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10月29日 直接取材
▼ 29日大阪・なみはやド−ムで行われた「修斗 the Renaxis 1999 in Osaka」の全試合終了後、来る12・11(土)に東京ベイNKホ−ルで開催予定のVTJ'99に出場予定の日本人選手が発表され、リングに呼び上げられた。そのメンツの名前が呼び上げられるたびに、大阪で見ることが出来るとは思わなかった人気選手が登場。試合こそなかったもののこれだけの選手を一堂に集めた心憎いサ−ビスにファンは大喝采を送っていた。さて肝心のそのラインナップだが、専門誌のインタビュウに応じて主催のサスティン坂本社長が「今年のVTJはUNDER25(25歳以下)でいきたい」と発言、年齢制限にひっかかる巽宇宙が先日の後楽園で出場志願を口にするなど、なにかと話題を呼んでいた。事実、最初にリングに呼び上げられたのは、条件どおり、この秋そろって21歳を迎えたばかりのK'zのホ−プコンビ、植松直哉と五味隆典。しかし、続いて呼びだされたのは27歳の巽宇宙。やはり嘆願の甲斐があったと見るべきか。そして、今や修斗の新しいカオとなった宇野薫、常勝のミドル王者・桜井速人、そしてこの日も秒殺勝利で復活を印象づけた佐藤ルミナが登場。まさに今の修斗を支える若い選手によるVTJ というコンセプトがぴったりくるラインナップが揃ったと言えるだろう。
続いて3試合の決定カ−ドが発表された。
植松直哉 vs ジョン・ホ−キ
巽宇宙 vs アレクサンドレ・フランサ・ノゲ−ラ
宇野薫 vs アンドレ・ペデネ−ラスいずれも修斗日本人選手が苦汁を舐めさせられてきた強豪に、新世代の選手達が挑むチャレンジマッチというマッチメ−クになっている。
このあと宇野が選手を代表してマイクを取り「選手一同全力を尽くして戦いますので応援してください」と挨拶した。
なお、この6選手に加えてPUREBRED STG 大宮所属の加藤鉄史もVTJ'99への出場が決定している。
(井田英登)
10月29日 会見発表
▼ 来る11月14日東京ベイNKホールで開催される「ULTIMATE FIGHTING CHAMPIONSHIP JAPAN」大会の追加カードが、29日午後二時よりUFC-J本社での記者会見において発表された。これによって、既報の高阪剛(リングス)vs ペドロ・ヒーゾ(ブラジル)、ジェイソン・デルーシア(パンクラス)vs ジョー・スリック(USA)の二試合が正式に認められたことになる。なお、高阪剛の参戦はあくまでUFC本体との契約によるものであり、リングスを経由したものではない。リングスとは友好的な関係にあるが、提携等の見通しを語れる段階にはまだない、とのこと。また、安生洋二のマッチメイクについては、発表が見送られた。
日・米 UFCの友好をアピール
同時に、UFCのアダム・バイアローにより、SEG社(UFCの母胎)社長からのコメントが読み上げられ、「UFCとUFC−Jの独占契約締結及び両社の提携によって魅力的なマッチ・メイクを今後とも提供していきたい」という方針が改めて確認された。過去には両社間にすれ違いがあるのではないかという報道もあったが、その疑念に対する公式回答ということになろう。
従って、今回のUFC−J大会のヘビー級タイトル・マッチ(バス・ルッテンの王位返上に伴うピート・ウィリアムスvsケヴィン・ランデルマンの決定戦)、次期挑戦者決定戦(高阪vsヒーゾ)、及びスペシャル・マッチ(デルーシアvsスリック)は、UFC本体からUFC-Jへのマッチ・メイクの提供という位置づけになる。新ヘビー級チャンピオンとの間のタイトル・マッチの予定だが、UFC側は、2000年の第一回のアメリカ大会(2月予定)を、UFC-J側はその後の日本大会を希望しており、折衝中だという。高阪が挑戦者決定戦に勝てば、日本人では初めてのUFCチャンピオンへの挑戦ということになるだけに、日米のどちらで開催されることになるかは気になるところだ。今後、UFCとUFC-Jでは、相互に選手の提供をしていく予定。両者の提携が順調に進めば日本人選手のUFC出場の機会も増えそうである。
