DEEP 4.27 アクトシティ浜松(レポ):基山幹太、約2年ぶり勝利しプロポーズも成功。Street♡☆Bob洸助×岡田充広はバッティングで無効試合に。ボンサイ柔術勢が4戦全勝3KO
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DEEP HAMAMATSU IMPACT 2025 1st ROUND
2025年4月27日(日)静岡・アクトシティ浜松展示イベントホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
第19試合 メインイベント キックルール 64kg契約 3分3R
○基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/シュートボクシング日本ライト級2位)
×竹市一樹(二刀会/RKS&ジャパンカップキック・ライト級王者)
1R 1’12” TKO (コーナーストップ:左ミドルキック)
基山は23年6月のシュートボクシングで勝利後、ここ5試合、SB、RISE、NJKF、武林風で5戦4敗1分と苦戦中だが、地元静岡でしっかり強さを見せる。
1R、両者サウスポーで構え、長身の基山がプレッシャーをかけ、左のカーフキックを当てていると、数発で竹市の足が流れる。竹市は蹴りを嫌って前に出て左フックを振るったが、基山が右フックで迎撃すると、当たりは軽いが、踏ん張りの効かなくなっている竹市は倒れ、レフェリーはダウンを宣告する。竹市はオーソドックスに切り替えるが、基山は左ミドル一発で倒し再びダウンを奪う。立とうにも踏ん張れない竹市を見て、セコンドがストップを要請し、基山のTKO勝ちとなった。
マイクを持った基山は「こう見えて僕、2年ぐらい勝ってなかったんですよ。キツかった」「現場仕事してて、朝5時ぐらい起きて(夜)7時帰って、9時から練習して、11時帰って、また5時起きて、そんな日々送ってるんすよ」と苦労を明かした。さらに基山はパートナーをリングに呼び寄せ、抱き合って涙を流すと「やっと勝てた。支えてくれてありがとう。ほんま大好きや。お前の笑顔ずっと守る。だから俺と結婚してください」とプロポーズすると、パートナーも泣きながら「お願いします」と答え、基山は「よっしゃー」と叫び大喜びした。
第18試合 セミファイナル ライト級 5分2R
―Street♡☆Bob洸助(BOND GYM)
―岡田充広(CB IMPACT)
1R 2’11” 無効試合 (バッティングにより続行不可能)
1R、スタンドの組みの展開で、岡田が右膝蹴りを効かせ、反り投げで倒し、立たれても背後からしがみつき先手を取る。だが中盤、洸助は突き放し、左右のストレートを連打して反撃する。しかしラッシュの途中にバッティングがあり、岡田は左まぶたから出血する。洸助が押し込んだところで、豊永レフェリーはタイムストップすると、ドクターチェックの結果、ストップがかかった。
第17試合 キックルール 58kg契約 3分3R
×大澤匡弘(STRIKEs GYM)
○荒川ルシファー大夢(心將塾)
判定0-3 (26-30/26-30/26-30)
1R、両者サウスポーで構え、序盤の首相撲の展開で荒川が顔面に右膝蹴りを当ててダウンを奪う。2Rも荒川が左ロー、左右のミドル主体で優勢。3R、荒川が右ボディを効かせて追い詰め判定勝ちした。
第16試合 バンタム級 5分2R
○諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)
×ふくやーまん(FIGHTER’S FLOW)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
1R、諏訪部が度々テイクダウンを奪い、バックを取る等、コントロールを続けて圧倒する。2Rも諏訪部が同様にグラウンド主体で攻め続け判定勝ちした。
第15試合 フライ級 5分2R
○能坂陸哉(KO GYM)
×松丸息吹(THE BLACKBELT JAPAN)
2R 4’14” 裸絞め
1R、能坂がテイクダウンを奪いトップキープし、立ち際にも右ハイを当てる。終盤には松丸のタックルを能坂が潰して上四方で押さえ、横に回ってボディに膝を当てて攻勢を印象付ける。2Rも能坂が倒し、金網際で押さえつつバックを奪い、上に戻るとハーフから肩固めを狙う。残り1分を切り解除すると、バックを奪って裸絞めでタップを奪い完勝した。
第14試合 バンタム級 5分2R
○内山拓真(ボンサイ柔術)
×中野 謙(FIGHTER’S FLOW)
判定3-0 (20-18/○19-19/20-18)
1R、スタンド勝負の後、中盤に内山が片足タックルで倒し、サイド、トップで押さえ、随所でパウンドを当て、立たれても金網に押し込み主導権を維持する。
2Rもスタンド勝負の後、中盤、またも内山がタックルを仕掛けて押し込むが、膠着しブレイクがかかる。終盤、中野がタックルを仕掛けて倒すが、下になった内山がアームロックを仕掛けながらリバースして、引き続きアームロックで追い詰め、最後は解除してトップキープして終了。寝技で差を示した内山が判定勝ち。この日は地元静岡のボンサイ柔術勢が4戦全勝3KOと好戦績を残した。
第13試合 フェザー級 5分2R
○鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
×森 俊樹(FIGHTER’S FLOW)
1R 1’10” KO (右ストレート)
1R開始すぐから、鈴木がサウスポーの森に対し、パンチの連打を当てて倒し、パウンドで攻める。スタンドに戻っても鈴木のパンチと左インローを当て続け、最後は右ストレート一撃でマットに沈めた。
第12試合 ウェルター級 5分2R
×篠原アンジェロ(CT BJJ)
○小林ゆたか(夕月堂本舗)
判定0-3 (19-19○/19-19○/18-20)
第11試合 バンタム級 5分2R
○伊藤一輝(ボンサイ柔術)
×柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
1R 0″11″ KO (左飛び膝蹴り→スタンドパンチ連打)
伊藤は開始すぐにプレッシャーをかけて柴田を金網際に詰めると、二段式の左飛び膝を当てててひるませ、パンチを連打すると柴田が崩れ落ち、わずか11秒でKO勝ちした。
第10試合 フライ級 5分2R
○川崎ごうる(ボンサイ柔術)
×大木蓮治(パラエストラ吉祥寺)
1R 2’19” TKO (レフェリーストップ:バックマウントパンチ)
川崎が1R、グラウンドで流れるようにパスガード、マウント、バックマウントと攻め、最後はパウンドを当て続けたところでレフェリーがストップした。
※ほかアマチュア9試合を実施