DEEP 12.14(夜)ニューピア(レポ):青井人、8戦全勝の水野新太に判定勝ちしフェザー級王座初防衛。相本宗輝、高橋遼伍を1R KO。武田光司、6年ぶりDEEPで1R一本勝ち。石司晃一、河村泰博に辛勝。水野竜也が一本勝ちし引退
GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
パラエストラ八戸
青森からプロMMA・キック選手を輩出!女性率9割のフィットネスクラスで格闘技の動きを使ってストレス解消!
宗明建設Presents DEEP 129 IMPACT
2025年12月14日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
青井人、8戦全勝の水野新太に判定勝ちしフェザー級王座初防衛
第10試合 メインイベント DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
○青井 人[じん](BLOWS/王者)
×水野新太(フリー/挑戦者、DEEPフェザー級GP 2025優勝)
判定4-1 (石川30-27/植松28-29/豊永29-28/内田29-28/橋本29-28)
※青井が初防衛
青井は28歳。修斗、RIZINでの戦いを経て、22年からDEEPに参戦。昨年3月、神田コウヤに判定2-3の僅差でリベンジし、フェザー級王座を獲得。12月には元同級王者の芦田崇宏に2R TKO勝ち。5連勝で今年5月のRoad to UFCに参戦したが、一回戦でユン・チャンミンに判定負け。9月のDEEP大阪大会ではチェ・ソンヒョクに判定勝ちした。
水野は22歳。所属はフリーだが主に大塚隆史代表のT-GRIP TOKYOで練習している。23年にMMAデビューし8戦全勝。NEXUSで3勝後、昨年9月と11月のDEEPで勝利。今年のDEEPフェザー級GPのメンバーには最後に選ばれたが、3月の一回戦で元同級王者の芦田崇宏に1R TKO勝ちすると、準決勝では海飛に判定勝ちし、8月の決勝では高橋遼伍に判定勝ちし優勝した。
9月の大阪大会で青井が勝利後、中継の解説を務めた水野がケージに登場して青井に対戦を呼びかけ、青井も承諾し、水野との初防衛戦が2025年最後のDEEPのメインイベントで組まれた。
試合はキャリアで勝る青井が接戦を制すことに。1R、長身のサウスポーの水野が左インローを随所で当てる。青井はひるまず、左ジャブ、右ストレート、ハイなどで応戦すると、水野は少しバランスを崩す場面も。両者まだ攻撃は少なく僅差だが、やや青井のヒットが目立つ。最後、水野がタックルで倒すが、青井はその先を許さず、立って終える。記者採点は青井。
2R、水野が左インローを当てていると、青井はバランスを崩したり足が流れるように。青井はタックルを繰り返すが切られ続ける。水野は膝蹴り、左ミドルも当てるように。青井も随所でパンチを当てるが、軽めの当たりで、水野をひるませることはできない。記者採点は水野。
3R、水野が左インロー、青井が右ストレート、左フックを当てる。青井はタックルも織り交ぜるが、水野はテイクダウンを許さない。接戦が続き、最後は青井がテイクダウンを奪うが、攻めきれず終わる。記者採点は迷ったが青井。若干ヒット数で上で顔面への攻撃が印象に残り、テイクダウンも好材料と評価した。合計29-28で青井。接戦だったため、ジャッジは1者は水野を支持したが、4者は青井を支持し、青井が判定勝ちで王座防衛を果たした。マイクを持った青井は勝ったものの「自分の中では半分以下の点数だと思います。もっと強くなって帰ってきます」と反省した。
バックステージでのインタビューで青井は、セミファイナルでフェザー級GP準優勝者の高橋遼伍を1R KOした相本宗輝との防衛戦について「お話が来たらやるべき」とコメントした。変わらずUFCを目標するのかという質問には「(格闘技のキャリアは)いつ終わるかわからないので、世界最高峰もそうやし、稼いで終わりたいです。やりたいことがまだ残っているんで」と答え、UFC以外の道を選ぶ可能性も示唆した。
