KNOCK OUT 8.8 大阪 羽曳野(レポ/1-2):中島玲、櫻井博にKO勝ち。玖村修平が内藤凌太に競り勝つ。壬生狼一輝改め一輝、2年半ぶり復帰戦は1R KO勝ち。戦闘員1号、啓斗との接戦制す。渡口耀・翔磨・堀田優月がKO勝ち

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
Easy Fight GYM 横浜白楽
試合サイズリング、広々マットスペース。格闘技を自由に楽しく続けられるジム。アマ大会「ONE SHOT」も開催!
REMY presents KNOCK OUT.67 ~KNOCK OUT SUMMER JAM in OSAKA~
2026年8月8日(土)大阪・タケダハムはびきのコロセアム(羽曳野市立総合スポーツセンター)
レポート:井原芳徳 写真提供:KNOCK OUT 中継:U-NEXT
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ(OFG)着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
中島玲、櫻井博にKO勝ちし2連勝
第15試合 BLACK 66kg契約 3分3R
○中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/元KNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5kg)王者、元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
×櫻井 博(多田ジム/INNOVATIONウェルター級王者、西日本統一ウェルター級王者)
2R 2’27” TKO (レフェリーストップ:左フック)
大阪出身の元プロボクサー中島は24年6月のキック2戦目からKNOCK OUTに参戦し、12月、渡部太基を1R右フックでKOし、KNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5kg)王者となる。昨年4月、ユリアン・ポズドニアコフに判定負け。10月、小川悠太に判定勝ち。12月、王座を懸けポズドニアコフと再戦したが1R KO負け。今年3月の常葉大会では1階級下のスーパーライト級(65kg)に下げ、力斗に判定負け。6月の常葉大会では42歳のベテラン井原浩之と67kg契約で対戦し判定勝ちした。
櫻井は北海道出身・大阪在住の45歳。14年にT-98、24年に涼矢とINNOVATION王座を争うが判定負け。昨年、井原浩之、HIROに勝利し、今年5月のINNOVATION大阪大会で祐己に2R右肘打ちでKO勝ちしINNOVATIONウェルター級王座を獲得。今回KNOCK OUTに初参戦する。
1R、中央で構える長身の櫻井に対し、背の低い中島は序盤から左ボディを強打し、さらに顔面への左フックにつなげる。中島は右ローも絡め、パンチ一辺倒にはならない。櫻井はひるまず、ミドルを返す場面もあるが、攻撃が少ないまま終わる。記者採点は中島。
2R、開始すぐに櫻井の鼻のドクターチェックが入るが、特に問題なさそうで、すぐに再開する。櫻井は前に出て来るが、中島は難なくかわして右ローを当て、左フックを当てる。中島は落ち着いて右ロー、左ボディと攻撃を下に散らす、その中で左フック、ジャブも絡めると、櫻井は鼻血を出す。じっくり料理した中島は終盤、左右のフック、アッパーを立て続けに当て、左フックでひるませる。櫻井が千鳥足で後退し、ロープにもたれかかると、和田レフェリーはダウンを宣告する。櫻井はファイティングポーズを見せたが、視線が定まっていないのを確認した和田レフェリーはストップした。率直なところ、この後に櫻井が倒されるのは目に見えている状態のため、和田レフェリーの判断は妥当だろう。
勝利者インタビューで中島は「櫻井選手、40過ぎているのにファイトしていて、まずそれを称えたいです。ありがとうございます。自分は不甲斐ない試合ばかりしていて、今日もKOやったけど内容は20点くらいで、後で(宇佐美正)パトリックとかソニー先生とかに怒られると思うんですけれど。今日なノーバンテージで試合をしました。俺はこれからノーバンテージで試合をするので、どんどんぶっ倒していきます」と話した。
兄弟ファイター対決は玖村修平が内藤凌太に競り勝つ
