K-1 2.9 代々木第二(レポ/前半):松谷綺、19歳の新鋭・末松晄との接戦制し女子アトム級王者に。稲垣柊、佐々木大蔵とのダウンの応酬制す。兼田将暉、玖村修平を1R KOし軍司泰斗に再度対戦要求
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
K-1 WORLD MAX 2025
2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
レポート&写真:井原芳徳 (後半戦は別記事に掲載します)
K-1女子アトム級王座決定トーナメント:松谷綺、19歳の新鋭・末松晄との接戦制し王者に
第2試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
×ルシール[Lucille Deadman](オーストラリア/テイラーメイド・ムエタイ/WBCムエタイ世界女子ミニマム級(45.35kg)王者、WBCムエタイ豪州女子ミニフライ級(47.62kg)王者、MTL女子ミニマム級(45kg)王者)※ルシール・デッドマンから日本語表記変更
○末松 晄[あき](K.I.K team BLADE)
判定0-3 (豊永27-30/水谷27-30/梅木28-30)
菅原美優が返上したK-1女子アトム級を懸け、4選手によるワンデートーナメントが2025年のK-1開幕大会で行われた。
ルシールは18戦15勝(3KO)3敗の25歳。身長158cm。23年12月のK-1大阪大会で初来日し、菅原美優に判定負け。この試合がプロ10戦目で初黒星となったが、昨年9月にはWBCムエタイ世界女子ミニマム級王座を獲得し、成長した姿を再登場のK-1で見せてくれそうだ。
末松は6戦5勝(1KO)1分の19歳。身長159cm。23年4月からK-1 GROUPに参戦し、昨年は9月に加藤りこに判定勝ちし、12月に大西日和に判定勝ち。伸びのある右のストレート、ミドルが持ち味で、近い将来Krushのタイトル戦線浮上の期待されていた選手だったが、K-1のトーナメントに抜てきされた。
1R、蹴り主体で組み立てようとするルシールに対し、末松は前に出続け、右ストレートを度々当て、右カーフも絡め、やや優位に進める。終盤にはルシールも右ストレートを返すように。記者採点は末松だがまたイーブンもありうる。
2R、末松は変わらず前に出続け、度々ルシールを詰め、右ストレートをクリーンヒットさせつつ、右カーフ、左テンカオ、右ハイなども絡め、より差をはっきり示す。記者採点は末松。
3Rも同様で、末松が攻め続け主導権を維持する。パンチと蹴りのコンビネーションも度々決めてみせる。記者採点は末松。合計27-30で末松。ジャッジ3者とも末松を支持し、末松が判定勝ちで初戦を突破した。
第3試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
○松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
×マフィア・ペットモンコンディー[Mafie Petchmongkoldee](タイ/Petchnongki Gym)
判定3-0 (豊永30-26/西村30-27/梅木30-26)
松谷は14戦11勝(1KO)1敗2分の21歳。身長152cm。22年6月の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で菅原に判定負けしてプロ初黒星を喫したが、以降は6連勝。23年7月には元K-1女子アトム級王者のパヤーフォンに延長判定勝ち。11月には奥脇奈々に判定勝ちしKrush女子アトム級王者となる。7月のK-1ではチョン・ユジョンからダウンを奪い判定勝ち。11月にはKrush王座の防衛戦が組まれ、挑戦者のガブリエル・デ・ラモスの計量オーバーでノンタイトル戦に変わったが、1R右膝蹴りでKO勝ちし、「ここで満足せずK-1のベルトを取りたいです。菅原選手、逃げていないでやってください」とアピールしていた。菅原が王座を返上しての王座決定トーナメント初戦は、パヤーフォン戦以来となるタイ人との戦いとなった。
マフィアは47戦42勝(3KO)4敗1分の15歳。身長は松谷より5cm低い147cm。今回初来日。
1R、マフィアの前蹴りを前に序盤こそ攻めあぐねた松谷だが、中盤から圧を強めると、終盤には右の顔面前蹴りで吹き飛ばし、左フックでダウンを奪う。
2R、松谷が引き続き左フックを当て、顔面への前蹴りも当て優位に進める。お互い組んで膝を打ち合う場面が増えるが、岡田レフェリーは先に組みがちなマフィアに注意を出す。記者採点は松谷。
3R、松谷がパンチを随所で当てて優位をキープする。だがお互い組み付いて膝を打ち合う場面が2Rよりも増加する。岡田レフェリーは「プッシュ」と連呼して、しばらく膝の打ち合いを見てから、ようやくブレイクする。岡田レフェリーはマフィアに注意を繰り返し、累積で警告を出す。松谷も組んだ状態で膝を打っているが、注意は受けない。記者採点は松谷。合計30-26で松谷。ジャッジ3者も松谷を支持し松谷が判定勝ちした。岡田レフェリーのブレイクが早ければ、より松谷もパンチを当てて倒しやすくなり、展開が変わった可能性もあるだろう。
第1試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