相本宗輝、高橋遼伍を1R KOし「来年一発目RIZINで外国人と戦いたい」
第9試合 フェザー級 5分3R
×高橋遼伍(KRAZY BEE/元修斗環太平洋フェザー級王者)
○相本宗輝[かずき](ROOM)
1R 3’28” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
高橋は36歳。修斗・ONEで活躍し、21年のONEでのタン・カイ戦から、昨年3月のRIZINの久保優太戦まで5連敗していたが、昨年12月のDEEP初戦でGINJIに1R KO勝ちし連敗をストップ。3月からのDEEPフェザー級GPにエントリーしたが、一回戦は対戦相手の相本宗輝の計量失格により不戦勝。5月の準決勝では五明宏人に判定勝ち。8月の決勝では水野新太に判定負けし準優勝に終わった。
相本は24歳。23年にMMAデビューし8戦全勝。昨年9月、五明宏人に判定勝ちし、12月に前薗渓に1R TKO勝ち。3月のDEEPフェザー級GP一回戦の高橋遼伍戦は前日の計量前に体調不良で緊急搬送され欠場。9月大会では木下カラテをわずか14秒でKO。今回、高橋との仕切り直し戦が用意された。
試合はやはり打撃戦となったが、制したのは相本だった。1R、相本はサウスポーで構え、開始すぐからプレッシャーをかけてパンチを振るい右フックを当てる。だが高橋も打ち合いの展開で当て返し、左フックを当ててダウンを奪う。相本は鼻血を出す。
だが相本は変わらず前に出て、左インローを執拗に当てる。すると中盤過ぎ、相本の右ストレートが当たり出すと、高橋を金網際に詰め、右ストレートをクリーンヒットする。ダウンした高橋に、相本がパウンドをまとめたところで、レフェリーがストップした。高橋のセコンドからもストップを要請するバトンがケージに同時に投げ入れられていた。
マイクを持った相本は「今日の課題は喧嘩だったので、喧嘩できてよかったです。高橋さん、強かったです。(3月の)トーナメント一回戦、自分が失神して、高橋さんが命かけて準備してくれたのを無駄にしたのに、再戦してくれてありがとうございました」と今回の試合について述べた後「Xで大晦日、新居すぐるさん(と戦って欲しい)って言われていますけど、自分はエンタメというか…、1試合1試合準備して命かけて戦っているんで、今年はゆっくり休んで、来年一発目、RIZINの舞台で海外勢と戦いたいです」と話し、新居戦については拒否反応を示した。実際のところ相本はパンチを被弾して鼻血を出していたため、大晦日のRIZINは出場困難だろう。
武田光司、6年ぶりDEEPで1R一本勝ち
第8試合 フェザー級 5分3R
○武田光司(TRIBE TOKYO MMA/元DEEPライト級王者)
×奥山貴大(NEX SPORTS/シュートボクシング日本ウェルター級(67.5kg)王者)
1R 4’01” 裸絞め
武田は30歳。19年12月15日に大原樹理に一本勝ちしDEEPライト級王座を防衛して以来6年ぶりにDEEPに参戦する。20年のコロナ禍突入後はRIZINで14戦し7勝7敗。22年10月のザック・ゼイン戦までは勝ち星先行していたが、22年大晦日のガジ・ラバダノフ戦以降は海外強豪相手に苦戦が続き、勝利は萩原京平、新居すぐると対日本人相手のみ。昨年6月には後にRIZINフェザー級王者となるラジャブアリ・シェイドゥラエフのRIZIN初戦の相手を任され1R一本負け。大晦日の新居すぐる戦も精彩を欠く内容でローブローでの途中終了によるテクニカル判定勝ち。今年5月の韓国大会ではジ・ヒョクミンに2R TKO負けした。
奥山は31歳。シュートボクシングの現役王者で、昨年12月のSBでの白川ダーク陸斗とのMMAデビュー戦で1R腕十字で一本勝ち。柔道ベースの寝技を発揮した。3月のDEEPで開幕したDEEPフェザー級GPに抜てきされたが、一回戦で海飛に判定負け。5月のDEEPでもMMAデビュー戦の元RISE王者・直樹に1R KO負けしたが、9月のRIZIN名古屋大会ではMMAデビュー戦の元K-1王者の大和哲也を寝技で翻弄し1R終盤腕十字で一本勝ちした。
