KNOCK OUT 11.30 常葉アリーナ(レポ):ホーストカップ王者 成尾拓輝、KNOCK OUT初戦で下地奏人を2R KO「日本の60kg、もっと盛り上げたい」。DEEP☆KICK王者 戦闘員1号、茂木豪汰との打ち合い制し判定勝ち

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KNOCK OUT REBELS SERIES.8
2025年11月30日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナ
レポート:井原芳徳 中継:YouTube KNOCK OUTチャンネル
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
ホーストカップ王者 成尾拓輝、KNOCK OUT初戦で下地奏人を2R KO「日本の60kg、もっと盛り上げたい」
第10試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
×下地奏人[かなと](フリー)
○成尾拓輝[ひろき](究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
2R 1’01” TKO (レフェリーストップ:右ストレート)
下地は沖縄在住の21歳。昨年8月のKNOCK OUTで髙橋亨汰に延長判定勝ち。12月のKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王座決定トーナメントでは初戦でロムイーサンを1R右ハイでKOしたが、決勝では久井大夢の首相撲につかまり判定負けした。今年4月、優翔戦が組まれていたが、網膜裂孔でドクターストップがかかり欠場。今年8月には1階級上のライト級(62.5kg)でRED王者のゴンナパーと対戦。自ら志願して臨んだ強豪との戦いだったが、1Rから右肘打ちでダウンを奪われ、3Rに左ストレートでKOされた。
成尾は神戸出身の23歳。日本拳法をベースとし、名古屋と大阪で開催されているホーストカップの王座に君臨する。ONEフライデーファイツにも参戦し、昨年11月の初戦ではジャン・ジンフー(中国)に3R左フックでTKO勝ち、今年4月の2戦目ではアルベル・ダ・シウバ(ブラジル)に1R右フックでTKO勝ち、6月にはチャン・ハイヤンを1R左ミドルでKOし、3試合とも35万バーツ(約160万円)のボーナスを獲得した。8月のチャン・チンタオ(中国)戦では2R KO負けしてしまうが、9月のホーストカップ大阪大会では安川侑己を32秒左膝蹴り一撃でKOしライト級王座防衛に成功した。
2025年最後のREBELSシリーズのメインイベントで、成尾がKNOCK OUT初登場。久井大夢が返上し空位となっているBLACKスーパーフェザー級王座戦線での浮上が期待できるファイトを繰り広げる。
1R、成尾が序盤から前に出て、右ストレート、ロー、カーフを当て、先手を取る。下地は八角形のリングの中で回ってかわす場面もあるが、詰められる時間が長い。終盤、成尾は左右のボディ、左ミドルも絡め、下地を削る。記者採点は成尾。
すると2R、成尾は前に出て、右フックをヒット。成尾もカウンターでもらうが、下地がバランスを崩す。成尾はチャンスを逃さず、なおかつ冷静に左三日月蹴りを当てると、右ストレートと右飛び膝を連続で当ててダウンを奪う。下地は立ってファイティングポーズを取るも、足が少しフラついているが、秋谷レフェリーは続行する。成尾はロープ際に詰めて左右の膝を当て、右ストレートで再びダウンを奪ったところで、レフェリーはようやくストップし、セコンドもタオルを投入した。
常葉大会のためKO勝ちの成尾はファイトマネーが2倍に。マイクを持った成尾は「今回、ホーストカップチャンピオンとして、KNOCK OUTのメインイベント締めさせてもらって感謝しています。日本の60kg、この階級、もっと盛り上げたいし、この攻撃力なら、KNOCK OUTのREDルールとかUNLIMITEDルールとか、もっと面白い試合ができると思うので注目してください」とアピールした。
大会後、KNOCK OUTの山口元気代表は「成尾選手が衝撃のKOデビューを飾りました。前からフルスイングぶりが(弟子の)鈴木千裕に似ていると思っていて、良かったですね」「12月30日(代々木第二体育館大会)に出てもらいたいぐらい、いい内容でした。REDもUNLIMITEDもやれると言うので、あのパンチ力でUNLIMITED、面白いんじゃないですか。KNOCK OUTの60の全部のベルトに絡む選手になると思うので、凄い期待しています」と絶賛した。
