RISE 8.2 大田区総合体育館:白鳥大珠、タイのヴェナムでの1ヶ月の特訓で進化「うまく戦うよりも怖さを見せる」。麻火佑太郎はスペインの選手と、YURAは中国の選手とGLORY×RISE 65kgトーナメント初戦
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RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO(8月2日(土)東京都大田区総合体育館)の記者会見が7月2日に東京都内で行われた。
この記事ではRISEスーパーライト級王者・白鳥大珠、GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦に出場が決まったスーパーライト級2位の麻火佑太郎、5位のYURAの3選手のコメントをお届けする。
白鳥は同トーナメントのシードで、11月2日の両国国技館大会での二回戦からの出場を控えており、今回8月大会ではアンディ・ターランド(英国/ISKAフリースタイル世界ウェルター級(67kg)王者)と対戦することが6月29日の後楽園ホール大会で発表済だった。
白鳥大珠、タイのヴェナムで1ヶ月の特訓で進化「うまく戦うよりも怖さを見せる」
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/王者、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
アンディ・ターランド[Andy Turland](英国/トルネードジム/ISKAフリースタイル世界ウェルター級(67kg)王者)
白鳥は29歳。昨年3月のRISEでイ・ソンヒョンに判定負けしたが、6月の大阪大会でペトル・モラリに判定勝ち。9月のRISEではファーパヤップを1R KO。12月の幕張大会での65kg世界トーナメントでは優勝候補のペットパノムルンとの一回戦に臨んだが、バッティングとローブローのダメージも災いし、判定負けに終わっていた。今年3月の両国大会では麻火佑太郎に判定勝ちし、第5代RISEスーパーライト級王者となっている。RISEとGLORYは24選手参加の65kgトーナメント「GLORY RISE Last Featherweight Standing」を6月からスタートし、白鳥は一回戦を免除され、11月の2回戦からの出場を控えている。
対するターランドは28戦21勝(8KO)7敗の37歳で、身長は175cmと白鳥より5cm低い。
◆白鳥
相手はこの間のRISEでも発表されているんですけど、レジェンドのジェロム・レ・バンナ選手との試合が決まりました(笑)。DMとかコメント欄でも似てるってめっちゃ言われるんですよ。
(対戦相手の印象)ヨーロッパ式というか、コンビネーションも多彩だし、飛び膝だったりアグレッシブで、体も強そうです。
(3月の試合以降の練習について)5月中旬から6月中旬まで1ヶ月、タイのパタヤにあるヴェナム(トレーニングキャンプ)で練習していたました。そこはONEの選手が多くいて、自分の同階級の選手だったり、重い選手がたくさん揃っていました。スパーリングメインで、試合なみの緊張感で振ってくる、荒々しい選手も多かったりした中で、怖さとか、自分に足りなかった部分だなとか思ったりしました。もちろん絶対に落とせない一戦ではあるんですけど、うまく戦うイメージよりもちょっと怖さを見せるイメージを持っていて、向こうで1ヶ月練習して学ばせてもらって、そういった部分を見せるんで、楽しみにしていてもらえたらと思います。
(3月は隣の選手(=麻火)からダウンを奪われたので、気をつけないといけないところもあるのでは?)もうね、あのダウンの瞬間、誰もが「またやってるじゃん」みたいに思ったと思うんですけどね(苦笑)。僕も正直思ってますよ。もうわかってますし、でもそういった部分っていうのは、もちろん、こっちが攻めるイコール、リスクもあるとは思うんですけど…、大丈夫です。もう本当にこりごりです。(麻火のほうを見て)あれは狙ってたの?
