KNOCK OUT 10.23 後楽園ホール(レポ):軍司泰斗、新田宗一朗をパンチで圧倒し判定勝ち。重森陽太、セーンマニーに判定勝ち。チュームーシーフー、バズーカ巧樹、ぱんちゃん璃奈がKO勝ち

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MAROOMS presents KNOCK OUT.69
2026年10月23日(金) 後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ(OFG)着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
軍司泰斗、新田宗一朗をパンチで圧倒し判定勝ち
第13試合 RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○軍司泰斗(TEAM SUERTE/ISKAユニファイドルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級(59kg)王者、元K-1フェザー級(57.5kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
×新田宗一朗(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺/元INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
判定3-0 (秋谷30-27/大澤30-27/板倉30-27)
軍司は27歳。K-1時代に3つの王座を獲得し、昨年6月のKNOCK OUT初戦では、実質OFGムエタイのREDルールで、元ラジャダムナン王者のペットルンルアンを1R左ボディでKO。8月、元ルンピニー王者のゲーオガンワーンに1R左肘打ちでKO負け。11月、セーンサックグンに判定勝ち。12月、ゲーオガンワーンとの再戦でも延長判定負けした。今年5月のGOATではBLACKルールでシュートボクシング日本王者の笠原友希からダウンを奪い判定勝ち。7月のKNOCK OUT MX LIVEでは木村涼仁とREDルールで対戦し2R KO勝ちしている。9月5日の横浜大会では、練習仲間で後輩の龍聖がゲーオガンワーンに判定勝ちし、REDスーパーフェザー級王座を獲得。KNOCK OUT内での目標が定めにくい状況下、ここのところ好調な新田(あらた)との一戦が組まれた。
新田は31歳。4月の故郷沖縄大会では我如古優貴に2R KO勝ち。9月の横浜大会では優翔に3R右飛び膝蹴りでKO勝ちし3連勝、2連続KO勝ち中。以前は脆さを見せる場面もあったが、深津飛成トレーナーの元での猛特訓の成果を発揮し、REDスーパーフェザー級戦線で頭角を現している。
1R、長身の新田が距離を取り、軍司は攻めあぐねる状態が続いたが、中盤過ぎに右ストレートをクリーンヒットし、新田をひるませると、ロープ際に詰め、パンチラッシュで追い詰める。
2R、軍司がパンチで攻めるが、新田がガードを固めているとバッティングとなり一時中断する。再開後、新田が左肘を当てる場面もあるが、終盤には軍司が左ボディの強打を増やしつつ、パンチラッシュで追い詰めて優位をキープする。
3R、中盤にまたも新田のバッティングで軍司がダメージを負い、新田に北尻レフェリーが警告を出す。軍司がこのラウンドも左ボディを効かせつつ、ロープ際に度々詰めてパンチラッシュで追い詰めるが、新田が耐え続け、ダウンはせず終わる。軍司が3Rともポイントを取り判定勝ちした。プレゼンターはタイ人以外初のラジャダムナン王者・藤原敏男氏が務めた。
勝利者インタビューで軍司は「レベルの違いを見せられたと思います。山口代表、年末(=12月30日の代々木第二)、打ち合ってくれる選手、お願いします」とアピールした。
重森陽太、セーンマニーに判定勝ち
第12試合 RED ライト級(62.5kg) 3分3R
○重森陽太(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、元KNOCK OUT-RED&WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
×セーンマニー・ノー・プムマリン[Sangmanee Nor. Pummarint](タイ/元ラジャダムナン認定ライト級・スーパーフライ級・フライ級・ライトフライ級王者、元ルンピニー認定ミニフライ級王者、元True 4Uライト級王者)
判定3-0 (板倉30-29/大澤30-28/北尻30-28)
