格闘技大会ネット中継 注目番組ガイド:4.22(木) ONE 若松佑弥&澤田龍人出場|23(金) Krush 加藤虎於奈×松岡力、真優×壽美|25(日) UFC 3階級王座戦|25(日) KNOCK OUT ぱんちゃん璃奈&龍聖出場
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おうち時間のお供に、インターネットでの格闘技観戦はいかが? 近日ネット中継される注目大会の見所を紹介。
4月22日(木) 午前9:30~
ONE Championship「ONE on TNT III」
会場 シンガポール・インドアスタジアム
中継 ABEMA(無料)
☆若松×マクラーレン 予想開始時刻・10:50 【対戦カード一覧】
◆ 今大会はONE Championshipが米国の大手ケーブルテレビ「TNT」を通じて4月の毎週水曜夜(現地時間)に4回に渡り放送する「ONE on TNT」シリーズの3週目。今回はMMAフライ級4位の若松佑弥が同級5位のリース・マクラーレンと対戦する。
若松は18年9月にONE初参戦。ダニー・キンガド、デメトリアス・ジョンソンと強豪相手に連敗したが、19年8月に元王者のジェヘ・ユスターキオを1R KO。その2か月後の両国大会でキム・デファンに判定勝ちし、コロナ禍を経て約1年ぶりとなる昨年10月の試合ではキム・キュサンを1R右フック一撃でKOし、現在3連勝中だ。若松はその試合後のインタビューでマクラーレン戦を希望していた。
マクラーレンは5年以上ONEに上がり、18年7月には和田竜光に判定勝ち。現在フライ級2位のキンガドや3位のカイラット・アクメトフには敗れているが、現在2連勝中で、若松が勝てば、王者・アドリアーノ・モラエス、1位のDJら上位勢との対戦に向け絶好のアピールとなる。
なお、今回の試合前には、朝倉兄弟ともトライフォース赤坂で練習。その映像がABEMAの公式YouTubeにアップされている。
また今回の放送には、MMAストロー級の澤田龍人(イヴォルブMMA)も登場し、昨年10月にグラウンドワークで圧倒し判定勝ちした相手、ミアオ・リータオ(中国)と再び対戦する。澤田はその次の2月のロビン・カタラン戦では1R裸絞めで一本勝ちしており、今回はしっかり極めきってより差を示し、米国の視聴者に存在をアピールしておきたい。
メインイベントにはMMAバンタム級1位で元UFCのランカーでもあるジョン・リネカー(ブラジル)が登場し、ONE 3勝1敗のトロイ・ウォーゼン(米国)と対戦する。
4月23日(金) 17:30~
Krush.124
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
☆真優×壽美 予想開始時刻・19:00 【対戦カード一覧】
◆Krushウェルター級王者の加藤虎於奈(こおな)は松岡力を相手に初防衛戦を行う。虎於奈は1月に山際和希を倒し王座を獲得し、兄のレオナ・ペタスと揃っての兄弟Krush王者となった。その前の昨年11月の松岡戦では、虎於奈が2Rに2度のダウンを奪うも、反撃した松岡のつかんでからの膝蹴りの反則で虎於奈が目を負傷し、反則勝ちという決着に(YouTube)。虎於奈は「まずは自分の中のもやもやを消し去りたい」と思い、松岡を挑戦者に指名した。レオナの3月のK-1での武尊との大一番を見て「兄貴としてのデカイ背中を見せてもらったんで、弟として負けられない」と刺激を受けており、試合内容にどう反映されるかも気になる。
第5代Krush女子フライ級座決定トーナメントは真優(まひろ)と壽美(ことみ)の間で決勝戦。この2人も2度目の対戦で、19年12月のK-1女子フライ級王座決定トーナメントのリザーブファイトで対戦し、壽美が判定勝ちしている(YouTube)。壽美は昨年11月のK-1福岡大会でK-1王者・KANAから金星をあげ、1月の後楽園でのKrush女子フライ級王座決定トーナメント・準決勝では芳美に大差の判定勝ち。真優はNA☆NAを2R左前蹴りでKO。真優も壽美も、約1年半前の初対決時よりも大きく進化した姿を今回見せてくれることだろう。
4月25日(日) 午前6:45~
UFC 261: Usman vs. Masvidal 2
