このコ−ナ-では総合格闘技の各団体公式情報に加えて、未確認情報や怪しい噂、限りなく真実に近いオフレコただのガセネタ、ウソ、偽り、おおげさな表現、JAROにも相手にされないような、デマカセ、うさんくさいネタ、なんでも小耳にはさんだ情報などを、雑誌の片隅、新聞の隙間、商用ネットの暗闇から拾い上げ、当編集部の恐るべき取材力によって具体的に検証してお送りするコーナーです。胡散臭いものはより胡散臭く、確実なものはより正確に、あなたの御手元に届けます。
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★★★★★ 団体の公式発表、広報ルートで確認した情報、直接視認した情報、新聞・TV・ラジオなど公的メディア経由の試合結果
★★★★ 新聞・TV・ラジオ・公式HPなど公的メディア経由の情報
★★★  信頼できる情報筋からの情報、公認出来ないがウラの取れている情報
<RUMOR:噂>
★★ ウラ取りの出来ていない情報
信用することが難しい情報、風聞、推測情報
無印 デマ、与太、悪口、想像、でっちあげ
このページに掲載した情報を他媒体に引用されることは基本的に自由とします。ただし、その場合、<情報源・Bout Review>と明記し、メールでの一報をお願いします。また、継続的なニュース引用については、<bryann@ari.bekkoame.or.jp>まで、メールで御相談ください。それ以外の場合の無断引用を一切お断りします。

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9月4日の情報 ★★★★★  広報情報

「ガッツマンプロモーション第1回大会、全カード決定」→→カード

▼9月18日(金)東京、下北沢・北沢タウンホールで開催予定の「下北沢修斗劇場第1弾Shooter's Dream」の全カードが発表された。この大会は総合格闘技木口道場修斗教室主催の桜田直樹氏が自ら「ガッツマンプロモーション」を興し、プロモーターとして主催する第1回の大会となる。メインイベントは5月のミドル級王座決定戦で桜井速人に敗れた中尾受太郎の復戦。対戦相手同大会で藤原正人と戦った田中幸人、改めレッド・スレイヤーズ・ガイ。また、BoutReviewが一番のお勧めなのは第4試合、桜井隆太VS喜多将士。桜井は今年のアマチュア修斗ライトヘビー級優勝者であり、喜多はナニワ・フリーファイトのエース的存在で、普段修斗になじみのない関西の観客の度肝を抜くパワー&テクニックで知られる。

 BoutReviewでは桜田会長のオリジナルインタビュウで、この大会の見どころを解説してもらった。興味のある方は是非御参照いただきたい。   →→桜田直樹、"Shooter'Dream"を語る。


9月3日の情報 ★★★★★  広報情報

「G.C.M.出島VALE-TUDE1試合結果」

▼8月28日長崎公会堂で開催された、「出島VALE-TUDE1」の結果が届いた。この大会はリング使用の5分3Rのヴァーリトゥード形式。グラウンドでの肘、目突き金的なしのルールで行なわれた。今回、慧舟会チームと対戦したのは昨年5月に代々木第2体育館で開催された「エクストリーム・チャレンジ」の時と同様、欧州柔術軍団のメンバーで、今回は長崎出島が舞台ということもあり、全員がオランダ国籍を有するチームとなった。ただし、人種が錯綜する国民性を反映して、どの選手も人種的にもバックボーンになる格闘技もそれぞれルーツはばらばらである。選手名の後ろに記載してあるのは、柔術以外の競技経験と父祖の出身国である。

<先鋒戦>
広野剛康(東京本部)

1R 4'38"

