DEEP 3.9 後楽園ホール(レポ):江藤公洋、イ・ソンハに一本勝ちしライト級王者に。青井人、神田コウヤに判定勝ちしフェザー級王者に。マルティネス、メガトン級王座防衛。福田龍彌、バンタム級初戦は雅駿介を1R KO
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skyticket Presents DEEP 118 IMPACT
2024年3月9日(土)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
江藤公洋、韓国のイ・ソンハに一本勝ちしライト級王者に
第7試合 DEEPライト級タイトルマッチ 5分3R
×イ・ソンハ(韓国/サビMMA/王者、BLACK COMBAT同級王者)※初防衛戦
○江藤公洋(和術慧舟會HEARTS/挑戦者)
2R 2’27” 裸絞め
※江藤が王者に
2024年のDEEPのナンバーシリーズ開幕戦では、3階級のタイトルマッチが組まれた。
韓国から来たソンハは21年5月にプロデビューし、22年12月にキム・ジョンギュンを破り第2代BLACK COMBATライト級王者に。4月にはパク・ジョンホンに一本勝ちし初防衛に成功。昨年9月にDEEPに初参戦し、大原樹理に2Rスロエフストレッチで一本勝ちし、DEEPライト級王座を奪取した。
江藤は35歳のベテラン。13年のデビュー時から17年までDEEPに上がり、ONE、修斗、RIZINでの試合を経て、22年11月に5年ぶりにDEEPに参戦し、北岡悟に判定勝ち。続く昨年5月大会で川名雄生に判定勝ちし、7月には野村駿太に判定勝ちし、5連勝・DEEP復帰後3連勝中だ。
試合は江藤が中村K太郎仕込みの寝技を駆使し勝利を呼び寄せることに。1R、ソンハはサウスポーで構え、オーソドックスでプレッシャーをかける江藤から距離を取り続け、随所で左ストレートと右ミドルを当てて、若干だが優位に試合を運ぶ。江藤は終盤、タックルでテイクダウンを奪い、バックを取りかけたが、すぐにソンハはスタンドに戻し、打撃での主導権を維持する。記者採点はソンハ。
2Rも打撃戦が続き、ソンハが右ハイを当てる等やや優位に進める。だが中盤、ソンハがパンチを振るったタイミングで、江藤が片足タックルを仕掛け、テイクダウンを奪う。するとソンハがまたも立とうとしたが、その際に江藤はバックに回り込み、足4の字で捕獲して裸絞めを狙う。ソンハはもがいて抵抗していたが、江藤が裸絞めをガッチリ極めてタップを奪った。
キャリア約10年で初のベルトを巻いた江藤は「子供が生まれてから5連勝で、負けたら引退も考えていました。今回覚悟決めて一本勝ちできて安心しています。チャンピオンになって、日本という規模じゃなく、DEEPのベルトを持って世界の強豪と戦って、日本人の、DEEPのチャンピオンの強さを世界に証明したいです」とアピールした。最後は師匠の大沢ケンジ氏、K太郎、中田大貴、この日出場した木下カラテ、魚井フルスイングと記念撮影した。
青井人、神田コウヤとの接戦制しフェザー級王者に
第8試合 DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
×神田コウヤ(パラエストラ柏/王者)※初防衛戦
○青井 人(BLOWS/挑戦者)
判定2-3 (豊永28-29/橋本29-28/植松29-28/石川28-29/柴田28-29)
※青井が王者に
神田は昨年2月、DEEPフェザー級暫定王座決定戦で五明宏人に判定勝ち。その後はRoad to UFCに参戦し、5月の初戦ではイーブーゲラに判定勝ちしたが、8月の準決勝ではリー・カイウェンに判定負けした。昨年12月に牛久絢太郎がDEEPフェザー級王座を返上し、神田は正規王者に昇格し、今回初防衛戦を迎えた。
青井は修斗、RIZINでの戦いを経て、22年からDEEPに参戦し4戦3勝1敗。唯一の黒星は22年5月の2戦目の神田戦で、肘をもらってダウンしてからのパウンドで3R TKO負けした。その後はRIZINで鈴木博昭に判定勝ちし、昨年5月のDEEPで中村大介に2R TKO勝ちし、9月にはBLACK COMBATフェザー級王者のシン・スンミンに右カーフキックを効かせ3RサッカーボールキックでTKO勝ちし3連勝中だ。
1R、開始すぐから神田がタックルでテイクダウンを奪うが、青井は金網を背にしつつ立つ。神田は押し込み続けるが膠着しブレイクがかかる。終盤にも神田が押し込むがテイクダウンは奪えない。その間、スタンドで見合う状態が長く続く。青井がサウスポーの神田に時折右インローを当て、最後右飛び膝を放つが、はっきりダメージを与えるほどにはならない。記者採点は迷ったが打撃での積極性で少し上だった青井。