ヤマケン「“本物”になって業界を盛り上げていきたい」
UFC-JAPANチャンピオン決定トーナメントについては、既報の組み合わせに加え、試合形式(5分2ラウンド/UFCルール)と優勝賞金100万円、及び、今後もトーナメントを複数回行い、各回の優勝者によってリアルチャンピオントーナメントを行うことが発表された。何回トーナメントを行うか(リアルチャンピオントーナメントに何選手でるのか)は決定されていない。発表後、出場選手代表として、POWER OF DREAMの山本喧一からコメントが出された。
「新しい魅力的な大会だったので出場することにしました。是非ともベルトを奪って、個人闘争をぶちあげたい。今は外人天国じゃないですか。外人並のギャラを日本人も取れるように、強さとエンターテインメント性を兼ね備えた本物のプロとしてやっていきたい。僕の中では格闘技かプロレスかなんていうナンセンスな区分けはない。とにかく本物になって業界を盛り上げていきたい。そのために目一杯頑張るし、そのためにベルトを取ります」。相手となる高瀬大樹の試合は何回か見たことがあり、いきのいい若手として対戦することを楽しみしているという。また、体調については、現在まだ70%としながら「リングスの時は、キングダムの頃の無理が溜まっていてはっきりいってぼろぼろでした。思うように体が動かなかった。現在は、精神的にも肉体的にもその頃とは全く違います」と力強く語ってくれた。
- 【出場選手プロフィール】
- ペドロ・ヒーゾ 186cm、100kg
- マルコ・ファスの一番弟子。キックボクシングでは95kg以下級でブラジル・ナショナル王者となる。95年12月、K−1のリングにも登場する。
バーリ・トゥード・デビューは96年10月。以後、キックとの二足の草鞋を履き続けている。ドージョー・チャクリキでキックの修行を積んだあと、97年5月からは師であるマルコ・ファスと一緒にビバリーヒルズ柔術クラブで教えている。- ジョー・スリック 180cm、89kg
- アメリカン・ネイティヴズ ミレティック・マーシャルアーツセンター所属
第28回エクストリーム・チャレンジ優勝
13勝2敗3引き分け。(山名尚志)
10月29日 直接取材
▼ 28日、代々木第二体育館で開催されたRINGS MEGA-BATTLE TOURANAMENTに、正道会館の佐竹雅昭が姿を現した。佐竹は先月大阪ド−ムで行われたK1GP'99一回戦での武蔵戦の判定に異議を唱え、K1離脱を宣言している。その後、一カ月あまり公式の場に姿を見せなかった佐竹だったが、今回、リングス側の招待に応じて、代々木大会を視察に現れたという。一回戦終了後の休憩時間、黒のス−ツに身を包んだ佐竹がバックステ−ジに姿を現すと、居あわせたカメラマンが一斉にシャッタ−を切った。しかし、佐竹は硬い表情のまま、広報係の誘導で大会運営事務局の扉の影に姿を隠す。
ドアの前に殺到する記者陣をかき分けるようにして、今度は前田日明が同じ部屋に消える。10分近くが経過し、前田は二回戦の審議の為に会場へと戻り、期待されたツ−ショット姿は見られないままだった。続いて、ようやく記者達の前に現れた佐竹は「今のリングスがどうなっているのか、まず見たいと思って今日は招待に応じました。まだ進路は決まっていませんが、(将来の選択枝の一つとしてリングスを考えているかという問いに答えて)そのひとつだろうとは思っています」と答えた。大会後、記者の質問に答えた前田は「今日は挨拶程度。でもアイツなら大丈夫だよ。俺の(新日本プロレス離脱)ころにはもっとひどかったもん。金髪のガ−ルフレンドと遊んでるって聞いてるし(笑)」と煙に巻き、あくまで会談の詳細を語ろうとはしなかったが、今後両者の7年ぶりの再接近に向けて、まずまずの手ごたえがあったと見られる模様だ。
(井田英登)
10月27日 公式情報