×
ドック・チー
(プロ修斗)
腕ひしぎ逆十字
(ムエタイ:タイ)
<次鋒戦>
阿部正律(東京本部) 2R 2'17"
×
ヤメイ・セラディア
 
チョークスリーパー
(テコンドー:スペイン)
<中堅戦>
阿部裕幸(東京本部)
2R 2'22"
×
アンドリュー・ケア
 
腕ひしぎ逆十字
(フリーファイト:オーストラリア)
<副将戦>
×
林伸幸(富山支部)
1R 1'58"
フィダル・セラディア
 
ヒールホールド
(テコンドー:スペイン)
<大将戦>
小路晃 3ER
アドリアノ・デ・スーザ 
     

9月2日の情報 ★★★★★  広報情報

「”PRIDE−4”で桜庭VSゴエス」→→決定カード

▼10月14日に東京ドームで開催予定の”PRIDE−4”の追加カードが一部発表になった。

 前回の”PRIDE−3”では、カルロス・ニュートンと対戦し、卓越した関節技合戦で武道館を沸かせた桜庭和志(高田道場)が、今回はカーウソン・グレイシー道場のアラン・ゴエスと対戦する。ゴエスはかつて鳴り物入りでパンクラスに登場したものの、高橋義生との対戦を直前にキャンセルし、契約トラブルに発展したり、UFCではタンク・アボットと乱闘騒ぎを演じるなど、トラブルメーカーとして知られている。

 また、”PRIDE”の外人エースとして目されながら、なかなか会心の一戦に恵まれないマーク・ケァー(ハンマーハウス)は、ルタ・リーブリ最強戦士として呼び声の高いウゴ・デュアルチ(ルタ・リーブリ/ブルシノーラ・アカデミー)との対戦が決まった。ウゴは前回5月に開催されたUFCでタンク・アボットにまさかの敗戦を喫しており、この一戦が評価の分かれ目になる可能性が高い。


9月1日の情報 ★★★★★  広報情報

「坂田、オーストラリア大会に参戦」

▼9月13日にオーストラリアブリスベーンで開催される予定の、第2回リングスオーストラリア大会にリングスジャパンの坂田亘選手の出場が決った。今回の大会ではメインイベントでクリストファー・ヘイズマンと対戦する事になっている。オーストラリアで、リングスルールの大会が開催されるのは、今年の6月に続いて2度目。

 リングスオーストラリアのヘイズマンは「準備期間が短い中で非常にハードであるが、人々のリングススタイルへの関心の高さが実感できて、やりがいがある。リングスへの認知度を高めるのが第一だが、念願の中量級のベルトを捲くためにも、坂田は倒さなければならない選手。オーストラリアでの対戦を楽しみにしている」とコメントしている。

 なお同大会はリングスルールの他、VT形式の試合を含め全8試合が予定されている


8月30日の情報 ★★★★★  広報情報

「VTJ’98に”修斗四天王”出揃う」

▼8月29日に開催されたワールド修斗主催「V Las Grandes Viajes」の興業で、全試合終了後、リング上で今年のVTJ参加選手に関する発表が行なわれた。

 リング上に上がったのは、修斗ヘビー級王者・エンセン井上、修斗ミドル級王者・桜井速人、修斗ライト級・朝日昇、そして修斗ウェルター級1位・佐藤ルミナ4人。今年のVTJには、ワールド修斗興業におけるメインイベンターであるこの4人が全員出揃う事になった。加えて、ミドル級5位の宇野薫(和術慧舟会)の参戦も決定している。