会場 米国フロリダ州ヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナ
中継 UFCファイトパス(メインカードは11:00より。プレリムのみ視聴可能なスタンダードプランは月1,214円、メインカードも視聴可能なプレミアムプランは月2,699円) WOWOW(メインカードのみ)
☆ウスマン×マスヴィダル 予想開始時刻・13:10 【対戦カード一覧】(公式サイト)
◆コロナ禍後では初となるフルに観客を入れてのUFCで、3階級タイトルマッチが行われる。ウェルター級王者のカマル・ウスマンは4位のホルヘ・マスヴィダル相手に4度目の防衛戦。両者は昨年7月のアブダビでのUFC 251のタイトルマッチで対戦し、6日前のオファーで緊急出場のマスヴィダルが判定負けするも健闘し、再挑戦のチャンスが訪れた。マスヴィダルは試合を挟まず再挑戦。ウスマンは今年2月のUFC 258で元同門のギルバート・バーンズに3R右ジャブからのパウンドでTKO勝ち。ジョルジュ・サンピエールを抜きUFCウェルター級連勝記録1位の13に達している。
女子ストロー級王者のジャン・ウェイリーは1位のローズ・ナマユナスを相手に2度目の防衛戦に臨む。ウェイリーは昨年3月、コロナ禍突入直前に有観客で行われたUFCでヨアンナ・イェンドジェイチェクとの死闘を制し初防衛して以来の試合。元王者のナマユナスは17年と18年のヨアンナとのベルトを懸けての連戦をいずれも制し、王座奪取と初防衛を果たしたが、ジェシカ・アンドラージに敗れ王座陥落。昨年7月のUFC 251でのアンドラージとの再戦を判定2-1の僅差で制し、今回の王座挑戦につなげた。ウェイリーもナマユナスも前戦は死闘で沸かせており、今回も真っ向勝負の激闘が期待できる。
女子フライ級王者のワレンチナ・シェフチェンコは1位のアンドラージと5度目の防衛戦。シェフチェンコは昨年11月のUFC 255でジェニファー・マイアを圧倒し判定勝ちして以来の試合。元ストロー級王者のアンドラージは昨年10月のフライ級初戦で同級1位のイトリン・チョケイジアンに1R TKO勝ち。2階級制覇を目指す。
【※緊急事態宣言により延期】4月25日(日) 17:30~
KNOCK OUT 2021 vol.2
会場 後楽園ホール
中継 ツイキャス(3,300円~) サムライTV(月額1,980円)
☆龍聖×No-Ri- 予想開始時刻・19:00 【対戦カード一覧】
◆メインイベントではKNOCK OUT-BLACK(肘無しルール)ライト級王者のバズーカ巧樹が、大谷翔司を相手に防衛戦。昨年12月のノンタイトル戦で両者は対戦し、大谷がダウンを奪って判定勝ちしている。
セミファイナルにはKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈が登場。こちらも再戦で、WMC日本女子&J-GIRLSピン級王者のMIREY(ミレー)と対戦する。両者は19年10月大会で対戦し、ぱんちゃんが判定勝ち(YouTube)。その後、ぱんちゃんは王者となり、昨年11月の戴冠後初戦ではMARIに勝利したが、右拳を負傷。今回はそれ以来の試合だ。
ぱんちゃんは「2度と私とは戦いたくないと思われるように、心を折りたい」「今回もダラダラッと勝ってしまったら、言う資格がないので、一つレベルが違うというところをしっかり見せて、みんなが見たいカードを組んでもらおうと思ってます」とコメント。有言実行なるか注目だ。
また、現在プロ7戦全勝の新鋭・龍聖も出場し、沖縄のTENKAICHIの元バンタム級王者・No-Ri-(ノーリー)と対戦する。龍聖は3月の大脇武戦で7戦目にして初の判定勝利となり、デビューからの連続KOが6で途絶えたが、今回はどうなる?
4月24日(土) 17:30~
NKB 2021 必勝シリーズ 2nd
会場 後楽園ホール
中継 ツイキャス(3,000円~)
☆主なカード 笹谷淳×渡部翔太 【対戦カード一覧】
4月25日(日) 15:00~
HEAT 48
会場 名古屋国際会議場イベントホール
中継 TIGET(2,000円)
☆主なカード アビラル・ヒマラヤン・チーター×吉田英司 【対戦カード一覧】
※主要カードの予想開始時刻は、大会進行やカード変更により、実際と異なる場合もありますので、あくまで参考程度として下さい。