(麻火は「狙ってなくて、振ったら当たっちゃって。でもすぐ立ってきて、気が強いなと思いましたね」と答える)僕がフックで倒されるシーンはみんな見ていると思うんですけど、もう安心して見れるような試合をします。自分の強さをもっと上げればいいです。倒される前に僕が倒す、それだけです。
麻火佑太郎はスペインの選手と、YURAは中国の選手とGLORY×RISE 65kgトーナメント初戦
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級(65kg)2位)
エドゥアルド・カタリン[Eduardo Catalin](スペイン/Moi Rui & Susi Team)
RISEとGLORYが共同で開催する24選手参加の65kg契約トーナメント「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT」は今年6月から来年26年6月までの1年間、5大会に渡って開催される。6月の横浜BUNTAI大会、8月2日の大田大会で一回戦4試合ずつ計8試合を実施し、勝った8選手が、シードの8選手と、11月2日の両国国技館大会で二回戦を行う。来年2~3月のヨーロッパでのGLORYの大会で準々決勝4試合、来年6月のRISEのビッグイベントで準決勝と決勝を行う。準決勝まではRISE勢同士、GLORY勢同士の対戦構図となり、決勝ではRISE代表とGLORY代表が戦う。採点はGLORY同様にラウンドマスト制が採用される。
麻火(あさひ)は25歳。テコンドーをベースとし、北井智大、マサ佐藤、KENTA、野村太一に勝利。昨年4月のONEではセクサンからダウンを奪って判定勝ち。7月のRISEではフランクちゃんを2R KOし、連勝を7に伸ばしたが、9月の横浜大会ではチャド・コリンズに1R KO負けした。12月のRISEとGLORYの合同の65kgトーナメントのリザーブファイトでGLORY同級5位のヤン・カッファを3R左飛び膝蹴りでKOした。今年3月のRISE両国大会でのスーパーライト級王座決定戦では白鳥大珠から2R右フックでダウンを奪ったが、5Rに逆転のダウンを喫し判定負けしている。
カタリンは21戦17勝3敗1分の27歳。身長175cm。
◆麻火
3月にタイトルマッチで負けてしまって、かなりの長い期間、苦しくてメンタル的にも落ちていたんですけど、こうして世界で一番になれるチャンスをいただいたので、しっかりと予選勝ち上がって、11月、まだシードの誰とやるかは未定なんですけど、原口選手と戦って、決勝で白鳥選手かチャド・コリンズ選手にリベンジしたいと考えています。
(対戦相手の印象)かなりアグレッシブですけど、このレベルに負けるようじゃ世界で勝てないので、今回は圧倒して完勝します。
(3月の敗戦でメンタル的にも落ちたとのことだが?)最後の3R目のダウンがラスト15秒とかだったと思うんですけど、あの15秒が無限に頭の中でループして、気持ち悪くなるくらいずっとあのシーンが蘇っていました。第5代チャンピオンとして白鳥選手がベルトを持っている状況と、自分のギャップみたいなのに結構メンタルをやられてしまいました。
(3月の試合を今後にどう活かす?)白鳥選手に似ている部分もあるんですけど、この間の試合は平常心すぎた、落ち着きすぎたなと思っていて。5Rだったっていうのもあって、とにかく集中して平常心でやり切ろうと思っていたんですけど、2Rに自分がダウン取って、3Rにスタミナとかも全部捨てて倒しに行っていたらどうだったのかなと思います。そこの挑戦できない自分の弱さっていうのもあるので、次の試合はかなり相手もアグレッシブなので、僕もそのアグレッシブを超えるくらい攻撃的に行って、自分も怖さを見せたいです。やっぱりその怖さが無いと世界で戦っていけないと思うので、そこを期待していただければと思います。
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
YURA(ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級(65kg)5位、BreakingDownフェザー級(66kg)王者)
コン・デシャン[Kong Dexiang](中国/象王格闘俱乐部/2019年功夫王中王32人トーナメント王者)
YURAは21歳。23年12月、ねぎ魔神、昨年3月、KENTAに判定勝ち。10月のFIGHT CLUBでのOFGマッチでは木村“ケルベロス”颯太を3R左フックでKOした。BreakingDownにも並行参戦しタイトルを獲得。大晦日のRIZINの雷神番外地では元K-1ライト級(62.5kg)王者の朝久泰央に判定負けし、キック15戦目で初黒星を喫した。今年3月のRISE両国大会でのOFGマッチでは山口裕人を1R KOした。
対するデシャンは45戦35勝10敗の22歳で身長180cm。昨年からRISEに参戦している中国のエン・ペンジェーと同じマネジメントからの派遣だという。
◆YURA
前回3月のオープンフィンガーグローブマッチで拳を怪我していたんですけど、やっと治って大会に出ることができます。対戦相手は結構経験が多い中国人選手で、だいぶ強そうなんですけど、一戦一戦、大事にしっかり勝っていって優勝したいと思います
(対戦相手の印象)身長が高くて圧をかけて打ち合う選手だと思います。
(7月13日にBreakingDownの出場が決まっていますが、怪我の心配は?)怪我する前に倒せばいいだけの話なんで、そこは頑張ります。
