RISE 8.26 大田区総合体育館:中村寛&宮崎小雪、海外勢と対戦。-54kgリザーブ戦でセオアネ×政所仁。秀樹、チャンヒョン相手に引退戦。魁斗×安本晴翔、常陸飛雄馬×大雅も決定
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RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round(8月26日(土)東京都大田区総合体育館)の対戦カード発表記者会見が7月18日、東京で行われた。既に初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦・YA-MAN×山口裕人、-54kgトーナメント準決勝 志朗×クマンドーイ、大﨑一貴×田丸辰が決まっていたが、新たに中村寛、宮崎小雪、チャド・コリンズの国際戦、トーナメントのリザーブマッチ(ルベン・セオアネ×政所仁)、秀樹の引退戦(対チャンヒョン)、魁斗×安本晴翔、常陸飛雄馬×大雅、麻火佑太郎×KENTAの本戦8試合、オープニングファイト2試合が追加された。
今回の会見の日の昼には、K-1のカルロス菊田新プロデューサー就任や今後の展開に関する発表が行われた。昨年6月のTHE MATCH、今年3月の双方の大会でRISEはK-1との交流戦を行ってきた。K-1の新体制について、RISEの伊藤隆代表は「先月(K-1のオーナーの)矢吹(満)さんから新体制になると聞きました。今日の会見の内容は初めて聞いた状況です」と話した。国際空手道連盟極真会館とK-1の提携も発表されたが、「先週、松井(章奎)館長とお会いして、説明を受けました。RISEに出ている極真の南原をはじめとした選手たちは、RISEの専属としてやっていくという話をもらっています」と伊藤氏は説明している。
ライト級(63kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級王者、元DEEP☆KICK -60kg級王者)
アリシェル・カルメノフ[Alisher Karmenov](カザフスタン/ニューラルスポーツスクール)
中村は昨年6月のTHE MATCHではK-1代表のレオナ・ペタスに判定勝ち。10月のRISEのチャンヒョン戦ではKO負けを喫したものの、12月の後楽園大会では伊藤澄哉をKOし、今年4月には直樹に5R判定勝ちし、RISEライト王者となった。
カルメノフは初来日。戦績6戦5勝1敗の26歳。フルコンタクト空手の豊富な試合経験があり胴回し回転蹴りが得意だとい、最近ではブルガリアでのキック大会でも勝利している。
◆中村
タイトルマッチが終わって1週間後ぐらいから、次の試合を楽しみにしてきたので、それを結果で見せます。
(カルメノフの印象)バリ強いと思います。知名度の割には強い選手を用意してもらったと思います。
(王者になってからの心境の変化)無いです。(ベルトは)飾りです。一つの証明になりましたけど、僕自身が変わることは無いです。
(いつもと違う自分を見せたい?)毎試合思っていますよ。勝っても負けても、学べる奴が進化できるので、この4カ月で進化した姿を見せたいです。
(SNSでも試合を早くしたいと書いていたが?)俺が戦闘民族やからですね。毎週試合がしたいです。毎日。興行が持つなら(笑)。僕はそういう気でやって練習しているんですけど、たまにはメディアやお客さんを入れて試合をしたいんで、そういう気持ちです。
女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮崎小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
ジュムリアット・スラーターニーラーチャパッド[Jumliat Suratthani Rajabhat](タイ/ペットシームエン)
宮﨑姉妹の妹・小雪は、12月のRISEとSBの合同大会ではSBのMISAKIとの王者対決で判定勝ちし、3月のRISE ELDORADOでビョン・ボギョンに判定勝ちし9連勝中だ。対するジュムリアットは初来日で24戦20勝4敗の20歳(試合時)。
◆小雪
タイ人と戦うのが2回目ですけど、初めて戦ったときはKOできなかったので、前回同様KOできるよう頑張ります。先輩の大雅君や(田丸)辰君と勝ってトロフィーを持って写真が撮れるよう頑張ります。
(ジュムリアットの印象)ムエタイ選手らしく前蹴りやミドルが巧くて、蹴りが強そうな印象です。
(タイに練習に行ったそうだが?)2週間プーケットに行き、ムエタイ特有の技術もたくさん教えてもらいました。一つでも多く教えてもらったことを身に着けて、試合で出せたらと思います。
(今後の展望)(K-1との)女子対抗戦をやりたいのは正直ありますね。
RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
ルベン・セオアネ(スペイン/ムエスペイン)
政所 仁(魁塾/WBKF世界スーパーフライ級王者、RISEスーパーフライ級4位)
セオアネは12戦10勝(1KO)2敗の21歳。7月2日の大阪大会での-54kgトーナメント一回戦で志朗に判定負けしたが、大会後にRISEの伊藤代表は「1点差で志朗が勝ったと思いましたけど、ルペンはいい選手だったので、8月のリザーブファイトに入れたいです」と話していた。政所は大阪でのリザーブマッチで風音との再戦で判定勝ちしている。
