DEEP 12.14(昼)ニューピア(レポ):元キック王者 20歳の杉山空、MMAデビュー8か月 3戦目で越智晴雄に判定勝ちしストロー級王者に。中務太陽、Road To UFC出場の小崎連に2R一本勝ち。力也、安谷屋智弘を1Rで粉砕

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SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2025 6th ROUND
2025年12月14日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
元NKB王者 杉山空、MMAデビュー8か月・3戦目で越智晴雄に判定勝ちしストロー級王者に
第11試合 メインイベント DEEPストロー級タイトルマッチ 5分3R
×越智晴雄(Little Giant Gym/王者)※初防衛戦
○杉山 空(THE BLACKBELT JAPAN/挑戦者、NKBフライ級(50.8kg)王者)
判定0-5 (長瀬27-30/福田26-30/橋本26-30/内田27-30/石川27-30)
※杉山が王者に
越智は41歳。22年12月の中村真人戦以降6連勝中。昨年5月のDEEPストロー級王座統一戦では川原波輝に1Rギロチンチョークで一本勝ちし、暫定王者から正規王者に。12月には多湖力翔に判定勝ち。今年3月のRIZIN香川大会では中務修良に3Rギロチンで一本勝ちしている。
杉山は20歳。キックボクシングのNKBの元フライ級(50.8kg)王者でキック戦績9戦6勝1敗2分。レスリングも6年の経験があり、全日本アマパンクラスストロー級優勝を経て、今年4月のDEEPでのプロデビュー戦で多胡力翔に1R TKO勝ち。9月の2戦目では中務修良に1R右フックからのパウンドでTKO勝ち。越智とも最近戦った2選手を、越智よりも早い時間で仕留めた杉山は、中務戦後のマイクでは越智の王座挑戦を希望し、DEEPの佐伯繁代表も「(MMA)3戦目の最短でタイトルマッチもある」と大会終了後にコメントし、年内最後に王座戦が組まれた。
1R、杉山が右のカーフを放つが、越智が右フックを合わせて杉山を倒す。だがすぐに杉山が立つと、右フックを当て返し、越智をダウンさせる。杉山はパウンドで追い詰め、しばらく上になる。杉山はスタンドに戻ってからも右フック、ミドル、組んでの膝、左ミドルを当て、打撃戦で優位をキープする。記者採点は杉山。
2R、越智が組み付いて押し込むが、膠着しブレイクがかかる。その後も越智が押し込み脇を差して倒そうとするが、杉山は潰して上になる。杉山は自軍近くでハーフで押さえる。終盤、杉山は立ち、サッカーボールキック、ボディへの膝蹴りで追い詰める。杉山は組み付いて金網に押し込む。最後、植松レフェリーがブレイクすると、杉山は距離を取りつつ左ローとミドルを連打し、反撃を封じつつ印象を作って終える。記者採点は杉山。
3R、越智が組んで倒そうとするが、杉山は防御を続け、植松レフェリーのブレイクを誘い続ける。杉山は離れれば左ミドルを当てる。中盤過ぎ、杉山がタックルでテイクダウンを奪うが、すぐスタンドに戻る。終盤、杉山が押し込むがブレイクがかかる。最後、越智が左フックを当て、杉山が押し倒される形に。ようやく逆転のチャンスの訪れた越智が踏みつけで襲い掛かるが、杉山は下からボディを蹴り上げて跳ね返し、反撃を封じて終える。記者採点は杉山。合計27-30で杉山。ジャッジ5者も杉山を支持し、杉山が判定勝ちした。
MMAデビュー8か月、3戦目でベルトを巻いた杉山は「ストロー級、世間からあまり評価されていないですけど、自分が歴史を変えているんで、大きい舞台で戦うにはみんなの声が必要なので応援お願いします」とマイクアピールした。
バックステージで杉山は「勝てたんですけど、もっと上に行くにはまだまだだと思いました。首相撲はキックの頃から得意にしていたので自信がありました。絶対相手が組んで来るのはわかっていましたけど、THE BLACKBELT JAPANには組み技が強い人がたくさんいて鍛えられているので自信がありました。DEEP代表として、もっとデカい舞台だったりで活躍し、ストロー級を広めたいです」と話した。