試合は武田のワンサイドゲームに。1R、武田は開始すぐから奥山を押し込み、倒すと金網際で押さえる。武田は右のパウンドを随所で連打する。武田は一旦立って踏みつけを当てると、体を背けた奥山のバックに周り、金網際でバックマウントを奪う。武田は裸絞めをガッチリと極めタップを奪った。
マイクを持った武田は目を潤ませつつ「ただいま」と第一声を放ち、TRIBEの長南亮代表らに感謝の言葉を述べ「長南亮を信じて良かった。愛だね」「僕は引退するまでTRIBE TOKYOです」等と話した。最後に武田は「来年は一発目RIZINですかね。またゼロからやっていきます」と話し、再浮上を誓った。バックステージで武田は「やっぱベルト久しぶりに巻きたいですね」と話している。
石司晃一、河村泰博に辛勝
第7試合 バンタム級 5分3R
○石司晃一(フリー/元DEEPバンタム級王者)
×河村泰博(和術慧舟會AKZA/元Fighting Nexusバンタム級王者)
判定3-0 (植松29-28/中原29-28/石川29-28)
石司は38歳。23年11月にCOROに判定勝ちしDEEPバンタム級暫定王座を獲得。24年4月のRIZINでは金太郎に判定勝ち。8月にはビクター・ヘンリーが王座を返上し、石司が正規王者に認定されたが、9月のユ・スヨンとのDEEP&BLACK COMBATバンタム級ダブルタイトルマッチで1R終盤にTKO負けし王座から陥落した。昨年5月には原口央に判定勝ちしたが、怪我により長期欠場し、1年半ぶりに復帰した。その間、後輩の水野新太がフェザー級GPで優勝。今大会では揃っての勝利を目指す。
河村は34歳。15年にパンクラスでプロデビューし、21年からNexusを主戦場としバンタム級王座を獲得。須藤拓真と森永ユキトにいずれもダースチョークで一本勝ちし2度防衛した。22年11月のRIZINではアラン・ヒロ・ヤマニハに判定負け。23年9月、3年ぶりにパンクラスに上がると井村塁に56秒ダースチョークで一本勝ち。12月のパンクラス・バンタム級王座決定戦では透暉鷹を1R肩固めで一本負け。昨年8月にはNexus王座3度目の防衛に成功した。その後はNEXUSで河村の納得できる相手が見つからず、10月8日に王座を返上したばかりだが、早速DEEPから元DEEP王者・石司戦のチャンスが舞い込んできた。
1R、河村がパンチを振るって前に出て、飛びついて石司の胴体に両足を絡めてからグラウンドに引き込む。石司は河村の下からの仕掛けに対処して立つと、豊永レフェリーはブレイクする。河村はすぐに再び同じように引き込むが、膠着するとブレイクがかかる。だが河村は打撃戦でも強みを発揮し、右ストレートを当てて石司をダウンさせる。河村は上になってから足関を狙うが、石司も足関の攻防に付き合い、そのまま膠着し時間切れに。記者採点は河村。
2R、河村がタックルを仕掛けると、石司は切ってからバックマウントを奪う。石司はその先に持ち込めず、トップに戻り、立ったところでブレイクがかかる。終盤、河村は引き込みつつ下から鉄槌を当て、三角絞めを仕掛けて追い詰める。石司は外し、パウンドを当て返すが、直前の劣勢を跳ね返す印象は作れない。記者採点は僅差で河村だが割れる可能性もある。
3R、石司が倒して上になるが、中盤、河村が足関を狙いつつリバースして上になる。河村は足関を狙い、終盤にはオモプラッタも仕掛けて印象を作る。石司も一発パウンドを当てるが、正味の攻撃が少ないまま終わる。記者採点は河村。合計27-30で河村。ジャッジは河村のサブミッションへの評価が厳しく、3者とも29-28とつけ、石司が判定勝ちした。
第6試合 バンタム級 5分3R
―雅 駿介(CAVE/元ムエタイオープン・スックワンキントーン・WMC日本ライト級(61.23kg)王者)
―平松 翔(THE BLACKBELT JAPAN)
中止 (雅の欠場)