 また朝日選手が、昨年のVTJで巽宇宙を破った、ジョアン・ホーキ選手と対戦する事もあわせて発表となった。


8月26日の情報 ★★★★★  広報情報

「9・14武道館大会全カード発表」

▼旗揚げ5周年を記念するビッグマッチとして注目を集めている今回の武道館大会だが、いずれも興味深いカードが出揃うことになった。まず、2年ぶりの復帰戦を第1試合で迎える事になった山田学選手だが、この試合順は本人の希望によるものだそうで、山田選手のパンクラスデビュー戦となった94年5月大会がこの武道館、そして対戦相手、試合順ともにその時とまったく同じになるようにということで、稲垣選手との対戦ということになったという。また、セミに控えることになた船木選手の一戦は、4月のタイトルマッチ直前に行なわれ、シュルト選手の躍進の原動力となった2月後楽園大会の再戦である。進境著しいシュルトが、このまま王座挑戦へと駒を進めるかが注目される。また次期王座に最も近い位置に居る近藤選手は、渋谷選手との三度目の対決。今回はランキング戦だけに、この試合も今後のタイトル戦線に大きな影響を及ぼす一戦となりそうだ。また、長谷川選手もこのところの二連戦ですっきりとしない結末の続いたデルーシアとの決着戦に挑む。そして、BoutReviewとしては一番の注目カードにあげたいのが、第3試合の國奥選手とエヴァン・タナー選手の初対決であろう。今年のネオブラッドトーナメントをぶっちぎりで優勝した、エヴァン・タナー選手。シンプルながら的確なその技術は、ナチュラルなパワーと相まって、船木選手をして「まったく無駄が無い。早いうちに上位に食い込んでくるだろう」といわしめるほど。迎え撃つテクニシャン國奥選手が、その攻めをどう裁くかは興味深い。 いずれにせよパンクラスとしては久々の1万人クラスの大会場だけに、現有勢力を総動員したマッチメイクとなっている。この大会後、パンクラスではルールの一部変更も検討していると言われており、その意味でもこの五年間を総決算する、注目の大会となりそうだ。

第1試合 10分1本勝負

 山田学(P's LAB)VS稲垣克臣(横浜)

第2試合 10分1本勝負

 ジェイソン・デルーシア(#4)VS長谷川悟史(横浜)

第3試合 20分1本勝負 ランキング戦

 エヴァン・タナーVS國奥麒樹馬 (#6)

第4試合 20分1本勝負 ランキング戦

 近藤有己(横浜#2)VS渋谷修身(横浜#7)

第5試合 10分1本勝負

 渡部謙吾(P's LAB)VSバス・ルッテン

第6試合 15分1本勝負

 鈴木みのる(横浜#9)VS高橋義生(P's LAB)

第7試合 ランキング戦 20分1本勝負

 船木誠勝(P's LAB#1)VSセーム・シュルト(#5)

メインイベントKING OF PANCRASE TITLE MATCH KING OF PANCRASE タイトルマッチ 30分1本勝負  

 ガイ・メッツァー(KOP)VS柳澤龍志(横浜#3)


8月26日の情報 ★★★★★  広報情報

「1998トーナメントは国別対抗戦形式へ」

▼年末から新年にかけて恒例となってきたメガバトルトーナメントだが、昨年の無差別級王座制定でランキングをリセットする形式は終了し、今年から新しい形式に生まれ変わることとなった。海外での大会がいずれも成功をおさめ、各ネットワークが実力をつけている現状を踏まえ、今回は国別のチーム対抗戦として、トーナメントを行う。参加するのはリングスネットワーク加盟国8チ−ム。詳細な形式については後日発表される。開催日程は以下の通り。

<ワールド・メガバトル・トーナメント1998 〜第1回国別対抗戦・FNRカップ〜 >

1回戦(Aブロック)10月23日(金)愛知県体育館 

1回戦(Bブロック)11月20日(金)大阪府立体育館

準決勝戦      12月23日(祝)福岡国際センター

決勝戦    99年 1月23日(土)日本武道館


8月25日の情報 ★★★★★  公式情報

「IVC 、&・"DOUBLE IMPACT結果」

▼ヴァーリトゥードの本場であるブラジルで開催される大会としては最大規模を誇り、コンスタントに安定した大会を開催することで世界的にも知られるIVCが、23日第6回大会と第7回大会を「ダブルインパクト」と銘打って同時開催した。”ザ・チャレンジ”と名付けられた第6回大会はワンマッチ形式のスーパーファイト3試合を、”ザ・ニュー・チャンピオンズ”と名付けられた第7回大会は8人トーナメント形式となっており、二部形式に分かれた構成となっていたようだ。

<IVC、”ザ・チャレンジ”>

スペシャルファイト1  

○Ebenezer Fontes Braga VS Branden Lee Hinkle ×  (12 ' 33 "三角締め)

スペシャルファイト2  

○Chuck Liddell(チャック・リデル) VS Jose " Pele " Landi Jons×  (30' 00 "時間切れ判定)

スーパーファイト  

○Vanderlei Silva VS Mike Van Arsdale(マイク・ヴァン・アースデル)×  (4'00" K.O.)