重森は31歳。昨年6月、ゴンナパーに3R KO負けしREDライト級王座から陥落。10月、小林司を3R KOし連敗を4でストップ。12月、ロムイーサンに判定勝ち。今年5月、ソー・バー・ヘインを3R KO。8月、WBCムエタイ日本スーパーライト級王座決定戦でREITO BRAVELYを1R右ハイでKOし4連勝中だ。
今回、RWSのライト級トーナメントを2度制し、ONEフライデーファイツでも5戦しているラムナムムーンレックとの試合が組まれていたが、ラムナムムーンレックが欠場し、セーンマニーに相手が変わった。
セーンマニーは29歳。構えはラムナムムーンレックと同じくサウスポー。10代半ばの2012年から13年にラジャダムナン、ルンピニーのフライ級前後で4本のベルトを獲得。その後階級を上げ、25年にはラジャのライト級王者となり2度の防衛を果たし、KNOCK OUT発表の戦績は258戦201勝(31KO)52敗5分と圧倒的な経験を誇る。
1R、セーンマニーがサウスポーで構えてプレッシャーをかけ続け、重森がオーソドックスで構えて回って距離を取る構図が続く。お互いミドルを当てるが、重森の右ミドルがやや目立つ。終盤、重森が右インローを当てると、セーンマニーは前進が止まってしまう。記者採点は重森だがまだイーブンもありうる。
2R、セーンマニーは圧を強め、左ミドル、左ボディストレートを当てる。重森は変わらず回って距離を取り、右ミドル、ストレートを随所で返す。お互い引かない展開が続く。記者採点はイーブンだが手数を上げたセーンマニーにつく可能性もある。
3R、セーンマニーが変わらず前に出る構図が続き、重森は序盤こそ右インローを立て続けに当てるが、その先に持ち込めない。セーンマニーも攻撃を出すが的確なヒットが乏しく、差がはっきりつかないまま終わる。記者採点はイーブン。合計30-29で重森。ジャッジ3者も重森を支持し、重森が判定勝ちした。
チュームーシーフー、平川蓮斗をKOしカルロス・モタのUNLIMITED王座挑戦権獲得
第11試合 UNLIMITED 59kg契約 3分3R
○チュームーシーフー[Qumuxifu](中国/郭強ファイトクラブ/CFP/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
×平川蓮斗(和術慧舟會HEARTS)
2R 1’13” KO (左ストレート)
チュームーは24歳。23年6月にKNOCK OUTに初参戦し、龍聖に延長判定負けしたがダウンを先取したことで注目を浴びる。24年10月のKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦では栗秋祥梧に延長判定2-1で惜敗。昨年4月、内藤凌太に判定勝ち。今年2月、古木誠也を3R左ハイでKOしBLACKフェザー級王座を獲得。6月の代々木大会でUNLIMITEDルールに初挑戦し、戦闘員1号に1R KO勝ち。引き続きUNLIMITEDに挑戦し、今回はMMAがベースの平川と対戦する。
平川は24歳。UNLIMITED戦績5戦4勝(3KO)1敗。最近では8月の大阪大会で辻村秀綱に1R右ストレートでKO勝ちしている。
KNOCK OUTの山口元気代表は「この試合の勝者がカルロス・モタのKNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級タイトルに挑戦する」と8月のカード発表時に発言していた。
1R、平川がタックルでテイクダウンを奪うが、チュームーは立ち、逆にタックルでテイクダウンを奪い、ルールへの適応を示す。パンチの打ち合いの展開で、チュームーがサウスポーからの右ストレートをクリーンヒットし、平川を下がらせる。終盤、平川が上になりパウンドを当てるが、チュームーは脱出し、パンチと膝を当て続けて平川を追い詰める。
2R、チュームーがパンチ、膝、ハイ等を当て続けて平川を苦しめる。平川は耐えたが、最後はチュームーが左ストレートで平川を倒したところで、福田レフェリーがストップした。チュームーはモタの王座挑戦権を獲得した。
バズーカ巧樹、山口裕人を1R KO
第10試合 UNLIMITED スーパーライト級(65kg) 3分3R
○バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/元KNOCK OUT-RED・REBELS-BLACK・MA日本スーパーライト級王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
×山口裕人(道化俱楽部/元WPMF世界暫定・WBCムエタイ日本・INNOVATIONスーパーライト級王者 、元DEEP☆KICK-63kg&-65kg王者)
