、大成も随所でパンチを返し、一歩も引かない展開が続く。場内も暑く、お互い消耗する状況で、中盤、大成の左ストレートがクリーンヒットする。酒井が真後ろに倒れてダウンすると、大成は立ちかけた酒井にサッカーボールキックを2連打して再び倒し、すぐさまレフェリーがストップした。
酒井にリベンジを果たしつつベルトを巻いた大成は「練習仲間の酒井さんはやり辛かったけど、試合なんでしょうがないです。エドポロキングに酒井さん負けたんで、エドポロキングと年末RIZINでやりたいです。日本人が勝つヘビー級見たいっしょ。ヘビー級で勝てるの、俺しかいないから、応援してください。最後まで楽しんでください。DEEP最高」とアピールした。
関原翔が北方大地に判定勝ちし「(フライ級)タイトルマッチやらせてください」
第6試合 フライ級 5分3R
○関原 翔(K-PLACE)
×北方大地(パンクラス大阪稲垣組/元パンクラス・ストロー級王者)
判定3-0 (石川29-27/柴田29-27/福田29-27)
関原は31歳。昨年5月のDEEPでMMAに2年ぶりに復帰し、マサト・ナカムラに判定勝ち。9月大会では杉山廣平に判定勝ち。12月の本田良介戦は1R終盤の本田のグラウンドでの顔面への膝蹴りにより関原の反則勝ちに。今年5月のDEEPでは村元友太郎に判定1-2で惜敗するも、左フックでダウンを奪う等健闘した。
北方は34歳。22年3月のRIZINで村元友太郎に判定勝ちしたが、7月、パンクラスで山北渓人に判定負けしパンクラス・ストロー級王座から陥落。23年4月のRIZIN大阪大会では神龍誠に2R肩固めで一本負け。昨年11月のRIZINではアリベク・ガジャマトフに1R TKO負け。強豪相手に苦戦が続いている中、15年4月の大阪大会以来10年ぶりにDEEPに登場した。
1R、序盤から、関原のサウスポーからの蹴りが繰り返しローブローとなり2度中断される。再開後、北方が左ストレートを当てるが、投げに失敗すると、関原がバックを取り、金網際で押さえてコントロールし続け、主導権を維持する。
2R、北方がパンチを当てる場面もあるが、スタンドでお互い攻めあぐねる展開が続く。中盤、北方がテイクダウンを奪うが、関原はすぐ脱出し、組み付いてコントロールを続ける。最後、関原が突き倒してパウンドを当て、さらに頭に膝を当て、金網をつかんでサッカーボールキックを北方の腕に当てる。インターバル中、頭部への膝蹴りの反則に対して植松レフェリーから警告を受ける。
3R、北方が関原を金網に詰めてパンチを振るうが、関原は防御してからタックルで倒す。関原は金網際で上で押さえる。終盤、関原はマウントを奪い、パウンドと肘で追い詰める。最後、関原は立つと、またも金網をつかんでサッカーボールキックを蹴ってしまう。終了後、植松レフェリーは繰り返し反則を出した関原に減点1を科す。その失点はあったが、3Rとも関原がポイントを取っていたため判定勝ちした。試合終了直後、北方はグローブを外して右の前腕を氷のうで冷やしており、試合中に痛めたようだ。
マイクを持った関原は「5月に村元選手に判定2-1で敗れてしまい、勝ったと思った試合で、最後手を抜いてしまってやられたので、今回は最後の1秒まで仕留める気持ちでやって復帰しました。DEEPでほとんどの選手と戦って勝ってきました。ぜひタイトルマッチとか、RIZINフライ級GPが盛り上がっているので、僕もその一角に混ぜてほしいです。タイトルマッチ、やらせてください。お願いします」とアピールした。なお、この日のタイトルマッチでは村元が勝利し王者となっている。
神田コウヤ、急きょ出場の佐々木大にTKO勝ち
第5試合 ライト級 5分3R
