10月26日の情報 ★★★★★ 広報情報
「11・27出場選手&99年度の大会開催日程」
▼「ヴァーリトゥードジャパン98」も成功裏に終り、ワールド修斗主催の興行は11月27日の後楽園大会を残すのみとなった。この大会では、昨年のVTJ以来休場の続いていた巽宇宙の復帰戦の他、郷野聡寛、池田久雄らの出場が決っている。またこのほかにも菊田早苗、桜井隆太らの出場も検討中という情報があり、オフィシャルジム所属以外の選手が多数登場するヴァラエティに富んだ興行になりそうだ。
また 、ワールド修斗は来年度前半の興行日程を早くも発表している。
1・15(金・成人の日)後楽園ホール
3・28(日)後楽園ホール
4・9(金)北沢タウンホール
<関連情報>先般、北沢タウンホールでは一部インディペンデント系プロレス団体の締め出しを決定したという報道があったが、修斗・キングダムなどの総合格闘技の団体はその範疇にはいらないということで、今後、同会場はいよいよ総合格闘技団体の小規模興行のメッカとなっていく傾向が強まりそうだ。
10月16日の情報 ★★★★★ 広報情報
「10.11 イギリス大会結果、金原はハスデルに判定勝ち」
▼ 10月11日(現地時間)、イギリスのミルトンキーネス(ロンドン郊外)のサンクチュアリ・アリーナにてリングスの第1回イギリス大会「ナイトオブサムライ2」が開催された。観衆は2,000人(超満員)で、イタリアやフランスからも参加選手がいた。そんな中、唯一日本人として参加した金原弘光は、メインイベントで地元イギリスのリー・ハスデルに判定勝ちした。
第1試合:5分2R バーリトゥードルール
○ スコット・ガダード vs ジェームス・ズイック ×
1R1分15秒 KO
第2試合:5分2R バーリトゥードルール
○ フィル・ノーマン vs トニー・ソマース ×
1R3分10秒 KO
第3試合:5分2R バーリトゥードルール
○ ジェラルド・コビル vs チッロ・ガロ ×
1R0分58秒 チョークスリーパー
第4試合:5分2R バーリトゥードルール
○ フレイザー・カイン vs ラザロ ×
1R0分15秒 TKO
第5試合:5分2R バーリトゥードルール
○ ジャスティン・グレイ vs マシュー・ニコー ×
2R5分00秒 判定
第6試合:5分2R リングスルール
○ クリス・ワッツ vs リー・セルファー ×
2R5分00秒 判定
第7試合:5分2R リングスルール
○ リー・マクギネス vs ポール・カフーン ×
2R5分00秒 判定
第8試合:15分1本勝負 リングスルール
× リー・ハスデル vs 金原弘光 ○
15分00秒 判定
(井原 芳徳)
10月16日の情報 ★★★★★ 公式発表
「10.26 後楽園大会全カード、船木 vs 國奥 ランキング戦」
▼ 10月26日のパンクラス後楽園ホール大会の全カードが発表された。船木誠勝と國奥麒樹真のランキング戦、近藤有己や鈴木みのるといった人気選手の出場、渡辺大介のデビュー戦と、これまでの後楽園大会と比較してもかなり内容の濃いラインナップとなった。
■ メインイベント[ランキング戦] (15分1本勝負)
船木 誠勝(東京・2位) vs 國奥 麒樹真(横浜・6位)
■ セミファイナル[ランキング戦] (15分1本勝負)
ジェイソン・デルーシア(アメリカ・5位) vs 山宮 恵一郎(東京・5位)
■ 第5試合 (10分1本勝負)
近藤 有己 (横浜・1位) vs ブレッド・アルアザウィ(アメリカ)
■ 第4試合 (10分1本勝負)
鈴木 みのる(横浜・10位) vs オマー・ブイシェ(スウェーデン)
■ 第3試合 (10分1本勝負) [渡辺 大介デビュー戦]
山田 学(東京) vs 渡辺 大介(東京)
■ 第2試合 (10分1本勝負)
渋谷 修身 (東京・8位) vs 窪田 幸生(パンクラス横浜)
■ 第1試合 (10分1本勝負)
美濃輪 育久(横浜) vs 石井 大輔(パンクラス東京)
(井原 芳徳)
10月16日の情報 ★★★★★ 広報情報
「メガバトルトーナメント1回戦の全対戦カード決定」