2R、お互いローを時折出すが、攻撃が少なく、福田レフェリーは時折「アクション」とコールする。それでも膠着状態が続いたが、終盤、青井のパンチのタイミングで、神田がタックルを仕掛けて倒す。神田はバックを取りに行くが、青井は脱出する。最後は打撃戦に戻り、青井が右テンカオ、ローを当て、やや積極的に攻めて終える。記者採点は迷ったが1R同様の理由で青井。福田レフェリーは両選手に消極的な戦いだとして注意を出したことが、インターバル中にアナウンスされる。
3Rもスタンドで見合う状態が続くと、福田レフェリーは一時中断し、両者に消極的な戦いだとして警告を出す。すると終盤、青井の右の飛び膝が神田のアゴに命中し、神田を少しフラつかせる。その後も青井が蹴り主体でやや積極的な状態を維持して終える。記者採点は青井。合計27-30で青井。接戦が続いたためジャッジは割れたが、3者が青井を支持し、青井が判定勝ちしベルトを巻いた。
青井は「結果は全然納得行ってないですけど、ベルトを取りました」「もっと強くなって、もっと強い青井人を見せれるよう頑張りますので、これからも応援お願いします」アピールした。最後はBLOWSの中蔵隆志代表の立派な腰にベルトを巻いて記念撮影した。
マルティネス、酒井リョウの追い上げ振り切りメガトン級王座防衛
第9試合 DEEPメガトン級王座統一戦 5分3R
○ロッキー・マルティネス(米国/RMスポーツ/スパイク22/王者)
×酒井リョウ(レンジャージム/暫定王者)
判定5-0 (柴田○28-28/植松○28-28/橋本○28-28/石川○28-28/福田○28-28)
※マルティネスが3度目の防衛
マルティネスは17年にシング・心・ジャディブに判定勝ちし、DEEPメガトン級王座を獲得し、19年3月に酒井リョウに1R TKO勝ちし初防衛。同年12月に誠悟に2R TKO勝ちして以来のDEEP出場で、3度目の防衛戦となる。誠悟戦以降はUFCで3戦3敗、RIZINで2戦1勝1敗し、昨年4月にスダリオ剛に判定負けしたが、11月の韓国でのBLACK COMBATではモンゴル人選手に判定勝ちした。
酒井はマルティネス不在の間、DEEPで試合を重ね、22年11月のメガトン級暫定王者決定戦で赤沢幸典に1R TKO勝ち。昨年7月に水野竜也に1R TKO勝ちし初防衛した。9月のBLACK COMBATとの対抗戦では、BLACK COMBATヘビー級王者のヤン・へジュンに1R腕十字で一本負けしている。今回は5年越しのマルティネスへのリベンジの機会が訪れた。
1R、終始スタンドの打撃戦に。マルティネスがプレッシャーをかけ続け、酒井が回る構図が続く。お互いローを当て、酒井もマルティネスの蹴りのタイミングにパンチを合わせる場面もあるが、終盤になるとローをもらったダメージが溜まってきたか?酒井の攻撃が減り、マルティネスが左フックを連打して酒井を下がらせ好印象を作る。記者採点はマルティネス。
2R、開始すぐからマルティネスがタックルで倒し、金網際で押さえパウンドを当てる。立たれてもすぐにマルティネスが倒し、サイドで押さえて時折パウンドを当てる。酒井は耐え、スタンドに戻し、打ち合いに応じるが、マルティネスが最後は押し込んで終える。記者採点はマルティネス。酒井は右まぶたが腫れており、インターバル最後にドクターチェックが入る。
3R、またもマルティネスが押し込むが、マルティネスも疲れが溜まり、攻撃できずにいると、酒井が足を掛けて倒し、上になることに成功する。酒井はハーフで押さえ、逆サイドにも移行しつつパウンドを当て、少し立ってサッカーボールキックも当て、猛反撃を見せる。だが最後はマルティネスが脱出し、打ち合いの状態で終了する。記者採点は酒井。合計29-28でマルティネス。ジャッジは5者とも3Rの酒井に10-8とつけ28-28としたが、マスト判定により5者ともマルティネスを支持し、マルティネスが判定勝ちで王座統一と防衛を果たした。
福田龍彌、バンタム級初戦は雅駿介を1R KO
第6試合 バンタム級 5分3R
○福田龍彌[りゅうや](MIBURO/DEEPフライ級暫定王者、元修斗世界同級王者)
×雅 駿介(CAVE/元ムエタイオープン・スックワンキントーン・WMC日本ライト級(61.23kg)王者)
1R 1’59” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
福田は31歳。21年7月、平良達郎に敗れ修斗世界フライ級王座から陥落し、DEEPでも神龍誠に敗れたが、22年夏から昨年5月のDEEPフライ級GPでは杉山廣平、安谷屋智弘、宇田悠斗、本田良介に判定勝ちし優勝すると共に、DEEPフライ級暫定王者となった(正規王者は神龍)。昨年9月のRIZINでは山本アーセンに3R TKO勝ちし8連勝となったが、12月の中央アジアのカザフスタンでの試合では、Naiza FCフライ級王者のディアス・エレンガイポフに終始寝技で攻め込まれ5R判定負けした。今回、福田はバンタム級に階級を上げて戦う。