○神田コウヤ(THE BLACKBELT JAPAN/元フェザー級王者)
×佐々木大[ひろ](JAPAN TOP TEAM)
2R 1’13” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
神田はレスリング天皇杯ベスト8の実績があり、18年にMMAデビュー。23年2月、DEEPフェザー級暫定王座決定戦で五明宏人に判定勝ち。同年のRoad to UFCでは初戦突破するも準決勝で敗退。牛久絢太郎が王座を返上し神田は正規王者に昇格したが、昨年3月、青井人に判定2-3で惜敗し王座陥落。7月の木下カラテ相手の再起戦では1.9kgオーバーし判定負け。ライト級に階級を上げて臨んだ12月の山田聖真戦では、3R負傷判定により勝利している。
今回、デビュー6連勝の山本颯志との試合が組まれたが、練習中の怪我により欠場し、代わって同門の佐々木が参戦する。佐々木はMMA 7戦3勝4敗。朝倉未来のYouTubeチャンネルのメンバーとして知られ、5月のRIZIN東京ドーム大会のオープニングファイトに登場し、75kg契約で中谷優我と対戦し判定負けしている。神田は過去最強の相手となる。
1R、神田がサウスポーで構え、スタンドの展開で左テンカオを当て、グラウンドでも左のパウンド、肘を的確に当てて追い詰める。終盤、疲れてきた佐々木に、神田はサッカーボールキックも当てて追い詰める。
2R、神田が押し込むと、佐々木はカニ挟みからの足関節技の奇襲を仕掛けるが、神田は難なく防御する。最後は金網を背にして寝た状態の佐々木に、神田がパウンドをまとめフィニッシュした。マイクを持った神田は「相手が変わったんですけど、佐々木選手のおかげで試合できました」と佐々木に感謝の言葉を述べた。
本田良介、フライ級転向の力也に1R一本勝ち
第4試合 フライ級 5分3R
○本田良介(タイガームエタイ)
×力也(FIGHT FARM)
1R 4’51” 裸絞め
本田は22年8月からのDEEPフライ級GPで越智晴雄、松場貴志、伊藤裕樹に判定勝ちし、決勝で福田龍彌に判定負け。23年6月にタイのプーケットのタイガームエタイに加入し、以降はタイでのONE Friday Fightsで4試合し2勝2敗。昨年12月、1年半ぶりにDEEPに戻ったが、関原翔にグラウンドで顔面膝蹴りを当て反則負け。今年3月のKENTA戦も精彩を欠き判定負けしている。
力也は昨年DEEPで4戦2勝2敗で、11月大会では吉田陸に1R肩固めで一本勝ち。バンタム級からフライ級に下げるため、今年3月には中間の58kg契約で、フライ級の原虎徹と対戦し、右フック一撃でわずか14秒でKO勝ち。今回はフライ級での戦いとなる。
1R、両者サウスポーで構え、力也がプレッシャーをかけ続け、左右のパンチを随所で当て、本田を苦しめる。だが終盤、本田はタックルで倒すと、バックマウントを奪い、裸絞めを狙い続ける。しばらく力也も防御していたが、最後、本田は裸絞めをガッチリと極めてタップを奪い一本勝ちした。
平松翔、諏訪部哲平に苦戦も判定勝ち
第3試合 バンタム級 5分3R
○平松 翔(THE BLACKBELT JAPAN)
×諏訪部哲平(IGGY HNAD’S GYM)
判定3-0 (橋本29-28/石川29-28/豊永29-28)
平松は昨年3月、魚井フルスイングに2Rギロチンで一本勝ち。5月には元谷友貴の相手に抜てきされ、2R裸絞めで一本負けしたものの、1R終盤に左フックでダウンを奪って追い詰める等健闘した。11月のRIZINではTATSUMIに2R TKO勝ち。今年3月のDEEPでは瀧澤謙太に1R右ストレートからのパウンドでTKO勝ちしている。