×チョン・ユジョン[Jung Yujung](韓国/ペバン・カンスンジム/Refresh女子-50kg級王者)
○大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第10試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
×末松 晄[あき](K.I.K team BLADE)
○松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
判定0-2 (西村29-30/梅木30-30/箱崎29-30)
※松谷が優勝、王者に
1R、長身の末松がプレッシャーをかけ、伸びのあるミドルやストレートを当てる。松谷は序盤こそもらいがちだったが、次第にステップを細かくして的を絞らせないようにし、終盤には左ボディ等を接近戦で当てるが、まだ末松の動きを止めるほどにはならない。両者とも一回戦のダメージは無い様子だ。記者採点はイーブン。
2R、松谷も前に出るようになり、接近戦でパンチを当てるようになるが、クリンチも増え、岡田レフェリーから注意を受ける。末松は終盤、左右のストレートのヒットを増やし、やや優位になるが、最後、松谷も右ロー、ストレートを返し、完全に流れを作らせない。記者採点はイーブンだが末松につく可能性もある。
3Rも末松が的確にパンチを当てる。松谷は強引に詰めてパンチを振るうが、またも組みが増え、岡田レフェリーから注意を受ける。中盤過ぎには松谷が左ボディを振りながら詰めたが、バッティングとなりダメージを負う。だが再開後の終盤、負けられない立場の松谷は、パンチやミドルの手数を増やし、やや優勢で試合を終えるが、末松をひるませるほどにはならない。記者採点はイーブンだが松谷につく可能性もある。合計30-30でイーブン。ジャッジ1者はイーブンとしたが、2者は松谷を支持し、松谷が判定勝ちした。
苦しみながらもK-1女子アトム級のベルトを獲得した松谷は「マフィア選手も末松選手も強かったです。こんな試合じゃK-1チャンピオンと胸張って言えないんでもうちょっと頑張ります」と謙虚にコメントした。
稲垣柊、佐々木大蔵とのダウンの応酬制す
第9試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
×佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級王者&ライト級王者)
○稲垣 柊[しゅう](K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)
判定0-2 (西村27-28/三浦28-28/岡田27-28)
王者・ヨードクンポン×挑戦者・鈴木勇人のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチと同じ大会で、次期挑戦者を占う大事な試合が組まれた。
佐々木は34歳。22年9月のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチで王者・大和哲也に挑戦し判定負けして以降、23年3月にRISEの白鳥大珠に判定負け、。6月にパコーンに延長判定負けと3連敗していたが、昨年は4月に寺島輝にKO勝ち、9月に齋藤紘也に判定勝ち、12月に塚本拓真に判定勝ちし、下の世代相手に3連勝している。
稲垣兄弟の弟・柊は25歳。23年4月のKrushスーパー・ライト級王座決定トーナメントで寺島輝、塚本拓真をKOし同王座を獲得。11月に小嶋瑠久に判定勝ちし初防衛。昨年4月には元K-1ライト級王者に判定勝ちし11連勝とする。昨年9月の第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメントでは一回戦でレニー・ブラジをKOし、準決勝ではトーマス・アギーレに判定勝ちしたが、決勝ではヨードクンポンに判定負けした。
1R、稲垣がサウスポー、佐々木がオーソドックスで構え、お互いミドル、ストレート、ジャブを当てるが、まだ手数が伸びず、均衡も崩れない。記者採点はイーブン。
2Rも五分の状態が続いたが、終盤一気試合が動く。詰めてきた佐々木に、稲垣が左ストレートを合わせてダウンを奪う。稲垣がラッシュを仕掛けるが、終了間際、左テンカオのタイミングで、佐々木が右ストレートを合わせ、ダウンを奪い返す。ポイントは8-8の五分に。
3R、佐々木が前に出るようになり、接近戦が増え、クリンチも増えるが、その中で稲垣が左右のパンチを随所で的確に当ててやや優位に進める。佐々木はパンチの空振りが続く。記者採点は僅差だが稲垣。合計27-28で稲垣。ジャッジは1者がイーブンとしたが、2者が稲垣を支持し、稲垣が判定勝ちした。
近藤拳成、アキモフを1R KO
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
×ヴィクトル・アキモフ[Viktor Akimov](ロシア/ブラジリアンタイ/元RKSウェルター級王者)
○近藤拳成(TEAM3K/AJKNスーパーライト級王者、K-1甲子園2016 -65kg優勝)
1R 2’19” KO (左ストレート)