1R 0’47” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
バズーカは29歳。昨年12月の代々木大会でUNLIMITEDルールに初挑戦し、大沢文也に判定負け。その後はBKACKルールで試合を重ね、8月大会では元NJKF王者の吉田凜汰朗からダウンを奪い判定勝ち。今回はUNLIMITEDルールに再挑戦する。
山口兄弟の兄・裕人は34歳。立ち技戦績55戦29勝(18KO)25敗1分。旧KNOCK OUTにレギュラー参戦していたが、20年以降はRISEを主戦場としているが、近年は安彦考真戦以外はYA-MAN、西谷大成、伊藤澄哉、YURA、木村“ケルベロス”颯太、鈴木宙樹に敗れている。RISEではOFGマッチが主体となっており、今回はUNLIMITEDルールに初挑戦する。
1R、裕人の左腕がロープに引っかかる状況で、バズーカが左フックとハイを当てる。離れたところで、バズーカが左フックと膝を当てて裕人を倒し、パウンドをまとめたところで植松レフェリーがストップした。マイクを持ったバズーカは「年末、よろしくお願いします」とアピールした。
弘輝、山口侑馬に勝利も不完全決着
第9試合 UNLIMITED 64kg契約 3分3R
○弘輝(WORLD TREE GYM/AJKN世界ライト級(63kg)王者)
×山口侑馬(道化俱楽部/元INNOVATIONライト級王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
2R テクニカル判定3-0 (福田20-17/山崎20-17/豊永20-16)
※試合前日計量のフェイスオフ時に山口が弘輝を殴り、弘輝が下唇をカットする怪我を負ったため、山口は減点2、ファイトマネーの一部没収、勝っても引き分けも無効試合となる
弘輝は29歳。立ち技戦績26戦14勝(10KO)11敗1分。20年からK-1 GROUPにレギュラー参戦し、朝久泰央、 里見柚己、大沢文也、大岩龍矢、西京佑馬に敗れているが、伊藤健人、REITO BRAVERYに勝っている。K-1 GROUPとの契約を満了し、KNOCK OUTに初参戦し、UNLIMITEDルールに初挑戦する。
山口兄弟の弟・侑馬は31歳。立ち技戦績40戦21勝(14KO)17敗2分。RISEを主戦場とし、直樹、YA-MAN、イ・チャンヒョンにKO負けするなど負けが込んでいる。23年11月、星野孝允に判定勝ちしたが、続く24年6月の山畑雄摩戦はは計量失格で不戦敗となっていた。兄・裕人同様にOFGマッチが多く、今回、KNOCK OUTでUNLIMITEDルールに初挑戦する。
前日計量で乱闘となったせいもあってか、試合前のレフェリーのルール説明の際には、サブレフェリー2人もリングに入って、いざという時には制止する体勢が作られる。
1R、両者キックボクシングのスタンスと距離での攻防を続け、弘輝がサウスポーからの左ストレート、ミドルの的確さで上回る。終盤には弘輝が首相撲から倒し、パウンドを当てて差を印象付ける。弘輝は前日計量でカットした下唇から出血している。記者採点は弘輝。
2R、侑馬が雄たけびを上げて挑発すると、パンチが交錯した場面で侑馬の頭が当たり、弘輝は左まぶたから出血する。ドクターチェックの結果、ストップがかかり、ここまでの内容で判定が行われる。記者採点はイーブン。減点2含め合計20-17で弘輝。弘輝の判定勝ちとなったが、弘輝に笑顔は無かった。
ぱんちゃん璃奈がKO勝ち
第8試合 RED(ボクシンググローブ着用) 女子ライトフライ級(48.9kg) 3分3R
○ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
×ウォン・フーカ[Wong Hoka](香港)
2R 2’37” KO (右ストレート)
ぱんちゃんは32歳。昨年4月に収録された巌流島でのルシア・アプデルガリム戦で判定負けし、デビュー以来の連勝が17でストップ。6月にアイリン・ゴンザレスに判定勝ち。10月に美伶に判定勝ち。今年2月には山田真子と延長ドロー。8月にはアム・ザ・ロケットに3R右膝蹴りでTKO勝ちした。その試合前には「ラスト1年で引退します」と表明。昨年12月、初の肘有り・首相撲制限無しのルールで、サネーガームと対戦したが首相撲に手を焼き、ミドルをもらい続け判定負け。8月1日にはタイのラジャダムナンでのムエタイ大会・RWSに初参戦したが、ノンギフの膝を浴び続け判定負けした。
初来日のウォンは戦績16戦8勝8敗の32歳、身長160cm、構えはオーソドックス。