▼ 本日、一部マスコミが先行報道を行ったことを受けて、UFC-J は正式に11月14日(日)東京ベイNKホ−ルで開催予定のUFC-J にリングスジャパン所属の高阪剛が登場する事を発表した。高阪は昨年3月のUFC16のキモ戦でUFCデビュ−。以来、シアトルのモ−リス・スミスジムを基点にUFCヘビ−級戦線の中心選手の一人として活躍。これまでにピ−ト・ウィリアムス、バス・ルッテンらと対戦3勝1敗の成績を残している。日本ではリングスル−ルでの対戦を重視し、リングスマットでもVT戦を行うことのなかった高阪だが、今回UFC-Jのマッチメイカ−に、本国UFCのジョン・ペレッティが就任したことから、国内でのアルティメット参戦が浮上、今回の参戦が実現することとなった。
対戦相手はマルコ・ファスの門下生ペドロ・ヒ−ゾ。UFC デビュ−は昨年10月のアルティメットブラジルで、上背に勝るタンク・アボットを相手に果敢なロ−キックで蹴り潰し、地元の観衆を多いに沸かせた。最近の戦績では、今年1月にマ−ク・コ−ルマンと対戦、判定で退けている。
この大会ではバス・ルッテンがミドル級転向のために返上したヘビ−級タイトルを巡ってケヴィン・ランデルマンとピ−ト・ウィリアムスが王者決定戦を行うが、高阪 vs ヒ−ゾ戦の勝者が次期タイトルコンテンダ−としてこの新王者に挑戦することはほぼ間違いなく、高阪にとっては初の王座奪取に向けて落とせない試合となった。
また、未発表であったジェイソン・デル−シアの対戦相手は、エクストリ−ム・チャレンジのミドル級王者ジョ−・スリックに決定し、日本人選手による4人ト−ナメントの一回戦の組み合わせも発表になった。
この大会のTV中継は11月22日にテレビ東京で一時間枠の特別番組として放映が決定しており、これまでUFC の中継番組をペイパ−ビュウ放映してきたディレクTVも19日にアメリカで放映されるバ−ジョンの完全版を国内で放送できるよう、現在交渉を行っているという。
(井田英登)
- <発表対戦カ−ド>
- UFCヘビー級王座決定戦
- ケヴィン・ランデルマン VS ピ−ト・ウィリアムス
- スーパーファイト
- 高阪 剛 VS ペドロ・ヒーゾ
- 山宮恵一郎 VS ユ−ジン・ジャクソン
- ジェイソン・デル−シア VS ジョ−・スリック
- 安生洋二 VS 未定
- UFC-J ジャパニーズ・チャンピオンシップ一回戦
- 山本喧一 VS 高瀬大樹
- 矢野倍達 VS 藤井勝久
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10月27日 公式情報
▼ 明日、10月28日(木)国立代々木競技場第二体育館で開催予定の「KING of KINGS」対戦カードがギルバート・アイブルの急病による欠場で変更となり、代替の選手として急遽ヴァレンタイン・オーフレイムの弟、アリスター・オーフレイム(ALLISTER OVEREEN)がエントリ−されることとなった。アリスターは195cm95kgの大型選手で、先日オランダで開催された「ロブ・カーマン引退興行」においてリカルド・フィエートと今回のト−ナメント同様グローブ着用のリングスル−ルマッチで対戦。2分、絞め技で勝利している。この実績が買われ今回リザ−ブ参戦が決まった。若干19才と今回参加メンバー中最年少選手だが、近年台頭するオランダニュ−ウェイブの一画として活躍が期待される。なお、アリスタ−はアイブル の登場予定であったAブロック一回戦第3試合で、コ−チキン・ユ−リ−(リングス・ロシア)と対戦する。このブロックは直後の第4試合に兄のヴァレンタインもエントリ−しており、両者が勝ち上がると二回戦で即兄弟対決が実現してしまう事になり、またいずれかが敗戦すれば兄弟の敵討ちのマッチとなるという奇妙な様相を呈している。
(井田英登)
10月27日 公式情報