<IVC・”ザ・ニュー・チャンピオンズ”>

補欠戦  

○Luciano Rocha VS Marcelo Rodrigues×  (14 ' 29 "tap out)

一回戦  

○Fabio " Shon " Alves VS Jorge Santos Velho×  ( 7 ' 14 "tap out )  

○Johnny Eduardo VS Vanderci Garcia×  (2 ' 07 "tap out)  

○Sergio Melo VS Rafel Cordeiro×  (11 ' 32 " 反則負け:ロープを故意に掴む反則による)  

○Claudionor Silva VS Kizongi Vita×  (2 ' 22 "tap out)

準決勝  

○Johnny Eduardo VS  Fabio " Shon " Alves×  (3 ' 30 " tap out)  

○Sergio Melo VS Claudionor Silva×  (6 ' 23 " tap out)

決勝

○Sergio Melo VS Johnny Eduardo×  (16 ' 25 " チョーク)


8月24日の情報 ★★★★★  BoutReview取材

「第五回全日本 アマチュア修斗選手権大会結果」

▼8月23日、第五回全日本 アマチュア修斗選手権大会が東京駒沢オリンピック公園室内球技場で行なわれた。以下は各階級決勝戦の結果である。

●バンタム級  −54キロ 7名参加

西山典男(KzFACTORY)VS 端智弘(PUREBREDシューティングジム大宮)

(2R判定)

●フェザー級 −58キロ 16名参加

○勝村周一朗(KzFACTORY)VS 喜多裕樹(パレストラ)

(2R判定)

●ライト級 −63キロ 16名参加

○ 井上和浩(東京ボンバイエ)VS 戸井田克也(和術慧舟会)

(2R判定)

●ウェルター級 −69キロ 16名参加

○石川真(PUREBREDシューティングジム大宮)VS家木哲治(PUREBREDシューティングジム大宮)

(2R判定)

●ミドル級 −76キロ 16名参加

○ 竹内幸司(シューティングジム横浜)VS 南部陽平(シューティングジム横浜)×

(2R判定)

●ライトヘビー級 −85キロ 5名参加

○桜井隆多(総合格闘技TOPS)VS 小池秀信(フリー)×

(1R TKO)

※ガードポジションの小池選手を,桜井がパワーボム気味に叩き付けて小池が失神

●ヘビー級 +85キロ 9名参加

○佐藤耕平(順堂会館)VS岡田貴幸(東京ボンバイエ) ×

(1R・1分50秒 チキンウィング・アームロック)


8月23日の情報 ★★★  フルコンタクトファイターHP他

「S・ネルソン、ラルフ・グレイシーに雪辱ならず」

▼8月22日アマリロ州フェアグラウンドアリーナで開催されたUSWFの試合結果が届いた。この日のメインイベントではUSWFの主催者でもある、スティーブ・ネルソンとラルフ・グレイシーのリマッチが行なわれた。この一戦は、96年4月26日に行なわれた「エクストリーム・ファイティング2」で行なわれたもので、この時ネルソンはわずか44秒でノックアウトされている。この再戦は2年間ネルソン側が、この時の雪辱を期して呼びかけ続けたもので、ネルソンはこの一戦を最後にマットを退くと語っていた。

○ Kao Inpeng VS Javier Buentello× (0'18" フロントネックロック)

<ライト級トーナメント一回戦>

○ Eric Payne VS Michael Buell× (1:18 腕ひしぎ十字固め)

○Dat Ho VS Steve Sierra× (1:35  チキンウィングアームロック)

○Clinton Ingram VS Danny Payne× (0'10" TKO/submission)

○Brent Medley VS Mark Cantu× (5:07  サイドチョーク)

<補欠トーナメント準決勝>

○Robert Mendez VS Kao Inpeng× (6:34 レフェリーストップ)

○Tony Hernandez VSPon Dara× (0'37" フロントネックロック)

<ライト級トーナメント準決勝>

○Eric Payne  VS Dat Ho× (2:18 フロントネックロック)

○Clinton Ingram VS Brent Medley× (3:59 フロントネックロック)

<エキシビジョンマッチ>

○Phillip Preece VS Scott Brady× (6:21 腕ひしぎ十字固め)