福田龍彌が王座に君臨するDEEPバンタム級戦線。DEEPのプレスリリースでは「バンタム級のベルトへの挑戦権を賭け」と紹介された一戦だったが、雅が大会前日の公式計量会場に向かう前、自転車に乗っていた際に交通事故に遭い、頭部を打ち救急搬送されたため、平松との試合が中止となった。(詳細記事)
水野竜也が一本勝ちし引退
第5試合 メガトン級(体重無差別) 5分3R
○水野竜也(フリー/元DEEPミドル級王者)
×稲田 将(BOND GYM)
2R 0’43” アームロック
1R、開始すぐ、稲田が水野を押し込み、膝蹴りを放つとローブローとなる。水野はダメージが大きく、稲田にイエローカード減点1が科される。ルール上認められる制限時間の5分休んでから再開後、水野が右のバック肘を放つが、稲田はその隙に背後に回り込み、そのままバックマウントを奪う。水野は潜り込んで足関を狙うが、稲田は防御し、最後は体を起こし、上からパウンドを当てて終える。記者採点は稲田で減点1があるため9-9に。
2R、水野の開始早々からの仕掛けが功を奏することに。水野がパンチを振るってから前に出て押し込むと、アームロックを仕掛けつつ倒し、そのまま極めてタップを奪った。アームロックはかつてDREAMでメルヴィン・マヌーフを極めて番狂わせを起こした得意技だ。
勝ち名乗りを受けた水野は、グローブを外しマットに置くと「今日を持ちまして19年やりました格闘技を引退します」と表明した。続けて水野は「紆余曲折あり、順風満帆ではなかったですけど、格闘技やって正解だったと、今日応援に来ているみんなの顔を見てそう思います。最初何もなかった自分ですけど、格闘技だけは真摯に向き合っていたら、応援する人が少しずつ集まり、大きな波になって、僕を後押ししてくれました。格闘技を応援してくれているみんなのおかげです。ありがとうございます。自分の格闘技人生、一つの心残りもなく、最高に幸せな格闘技人生でした。息子と甥っ子と娘、上がって。迷惑をかけたけど、ありがとう。DEEP、若手で強いファイターが出てきています。応援してあげてください」と述べ、拍手を浴びてケージを後にした。なお、バックステージでのインタビューで水野は今後、高校の教員の免許を持っているため、教員を目指すことを明かしている。
第4試合 フライ級 5分2R
○杉山廣平(THE BLACKBELT JAPAN)
×橋本ユウタ(CAVE)
1R 4’00” 裸絞め
1R、杉山が橋本の蹴り足をすくって倒すと、そのままバックマウントを奪うと、ポジションキープし、裸絞めを極めタップを奪った。
第3試合 フェザー級 5分2R
○高橋正親(BRAVE)
×杉野亜蓮(パラエストラ八王子)
判定3-0 (石川20-18/橋本20-18/中原20-18)
高橋は今年4月のDEEPフューチャーキングトーナメント・フェザー級優勝者。9月のプロデビュー戦で勝利し2戦目だ。1R、開始すぐから高橋が左フックを当て、中盤以降もグラウンドでコントロールし優位に進める。2Rも高橋がグラウンドでサイドから押さえるなど、主導権を維持し判定勝ちした。
第2試合 フライ級 5分2R
○横内三旺[さんおう](Battle-Box/RIZIN甲子園2024優勝)
×石原 射[いる](GRABAKA/MMA甲子園第1回(2024)バンタム級優勝)
判定3-0 (石川○19-19/内田20-18/福田20-18)
第1試合 ライト級 5分2R
○荒井銀二(BRAVE)
×平石光一(PUREBRED)
1R 2’41” 裸絞め
オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール フライ級 3分2R
○琥[こはく](JAPAN TOP TEAM)
×斎藤冬翔[とわ](EXFIGHT)
1R 2’25” KO
オープニングファイト第1試合 アマチュアルール メガトン級(体重無差別) 3分2R
○TAKUMA(JAPAN TOP TEAM)
×ハチミツ大魔王(焼肉京ちゃん)
1R 1’19” 裸絞め
