夜の部終了後の大会総括で、DEEPの佐伯繁代表は、来年ストロー級GPを開催する構想があることを明かしており、杉山を軸とした活性化が期待できる。
中務太陽、Road To UFC出場の小崎連に2R一本勝ち
第10試合 セミファイナル バンタム級 5分3R
×小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS)
○中務太陽(BLOWS)
2R 0’24” 裸絞め
小崎は23歳。DEEPフューチャーキングトーナメント2021で優勝し、昨年3月に力也に1R TKO勝ち。5月のRoad To UFCに参戦したが中国のダーエミィスウ・ザウパースーに判定負けし、9戦目でプロ初黒星を喫した。12月のDEEPでは魚井フルスイングに判定勝ち。今年9月の大阪大会では前園渓に判定勝ちしている。
中務は22歳。DEEPフューチャーキングトーナメント2023で優勝し、同年5月にプロデビュー後は4戦全勝(2一本)。怪我による1年半のブランクを経て、今年4月のDEEP大阪大会では切嶋龍輝に2Rツイスターで一本勝ちしている。
試合は2Rに衝撃的な決着を迎えることに。1R、中務がサウスポーで構えてプレッシャーをかけ、左ストレートを当てつつ組み付きテイクダウンを奪う。小崎はすぐ立ち、金網際での押し合いとなり、お互い倒れない。終盤、小崎から離れるが、中務が左右のパンチ、左膝を当て、打撃戦でも優位に進める。記者採点は中務。
すると2R開始間もなく、右フックの相打ちで両者ダウンする異例の展開となるが、ダメージが小さい中務はすぐ立つと、寝転んだ状態から少し遅れて立とうとした小崎からバックマウントを奪い、裸絞めを極めタップを奪った。
マイクを持った中務は「僕の腰が寂しいんで、来年ベルトを取りに行きます」とアピールした。現在DEEPバンタム級王者は練習を一緒にしている福田龍彌で、バックステージでのインタビューで中務は「強すぎます。まだ僕には無理です」と苦笑しつつ「現段階では無理な相手なんで、1年・2年で行けるよう取り組む予定です」「試合が決まったら(福田の胸のタトゥの)メデューサににらまれながら、固まらず行きます」とコメントし、いずれは戦う覚悟も示した。
力也、安谷屋智弘を1Rで粉砕
第9試合 フライ級 5分2R
×安谷屋智弘(氷ヲ刻メ/池田道場)
○力也(FIGHT FARM)
1R 2’32” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
力也が持ち前のパワフルなファイトでベテラン安谷屋を粉砕する試合に。
1R、力也がサウスポーで構えてプレッシャーをかけ、左ミドル、ストレートを当て、中盤、左ストレートをこめかみにクリーンヒットしてひるませる。力也がパウンドで追い詰めると、安谷屋は下からアームロックを狙うが、力也は抱え上げて頭からマットに叩きつけると、力が抜けた安谷屋に力也がパウンドをまとめたところで、レフェリーがストップした。
第8試合 フライ級 5分2R
×松岡疾人(NEX SPORTS)
○松井優磨(KATANA GYM)
2R 3’51” 裸絞め
1R、松岡が序盤の打ち合いの展開で左フックを当てて先手を取ると、その後も右フック、左ボディ、離れ際の右膝蹴り等を当てて優位に進める。松井が前に出てパンチを振るっても、ステップとスウェーでかわし、防御でも巧さを印象付ける。
だが2R、一気に流れが変わる。開始間もなく、松井がカウンターの右フックでダウンを奪う。松岡がタックルを仕掛けると、松井は倒れつつ、ギロチンで迎撃する。中盤、ギロチンが外れ、松岡がトップキープするが、膠着しブレイクがかかる。スタンドの展開でお互いパンチを当てて出血し、場内が沸きあがる。すると終盤、松井が胴タックルを仕掛けて倒し、グラウンド勝負に切り替えると、これがハマり、立とうとした松岡の背後に回り込んでバックマウントを奪うと、ダメージの溜まった松岡に裸絞めを極めタップを奪い、見事逆転勝ちを果たした。
第7試合 フェザー級 5分2R
○鈴木大晟[たいせい](パラエストラ八王子)
×藤井 連(FIGHTER’S FLOW)
2R 1’13” 裸絞め