○Juan Martinez  VS Bobby Pierce× (1:13 フロントネックロック)

<女性シュートマッチ>

○Lisa Hunt  VS Marsha Segura× (2:03 パンチからのサブミッション)

<補欠トーナメント決勝>

○Tony Hernandez  VS Robert Mendez× (2:27 フロント・チョーク)

<ライト級トーナメント決勝>

○ Eric Payne VS Clinton Ingram×(2:10 フロントネックロック)

<ライトヘビー級タイトルマッチ>

○Paul Jones ポール・ジョーンズ(champion) VS Wayne Admire×

(3:14 腕ひしぎ十字固め)

メインイベント -- USWF Super Shoot Fight IV --

○Ralph Gracie ラルフ・グレイシー VS Steve Nelsonスティーブ・ネルソン

(13:14 腕ひしぎ・三角締め)


8月19日の情報 ★★★★★  広報情報

「V Las Grandes Viajes 全カード決定」

▼8月29日、後楽園ホールで開催予定の「V Las Grandes Viajes」の全カードが決定した。→カード  

 シュートダブルクロスでは未知の対戦相手に秒殺され、復活が期待される朝日昇はポセイドンジムの新鋭トレント・ベキスと対戦する。ベキスは1977年生まれの22才、ブラジリアン柔術を4年学んでおり、ステート柔術大会では準優勝した経験を持つ。他にもキックボクシングの選手としても練習を重ねており、アマチュアシュート空手の大会に参戦、1勝している。


8月19日の情報 ★★★★★  広報情報 &オリジナル取材

「10月13日に下北沢で復活興業」

▼今春に所属全選手が離脱、興業活動も停止、事務所も閉鎖ということで、活動再開が9割方絶望視されていたキングダムだが、10月13日(火)に北沢タウンホールで復活興業を行うことが正式に決定したようだ。ただし、出場が正式に決定しているのは、キングダム公認格闘家第1号として話題になった入江秀忠選手のみ。元キングダム選手も数名参加とされているが、今回の興業の中心となる鈴木健社長と最も近いと思われていた、安生洋二選手も実は既にキングダムと袂を分かっており、近日中に個人事務所を開設する運びになっているという。また、フリーとしてリングスに参戦していた金原弘光選手、山本健一選手も7月付けでリングス所属選手となっており、高田道場勢も10月11日にプライド4を控えており、ともに参戦の目は薄い。残るは全日本プロレスフリー参戦している、垣原賢人、高山善広両選手のみだが、彼らも既にレギュラー的に興業に帯同しており、どこまで自由に活動できるかは疑問である。

 既にキングダム復活に関しては、8月・有明コロシアムでの復活を目論んで、鈴木社長が各団体から選手の借り出しを画策したが、果たせず流産せざるをえなかったという経緯がある。果たしてどれだけのラインナップが揃えられるかが、今後の活動の鍵となることは間違いない。


8月17日の情報 ★★★★★  広報情報

「9・14武道館で鈴木vs 高橋対戦決定」

▼9月14日(月)日本武道館大会で開催されるパンクラス旗揚げ5周年記念興行で、鈴木みのると高橋 義生の対決が決定した。このカードは、今年1月から7月までの各試合会場で集められたアンケートの「観てみたい対戦カード」部門での集計で、第2位の対戦カード 船木誠勝vs鈴木みのる を僅差でおさえての第1位となったもの。  同学年である二人は高校のアマレス時代に2度(86年度の世界ジュニア選手権選考会と関東大会)、プロとなった藤原組時代に2度対戦したことがある。アマレス時代には高橋が2戦2勝、しかし、プロとなってからはキャリアに勝る鈴木が2戦2勝。特に最初の対戦は高橋のプロデビュー戦の相手を務めている。ただ、パンクラス旗揚げ以降の5年間この対戦は組まれておらず、パンクラスマットでは初の対決となる。