▼ リングスメガバトルトーナメント1回戦、10月23日愛知県体育館大会、11月20日大阪府立体育会館大会の全カードが以下の通り決定した。新しい情報としては、大阪大会のアンダーカード2試合、特に山本宜久と快進撃の続く金原弘光の激突が注目される。
10月23日 愛知県体育館
山本健一 vs 滑川康仁
▽国別対抗トーナメント1回戦(勝ち抜き戦)
<ロシアA> <オランダ>
ヴォルク・ハン ハンス・ナイマン
イリューヒン・ミーシャ 対 ディック・フライ
セルゲイ・スーセロフ ヨープ・カステル
田村潔司 vs パロージャ・クレメンチェフ
▽国別対抗トーナメント1回戦(勝ち抜き戦)
<日本A> <ブルガリア>
山本宜久 ディミータ・ペトコフ
金原弘光 対 トドール・トドロフ
坂田 亘 ボリス・ジュリアスコフ
11月20日 大阪府立体育会館
坂田亘 vs 山本健一
▽国別対抗トーナメント1回戦(勝ち抜き戦)
<グルジア> <オーストラリア>
ビターゼ・タリエル クリストファー・ヘイズマン
グロム・ザザ 対 ダニエル・ヒギンス
ビターゼ・アミラン トロイ・イッテンソン
山本宜久 vs 金原弘光
▽国別対抗トーナメント1回戦(勝ち抜き戦)
<日本B> <ロシアB>
田村潔司 ニコライ・ズーエフ
高阪 剛 対 アンドレイ・コピィロフ
成瀬昌由 バロージャ・クレメンチェフ
(井原 芳徳)
10月13日の情報 ★★★★★ 広報情報
「10.11 グルジア大会結果、滑川はバクーリに敗れる」
▼ 10月11日(現地時間)、グルジア共和国のトビリシ市スポーツ宮殿において、リングスの第1回グルジア大会が開催された。観客は11,000人の超満員。注目の滑川康仁は、第3試合でゴキテゼ・バクーリと対戦し、4分15秒、スリーパーホールドで敗れた。なお、第8試合のビターゼ・タリエル vs ハンス・ナイマン戦は、当初タイトルマッチで行う予定だったが、諸事情により通常の試合で行われた。
第1試合(20分1本勝負)
○ チャパリーゼ・レバン vs クリストファー・ヘイズマン ×
20分00秒 判定
第2試合(20分1本勝負)
× テドラゼ・テンギス vs ユーリー・コーチキン ○
20分00秒 判定
第3試合(20分1本勝負)
○ ゴキテゼ・バクーリ vs 滑川 康仁 ×
4分15秒 スリーパーホールド
第4試合(20分1本勝負)
× ブザリヤシェヴィリ・ラマジ vs イリューヒン・ミーシャ ○
3分26秒 スリーパーホールド
第5試合(20分1本勝負)
× トレシェラシュビリ・コバ vs ヴォルク・ハン ○
5分50秒 変形アームリストロック
第6試合(20分1本勝負)
○ ビターゼ・アミラン vs ソテル・ゴチェク ×
7分50秒 KO
第7試合(20分1本勝負)
○ グロム・ザザ vs セルゲイ・スーセロフ ×
1分54秒 スリーパーホールド
第8試合(3分5R)
○ ビターゼ・タリエル vs ハンス・ナイマン ×
3R1分00秒 KO
第9試合(5分4R)
○ ゲオルギー・カンダラッキー vs アレキサンダー・イヴァノフ ×
2R1分24秒 TKO
(井原 芳徳)
10月8日の情報 ★★★★★ 広報情報
「VTJ98全カード決定」
▼10月25日(日)に東京ベイNKホールで開催予定の「VALE TUDE JAPAN 98」の全カードが発表になった。→→決定カード
今回の発表カードで注目されるのは、これまでヴァーリトゥードに懐疑的であったマチャド柔術からジアン・マチャドの参戦が決まったことであろう。ジアンは全ブラジル柔術選手権で11連覇という輝かしい記録を打ち立てた強豪で、これまでもUFCに参加が取りざたされるなど、NHBシーンではその動向が最も注目されていた選手でもある。また、対戦相手には、5月の「Las
Grandes Viajes 3」でマセロ・アグアを破ったフランク・トリッグが抜擢された。また、ライトヘビー王座挑戦に失敗した須田匡昇は、先のIVC6でエベンゼール・フォンテス・ブラーガに敗れたrAwチームの新鋭ブランドン・リー・ヒンクルと対戦が決まった。今年一年、現役選手として闘い抜いた川口健次は、ベラルーシ出身でIFCヘビー級王者のウラジミール・マティシェンコと、そして、坂本マネージャーが”抜擢”した和術慧舟会の宇野薫は、ヒカルド・リッキー・ボテーリョとの対戦が決まった。