▼ 11月28日(日)開催の大阪・なみはやドーム大会はパンクラス久々の関西地区ビッグマッチとなる。そのため、いち早くメインイベントは近藤有己 VS セ−ム・シュルトによるキング・オブ・パンクラシスト・タイトルマッチになることが発表され、前景気を煽ってきた。しかし、先日開催された後楽園大会でも道場対抗戦が2試合に縮小されるなど、選手の怪我による戦線離脱が相次ぎマッチメイクが難しいため、次なるカ−ドの発表がなかった。この状況下でセミファイナルに指名されたのが、このところCONTENDERS-2での宇野薫との同級生対決で注目を浴び、後楽園大会でも渡辺大介の挑戦を貫録ではねのけるなど、元気者ぶりをアピ−ルした渋谷修身だ。対するは、昨年9月の武道館で長期欠場から復帰を果たして以降着実に試合をこなし、そろそろトップ集団においつきたい山田学。ランキング戦15分一本勝負で行われるこの試合、9位に位置する渋谷を破ってランカ−復帰を果たしたい山田と、好調ぶりを維持したい渋谷の意地のぶつかり合いが期待される。両者は初対決である。
(井田英登)
10月26日 直接取材
▼10月24日(日)大阪・堺市立大浜体育館柔道場にて、アマチュア(クラスC)修斗公式戦・浪速フリーファイト6が開催された。全27試合が行われ、半数以上を初戦の選手が占めたが、技術水準はこれまでの大会に負けず劣らず、修斗の関西での定着ぶりを感じさせる物となった。しかし、最近のナニワン・シューターのプロデビューラッシュの余波を受けてか、突出した選手が見られなかったのも事実。今後の実績の積み重ねに期待したいところだ。また、サブレフェリーには須田匡昇、三島★ド根性ノ助ら、ナニワン・シューターが勢ぞろいし、閉会式では29日(金)に控えたプロフェッショナル大阪大会に向けての抱負を語る選手もいた。
(井原芳徳)
- 第1試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ○生駒純司(直心会格闘技道場)初戦
- ×増田和昭(Y0' Black Cats)初戦
- 1R 1'08" 腕ひしぎ十字固め
- 第2試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ○田中寛之(直心会格闘技道場)初戦
- ×岡崎泰祐(Y0' DELUX)初戦
- 1R 1'43" 腕ひしぎ十字固め
- 第3試合 ライトヘビー級 3分2ラウンド
- ×堀江哲也(アングラー)初戦
- ○清水康一(セイケイカン)初戦
- 1R 0'29" 腕ひしぎ十字固め
- 第4試合 ライトヘビー級 3分2ラウンド
- ×舌古靖正(アングラー)初戦
- ○坂井 肇(龍生塾キャノンボールジム)初戦
- 40-54 (20-18,20-20,0-16)
- 第5試合 ライトヘビー級 3分2ラウンド
- ×森 孝行(Y0' Black Cats)初戦
- ○成山雄一(クラブJ)初戦
- 2R 1'18" 腕ひしぎ十字固め
- 第6試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ×高砂 徹(アングラー)初戦
- ○桑田通康(パレストラ加古川)初戦
- 41-45 (20-20,20-20,1-5)
- 第7試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ○榎本淳一(クラブJ)初戦
- ×武政金哉(Y0' X)初戦
- 44-38(19-18,19-20,6-0)
- 第8試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ○田村貴生(口田東体協)初戦
- ×硲 国康(ライルーツコナン)初戦
- 45-40 (20-20,20-20,5-0)
- 第9試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ○尾松 賢(格闘サークルコブラ会)'99西日本出場
- ×土谷篤資(無所属)初戦
- 47-37 (20-19,20-18,7-0)
- 第10試合 ライト級 3分2ラウンド
- △長瀬賢祐(Y0' MILD)初戦
- △寺内秀観(クラブJ)初戦
- 40-40 (20-18,20-18,0-4)