第14試合 BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R
○玖村修平(シューティングスター/元Krushフェザー級王者、元NJKFバンタム級王者)
×内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/シュートボクシング日本フェザー級6位、元DEEP☆KICK -55kg王者)
判定2-1 (北尻28-29/秋谷30-29/和田29-28)
弟にトップ選手のいる兄弟ファイター対決。4月の沖縄大会で辰樹に判定負けし2連敗中の玖村修平は、故郷の大阪での試合。昨年9月の古木誠也戦で判定負けして以来のKNOCK OUT登場となる内藤凌太と対戦する。
1R、お互い攻撃を出すが、まだクリーンヒットが乏しい状態が続く。終盤に修平が右ハイを増やし、見栄えはするが、凌太はブロック等で対処している。記者採点はイーブン。
2R、修平が右ロー、左ジャブ、フックを随所で当て、やや優位に。凌太はひるまず攻撃を返すが、空振りが多い。残り30秒を切り、修平が右ストレート、フック、左ハイ、フックを的確に当て、差を印象付ける。記者採点は修平。
3R、修平が顔面へのパンチを当てつつ、左ボディ、右テンカオも絡める。凌太もパンチを増やすが、修平はしっかりブロックできている。だが中盤過ぎから距離が詰まると、修平が右フックを当てれば凌太も右フックを返し、顔面を捉える攻撃が増える。凌太は右ミドルも絡め、手数多く攻め続け、修平はヒットが減ってしまう。だが凌太は途中から鼻血を出したため、ジャッジによっては悪印象に捉える可能性もある。記者採点は凌太だがイーブンの可能性もある。合計29-29でイーブン。ジャッジはバラつき割れたが、2者が修平を支持し、修平が判定勝ちした。
壬生狼一輝改め一輝、2年半ぶり復帰戦は1R KO勝ち
第13試合 BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R
○一輝[かずき](若獅子会館/元Krushバンタム級王者)※壬生狼一輝 改め
×小島慎太(KINGS/AJKNバンタム級王者)
1R 2’37” KO (右ストレート)
壬生狼一輝改め一輝は24歳。地元福岡のキック大会・大和のバンタム級王者となり、20年からK-1 GROUPを主戦場とし、21年3月、吉岡ビギンに判定勝ちしKrushバンタム級王座を獲得。大仁田厚スタイルのパフォーマンスでも話題を呼んだが、黒田斗真に3度敗れる等、K-1王座には届かない状況が続く。23年、白幡裕星、心直ら相手に3連勝したが、24年3月、大久保琉唯に判定負け。同月末、引退を表明。昨年9月、若獅子会館所属のK−1選手・MOEとの結婚を発表。同会館のある大阪に住んでおり、「1年前ぐらいに、やっぱしワシは戦ってる時が一番自分らしくいられると思った」ことから、練習を再開し、今回KNOCK OUT大阪大会で約2年半ぶりに現役復帰する。
小島は福岡在住、4戦4勝(2KO)の24歳。4月の沖縄大会でKNOCK OUTに初参戦し、川端駿太に1R TKO勝ちしている。
一輝のセコンドには妻のMOEもつく。試合は一輝が実績・実力差をはっきり示す内容に。1R、お互いフェイントをかけるが、攻撃がなかなか出ない状態が続き、蹴りを出しても距離が遠く空振りが続く。中盤過ぎから少しお互いのローが当たり出す。残り1分と場内アナウンスが響くと、一輝はプレッシャーを強め、ワンツーでの右ストレートを当ててダウンを奪う。一輝は左ミドルを効かせ、少し小島を下がらせると、左テンカオを絡め、パンチラッシュから右ストレートを当てて再びダウンを奪う。小島は意識はあるが、倒れたまま動けず、勝本レフェリーがストップした。
マイクを持った一輝は「やる気、元気、一輝。KNOCK OUTの皆さん、これが俺…ワシです。久しぶりの復帰戦、やっぱり最高じゃのう。以上です」「ワシの復活劇、これからじゃから、みんな楽しみにしておいてくれ」と、壬生狼時代と変わらぬ大仁田厚風の口調でアピールした。
戦闘員1号、啓斗との接戦制す
第12試合 BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R
○戦闘員1号(EX ARES/元DEEP☆KICK -57.5kg王者)
×啓斗(team ALL-WIN/元DEEP☆KICK -57.5kg王者)
判定2-1 (大澤29-28/和田28-29/勝本30-29)