◆政所
次は初海外選手で、(相手の写真の)パネルを持って写真を撮ることができたので満足してます(笑)。楽しみです。
(セオアネの印象)手足が長いですね。日本人と僕の強さを見せたいです。
(風音戦を振り返って)延長で競り勝てたのは自信になりました。
(トーナメント準決勝について)あんまり意識していないんですけど、誰見ても勝てる気がするんで、志朗選手がギリギリ判定で勝った選手に僕がKOで勝てれば、トーナメントに出ている日本人選手もびっくりすると思うし、僕の証明になると思います。
秀樹 Final Match ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
チャンヒョン・リー[イ・チャンヒョン](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者)
チャンヒョンは1月の後楽園大会で常陸飛雄馬を相手に6R判定勝ちしRISEスーパーフェザー級王座の防衛に成功すると「これからは1個上の階級に挑戦したいです」とコメントした。7月2日の大阪大会ではライト級(63kg)でのOFGマッチで山口侑馬をわずか71秒でKOし、今回もライト級での試合となる。
秀樹は27戦21勝6敗(11KO)の32歳(試合時)。チャンヒョンとは18年2月に対戦し判定勝ちしているが、チャンヒョンが計量オーバーで減点1の状態での試合だった。白鳥大珠、原口健飛、直樹には勝てなかったものの、RISEライト級のトップ勢の一人として長年活躍した。昨年4月に白鳥に延長判定負けして以来の今回の試合で引退する。
◆秀樹
1年半ぶりに試合が決定しました。この1年半で感情が変化し、RISEのランキングも変動しました。今回チャンヒョン選手を倒せば、ランキングや強弱関係を無茶苦茶にできると思うので、後悔の無いよう備えたいです。(引退の理由)白鳥戦でやり切った思いもありましたが、会場に行くと次の試合はいつですかと聞かれました。今はレフティージムに工藤政英がいた頃のメンバーが僕しかいなくて、レフティージムらしさが抜けていると思って、レフティージム魂を見せたいと思いました。一番は(白鳥戦)当時4歳の息子に「負けたね」と言われるのがモヤモヤして、解消するためにも最後に挑戦する姿を見せることが息子のためにもなると思い、引退試合を最後やろうと決意しました。
(チャンヒョンの印象)王者としての強さもありますし、連勝中で一番乗りに乗っていて怖いチャンヒョンだと思っています。
(元選手のいつか夫人の言葉は?)遠まわしに「早く試合をして欲しい」と言われていて、去年11月の結婚式で「試合をしたい」と言ったら泣いて喜んでくれて、そこからちょっとずつ体を作りました。僕と嫁の子供なんで子供はかなりやんちゃなんですけど、嫁が子供の面倒をみてくれて、練習できる環境を作ってくれています。
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
魁斗[かいと](立志會館/RISE 1位、SB日本2位、HOOST CUP日本王者)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISE 5位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
両者は7月2日の大阪大会で対戦予定だったが、安本の怪我で中止となっており、今回仕切り直しで改めて試合が組まれた。
魁斗は過去に兼田将暉、泰良拓也に勝利し、21年7月のRISE大阪大会では門口に判定勝ち。今年2月大会ではRISEフェザー級元王者で1位の梅井泰成に判定勝ちすると「1位倒したんでチャンピオンに挑戦させてください」とアピールしていた。
安本はKNOCK OUT等で王座を多数獲得し、昨年後半からRISEに主戦場を移し、昨年10月には山川賢誠を1R KO。12月の両国大会ではSBルールで川上叶に延長判定負けを喫したものの、3月のK-1に参戦するとK-1の主力・斗麗に判定勝ちした。5月には肘有り5Rで2階級上の髙橋聖人に判定勝ちし、試合後はフェザー級・肘無しでの試合を希望していた。7月の魁斗戦は髙橋戦での左足の負傷により回避していた。
◆魁斗 また試合が決まってうれしいです。お互い万全でできるよう楽しみにしています。試合は無くなったのは残念でしたけど、変わらず練習していました。
◆安本 この間は試合中止になってしまいすみませんでした。次は最高の状態で臨みます。(左足の怪我の状態)もう練習はできます。
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/2位)
大雅(TRY HARD GYM/9位、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
YA-MANの後輩・常陸はテコンドーをベースとし学生キックでも2度王座を獲得している。13戦9勝(7KO)3敗1分と高いKO率を誇り、昨年9月のSBでは笠原友希をKO。今年1月にはチャンヒョンのRISEスーパーフェザー級王座に挑戦し、延長戦まで持ち込んだものの判定負けし、連続負けなしが9で止まった。