1R、長身で体格で勝るぱんちゃんが距離を取り、左右のミドル主体で攻めつつ、随所で首相撲で捕まえて振り回して倒して主導権を握る。
2R、ぱんちゃんが変わらず首相撲でコントロールしつつ膝を当てて主導権を握り続けると、ぱんちゃんが右ストレートをクリーンヒットしてから首相撲で倒す。するとウォンは目にダメージを負い、そのまま立てず、レフェリーがダウンを宣告し、ぱんちゃんのKO勝ちとなった。勝利者インタビューで、ぱんちゃんは「年末にRIZINにリベンジしたい」とアピールした。
計量オーバーの渡口耀、壱・センチャイジムを胴廻し回転蹴りでKO
第7試合 RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
×壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WBCムエタイ日本&ムエタイオープン・スーパーバンタム級王者、元KNOCK OUT-RED同級王者、元ルンピニー日本バンタム級王者)
○渡口 耀[とぐち よう](Y’ZD GYM沖縄/KOSスーパーバンタム級王者)
1R 2’33” KO (胴廻し回転蹴り)
※渡口が計量150gオーバーし減点1、ファイトマネー20%を壱に譲渡。KOボーナスの対象は壱のみ
壱は沖縄出身・東京在住の28歳。昨年10月、繁那に判定勝ちしWBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座を獲得。12月のムエタイオープンではタイ人のワイトップに2R TKO勝ち。今年2月のKNOCK OUTでは前田大尊に判定勝ち。4月の沖縄大会ではクルンタイと引き分け。8月、乙津陸に判定2-1で勝利しWBCムエタイ日本王座を初防衛した。
渡口は沖縄在住の19歳。立ち技戦績11戦7勝(4KO)3敗1分。福岡で開催されているKOSの肘有りルールの王者で、4月の沖縄大会でKNOCK OUTに初参戦し、井原駿平を62秒右ストレートでKO。8月の大阪大会では繁那に1R KO勝ち。これまで2試合はBLACKルールだったが、今回REDルールで、元KNOCK OUT王者と対戦する。
渡口は前日計量で150gオーバーする。1R、渡口はパワー差を活かして前に出てパンチを当てる。壱は押され気味の展開となり、随所で首相撲で捕まえて膝蹴りを当てるが、渡口の勢いは止まらない。すると終盤、ロープを背負った壱に対し、渡口が胴廻し回転蹴りを壱の前頭部にクリーンヒットする。倒れた壱は動けず、少し経って大澤レフェリーがダウンを宣告すると、そのまま動けず、レフェリーがストップした。渡口は計量オーバーのため、喜ばず手を合わせ頭を下げた。
星拓海、石川直樹を2R KO
第6試合 RED バンタム級(53.5kg) 3分3R
○星 拓海(IDEAL GYM/WBCムエタイ日本バンタム級王者、元スック・ワンキントーン同級王者)
×石川直樹(KICKFUL GYM/ISKA K-1ルール世界フライ級王者、元新日本・ジャパンキック同級王者、元スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王者)
2R 2’49” TKO (3ダウン:パンチ連打)
星は21歳。昨年12月、KNOCK OUTに初参戦し、乙津陸に判定勝ちして以来のKNOCK OUT参戦。今年2月のNJKFでのWBC日本バンタム級タイトルマッチではHIROYUKIに判定勝ちし初防衛している。
石川は40歳。昨年9月のKNOCK OUTで蒔・センチャイジムに判定勝ち。今年5月、心直に判定1-2で惜敗している。
1R、プレッシャーをかける石川に対し、星は八角形リングの広さを生かして距離を取りつつ、左ミドル、右カーフキック、バックスピンキック等を的確に当て続けて主導権を握る。
2R、石川は圧を強めて得意の首相撲に持ち込もうとするが、星は組まれても対応し、その後は離れて組ませない。星は右カーフ等を当て続けて主導権を握る。すると終盤、星がロープを背負い、石川が右テンカオで詰めたタイミングで右ストレートを合わせてダウンを奪う。星はさらに右ストレートでダウンを奪い、最後は右と左のストレートの連打でマットに沈めた。
第5試合 RED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R
×MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元M-1 JAPANスーパーウェルター級王者、元WPMF日本ウェルター級王者)
○幸輝(インタージム/元KPKBスーパーウェルター級王者)
1R 2’55” TKO (レフェリーストップ:右ストレートでダウン後)