 こうした経緯もあって、両者の間にはかなり熾烈なライバル意識が芽生えており、記者会見でのコメントもパンクラスには珍しくかなりヒートアップしたものとなった。 鈴木が「ここ何年も無かった気持ちですね。秒殺して、本人の口からまいりましたと言わせたい」と語れば、返す高橋も「武道館のお客さんの前で鈴木さんを倒せると思うと嬉しくてしょうがないですね。 関節取られてギブアップしているところをあんまり見たこと無いので、関節でギブアップを取りたいと思います。本能に任せて久々に暴れたいと思います」と挑発的な言葉で応じる。 どんな試合になりそうかという質問に高橋が「あまりにも気持ちが強くなりすぎてパンクラスのリングの中では似合わない試合になってしまうかもしれませんが、僕自身は最初から何も考えずに思いっきり行きますので、どろどろになるかもしれませんがそれを楽しみにしていてもらいたいですね。」と答えて居るとおり、試合内容が過激になる場合を想定して、試合順はメインクラスではなく中盤の休憩前後を考えているという。

 いずれにせよ、5年間暖め続けられてきたカードだけに、そのインパクトは大きい。鈴木としては、6月の神戸で冨宅に黒星を喫して以来の試合であり、ランキングも9位とカド番に甘んじているだけに、もう一敗もできないところである。また高橋にすれば、そろそろノーランカーを返上して上昇気流に乗りたい所であろう。この一戦は10年越しのライバル対決に留まらず、両者のパンクラス内部での立場を左右していきそうな一戦となりそうだ。


8月16日の情報 ★★★★★  グラップリングチャレンジ大会HPより

「藤田祐司、グラップリングチャレンジで優勝」

▼今年3月の"。Las Granes Viajes"では髪を緑に染め、リングネームを”ルタ・ユージ”と改めるなど、奇抜な変身で話題を呼んだ シューティング・ジム大宮所属の藤田祐司選手だが、大会直後からカナダへ渡り、サムライクラブへ柔術留学を行って居たようだ。その成果が発揮されたのか、今月9日にトロントで行なわれた、寝技系のアマチュア大会「グラップリング・チャレンジ」に出場、"non-gi"(胴着を着ない)部門の上級者クラス・軽量級に参加して見事優勝を飾っている。この大会は400名近いアマチュア選手が参加する大規模な大会で、胴着を付ける"gi" 部門と前出の"non-gi"部門 に分かれて競われる。後者のスーパーヘビー級では、PRIDEシリーズにも参戦するなど日本でも知られてれているゲーリー・グッドリッジが優勝を飾っている。また藤田は"gi" 部門の上級者クラスにもエントリーして居たが、こちらは惜しくも三位入賞に留まった。


8月16日の情報 ★★★★★  広報情報 

「田村vs成瀬戦はランキング戦に」

▼8月28日(金)に新潟市体育館で開催される"Fighting Integration Vol.5"にマッチメイクされた、田村潔司vs成瀬昌由の試合はランキング戦として行なわれることになった。田村はランキング1位、成瀬は8位にそれぞれランクされており、この試合の勝敗の如何によっては次期無差別級王座の挑戦者として、成瀬が浮上してくる事も考えられる。一方、田村は6月の高阪戦、7月の坂田戦とジャパン対決を制して来ており、成瀬戦、そして9月横浜で予定されている山本(宣)戦まで、気の抜けない戦いが続く。

8月15日の情報 ★★★★★  広報情報 

 

「第2回ブラジリアン柔術交流トーナメント開催」

▼今年の四月に台東リバーサイドスポーツセンターで開催された、パレストラ東京主催の柔術交流戦が、早くも第二回大会を開催することになった。今年に入ってパレストラでは、北海道、東京、静岡、大阪など各地で柔術の講習会およびワンマッチ大会を行ってきており、全国規模でのブラジリアン柔術の普及に努めてきている。こうした草の根運動の甲斐もあって競技人口は着々と増えつつある。はたしてこの中から、世界大会クラスの選手が輩出していけるかが、今後の課題であろう。

”COMPEONATO PARESUTRA DE JIU-JITSU 1998”

<開催日時>1998年10月10日(日)

   9:10〜選手集合・計量 10:30〜試合開始

<開催場所>

 東京・中央区総合スポーツセンター・第一武道場

<競技方法>

 ブラジリアン柔術ルールに則った帯別・体重別・男女別ワンマッチ制。

<出場資格>

 健康で、感染症の無い男女(未成年は保護者のサインが必要)