大雅は21年11月以降、梅野源治ら相手に3勝1分負け無しだったが、3月のRISEの試合の前日、減量苦の影響で肺の2箇所が破ける縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)となり、一馬戦を欠場した。6月には武尊の出場したパリの大会に参戦し、ポール・カーポウィッツに判定勝ちしている。
◆常陸 こんなところで負けてられないです。チャンヒョン選手にリベンジしたいんで、圧倒的にボコボコにして勝ちたいです。(大雅の印象)実績と知名度では上回るイメージです。よく聞かれるんですけど、フランスの試合、見ようか迷っています。1分ぐらいのダイジェストは見たんですけど、それで大丈夫かなと思いました(苦笑)。油断しているとかじゃないですけど、わかっている人はわかっていると思うので、自分のほうが強いと証明するだけです。
◆大雅 前回試合を流してしまいすみませんでした。文句ない勝ち方して、今年タイトルマッチに行ってやろうと思います。(常陸の印象)一発はありますけど、相手に合わせず戦った方がいい試合になると思います。あんま相手の試合は見ていないです。(パリでの試合の感想)楽しんで戦うときが最高なので、今回もしっかり楽しもうと思います。
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/2位、WMC&WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
チョ・ギョンジェ(韓国/ジョンウジム/MAX FC -65kg王者)
コリンズは不可思、海人、中野椋太、直樹に勝ったことがあり、昨年12月の両国大会でSB王者の笠原弘希に判定勝ちして以来のRISEの大会出場。最近では5月のKICK BOXING WORLD CUP大田大会でラーチャシンに延長判定勝ちしている。
ギョンジェは41戦35勝5敗1分の24歳。RISE初参戦だが日本で戦っており、4月のBOM主催のROAD TO ONEでは高橋幸光に判定負けしたものの、5月のKICK BOXING WORLD CUPでは小川翔に判定勝ちしている。
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
KENTA(HAYATO GYM/9位)
オープニングファイト 女子アトム級(46kg) 3分3R
坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)
小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷)
オープニングファイト 女子53kg契約 3分3R
Hotaru(Continue)
加藤乃々夏(全真会館)
既報対戦カード
初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦 3分3R(無制限延長R)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーライト級(65kg)3位)
山口裕人(道化倶楽部/元WPMF世界暫定・WBCムエタイ日本統一・INNOVATIONスーパーライト級王者、元DEEP☆KICK-63&-65kg王者)
RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級(55kg)王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、RISE -55kgトーナメント2020優勝)
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナン&True4Uスーパーフライ級王者、オムノーイ認定フライ級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)
RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC日本&LPNJ同級王者)
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/RISEフライ級(51.5kg)王者、同スーパーフライ級(53kg)6位・元王者)
概要
大会名 ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round
日時 2023年8月26日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1) https://www.ota.esforta.jp/access/
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 40,000円 RS 20,000円 アリーナS席 10,000円 スタンドS席 10,000円 スタンドA席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日のみ販売) ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/