アキモフはホーストカップを主戦場としていた名古屋在住の選手。昨年3月のK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦ではキックプロデビュー戦の中島玲を2R右バックハンドブローでKOした。7月のトーナメントではロマーノ・バグボード、セルジオ・サンチェスをKOで倒し、決勝ではストーヤン・コプリヴレンスキーにKO負けした。アキモフは適正体重のスーパー・ライト級(65kg)でのK-1継続参戦を希望していた。
近藤は23年3月のKrushで斉藤雄太にKO勝ちしたが計量で1.3kgオーバーした。その後、大阪でのAJKNで連勝し王座を獲得。昨年10月に1年半ぶりにK-1 GROUPの大会に復帰すると、元K-1ライト級王者の林健太を2R左ストレートでKOしてている。
1R、アキモフはサウスポーで構え、プレッシャーをかけ続け、中盤過ぎには近藤をコーナーに詰めてパンチを連打する。だが近藤はカウンターで右ストレートを当ててダウンを奪う。アキモフのダメージが大きく、近藤がパンチ連打から左ストレートでダウンを奪い、最後も同様に左ストレートでマットに沈めた。
マイクを持った近藤は「70㎏トーナメント準優勝のアキモフ選手に無傷で勝てたんで、宮田プロデューサー、次、Krushタイトルマッチお願いします。弟の魁成と世界一目指します」とアピールした。
里見柚己、大岩龍矢下したアギーレに判定勝ち
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
○里見柚己[ゆずき](team NOVA/元Krushライト級王者)
×トーマス・アギーレ[Tomas Aguirre](アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/WGPスーパーライト級(64.5kg)王者)
判定3-0 (豊永30-29/箱崎30-29/中野30-29)
里見は23年6月に大沢文也に判定勝ちしKrushライト級王座を獲得。9月のK-1では伊藤健人に2R KO負けし、今年2月のKrushでのベルトを懸けての再戦では、わずか38秒でKO負けした。8月のKrushでの再起戦では元ジャパンキック王者で初参戦の永澤サムエル聖光を1R KO。11月にはアイルランド人のアーロン・クラークに判定勝ちした。今回も国際戦が組まれた。
アギーレは9月のK-1での第7代スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメントで初来日し、一回戦でメン・ガオフォンに判定勝ちし、準決勝では稲垣柊に判定負け。11月のKrush名古屋大会では地元出身の大岩龍矢に延長判定勝ちしている。
1R、アギーレがプレッシャーをかけ続け、右ミドルを当てつつ、右フックにつなげるが、やや距離が遠い。里見はサウスポーで構え、回って距離を取り、随所で左ミドルとテンカオ、右の間接蹴りを当てるが、まだアギーレの動きを止めることはできない。記者採点はイーブン。
2Rも同様の構図が続いていたが、里見が左テンカオを当てていると、終盤に効き目を発揮し、里見は左の三日月蹴りも当てて追い詰める。記者採点は里見。
3R、アギーレは回復し、前に出て右ミドル、フックを引き続き当てるように。里見はしんどそうだが、変わらず左ミドルやジャブを返し続け、反撃を許さず終了する。記者採点はイーブン。合計30-29で里見。ジャッジ3者も同じ採点で里見が判定勝ちした。
兼田将暉、玖村修平を1R KOし軍司泰斗に再度対戦要求
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATライト級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
×玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushフェザー級王者、元NJKFバンタム級王者)
1R 2’57” KO (左ストレート)
兼田は26戦23勝(10KO)3敗の25歳。兼田は7月のK-1で寺田匠と接戦の末に判定負け。寺田は9月にK-1フェザー級王座を獲得した。兼田は10月の大阪大会で斗麗を71秒でKOすると「僕と軍司選手とか、オモロくないですか?軍司選手とできないなら、寺田選手ともう一回、タイトルマッチでお願いします」とアピールしていた。
玖村兄弟の兄・修平は35戦21勝(10KO)13敗1無効試合の28歳。6月にKrushで桝本翔也をKO。10月のK-1大阪大会では元K-1フェザー級王者の椿原龍矢に判定勝ちしている。
1R、兼田がサウスポーで構えてプレッシャーをかけ続け、随所で左ストレートを強打して効かせる。すると終盤、兼田が左ストレートを効かせ、コーナーに詰めて膝蹴りも当ててダウンを奪う。修平のダメージは大きく、兼田がコーナーに詰めての左ストレートの連打でマットに沈め、残り3秒でフィニッシュした。
マイクを持った兼田は「玖村選手のことは地元が堺で一緒で、昔から知ってて、兄貴が負けてて、めっちゃ強いのを知っていました。僕が勝つことが当たり前と言われていたので、勝ててうれしいです。タイトルマッチやりたいんで、今晩勝ったほうとやりたいです。SNSで軍司選手の名前とかも上げてたんで、軍司選手どうですか?やりましょう。軍司選手をいつか越すという気持ちでやっていました。僕らでやってタイトルでどうでしょうか」と改めてアピールした。