雅は29歳。ムエタイで国内3本の王座を獲得後、21年にMMAに転向し10戦7勝(1KO)3敗。22年12月に鹿志村仁之介に1R一本負けしたが、昨年は3月にボンサイ柔術の内山拓真の寝技をしのぎ判定勝ちし、7月の平松翔戦、11月の窪田泰斗戦では、寝技で主導権を握り判定勝ちしている。
1R、福田はサウスポー、雅はオーソドックスで構え、福田は右ジャブを振りつつ左フックや左ボディ、雅は右ミドルを当てる。雅がタックルを仕掛けると、福田は一瞬マットに手をついたが、すぐ立って突き放す。すると雅は引き続き右ミドルを当てるが、ジャブの突き合いの展開で、福田の左フックがクリーンヒットする。
雅がフラつくと、福田はさらに右フックを当てて雅をダウンさせる。雅はすぐ立つがダメージが大きく、福田がさらにパンチを連打し、左フックを放ちつつ雅を押し倒す。金網際で寝た状態の雅に対し、福田は腰を上げて右の重みのあるパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。
マイクを持った福田は「フライ級の減量苦から解放されて、元気いっぱいの僕、こんな感じです」「バンタム級の僕もよろしくお願いします。オブリガード」とアピールした。
木下カラテ、伝統派空手出身・五明宏人を1R KO
第5試合 フェザー級 5分2R
×五明宏人(JAPAN TOP TEAM)
○木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)
1R 1’35” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り)
五明は帝京大学卒で伝統派空手の天皇杯優勝経験者。22年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントのライト級で優勝。その後2連続KO勝ちし、昨年2月に神田コウヤとのフェザー級暫定王者決定戦に抜てきされたが、神田に組技で圧倒され判定負けした。7月大会では極真空手がベースの海飛の右ハイ等の打撃に苦戦し判定負け。9月には劉獅に1R TKO勝ちし、連敗をストップした。
木下はその名の通り空手ベースだが、いわゆる寸止めの伝統派と異なる、直接打撃制の極真空手をベースとする。修斗で19年にプロデビューして12戦してからDEEPに主戦場を移した。MMA 15戦7勝(7KO)7敗1分で、勝った試合はすべてKO勝ち。昨年は6月のRIZINで久保優太に判定負けしたが、DEEPでは畠山祐輔と梶本保希を1RでKOしている。
試合はMMAキャリアで勝る木下の完勝に。1R、両者サウスポーで構え、開始すぐから五明が突進して右ミドルを当てるが、すぐに木下がプレッシャーをかけて組み付いて金網に押し込む。木下はテイクダウンを狙いつつ、膝を時折五明のボディに当てる。離れ際に五明は左ハイを放つが、木下にブロックされると、反動で後ろにスリップしてしまう。五明はすぐ立つが、木下はプレッシャーをかけて五明を後退させると、左フックを当ててダウンを奪う。これも五明がすぐ立ったが、木下は五明を首相撲で捕まえ左の膝蹴りをボディに当ててから、続けて顔面にもヒットする。五明がダウンすると、ダメージが大きく、木下が追撃しようとする前に、すぐさまレフェリーがストップした。
木下は雄たけびをあげてから、いつもの残心ポーズを決めた。マイクを持つと「押忍。これが空手だバカヤロー」と叫んだ。
第4試合 ライト級 5分2R
×川名雄生(Y&K MMA ACADEMY/元修斗ライト級世界王者)※川名TENCHO雄生 改め
○倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)
判定0-3 (平林18-20/福田18-20/橋本18-20)
川名は昨年のDEEPで野村駿太と江藤公洋に連敗し、8月の中国での試合でも敗れ3連敗していたが、12月のニューピア大会では小金翔に判定勝ちした。
倉本は22年にDEEPでプロデビューし5戦4勝1敗、3連勝中。12月大会では井上竜旗をわずか16秒、右フックでKOした。
1R、スタンドで見合う中で、倉本が右ローを当てやや優位に進める。だが終盤、蹴りの相打ちになった際、倉本のローがローブローとなり一時中断する。再開後、川名も蹴りとパンチを返すが、倉本の右ロー、左ミドルがやや目立つまま終わる。
2R、川名がタックルでテイクダウンを奪い、パンチと蹴りを1Rよりは増やすが、はっきり差を示す攻撃にはつなげられない。倉本も蹴りが減るが、随所で右ロー、左ミドルを当てほぼ五分を維持する。接戦だったが、倉本が2Rとも取り判定勝ちした。
鹿志村仁之介の逮捕についてDEEP佐伯代表「状況を確認しています」
