KNOCK OUT 7.18 後楽園ホール:ぱんちゃん璃奈、階級上のsasoriと対戦。スアレック、重森陽太と防衛戦で再戦。小笠原瑛作×大田拓真、中島弘貴×雑賀弘樹も追加
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KNOCK OUT 2021 vol.3(7月18日(日) 後楽園ホール)の追加カードが発表された。新型コロナウイルス緊急事態宣言の影響で延期になった大会で、元々5月22日に組まれていた試合のうち3試合がスライドし、新たに4試合が決まった。
【当初予定の5月22日からスライドしたカード】
初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級(75kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/WPMF世界スーパーミドル級王者)
田村 聖(拳心館/元NKBミドル級王者、NKB PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント’19~’20優勝)
初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
宮越慶二郎(拳粋会宮越道場/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFライト級王者)
REDフェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/KNOCK OUT-REDフェザー級王者)
竹内賢一(Ten Clover Gym/Bigbangフェザー級王者)
【追加発表カード】
KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分5R
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/王者、元同61.5kg王者、元REBELS-REDライト級暫定王者・元同スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)※初防衛戦
重森陽太(伊原道場稲城支部/挑戦者、WKBA世界ライト級王者)
BLACK女子48.4kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/KNOCK OUT-BLACK 女子アトム級(46kg)王者)
sasori(テツジム/PRIMA GOLD/ミネルヴァ・ライトフライ級(48.99kg)王者)
RED 57kg契約 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55kg)王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者)
大田拓真(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者、S1ジャパン55kg王者)
BLACKスーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LARA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
雑賀弘樹(NEXT LEVEL渋谷/J-NETWORK 2017年ウェルター級新人王)
【出場予定選手】
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、MA日本スーパーライト級王者)
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
ぱんちゃんは5月の後楽園大会でのMIREYとの再戦で、1R右ストレート一撃でKO勝ち。プロ10戦10勝(2KO)とした。その直後「これからは1階級上のチャンピオンと戦っていきたい」と宣言。一夜明け会見で宮田充プロデューサーも「昨日の大会で一番インパクトのあるKOをしてくれたので、7月18日にはいい選手をぶつけます」と約束していた。
sasoriは昨年2月のシュートボクシングで女神を下し、7月のRISEではRISE QUEENミニフライ級(49kg)王者の寺山日葵相手に延長まで持ち込み、判定負けしたものの、猪突猛進のファイトスタイルで名を上げた。11月のRISEでのQoQトーナメント準決勝での再戦では判定1-2で破れたが、トーナメントの陰の立役者となった。リングネームは70年代の梶芽衣子主演映画「女囚さそり」が由来。
◆ぱんちゃん「sasori選手には半年前からラブコールを送って、やっと対戦が決まりました。うれしいです。今までで一番気合が入っています。この恐怖を味わいたいです。私はボコボコにされるつもりはないので、こういう戦い方をすれば勝てると、お手本になる戦いを見せたいです。
(sasoriの印象)怖いですけど楽しみです。押し込む力、巻き込む力が凄いです。尊敬しているんですけど、殴ることが楽しみです。今まで私が有利な体重でやってきたので、挑戦したいと思いました。今までsasori選手と戦った選手よりも私が抜きんでているとアピールできるので、おいしいなって思います。
(今回もKOする自信は?)前回はレベルの差がありましたけど、今回は勝つことが第一です。狙いに行かず、勝ちにこだわりたいです。
(最後に意気込みを)今年の女子格闘技の中で一番熱い注目される面白い試合になると思うので注目してもらえたらと思います。」
◆sasori(※藤田飛竜・テツジムドラゴン代表が代弁)「ぱんちゃん選手に恨みは無いですが、親が見てもわからないぐらい、全力でボコボコに倒しに行きます。(ぱんちゃんの印象)かわいいなあって。生で見たら写真より3倍かわいかったです。(最後に意気込みを)面白くてエキサイティングなな試合をするために、絶好調・中畑清に仕上げてきます。」