6月の代々木大会に緊急出場するもチュームーシーフーに1R KO負けした戦闘員1号は、K-1 GROUPから初参戦の啓斗と対戦した。両者ともDEEP☆KICK -57.5kgの元王者で、啓斗が第4代、1号が第6代だ。
1R、両者ほとんどステップをせず、ボクシングの攻防を繰り広げ、ほとんど蹴らない展開が続く。最後、両者ギアを上げ、啓斗が左ボディ、右ストレートを立て続けに当て、好印象で終えるが、差の乏しいまま終わる。記者相手はイーブン。
2Rはまだ蹴りが出るようになるが、基本的にパンチ主体の攻防に。1号がテンカオを織り交ぜつつ、パンチのヒット数でやや上だが、啓斗もひるまず右ミドルやハイを返しつつ、要所で右フックなどの顔面へのパンチを返し、なかなか均衡が崩れない。記者採点はイーブンだが1号につく可能性もある。
3Rも両者ステップせずパンチを打ち合う展開が続く。両者とも明確にポイントを取れたラウンドは無いのだが、戦い方を変えない。延長はないため、残り30秒を切ると啓斗がパンチの振り数を増やすものの、ヒットは乏しく、1号も攻撃が出せず、お互い決め手がないまま終わる。記者採点はイーブン。合計30-30でイーブン。ジャッジは三者とも違う合計点となり、評価が割れ、2者が1号を支持し、1号の判定勝ちとなった。
渡口耀、元NJKF王者の繁那を相手にKNOCK OUT 2連続 1R KO勝ち
第11試合 BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
×繁那[ばんな](R.S-GYM/元NJKFスーパーバンタム級王者)
○渡口 耀[とごうち よう](Y’ZD GYM沖縄/KOSスーパーバンタム級王者)
1R 2’31” KO (3ダウン:右ストレート)
繁那は京都在住の22歳。昨年6月、NJKFスーパーバンタム級王座決定戦で藤井昴に1R TKO勝ちし王者となる。ONEフライデーでは2戦1勝1敗。昨年10月のKNOCK OUTでのWBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦で壱・センチャイジムに判定負け。12月、NJKF京都大会ではタイ人のシャークとS1世界王座を争い1R TKO負け。ムエタイルールで苦戦が続き、、今回、BLACKルールで再起の糸口を探る。
渡口は沖縄在住の19歳。福岡で開催されているムエタイ大会・KOSの王者で、4月の沖縄大会でKNOCK OUTに初参戦し、井原駿平を62秒右ストレートでKOし、引き続きKNOCK OUTに参戦する。
1R、サウスポーの繁那に対し、渡口はプレッシャーをかけ、右ストレートを序盤から当てる。繁那も右ジャブを返すが、直後に渡口が右ストレートを立て続けに当ててダウンを奪う。渡口は右ミドルを当ててから、さらに左と右のワンツーのパンチを当てダウンを奪う。繁那はダメージが溜まっており、最後も渡口が右ストレートで倒し3ダウン目を奪いKO勝ちした。
勝利者インタビューで渡口は「2回目呼んでいただいてとてもうれしいです。どんどん強い敵を倒して、ベルトに行きたいです」と話した。
翔磨、KNOCK OUT初戦は2R逆転KO勝ち
第10試合 RED フェザー級(57.5kg) 3分3R
×祐輝[よしき](OU-BU GYM)
○翔磨(TEAM-ANOTHER/元DEEP☆KICK -55kg王者、元HOOST CUP日本バンタム級王者)
2R 2’26” KO (3ダウン:左ミドルキック)
DEEP☆KICKとホーストカップで王座獲得実績のある翔磨が地元大阪大会でKNOCK OUTに初登場し、KNOCK OUTにレギュラー参戦している祐輝と対戦し、印象を残す。
1R、両者サウスポーで構え、祐輝が序盤から前に出てパンチを連打して右フックでダウンを奪う。パンチの打ち合いで両者倒れる場面もあるが、すぐ立つため、センチャイ・レフェリーはスリップ扱いとする。
すると2R、ポイントを取り返したい翔磨が前に出て、右ボディを効かせると、右ストレートを立て続けに当ててからの左ハイキックでダウンを奪う。さらに翔磨は左ミドルを胸のあたりに当ててダウンを奪う。祐輝はダメージが大きく、最後も翔磨が左ミドルを脇腹に当てて倒し、3ダウン目を奪いKO勝ちした。
勝利者インタビューで翔磨は「オープンフィンガー、楽しすぎるんで、山口代表、またお願いします」とアピールした。
堀田優月、韓国の選手を3R KO
第9試合 BLACK 女子ライトフライ級(49kg) 3分3R