10月7日の情報 ★★★★★ 広報情報
「ヴィトーの対戦相手二転三転」
▼ブラジリアン・コンフェデレーション・ヴァーリトゥードファイト(CBVT)の議長であり、IVCや、今回のアルティメット・ブラジルのブラジル側のプロモーターを務めるセルジオ・ヴァレステロ氏から、アルティメット・ブラジルの参加選手変更についてe-Mailが着いた。
それによると、当初ビクトー・ベウフォートの対戦相手に予定されていたジェリー・ボーランダーは本誌既報の通り、練習中の怪我により欠場。それに変わってエントリーされたのは、ジェリーのトレーニングパートナーで、ライオンズ・デン所属の元ボクサー、ロニ・ロバーツであったが、彼もその決定の翌日、練習中の怪我によって出場不可になった。結局、ヴィトーの対戦相手には、先のIVC6でハンマーハウスのマイク・ヴァン・アースデルをKOで破ったキックボクサーで柔術の紫帯も取得している、ヴァンダレイ・シウヴァが選ばれた。そのシウヴァと当初対戦予定だったジェレミー・ホーンとは、やはりIVC6でハンマーハウスのブランドン・リー・ヒンクルを三角絞めで破ったエヴェゼール・フォンテス・ブラーガが対戦することになった。
10月7日の情報 ★★★★★ 広報情報
「滑川、ヤマケン対戦決定」
▼10月23日(金)に名古屋県立体育館で開催予定の「リングスメガバトルトーナメント98」のアンダーカード2試合が発表になった。注目はデビュー以来、無敗のまま着実に実績を積んできた滑川康仁が初めてリングス・ジャパン所属の先輩選手に挑む山本健一戦であろう。山本は18歳でUWFインターナショナルに入門、既にキャリア5年を誇るが、実は滑川より2歳年下の22歳。リングス移籍以降は1勝7敗と負けが込んでいるが、その実力と将来性は誰もが認めるところ。無敗街道を黙々と進む滑川に、初白星を付けられるかどうかが注目される。
また、山本宣久とのジャパン頂上対決を制し、ランキング1位を死守した田村潔司は、来月のロシアBチームとの団体戦を前に、同チームのバロージャ・クレメンチェフと前哨戦を戦うことになった
10月6日の情報 ★★★★★ 広報情報
「前田 vs カレリン戦正式決定!」
▼対戦相手不明のまま、挙行自体が疑問視されていた前田日明の最終引退試合だが、本日、WOWOW会議室において詳細がついに発表された。対戦相手は、かねてから噂に上っていたアマレス界最後の大物、アレキサンダー・カレリン。ルールは5分2Rのリングス・ルール(ただし細部については今後の交渉によって一部変更の可能性あり)引き分けの場合は延長1Rが行なわれる。時期的にはメガバトルーナメントが終了した2月、首都圏の大会場を予定している。今回の会見では交渉上の最大の難点と言われていたルール面での問題が解決し、対戦契約が完了したという事のみの発表であり、大会の開催方法や主催などの条件はまだ未定であるようだ。
10月4日の情報 ★★★★★ 広報情報
「キングダム復活興行・全カード出揃う」
▼昨年末から所属選手の全員離脱、興行中止、などどう考えても団体の機能を維持するのは不可能と思われてきたキングダムだが、団体の末期に”団体公認格闘家”として加入した入江秀忠の執念ともいえる粘りが実り、ついに今回10月13日の下北沢大会・復活興行のラインナップが発表となった。
入江は大相撲に入門したのち総合格闘家に転向、アマシュアシューティングで「どすこいシューター」として勇名を馳せるもプロデビューが適わないままキングダムに身を投じるといった紆余曲折を経てきており、三月の横浜大会でも結局対戦相手が決まらずエキシビジョンマッチに甘んずるという極めて不幸な選手生活を送ってきている。それだけにこの大会に賭ける入江の熱意が、各団体を動かす事になったようだ。