- 第11試合 ライト級 3分2ラウンド
- ○田中辰哉(クラブJ)初戦
- ×片岡憲司(直心会格闘技道場)初戦
- 1R 0'40" スリーパーホールド
- 第12試合 ライト級 3分2ラウンド
- ○深見智之(セイケイカン)初戦
- ×大西勇生(アングラー)初戦
- 1R 2'34" スリーパーホールド
- 第13試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ×高橋伯雄(K.U.W.F)1敗
- ○横田智秀(S&Gファクトリー豊橋)1敗、'99中部日本出場
- 1R 0'31" スリーパーホールド
- 第14試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ○小林仁史(V.T.L)1敗、'99西日本出場
- ×古田慶太(K.U.W.F)初戦
- 2R 1'39" 腕ひしぎ十字固め
- 第15試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ○平井 徹(ダイヤモンドヘッドクラブ)初戦
- ×垣内哲郎(無所属)初戦
- 2R 1'20" スリーパーホールド
- 第16試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ×森 智史(格闘サークルコブラ会)1勝
- ○田中寛之(直心会格闘技道場)初戦
- 40-41 (20-20,19-20,1-1)
- 第17試合 ミドル級 3分2ラウンド
- ○堂垣善史(パレストラ加古川)1勝2敗
- ×古山八洲男(無所属)初戦
- 1R 1'32" 腕ひしぎ十字固め
- 第18試合 ライト級 3分2ラウンド
- ○永添 潤(Y0' FREE)'99 COPA PARESTRA西日本プルーマ級3位
- ×島田禎治(無所属)1勝
- 1R 1'06" 腕ひしぎ十字固め
- 第19試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ○水澤智裕(水戸道場)1勝1敗
- ×デリック松本(H.T.C 直心会ハワイ支部)初戦:招待選手
- 2R 0'40" TKO(3ダウン)
- 第20試合 ヘビー級 3分2ラウンド
- ○横井宏孝(ライルーツコナン)初戦 柔道参段
- ×坂井尚優(闘技道場 輪)1勝
- 1R 0'44" V1アームロック
- 第21試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ×藤本健太(截空道)2勝2敗
- ○菅谷正徳(直心会格闘技道場)1勝、'99西日本ベスト8
- 34-41 (17-20,17-20,0-1)
- 第22試合 フェザー級 3分2ラウンド
- ×豊後拓也(龍生塾キャノンボールジム)3勝2敗、'99全日本出場
- ○加納 学(相補体術)'99西日本出場
- 41-46 (20-20,20-20,1-6)
- 第23試合 ウェルター級 3分2ラウンド
- ×大下洋平(截空道)1勝
- ○坊 正樹(勇武会水戸道場)4勝1敗、'99西日本3位
- 2R 1'15" 腕ひしぎ十字固め
- 第24試合 ミドル級 3分2ラウンド
- ×富樫健一郎(口田東体協)3勝2敗、'99中部日本準優勝
- ○飯田竜大(直心会格闘技道場)'99西日本ベスト8
- 39-43 (20-20,19-20,0-3)
- 第25試合 ミドル級 3分2ラウンド
- ×川口健太朗(吹田レスリング)1勝2敗
- ○小林哲也(口田東体協)1勝1敗 第6回アマチュアCFミドル級準優勝
- 37-46 (19-20,18-20,0-6)
- 第26試合 ミドル級 3分2ラウンド
- ○里見秀人(直心会格闘技道場)1勝1敗、'99西日本LH級3位
- ×日下紀和(TSDカリジム)2勝1敗、'98西日本H級準優勝
- 1R 1'03" 腕ひしぎ十字固め
- 第27試合 ライト級 3分2ラウンド