<募集階級>

 ガロ級(ルースター級)=〜54・9キロ

 プルーマ級(スーパーフェザー級)=55・0〜60・9キロ

 ペナ級(フェザー級)=61・0〜66・9キロ

 レーヴィ級(ライト級)=67・0〜72・9キロ

 メジオ級(ミドル級)=73・0〜78・9キロ

 メイオペサード級(ライトへビー級)=79・0〜84・9キロ

 ペサード級(ミディアムへビー級)=85・0〜90・9キロ

 スーパーペサード級(へビー級)=91・0〜96・9キロ

 ペサディシモ級(スーパーへビー級)=97・0〜102・9キロ

 スーパーペサディシモ級(ダブルスーパーへビー級)=103・0〜111・9キロ

 アブソルート級(無差別級)=112キロ〜

<帯色と試合時間>

 白帯・ノービス=4分 →柔術・柔道・サンボの練習歴が1年未満の初心者。

             ただし、大会優勝経験者は修業歴1年未満でも不可。

 白帯=5分/青帯=6分/紫帯=7分/茶帯=8分/黒帯=10分

<注意事項>

 ※1 帯は基本的に自己申告制。上位の帯の選手が下位でエントリーすることは出来ないが、下位の選手が上位の帯でエントリーすることは可とする。

 ※2 出場申込者が多数の場合、先着順もしくは書類選考で出場者数を制限する場合がある。

 ※3 出場申込後、怪我などで出場不可能となった場合は、医師の診断書を添えてパレストラまで連絡のこと。無断欠場および診断書の提出が無い場合、今後の大会の出場を断る場合がある。

<参加費>

 パレストラおよびJFCN会員 3000円

 一般             4000円

<応募方法>

 参加申込書に必要事項を記入。押印・写真貼付のうえ参加費を同封した現金書留で以下の住所まで送付のこと。トーナメント表を事前に知らせて欲しい場合、アンケート欄にその旨記入し、FAX番号を明記するか、もしくは120円切手を張った返信用封筒を同封で申し込むこと。対戦表の告知は10月5日前後となる予定。

 〒176−0012

 東京都練馬区豊玉北1ー6ー13 カエサル江古田Bー1 101 

 パレストラ東京

 ※対戦カード希望者はアンケート欄にその旨記入の上、FAX番号もしくは返信用80円切手を同封の事。

<締めきり期限>

 9月25日(金)必着 

<問い合わせ先>

 パレストラ,TOKYO 03−5984−3209


8月14日の情報 ★★★★★  広報情報

「第5回アマチュアリングス大会開催」

▼11月8日(日)新宿スポーツ会館でアマチュアリングストーナメントが開催することとなりました。 既にこの大会は5回を数え、ここからバトルジェネシスでプロデビューする選手も生んでいる。リングスでは競技としてのレベルアップをはかる為、流派や所属団体の枠を超えて幅広く参加選手を募集したいとしている。

募集要項

<日時>1998年11月8日(日)午前11時開始予定

<会場>スポーツ会館 4階・総合体育館(新宿区百人町2-23-25)

<出場申し込み>1.住所 2.氏名 3.年齢 4.職業 5.電話番号 6.身長 7.体重 8.競技歴 9.大会出場経験 10.所属団体 11.エントリーする階級

・60kg級(60kg未満)

・70kg級(60kg以上70kg未満)

・80kg級(70kg以上80kg未満)

・+80kg級(80kg以上)

*なお当日計量時、エントリー希望の階級の制限体重をオーバーした場合は失格となる。   を記入し、上半身裸の短パン姿で上半身および全身写真を同封の上、郵送のこと。

<申し込み締めきり> 9月30日

<参加料>¥5,000-(当日受付にて)