1R、長身の幸輝が右カーフを随所で当てる。中盤まで五分に近い状態だったが、終盤、幸輝が右カーフとハイを立て続けに当てると、左ジャブが当たり出す。幸輝が左ジャブを効かせつつ、右ストレートにつなげてダウンを奪う。幸輝は再び右ストレートを連打しダウンを奪う。MASATOは立つが、ダメージが溜まっており、和田レフェリーがストップした。
第4試合 RED(ボクシンググローブ着用) スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○ロムイーサン・TIGER REON[Lomieesan](タイ/REON Fighting Sports Gym)
×夢叶[ゆめと](エムトーンジム/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
判定3-0 (小林30-28/秋谷30-28/和田29-28)
1R、ロムイーサンが首相撲で捕まえて膝を放つが、そのタイミングで夢叶は崩しを決める。お互い他の攻撃も出すが、まだはっきり差を印象付けるほどにはならない。
2R、ロムイーサンが首相撲から膝を当て続け主導権を握る。夢叶は崩しに持ち込めず、パンチも空振りが続き、印象が悪い。
3R、変わらずロムイーサンは組んで膝を随所で的確に当て、夢叶を翻弄し判定勝ちした。
第3試合 BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
○ニカ・パパヴァ[Nika Papava](ジョージア)
×ヤン・マイケル[Yang Michael](ルーマニア/ECHIPA Y.D.M/KROSS×OVER KICKライト級王者)
判定3-0 (板倉30-28/秋谷30-28/和田30-27)
1R、パパヴァがプレッシャーをかけ、左ミドル、右ストレート等でやや積極的に攻めるが、マイケルも同様の攻撃を返し、五分に近い状態をキープする。
2R、パパヴァが変わらずプレッシャーをかけ、右ストレート、ミドル、ハイ等を当て、1Rよりもヒットを増やす。パパヴァは吉成名高のようにマイケルのバックハンドブローに合わせて右ハイを当てる場面も。マイケルは攻撃が減り印象が悪い。
3R、パパヴァはクリーンヒットは減るものの、変わらず積極的な攻めで主導権を維持し判定勝ちした。パパヴァはセコンドにもついていた元力士の栃ノ心剛史氏、ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使らと記念撮影した。
第2試合 RED スーパーフライ級(52kg) 3分3R
×百田海愛[ももだ しいあ](誠友塾/M-1世界スーパーフライ級王者、KOSバンタム級王者)
○井ノ本煌貴[こうき](LAILAPS東京北星ジム)
2R 2’00” TKO (レフェリーストップ:左右のストレート連打)
百田は山口県在住の23歳。戦績14戦13勝(7KO)1敗。24年9月、KNOCK OUT福岡大会で利共にTKO勝ちして以来2年ぶりのKNOCK OUT参戦。福岡のKOSや大分のKODOといった九州の大会で試合を重ねていた。今回はOFGマッチに初挑戦する。井ノ本は16戦6勝8敗2分の25歳。7月の常葉大会ではエイル・ルーククロンタンとREDルールで対戦し判定勝ちしている。
1R、開始すぐに井ノ本が左フックでダウンを奪う。その後は百田が左テンカオ、右ミドルを返し、持ち直したが、終盤にも井ノ本が左フックでフラつかせてダメージを与える。
2R、百田もパンチを返して巻き返すが、井ノ本が打ち合いで右フックを当ててまたもダウンを奪う。百田はダメージが溜まっており、井ノ本が左右のストレートを立て続けに当て、百田を下がらせ、倒れかけたところで和田レフェリーがストップした。
第1試合 BLACK 女子スーパーフライ級(52kg) 3分3R
×優波[ゆうな](TFG EVOLVE)
○TSUMUGI BRAVELY(BRAVELY GYM)
判定0-2 (和田28-30/北尻29-29/小林28-30)
1R、長身のTSUMUGIが左前蹴りを当てつつ距離を支配し、序盤から右ローを繰り返し強打し、中盤からは首相撲での左膝、左テンカオも随所で当て主導権を握る。
2Rも優波が蹴り主体で主導権を握っていたが、終盤、優波が距離を詰め、右ストレートを立て続けてに当てて巻き返す。
3R、優波がパンチを当てるが、TSUMUGIも膝、ミドルを随所で返し、はっきり差をつけさせず終わる。ジャッジはパンチと蹴りの評価で分かれたが、2者がTSUMUGIを支持し、TSUMUGIが判定勝ちした。







