- △福谷陽一(Y0' OCEAN SIZE)3勝、'99西日本3位
- △西川雄高(総合格闘技夢想戦術)1勝1敗
- 40-40 (20-20,20-19,0-1) 1R西川が腕十字でキャッチポイント1奪取
10月22日 公式情報
▼ 10月8日(金)グルジア共和国の首都トビリシにて、リングスの第2回グルジア大会が行われた。日本からは滑川康仁が去年に引き続き参戦、当初予定されていたグロム・ザザとの対戦は中止となり、ザザの弟、キラシュエシュビリ・コバと対戦したが敗れた。そしてメインでは地元のエース、ビターゼ・タリエルがヨープ・カステルを下した。
- 試合結果(全8試合のうち5試合。試合順は不明)
- ×ヨープ・カステル(リングス・オランダ)
- ○ビターゼ・タリエル(リングス・グルジア)
- 4分11秒 T.K.O
- ○キラシュエシュビリ・コバ(リングス・グルジア)
- ×滑川康仁(リングス・ジャパン)
- 6分15秒 裸絞め
- ○グロム・ザザ(リングス・グルジア)
- ×ヴォルク・ハン (リングス・ロシア)
- 7分08秒 K.O
- ×ディミータ・ペトコフ(リングス・ブルガリア)
- ○ザウーリ・ツハターゼ(リングス・グルジア)
- 3分21秒 K.O
- ×イリューヒン・ミーシャ(リングス・ロシア)
- ○ゴギテゼ・バクーリ(リングス・グルジア)
- 5分07秒 裸絞め
10月21日 公式情報
▼ 所属選手が全員離脱、プロモ−ションも活動停止状態となって、事実上の解散状態に陥っていたキングダムだが、鈴木健社長が退任、昨年3月に第1期キングダムの最終興行に“公認格闘家”という形で参戦した入江秀忠が代表取締役に就任、再度復活興行を打つ事になった。
現在、キングダムの所属選手は入江の他、元リングス練習生布施智晴の二人。11月26日北沢タウンホ−ルで予定されている復活興行では「U・W・F 1999 FINAL FIGHT〜世紀末異種格闘技戦」と銘打ちU系団体としてのアイデンティティを主張する入江キングダムだが、実際にUWF経験がある選手は皆無であり、今年の8月にはプロレスラ−とのVT戦を行うなど入江の格闘技的な方向性も限りなくプロレススタイルに接近している現在、拡散したキングダムの方向性がどこまで格闘技ファンに支持されるかは疑問である。招聘予定の選手には藤原喜明の名前が見られるなど、オ−ルドファンには楽しみな面もありそうだが、レトロ路線やインディ−ズ的な嗜好を盛り込むことだけで、旧Uファンの興味を喚起できるのだろうか。入江社長の舵取りが注目されるところだ。
(井田英登)
10月21日 公式情報
▼ 今月17日には「CONTENDERS 2」を成功させ勢いに乗る和術慧舟曾だが、東京本部の活発な活動に刺激されて、九州の総本部も独自の路線で活動を活性化しているようだ。
今年の5月に開催された第1回に続いて「GCM バ−リトゥ−ドフレッシュマンファイト2」が開催される。会場は5月同様長崎NCCアンドスタジオ。前回の興行では東京本部やRJWからの選手派遣を受けての開催だったが、今回は総本部選手が「華☆激」あるいは口田東体協といった外敵の迎え撃つ全面対抗戦スタイル。御存知のとおり、東京本部は自主興行でのVTを停止、他プロモ−ションへの選手派遣とCONTENDERS路線を中心に活動しているが、地元でのVT他流試合を推し進める九州の総本部。それぞれのカラ−の対象が明確になって面白い対比になってきた。メインイベントでは、修斗・CONTENDERSなど北沢タウンホ−ルでの格闘技興行で渋い存在感を発揮する“北沢の鉄人”鶴巻伸洋が登場する。
(井田英登)
- 11月14日「GCM バ−リトゥ−ドフレッシュマンファイト2」
- 長崎NCCアンドスタジオ
- 第1試合
- 福田 豊(華☆激)vs 福本洋一(和術慧舟會総本部)
- 第2試合
- 長谷部隆秀(口田東体協)vs 大場隆光(和術慧舟會総本部)
- 第3試合
- 豊福雅彦(華☆激)vs 藤原智嗣(和術慧舟會総本部)
- 第4試合
- 萩尾健一(華☆激)vs 中村伸也(和術慧舟會総本部)