第3試合終了後、DEEP事務局の佐伯繁代表、日比野“エビ中”純也 (ISHITSUNA MMA)の欠場で試合中止となった木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)、鹿志村[かしむら]仁之介(Battle Box)の欠場で試合中止となった秋元強真(パラエストラ柏)の3名がケージに登場し、来場者に挨拶をした。
日比野は6日、鹿志村は7日、インフルエンザで欠場するとDEEP事務局から発表されたが、鹿志村は前日の8日に大麻取締法違反の疑いで逮捕されたと報道された。(読売新聞の記事)
佐伯代表は「鹿志村選手、昨日一部報道で逮捕されたとあって、本人と連絡取れない中、状況を確認しています。秋元選手、ご迷惑をおかけしてごめんなさい。自分としては事実(確認)と、この2人の試合を早急に組めるようがんばります」「日比野選手は緊急搬送された事実がありますので理解してください。鹿志村選手についてはちゃんと確認し発表します」と説明した。
木下は「4月(に延期)のエビ中選手との試合を楽しみにしてください」、秋元は「正直、鹿志村選手は逃げたと思っているんで、5月、もっと強い奴と組んでください」とアピールした。
大会終了後、佐伯氏はバックステージでのインタビューで鹿志村の逮捕について「昨日の報道で僕も見たんですけど、基本的にあれは逮捕であって、まだ起訴されたりしていない。本人は(大麻と思って)買ってないと言ってるんでしょ。だからわかんないんですよ。その状況で(報道では)逮捕だけ出ちゃうんですけど、不起訴になっても報道しないんですよね。だから彼の(不起訴の場合の)人生を含めて、僕も今日あんまり深入りした説明をしなかったのはそういうことですよね。最終的な結果に対して僕らがどうするかの話で。2回目(の逮捕)って書いてあったけど、僕はそれを知らないし(今回も)どういう状況かわからない。それをちゃんと確認してから(判断)しないと、報道で出てるだけで。過去にもうちの関係で、全然悪いことしていないのに、勘違いで逮捕されて、すぐ拘留解けたって人もいたしさ、その辺が難しいんですよね」と語り、捜査状況を見つつ慎重に対応する姿勢を示している。
第3試合 バンタム級 5分2R
○平松 翔(パラエストラ松戸)
×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
2R 0’48” フロントチョーク
平松は22年12月のニューピア大会でRyukiにTKO負けしたが、昨年4月の大阪大会では谷岡祐樹を1R右フックでKO。だが7月の後楽園では雅駿介に寝技で攻め込まれ判定負けした。
魚井は修斗、RIZINを主戦場としてきた38歳のベテラン。デビュー当時の09年にclub DEEPに出場して以来となるDEEP参戦だ。近年は21年11月のRIZINで獅庵に1R TKO勝ちしたが、以降は伊藤空也、倉本一真、ヤン・ジヨンに3連敗し、1年4か月ぶりの試合となる。
1R、平松がオーソドックスでプレッシャーをかけ、魚井がサウスポーで金網を背負って距離を取る構図が続く。お互い攻撃が少なく、平松が右ミドル、魚井が左フックを当てるが、魚井の強打がやや目立つ。
だが2R、開始すぐに魚井がタックルを仕掛けると、平松は倒れながらギロチンチョークで捕まえる。するとこれがガッチリと極まり、最後は魚井が落ちたところで植松レフェリーがストップした。
平松は「殴り合い上等と言いながらフルスイングでビビりました。RIZINで戦ってきた選手を2Rで仕留めることができたので、僕もRIZINで勝負できるのかなと思います。地元大阪で、神戸大会にも全然出れるのでオファー待ってます」とアピールした。
第2試合 バンタム級 5分2R
×力也(FIGHT FARM)
○小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS)
1R 4’58” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)
1R、力也がタックルで倒しバックを奪うが、小崎は返して上になり、肘やパウンドを当て優位に。残り1分を切り、膠着状態となり、福田レフェリーがブレイクをかけると、小崎の右ストレートで力也がダウンする。小崎はパウンドラッシュの後、立った力也を金網に詰めパンチを連打すると、フラフラの力也を見て、レフェリーがストップした。
マイクを持った小崎は「今日、色々な件で、欠場とかあったんですけど、(僕のKOで)火がついたんじゃないでしょうか」とアピールした。
第1試合 アマチュアSルール フェザー級 3分2R
×信原 空[勾配ニキ](JAPAN TOP TEAM)
○菅 涼星(パラエストラ八王子)
判定0-3 (18-20/19-19○/18-20)