<問い合わせ先>〒150 東京都渋谷区南平台町13-1サトウビル2F

        (株)リングス内『アマチュアリングス大会事務局』係

        TEL 03-3461-0257


8月11日の情報 ★★★★★  公式HP情報 

「ビクトー・ベウフォート、ミドル級転向へ」

▼昨年12月のUFCJ以来、NHB系大会への出場が途絶え、プロボクシング転向説やマーク・コールマンとの共同トレーニング、果てはカーウソン・グレイシーとの不仲説など、試合以外の面で何かと話題になることが多かったビクトー・ベウフォートだが、次回10月9日(金)にブラジル・サンパウロで開催予定のUFCブラジル大会での復帰が濃厚になって来たようだ。ビクトーにとってブラジルは故国であり、アメリカンメジャーであるUFCでの復帰は故郷に錦を飾る願ってもないチャンスだが、この試合からビクトーはミドル級転向を考えているらしい。もともとベウフォートは95キロ前後であり、ヘビー級とミドル級のボーダーラインに居た選手なので、特に大きな肉体改造の必要もないだろう。現在、復帰戦の対戦相手に名前が挙がっているのは、ケビン・ジャクソンを破って進境著しいライオンズ・デンのジェリー・ボーランダーだが、その先にはこの階級のチャンピオンとして君臨する、フランク・シャムロックとの対戦なども考えられるだけに興味深いニュースと言えるだろう。

 ただ、マットの外では、UFCに対して相変わらずの逆風が吹き荒れている。これまでケーブルテレビにペイパービュウとしてUFCの番組を提供してきていたヴューアーズ・チョイス社が、この7月タイム・ワーナー社に買収されたのを機に、UFC放映から撤退を決めたのである。次回のブラジル大会は地元のGlobosatというSporTV系の局との契約があり、TV放映されるらしい。しかし、その後については一切決っておらず、SEGのボブ・メロウィッツ社長は別の番組供給会社と組んでUFCを継続していくと明言したものの、その将来は依然暗雲に包まれている。


8月5日の情報 ★★★★★  広報情報

「次期KOP挑戦者に柳沢指名」

▼7月26日青森県営体育館大会で次期挑戦者決定戦として行なわれた、近藤有己vs柳澤龍志戦の結果が引き分けとなったため、コミッション預かりとなっていたKOP王座挑戦者だが、実行委員会による選考会で、正式に柳澤龍志が挑戦者に指名されることとなった。委員会では今年の両選手の戦績を比較

 柳澤:7戦3勝1敗3分け(内ランキング戦3回)

 近藤:3戦勝2分け(内ランキング戦2回)

 さらに柳澤選手の近年の戦績(96年10月 対セーム・シュルト戦の勝利から現在まで11勝1敗4分け)を考慮、審議致した結果、柳澤龍志選手を第7代キング・オブ・パンクラシスト ガイ・メッツァー選手の初防衛戦の挑戦者として決定した。


7月29日の情報 ★★★★★  広報情報

「」Las Grandes Viajesメインは須田の王座挑戦!」

▼8月29日に後楽園ホールで開催予定の「」Las Grandes Viajes」のカードが一部発表になった。

ルミナ、エンセン、桜井などのスターに代わって関西プロシューターのトップを疾走する須田匡昇がメインを勤める事になった。対戦相手はライトヘビー王座に長期政権を築いてきたエリック・パーソン。須田には10月のVTJ出場もかかっており、まさに選手人生を左右する大一番となりそうだ。また、四月のシュートダブルクロスでは、ノゲーラに秒殺されるというまさかの失態を演じた朝日昇が6カ月ぶりの後楽園再登場する。また、五木田勝の二度目の修斗出陣も注目したいところである。

ミドル級2回戦

 小島弘之(シューティングジム横浜)VS川勝将軍(PUREBREDシューティングジム大宮)

フェザー級2回戦

 秋本じん(K'z FACTORY)VS五木田勝(P・W佐々木組)

ウェルター級3回戦

 ジョエル・ギャルソン(サムライクラブ#2)VSヒカルド”リッキー”ボテーリョ(ジョーアルベルト柔術)

セミファイナル・ライト級3回戦

 朝日昇(PUREBREDシューティングジム大宮)VS未定

メインイベント・ライトへビー級タイトルマッチ3回戦

 エリック・パーソン(USA修斗)VS須田匡昇(CLUB J)


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