- 第5試合
- 原 弘文(口田東体協)vs 平山貴一(和術慧舟會総本部)
- 第6試合
- 北島聡紀(華☆激)vs 今村洋(和術慧舟會総本部)
- 第7試合
- 鶴巻伸洋(フリ−)vs 小島 正也(和術慧舟會総本部)
お詫びと訂正:長谷部隆秀選手の所属が、「華☆激」となっておりましたが、正しくは「口田東体協」です。関係者ならびに読者の皆さまに御迷惑をおかけいたしましたことをお詫びし、訂正させていただきます。(11月1日)
10月18日 公式情報
▼ 11月14日(日)東京ベイNKホ−ルで開催予定のUFC−Jのカ−ドが発表された。バス・ルッテンの返上によって空位となったヘビ−級王座のタイトルマッチとして、ケヴィン・ランデルマンとピ−ト・ウィリアムスが対戦するほか、UFC日本王者を争う4人ト−ナメントの最終枠に、PUREBRED STG大宮の藤井勝久が登場することが決まった。藤井は7月のプロフェッショナル修斗後楽園大会で順同会館の佐藤耕平にTKOで敗れて以来の試合となる。この試合がプロ三戦目となるが修斗日本人選手の中では抜群の182センチ99キロと恵まれた体格を誇り、正道会館への柔術出稽古も熱心に行うなど、将来を嘱望されている。また、安生洋二、ジェイソン・デル−シアのカ−ドは未定。
(井田英登)
- <発表カ−ド>
- UFCヘビー級王座決定戦
- ケヴィン・ランデルマン VS ピ−ト・ウィリアムス
- スーパーファイト
- 山宮恵一郎 VS ユ−ジン・ジャクソン
- UFC-J ジャパニーズ・チャンピオンシップ出場選手
- 山本喧一 高瀬大樹 矢野倍達 藤井勝久
10月18日 公式情報
▼ 11月4日(木)に東京・北沢タウンホ−ルで開催予定の「SHOOT GIG'99」だが葉山智昭の欠場によって、唯一未定になっていた松本光央の対戦相手として、オ−ストラリア修斗から、プロ選手が参戦することになった。今回登場するのはAUS修斗スパルタン・ジム所属のキーラン・ヘウィット。ヘウィットは今年5月に地元・オ−ストラリアで開催されたリズモア大会でプロの試合を経験しているBクラスのプロ選手。この大会で第4試合に登場したヘウィットは2Rを戦い、判定でコリ−・ラングを降している。
すでに発表されたカ−ドでは、メインでマモルがライアン・ディアスと国際戦を行うが、これはAクラス3回戦のカ−ドであり、北沢クラスの会場での2回戦に国際戦が行われるのは異例のマッチメイクではないだろうか。修斗の底辺が確実に海外へも波及している実例として歓迎したい。
(井田英登)
- 第8試合 59キロ契約3回戦
- マモル(STG横浜) VS ライアン・ディアス(カナダ・フランコ・ギブソン・パンク レイション)
- 第7試合 ライトヘビー級2回戦
- 桜井隆多(総合格闘技TOPS) VS 竹内 出(K'z FACTORY)
- 第6試合 ライト級2回戦
- 大河内 衛(総合格闘技木口道場) VS 高山義幸(STG横浜)
- 第5試合 フェザー級2回戦
- 秋本じん(K'z FACTORY) VS 太田吉信(四王塾)
- 第4試合 ライト級2回戦
- 井上和浩(無所属) VS 橋本晃行(スーパータイガージム北関東)
- 第3試合 ウェルター級2回戦
- キーラン・ヘウィット(AUS修斗スパルタン・ジム) VS 松本光央(WILD PHOENIX)
- 第2試合 フェザー級2回戦
- 西澤正樹(WILD PHOENIX) VS 高橋大児(K'z FACTORY)
- 第1試合 ライト級2回戦
- 勝田哲夫(K'z FACTORY) vs. 桜井達也(総合格闘技TOPS)
10月15日 記者会見発表
▼ 年末にかけて各格闘技団体とも都内各地でビッグマッチ開催を予定しているが、その先陣を切って、DSEが11月21日(日)「PRIDE-8」(有明コロシアム)のカ−ド6試合を発表した。