スアレックは2月のシュートボクシングで笠原弘希と対戦し、2R左ボディでTKO負けして以来の試合。ホームリングでベルトを守り名誉挽回したいところ。重森とは昨年9月の「創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント」決勝で戦い、スアレックが判定勝ちした。だが両選手とも同日の一回戦で延長戦(4R目)まで戦っており、今回は無傷なおかつ5R制のため、前回とは一味違った攻防が期待できる。なお、重森は6月6日の新日本キックでの健太戦を控えている。
◆スアレック(日本語で)「重森選手、だいたいわかります。次は簡単で、次はKOします。」
◆重森「1か月の間隔があれば影響はありませんのでしっかり仕上げます。去年9月の続きができるので楽しみです。前回、ファイターのイメージがあったんですけど、テクニックがあって裏切られた感じでした。タイでも日本でもベテランの選手の巧さに面喰いました。テクニックの引出しがあると頭に置いて、5Rしっかりといい試合します。肘有りキックをメジャーに届けるために、KNOCK OUTのベルトは必須だと思います」
小笠原兄弟の弟・瑛作は3月のKNOCK OUTでKING強介にKO勝ちしKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者になって以来の試合。NJKFで活躍する大田兄弟の兄・拓真は99年6月21日生まれの21歳(試合時は22歳)でKNOCK OUT初参戦。19年11月のムエタイS1ジャパン55kg王者決定トーナメント決勝で馬渡亮太に判定勝ちし王者に。最近は階級を上げ、1月のRISEでRISEフェザー級(57.5kg)王者の工藤政英に判定負けしている。瑛作も今回は普段の55kg近辺から57kgに上げての試合となる。
◆小笠原「来年の頭ぐらいでKNOCK OUTのビッグマッチをやりたいと言っていて、それまでにKNOCK OUTの顔として一戦一戦落としてはいけないと思いますので、階級は上ですけど、仕上げていい試合をしたいです。ムエタイベースで基本がしっかりできている選手で、甘い試合にならないと思います。体重は55kgがベストです相手を探すのがKNOCK OUTでは難しくなっているから57で戦うだけで、57だからといって体を大きくしないです。一番動ける体に作り上げようと思います。」
◆大田「KNOCK OUT初参戦で王者の瑛作選手とやらせていただき、凄く強い選手なので、しっかり練習して勝ちたいです。パンチも蹴りもできて、スピードもあって凄い選手で、全部警戒しています。勝ったらKNOCK OUTのタイトルに挑戦できればと思います。」
中島はKrush、K-1のスーパー・ウェルター級の上位戦線で長年活躍。約1年半のブランクを経て、19年6月のシュートボクシングで海人と対戦したが4R飛び膝でKO負け。試合は19年12月の中国・武林風以来1年半ぶりとなる。4月の会見に登場し、5月22日の大会でのKNOCK OUT初参戦が発表されていたが、まだ対戦相手は発表されていなかった。相手に決まった雑賀は12戦9勝(6KO)3敗、1986年6月4日生まれの24歳(試合時は25歳)。デビュー当時にREBELSに上がり、2017年にJ-NETWORKウェルター級新人王を獲得。近年はRISE、ムエタイオープン、NKBに上がり、約1年半ぶりの試合となる。
今回の会見に登場した中島は「練習も続け、調子もいいですし、行けるところまで行きたいです。相手がどうこうより、自分の動きをやることに集中します。レベルの差を見せてKOしたいです」と話した。
「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント決勝で戦う鈴木千裕と宮越慶二郎、フェザー級で戦う安本晴翔と竹内賢一も改めて会見で意気込みを語った。
◆鈴木「延期になった分、追い込み期間が増え、お互い体力もパワーも上がり、面白い試合になると思います。楽しみにして下さい。チャンピオンはどの局面でも強くないといけないので、全局面で勝ちます。(ニンジャステップにどう対抗する?)ダイヤモンドパンチをどこで打ち込むかが鍵だと思います。」
◆宮越「47戦やってきて、勝ちパターンがあるので、詳しくは言いたくないですが、自分を信じて戦います。千裕選手は1Rからガンガン来るタイプなので、僕の経験を合わせたいです。」
◆安本「10連勝目指し、次もKOできればいいなと思います。蹴り技に注意したいと思います。」
◆竹内「安本選手のパンチも蹴りも首相撲も全部警戒しています。みんな僕が負けると思っていると思いますが、僕が勝つので楽しみにして下さい。」
また、KNOCK OUTを主催するDef Fellowの山口元気代表は、直営ジム「KNOCK OUT GYM」の第一号店を、東京都調布市に8月1日にオープンすることを発表した。山口氏は「ブシロード体制の時からやりたかったことで、キックボクシングの裾野を広げれば、そこで育った選手がKNOCK OUTの基盤になると話していました。まずはキックを楽しんでもらい、強い選手を育てたいです。選手の引退後の人生に不安が無いように、ジムの責任者になる機会を与えられればと思います」と話した。
概要
大会名 KNOCK OUT 2021 vol.3
日時 2021年7月18日(日) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥7,000 ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUT OFFICIAL SHOP 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/