65kgトーナメントのGLORY側のマッチメイクによる2試合も発表されている。
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
デニス・ウォーシック[ウォシク/Denis Wosik](ドイツ/アムラーニ・プレイス/元WLF -63kg級世界王者)
デニス・デミルカプ[Deniz Demirkapu](トルコ/エリートトレーニングセンター/チームエリート・アムステルダム/Enfusionフェザー級(65kg)王者)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
アシュラフ・アーシラ[Achraf Aasila](イタリア/ハマークルー69/エンパイアファイトジム)
ルーニス・セイング[Lounis Saing](アルジェリア/ナイトジム・ブリュッセル/元ISKA K-1ルール インターコンチネンタル王者)
RISE 8.2 大田区総合体育館:スーパーフライ級王者の花岡竜、塚本望夢相手に3年ぶりOFGマッチ「新しいスタイルを見せられる」。政所仁戦の那須川龍心「花岡選手に挑めるよう圧倒的に勝ちたい」
対戦カード
RISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)※2度目の防衛戦
玖村将史(999/挑戦者、元Krushスーパーバンタム級(55kg)王者)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更
RISE世界スーパーライト級(65kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)※初防衛戦
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/挑戦者、ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者)
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/王者、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
アンディ・ターランド[Andy Turland](英国/ISKAフリースタイル世界ウェルター級(67kg)王者)
オープンフィンガーグローブマッチ 54kg契約 3分3R
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
塚本望夢(team Bonds/RISEフライ級(51.5kg)3位、元DEEP☆KICK -51kg王者)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/1位、WBKF世界同級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)王者、ISKA K-1ルール 世界ストロー級(51.5kg)王者)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級(65kg)2位)
エドゥアルド・カタリン[Eduardo Catalin](スペイン/Moi Rui & Susi Team)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
YURA(ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級(65kg)5位、BreakingDownフェザー級(66kg)王者)
コン・デシャン[Kong Dexiang](中国/象王格闘俱乐部/2019年功夫王中王32人トーナメント王者)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
デニス・ウォーシック[ウォシク/Denis Wosik](ドイツ/アムラーニ・プレイス/元WLF -63kg級世界王者)
デニス・デミルカプ[Deniz Demirkapu](トルコ/エリートトレーニングセンター/チームエリート・アムステルダム/Enfusionフェザー級(65kg)王者)
GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 一回戦 3分3R(延長1R)
アシュラフ・アーシラ[Achraf Aasila](イタリア/ハマークルー69/エンパイアファイトジム)
ルーニス・セイング[Lounis Saing](アルジェリア/ナイトジム・ブリュッセル/元ISKA K-1ルール インターコンチネンタル王者)
概要
大会名 ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO
日時 2025年8月2日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・ 未定 本戦開始・13:30
会場 大田区総合体育館 [HP]
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 80,000円 アリーナSRS席 40,000円 アリーナRS席 20,000円 スタンドS席 12,000円 スタンドA席 7,000円 小中高生(当日販売のみ)2,000円 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/