既に、9月の「PRIDE-7」会場でメインイベントのエンセン井上VSマ−ク・ケァ−戦は発表済みだが、この後に続くカ−ドがまたこれに負けず劣らず凄い。前回カ−ド編成が後手後手に回って、結局インパクトに欠ける物になってしまった事を踏まえて、今回は出し惜しみ無し、PRIDEならではのオ−ルスタ−編成になっている。まずはPRIDE中量級戦線のエ−スとして既に世界でも評価の高い桜庭和志だが、ついにホイラ−・グレイシ−との対戦決まった。ホイラ−といえば、VTJ96で朝日昇を完封で日本デビュ−、PRIDE-2では同じ高田道場所属の佐野友飛を血祭りにあげており、未だ日本で土をつけた選手はいない。柔術の世界でも世界大会ペナ級で現在4連覇中という実力はほとんど他に並ぶことのない大金字塔だ。(ただ、8月にブラジル国内で行われた柔術マスタ−大会でマルコス・バルボサに敗れるという波乱があったばかりではある。)また、高田が二連敗を喫したヒクソン・グレイシ−の実弟でもあるだけに、高田道場所属の桜庭としてはまさに因縁の相手となる。会見でも桜庭は「彼に勝って、お兄ちゃんを引っ張り出したいですね」と語っており、グレイシ−狩りへの強い意欲を見せた。
また、前回、高田延彦とプロレスラ−同士のVTという異色の対決を経たアレクサンダ−大塚が連続参戦し、ヘンゾ・グレイシ−との対決に挑む。ヘンゾは、PRIDE-1で小路晃にドロ−に持ち込まれ、PRIDE-2では菊田早苗と50分に渡ってねばられ辛勝するなど、PRIDEでは常に薄氷の試合展開が続いている。果たして、アレクがマルコ・ファスに続いて二つ目の勲章を手にすることが出来るか注目される。
また、10月12日新日本プロレス東京ド−ム大会に参戦、橋本真也を撃沈した小川直也がPRIDE再出撃をほぼ決めた模様で、現在DSEはイゴ−ル・ボブチャンチン戦をオファ−しているが、スケジュ−ル・ギャランティ・対戦相手などの点で調整が行われているとのこと。DSE 側の感触としては「参戦はほぼ決まり。ただしカ−ドがこのままで行くかは五分五分」ということで、本日のカ−ド発表には至らなかった。
他にも、本誌で先日お伝えした、マ−ク・コ−ルマンVSヒカルド・モラエス戦が実現しており、非常に見どころの多い大会となりそうだ。小川のカ−ドなども含めて、他に何試合かの追加がある模様。中にはまだ起爆剤になりそうなカ−ドも検討されているという。
(井田英登)
- <発表対戦カ−ド>
- エンセン井上(PUREBRED STG大宮)VS マ−ク・ケァ−(ハンマ−ハウス)
- 桜庭和志(高田道場)VS ホイラ−・グレイシ−
- アレクサンダ−大塚(格闘探偵団バトラ−ツ) VS ヘンゾ・グレイシ−
- マ−ク・コ−ルマン(ハンマ−ハウス)VS ヒカルド・モラエス
- アラン・ゴエス VS カ−ル・マレンコ(格闘探偵団バトラ−ツ)
- 松井大二郎(高田道場)VS ヴァンダレイ・シウヴァ
- <参戦予定選手>
- 小川直也(UFO)、イゴ−ル・ボフチャンチン
<BoutReviewチケット特別販売のお知らせ>10月17日午前零時から、BoutReview は恒例となったPRIDEのチケット販売を行います。
まずメ−ルもしくはHPの応募フォ−ムで氏名・年齢・住所・希望席種・枚数を記入して御応募ください。口座への入金を確認しましたら、引き換えに引き渡し用のパスワ−ドをこちらから送信いたします。チケットは当日会場の関係者入口での引き渡しとなりますので、送料は必要ありません。(ただし郵送を御希望の場合は承りますので、送料追加でお申し込みください)
BoutReview読者だけに送る2大特典!さらに17日にはケァ−戦に向けての決意を語るエンセン井上の特別インタビュウを公開、そしてE-FORACEの大和魂Tシャツはじめ特製グッズがオンラインで購入でできるBoutReviewショップもオ−プンします! ぜひ御期待ください。
・当日パンフレット(エンセン、ケァ−のサインが入る予定)・・・10名様
・エンセン井上サイン入りDSE 特製システム手帳・・・5名様
(ただし応募多数の場合は抽選)
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