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○石田龍大[りょうた](POWER OF DREAM/Krushフェザー級王者、K-1甲子園2019 -60kg優勝)
×永坂吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定2-0 (箱崎30-28/岡田30-30/三浦30-29)
石田は10戦9勝(4KO)1敗の22歳。2戦目で髙橋直輝に判定負けしたが以降は8連勝。昨年6月のKrushフェザー級王座決定トーナメント準決勝では“狂拳”迅を1R右フックでKO。9月の決勝では橋本雷汰に延長判定勝ちしベルトを巻いた。
永坂は12戦7勝(7KO)4敗1分の26歳。テコンドーをベースとし、プロで勝った試合は全てKO勝ち。4連勝後、23年7月のKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチで王者・璃明武に挑むも判定負け。足の怪我の療養を経て、昨年9月のK-1で1年ぶりに復帰し、-55kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイトでは池田幸司を1R右フックでKOした。
1R、両者サウスポーで構え、永坂がプレッシャーをかけるが、石田がリーチを生かし右ジャブ等を出して攻めさせない。終盤、石田が前に出るようになるが、永坂が右カーフ等を当て、石田も詰めにくそうだ。記者採点はイーブン。
2R、石田の右ジャブ、永坂の右カーフの構図が続くが、なかなか均衡が崩れない。終盤、石田が左アッパーを当てれば、永坂も左ストレートを返し、どちらも譲らぬ展開に。永坂は鼻血を出し少し印象が悪いか。記者採点はイーブンだが石田につく可能性もある。
3R、お互いパンチの比重が上がるが、なかなかクリーンヒットにつながらず終了する。記者採点はイーブン。合計30-30でイーブン。ジャッジは1者がイーブンとしたが、2者はややパンチのヒットで上回った石田を支持し、石田が判定勝ちした。
第4試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
○池内紀子(POWER OF DREAM/Krush女子フライ級王者)
×ベセラ・ロガスカ[Vesela Rogaska](ギリシャ/ダイアモンドキャンプ/ギリシャ・ムエタイ選手権2023優勝)
判定3-0 (伊藤30-29/西村30-29/箱崎30-28)
池内は昨年11月のチェ・ウンジ戦でKO勝ち。ロガスカはムエタイベースで初来日。
1R、池内がプレッシャーをかけ、右ミドルやローを当てつつ、終盤には右ストレート、左ボディといったパンチを増やし、やや優位に進める。ロガスカもミドル、ローを返し続け、完全に流れを作らせない。
2R、ロガスカはミドル、ローのヒットを増やすが、池内は前に出続け、右ストレート等のパンチ主体で印象を作る。
3Rも似た構図で、ロガスカも耐え続けたが、終盤、池内が右フックを効かせ、パンチの連打でダウン寸前まで追い詰め終了する。2Rまでは評価が分かれ、3Rは池内が確実にポイントを取り判定勝ちした。
プレリミナリーファイト5 ライト級(62.5kg) 3分3R
×川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
○中野大輝[ひろき](TAD/全日本空手道連盟全日本体重別選手権2023男子個人組手-67kg準優勝)
判定0-3 (27-30/28-30/29-30)
プレリミナリーファイト4 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
×龍生(ALONZA ABLAZE)
○遥心[はると](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1カレッジ2023 -60kg優勝)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)
プレリミナリーファイト3 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
×内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
○大地(ZEBRA GYM/K-1甲子園2024 -60kg優勝)
判定0-3 (28-30/28-30/29-30)
プレリミナリーファイト2 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
×石川優斗[まさと](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
○浜名颯斗[はやと](日本/K-1ジム大宮チームレオン)
3R 3’00” KO
プレリミナリーファイト1 51kg契約 3分3R
○大久保世璃[せり](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2024 -55kg優勝)
×龍希(K-1ジム五反田チームキングス)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)