○堀田[ほりた]優月(闘神塾/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
×パク・ユイ[Park Yui](韓国/JUNSA GYM)
3R 1’27” TKO (レフェリーストップ:左ボディフック)
堀田は兵庫出身の17歳。戦績8戦6勝1敗1分。24年12月のKNOCK OUT初戦では坂本梨香と引き分けたが、昨年10月、11月と、常葉でのREBELSシリーズに連続参戦し、RUI JANJIRAと恵音に判定勝ち。今年3月、サネーガームに判定負け。4月のNJKF岡山大会では美斬帝に判定勝ちし、ミネルヴァ・ライトフライ級王座を防衛している。
ユイは18歳。KNOCK OUTのプレスリリースによると戦績6戦4勝(1KO)2敗。父は2001年1月の新日本キックで、のちに初代KNOCK OUTプロデューサーとなる小野寺力をKOしたこともある、元韓国ムエタイ協会ライト級王者の朴炳圭[パク・ピョンギュ]氏。その後は新日本の市原ジムに移籍し、リングネームを朴龍[パク・リュウ]とし、08年4月にはマサルに判定勝ちし日本ライト級王者となった。その3カ月後に生まれたのがユイで、今回、父の活躍した日本のリングに初登場した。
試合は堀田が終始圧倒する展開に。1R、堀田はサウスポーで構えて開始すぐからプレッシャーをかけ、左ミドル、ボディストレートを当てる。ユイも右ローを返すが、スピードで劣り、堀田にかわされて空振りが続く。最後はローや右ストレートが当たり出すが手数差は縮まらない。
2R、堀田が変わらず手数多く攻め、終盤には左ストレートを連打して追い詰める。最後、堀田が左テンカオを効かせると、ユイの動きが止まる。堀田が左ボディを連打し、ユイが防戦一方になると、大澤レフェリーは割って入り、レフェリーストップではなくダウン扱いとする。
3R、堀田が変わらず左右のボディストレート。フックを当て続け、またもユイが防戦一方になると、レフェリーはダウンを宣告する。実際のところ既に勝負ありだが、試合は続行すると、またも堀田が左ボディを連打したところで、ようやく大澤レフェリーが試合をストップした。
第8試合 BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
○辻岡怜恩[れん](直心会)
×保井広輝(LoT gym/元DEEP☆KICK -55kg王者)
判定2-0 (30-28/29-2/30-28)
第7試合 UNLIMITED 61kg契約 3分3R
○平川蓮斗(和術慧舟會HEARTS)
×辻村秀綱[しゅうこう](フリー)
1R 2’35” KO (右ストレート)
第6試合 UNLIMITED 66kg契約 3分3R
○河坂修斗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
×米川たすく(米川道場)
不戦勝 (米川の計量3.8kgオーバー)
第5試合 RED 62kg契約 3分3R
○プンルアン・バーンランバー[Pungluang Banramba](タイ)
×麻太郎[あさたろう](健心塾)
判定3-0 (30-28/30-28/29-28)
第4試合 UNLIMITED 女子バンタム級(53.5kg) 3分3R
×タイソンRINA(TEAM TEPPEN)
○コ・ユナ[Ko Yuna](韓国/BodyKick GYM/WBKFアジア女子ミニフライ級(48kg)王者)
判定0-3 (27-30/27-30/26-30)
第3試合 BLACK 女子アトム級(47.5kg) 3分3R
○風羽(ファントム道場/シュートボクシング日本女子アトム級1位)
×坂田実優(FELLOW GYM)
判定2-1 (28-29/29-28/30-29)
第2試合 BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R
△川内参星[みほし](JACK GYM/KPKBスーパーウェルター級王者)
△KING弥百希[やおき](ROYAL KINGS)
判定1-0 (29-28/29-29/29-29)
第1試合 BLACK 52.5kg契約 3分3R
○竜雅(健成會)
×松田大将(WARRIOR OSAKA/KNOCK OUTアマチュア3階級優勝)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)

