諏訪部は地元静岡大会やTOKYO IMPACTシリーズに上がり続け、最近では4月の浜松大会で、ふくやーまんに判定勝ちしている。
1R、平松が序盤から左ジャブを立て続けに当てていると、諏訪部は右まぶたをカットして出血し、中盤、ドクターチェックが入る。再開後も平松が左ジャブを当て続け、諏訪部は鼻血も出し血だるまに。諏訪部もパンチを振るうが、平松はスウェーを続け、笑顔を浮かべて余裕を見せる。
だが2R、諏訪部が物おじせず前に出続けていると、平松は下がってパンチが打てなくなってしまう。すると終盤、諏訪部がタックルで倒し、ハーフで押さえ、主導権を維持し終える。これでポイントはイーブンに。
3R、諏訪部が開始すぐからタックルで倒すが、平松はスタンドに戻す。平松は前日の公式計量の1回目が150gオーバーで、減量に苦しんだせいもあってか、口が開いてバテている。それでも平松は左ストレートで諏訪部をひるませチャンスを作る。最後、諏訪部がタックルで倒し、バックを取るが、極めきれず終わる。結局、3Rを取った平松が判定勝ちしたが、よもやの苦戦で、評価の下がる試合となってしまった。
第2試合 フライ級 5分2R
×原 虎徹(CAVE)
○松岡疾人(NEX SPORTS)
判定0-3 (橋本18-20/石川19-19○/豊永19-19○)
原は昨年9月に渋谷カズキに1R TKO勝ちしたが、今年3月、力也に14秒でKO負けし、勝ち負けを繰り返す状況が続いている。松岡は4月の愛知大会で八尋大樹に1R TKO負けし、連勝が4でストップした。
1R、原が終盤にテイクダウンを奪う場面があるが、すぐ立たれる。大半の時間は松岡がプレッシャーをかけて前に出る構図で、残り30秒には左の前手でのストレートで原をダウンさせて印象を作る。
2R、スタンドでお互い攻めあぐねる状態が続くが、残り1分、原が左ストレートで松岡を下がらせ、テイクダウンを奪ってパウンドも当て、最後に好印象を作り終了する。原が2Rのポイントを取り返したが、試合全体を見るトータルマストでは1Rにダウンを奪った松岡が評価され松岡が判定勝ちした。
第1試合 フェザー級 5分2R
○杉野亜漣[あれん](パラエストラ八王子)
×中尾 響(JAPAN TOP TEAM)
判定3-0 (豊永20-18/石川○19-19/植松20-18)
揃ってプロデビュー戦。杉野は18歳。今年4月のDEEPフューチャーキングトーナメント2025ライト級では4試合全て一本勝ちして優勝した。中尾は昨年12月と今年5月のDEEPでのアマチュアの試合で勝利している。
1R、杉野がサウスポーでプレッシャーをかけ、左飛び膝を放つと、中尾が金網に押し込む。杉野は飛びついてギロチンチョークを仕掛けて引き込むが、中尾は頭を抜く。中尾は金網際で押さえ続け、ブレイクがかかる。最後は中尾が押し込んで終わる。記者採点は正味の攻撃が多かった杉野だが、上から押さえる時間が長かった中尾につく可能性もある。
2R、杉野が金網際の展開で背後に回り、そのまま倒してバックマウントを奪う。杉野は裸絞めを仕掛けるが、中尾は防御し上になる。だが下になっても杉野がギロチンを狙うなどして攻めて終える。記者採点は杉野。合計20-18で杉野。ジャッジ3者も杉野を支持し、杉野が判定勝ちした。
オープニングファイト アマチュアSルール フライ級 3分2R
×琥[こはく](JAPAN TOP TEAM)
○海佑[かいゆう](T-GRIP TOKYO)
判定0-3 (長瀬18-20/内田18-20/豊永18-20)
