敗れた下地について山口氏は「(8月の試合前から)フリーになって厳しく見る人がいない弊害が出て来たと思う。2連続KO負けなんで、最低4カ月休んで、作り直してもらって、復帰は沖縄大会かなと思う。若いので焦らず、来年参戦して欲しい」と話している。
DEEP☆KICK王者 戦闘員1号、茂木豪汰との打ち合い制し判定勝ち
第9試合 BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
×茂木豪汰(上州松井ジム)
○戦闘員1号(EX ARES/DEEP☆KICK -57.5kg王者)
判定0-3 (秋谷26-30/神谷26-30/小林26-30)
戦闘員1号は安部宏聖の名前で6月、DEEP☆KICK -57.5kg王座決定トーナメント準決勝に出場しKO勝ち。その試合で「オモロいことしたいなぁと思って」入場時に「仮面ライダーシリーズ」のショッカーの覆面を被りながら入場した。すると9月の決勝の前に「ショッカーのボスから悪乗りで改造された」ことで「戦闘員1号」に生まれ変わり、決勝でも荒川ルシファー大夢に2R TKO勝ちしDEEP☆KICK王者となる。そして今回、KNOCK OUT初戦でも早速インパクトを残す。
対する茂木豪汰は10月のREBELSシリーズで、やまちゃんをKOし連続出場する。群馬在住のため、地元から多数の応援団が来場し、大きな声援が飛ぶ。
1R、茂木がサウスポー、戦闘員1号がオーソドックスで構え、両者パンチ主体で攻める。お互いボディ打ちと膝蹴りも絡めるが、終了間際、戦闘員1号が左右のアッパーのヒットを増やし、やや優位で終える。記者採点は戦闘員1号。
2R、戦闘員1号は前に出続け、ボディ、ストレート、アッパーをヒット。中盤過ぎからヒットを増やし、ロープ、コーナーに詰め続け、茂木を追い詰める。記者採点は戦闘員1号。
3R、開始すぐこそ茂木が前に出るが、すぐに戦闘員1号が前に出返し、パンチを連打し追い詰める。茂木は鼻血の量が増え、ドクターチェックが入るが再開する。これで体力回復した茂木は左ストレートを連打するが、すぐ戦闘員1号が前に出返し、ロープ際でパンチを当て続けたところで、大澤レフェリーはスタンディングダウンを宣告する。終盤、戦闘員1号が連打で追い詰めた状況で、なぜか大澤レフェリーがブレイクする場面も。倒せなかったが戦闘員1号が攻め続けて終了。8-10で戦闘員1号が取る。合計26-30で戦闘員1号。ジャッジ3者も同じ採点で戦闘員1号を支持し、戦闘員1号が判定勝ちした。山口代表も「戦闘員1号選手には勝ち上がっていって、フェザー級をかき回してほしい」と連続起用に意欲的だった。
木村亮彦が逆転TKO勝ち
第8試合 UNLIMITED 66kg契約 3分3R
○木村亮彦(KNOCK OUT クロスポイント大泉)
×ヴィニシウス[Vinicius](ブラジル/クボジム/BRAVE)
3R 0’42” TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)
木村はUNLIMITED 4戦3勝 (2KO) 1敗。MMA 3戦2勝1敗でUNLIMITED初挑戦のヴィニシウスと対戦した。
1R、ヴィニシウスが開始すぐからパンチと蹴りで積極的に攻め、タックルで倒すと、パウンドを当てる展開を繰り返す。記者採点はヴィニシウス。
2R、木村が右カーフキックを随所で当て、ヴィニシウスはやや勢いが落ちる。終盤、ヴィニシウスの右膝蹴りがローブローとなり一時中断する。ヴィニシウスはレフェリーから注意を受けるが、この間に体力を少し回復する。ヴィニシウスが右フックを当てるが、木村も左ボディを返す。記者採点は木村。
3R、木村が右カーフとローキックを連打すると、ヴィニシウスは下に意識が向いていたか?木村が右フックをクリーンヒット。ヴィニシウスがダウンし、木村が上から鉄槌を連打したところでレフェリーがストップした。
来年は女子だけの常葉大会のプランも。堀田優月が2連勝、SHIORIN♡がREDルールの死闘制す
第7試合 BLACK 女子ライトフライ級(49kg) 3分3R
○堀田[ほりた]優月(闘神塾/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