正直なところ、トップクラスの人気選手は誰もいないが、入江が中心になって集めたメンツだけに、事情通の格闘技ファンにはなかなか堪えられない顔触れがそこここに覗く。
まず、セミに控えた芳岡博之の名前が目を引く。芳岡は柔道の国際強化選手で、総合の世界ではトーナメントオブJに4回出場した。菊田、須田の後塵を拝したとはいえ実力者であることには間違えない。ノージャケットマッチでどれだけの力を発揮できるかが注目される。対する小幡は元和術慧舟会所属の選手だが、UFOに参戦すると言われる村上一成と順道会館を起こして以来、初の実戦となる。また布施智治はリングスの元練習生で、滑川康仁の同期にあたる選手。一時期、二瓶組に身を寄せたとされていたが、フリーランサーとして総合格闘技に戻ってきた形になる。そして、Uインター以来のスタンディングバウトに挑むのは、元高田道場インストラクターでK1参戦の噂もあった下谷地卓也。
いずれもこれまで色々な衝突や紆余曲折がありながら、格闘技から離れる事ができずこの場所に舞い戻ってきた選手ばかりである。かくして格闘技界きってのはぐれもの集団となったキングダムだが、果たしてそのパワーを再び世に問うことが出来るか。
メインイベント(20分一本勝負)
入江秀忠(キングダム)VSマーク・ジョンソン(ルタ・リーブリ)
セミ・ファイナル(15分一本勝負)
ニーハオ(総合格闘技キャプチャー)VS芳岡博之(総合格闘技TOPS)
第4試合(15分一本勝負)
アンソニー・ウェイン・ハス(STG八景)VS小幡太郎(国際柔術連盟順道会館)
第3試合(15分一本勝負)
佐藤耕平(国際柔術連盟順道会館)VS布施智治(フリー)
第2試合(15分一本勝負)
山田敦(パレストラ)VS金井日出紀(和術慧舟会)
第1試合(15分一本勝負)
羽島誠(フリー)VS山崎りょう(少林寺拳法)
スタンディングバウト・エキシビジョン(5分間) 下谷地卓也
Aクラス(アマチュア・マッチ) 5分一本勝負(持ち点2・マウントからのパンチ攻撃無し) 片岡亮(フリー)VS冬木伸弘(元アマレス西日本選手権優勝者)
* 当初この記事に置きまして、STG八景所属のアンソニー・ウェイン・ハス選手とPUREBREDSTG大宮所属のアンソニー・ネツラー選手を取り違えた記述がありました。関係者各位とファンの皆さまにはには多大なる御迷惑をおかけいたしました。おわびして、訂正させていただきます。(BoutReview井田英登)
10月2日の情報 ★★★★★ 広報情報
「10・4後楽園大会は高橋・冨宅欠場!」
10月4日(日) 後楽園ホール大会への出場が決定していた冨宅飛駈選手(第2試合vs トラビス・フルトン戦)、並びに高橋義生選手(セミファイナルvs美濃輪育久戦)
だが、冨宅飛駈選手が両肘関節遊離体(関節ネズミ)、高橋義生選手は右眼球打 撲(角膜損傷と前房出血)の負傷により、残念ながら今大会への出場が不可能と
なった。なお、欠場となった両選手だが、当日の開場時刻18:00から、試合開始時 刻の19:00までの間でサイン会を行う。また、冨宅、高橋、両選手の欠場にともな
い、先に発表済みのカードは、下記の通りに変更となった。
メインイベント (10分1本勝負)
渡辺 謙吾(東京)vsジェイソン・ゴドシー(アメリカ)
セミファイナル
近藤 有己(横浜)vs石井 大輔(東京)
第3試合
渋谷 修身(東京)vs稲垣 克臣(横浜)
第2試合
美濃輪 育久(横浜)vsトラヴィス・フルトン(アメリカ)
第1試合
長谷川 悟史(東京)vs窪田 幸生(横浜)
(眞砂 嘉明)
10月2日の情報 ★★★ フルコンタクト・ファイターHP
「UFCブラジル、ジェリー・ボーランダー欠場」
▼UFCブラジルの目玉カードとして注目を集めていたビクトー・ベウフォートのミドル級転向第1戦だが、対戦相手のジェリー・ボーランダーはヒザの故障のため試合をキャンセルする模様。代替の対戦相手は未定だが、現地出身の人気選手のカードであり、ベウフォート自身は参戦中止にまでは至らないようだ。
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