1R、鈴木がテイクダウンを繰り返し、バックを奪い、裸絞めを狙いながらパウンドを当て、トップポジションになってからもパウンドを当て攻め続ける。2R、鈴木は開始すぐからテイクダウンを奪うと、素早くバックを奪い、裸絞めを極めタップを奪った。
第6試合 60kg契約 5分2R
×今村 豊(POLAR GYM OSAKA)
○カンジ(和術慧舟會HEARTS)
1R 3’07” TKO (レフェリーストップ:左膝蹴り→グラウンドパンチ)
1R、今村のタックルをカンジが切り、ハーフで押さえ、右肘を何発も当てて追い詰める。カンジがパウンドを当て続け、今村が金網を背に立つが、立ち際にカンジが今村の顔面に左膝蹴りを当てて倒し、パウンドをまとめたところでレフェリーがストップした。
第5試合 ライト級 5分2R
○井上竜旗(剛毅會)
×野尻大輔(パラエストラ八王子)
判定3-0 (植松20-18/石川20-17/豊永20-18)
1R、野尻がタックルでテイクダウンを狙うが、潰すと、上からパウンドをまとめる場面を作り、好印象を残す。
2R、野尻のタックルを井上は切り続け、終盤、右ストレートを効かせ、パウンドで追い詰め差をはっきりつけ判定勝ちした。
第4試合 60kg契約 5分2R
○仁井田右楽[うた](JAPAN TOP TEAM)
×左京(レンジャージム)
1R 2’55” 裸絞め
仁井田は4月のDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝し、今回プロデビュー戦。1R、左京が右フックでダウンを奪う。仁井田が下から腕十字を狙うが、左京は上からパウンドを当てて追い詰める。だが左京がサイド、バックと動き、袈裟固めを狙う形になると、仁井田が許さずバックに回り込み、裸絞めを極め逆転一本勝ちした。
第3試合 フェザー級 5分2R
×菊川イサム(KATANA GYM)
○権藤大剛(KNOCKOUTクロスポイント・パラエストラ吉祥寺)
判定0-3 (内田19-19○/植松18-20/石川18-20)
1R、柔道ベースの元自衛官・権藤が、金網際でバックを度々奪いコントロールし、パウンドも当て印象を作る。最後はアームロックも狙う。2R、菊川も組まれた状態で鉄槌を当てる等抵抗したが、権藤がテイクダウン、コントロール、バックテイク、アームロック等で攻め続け判定勝ちした。
第2試合 DEEP JEWELS ストロー級 5分2R
×横瀬友愛(BELVA)
○堀内美沙紀(FIGHT BASE都立大)
判定0-3 (内田19-19○/石川19-19○/福田19-19○)
1R、横瀬が押し込み、テイクダウンを奪い、バックを奪う等、グラウンドで主導権を握る。2R、横瀬のテイクダウンを堀内はしのぎつつ、金網際の攻防で膝を度々当てて挽回する。ジャッジ3者ともポイントイーブンとなり、マスト判定では3者とも2Rに膝蹴りを当て続けた堀内を支持した。
第1試合 バンタム級 5分2R
○柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
×ハイメ[Jaime](ペルー/フリー)
1R 3’44” 肩固め
1R開始すぐから柴田がテイクダウンを奪うと、グラウンドでコントロールし、肘も的確に当てて追い詰めると、肩固めを極め一本勝ちした。
オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール フライ級 3分2R
×秋元優志(JAPAN TOP TEAM)
○国分獅斗(THE BLACKBELT JAPAN)
判定1-2 (植松○19-19/石川19-19○/長瀬19-19○)
オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール バンタム級 3分2R
○高尾凌生(JAPAN TOP TEAM)
×菊池佳歩(IRIE BASE)
1R 1’50” TKO (レフェリーストップ:左フック)
オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール バンタム級 3分2R
○佐藤聖優(JAPAN TOP TEAM)
×佐藤 凛(KATANA GYM)
2R 2’46” 失格 (グラウンド状態での頭部への蹴りの反則)



