×恵音[あやね](NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 (大澤30-28/センチャイ30-28/秋谷30-27)
堀田はKNOCK OUT 2戦1勝1分で10月のREBELSシリーズでRUI・JANJIRAに判定勝ちし連続出場した。
1R、16歳の堀田がサウスポーで構え、オーソドックスの恵音に対して左に回りつつ左ミドルを的確に当て、左ストレートにつなげる。恵音も左のフックとミドルを返す場面もあるが、やや押され気味だ。2Rも同様で、終盤に堀田が左フック、ストレートを的確に当てて印象を作る。3R、接近戦の打合いの中で堀田が左ハイをヒット。恵音も随所でパンチとミドルを返すが、流れを変えれらず、堀田が判定勝ちした。
第5試合 RED 女子スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
○SHIORIN♡(GRATINESS/WMC日本スーパーバンタム級王者)
×山本“魂武羅”知美(FAITH)
判定3-0 (小林29-27/大澤29-27/神谷29-27)
SHIORIN♡は大和哲也代表のGRATINESSの新鋭。伝統派空手をベースとし、キック転向後は10戦7勝1敗2分。9月のムエタイスーパーファイト名古屋大会ではルイ_KMGに判定勝ちし、女子バンタム級国内トップクラスの実力を示し、KNOCK OUT初戦でも印象を残す。
1R、お互い右ストレート、カーフキックを当てるが、攻撃が少なく、均衡状態が続く。だが山本は鼻と口から出血し少し苦しそうだ。
すると2R、山本が左ミドルを当ててから詰めて来たが、SHIORIN♡がカウンターの右ストレートを当ててダウンを奪う。中盤にも山本が前に出て来たところでSHIORIN♡が右ストレートを立て続けに当ててダウンを奪う。山本もパンチの打ち合いで右ストレートと肘を返し、底力を発揮する。
3R、体格で勝る山本は序盤から前に出て、右ストレート、肘を当てて挽回するが、SHIORIN♡も右縦肘を当て返し、首相撲でも反撃を封じ判定勝ちした。山本の底力も光る一戦で、山口代表も大会後に両選手を絶賛していた。
常葉大会では女子の好勝負が続いており、山口代表は「女子だけの試合を並べた大会をチャレンジしたい。全国のやる気のある女子選手に常葉に集結してもらい、ここでの勝ち負けでタイトルのラインに乗り、後楽園でタイトルに挑む流れにしたい」と今後のプランを語っている。
さらに山口氏は「(福島の山中の)常葉は雪が降るので、3月まで休みをいただいて、4月から毎週興行にチャレンジしたい。常葉で活躍した選手が後楽園といういい流れができた。自前で会場を持って興行をできるのはうちだけなので、そこの強みを活かしたい」と今後について話した。
第6試合 BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R
○渡部 惺[せいな](KNOCK OUT クロスポイント大泉)
×彪羽[ひょう](チーム小樽コンバット)
判定2-1 (大澤29-28/小林29-30/秋谷29-28)
第4試合 RED(ボクシンググローブ着用) フェザー級(57.5kg) 3分3R
×やまちゃん(K-1 GYM BLOWS)
○大渕 翼(React Gym Shonan)
2R 2’44” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り)
第3試合 BLACK 女子アトム級(46kg) 3分3R
○鈴木 萌(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
×KANA(Bombo Freely)
判定3-0 (センチャイ30-27/秋谷30-27/神谷30-27)
第2試合 BLACK 女子48kg契約 3分3R
×山崎希恵(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
○世愛[せあ](TEAM KAZE)
判定0-2 (大澤28-29/秋谷29-29/センチャイ29-30)
第1試合 BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R
△中嶋翔吾(HOSOKAWAジム)
△義斗(fplus team quest)
判定0-1 (小林28-29/センチャイ28-28/大澤28-28)

