RIZIN 7.27 さいたま:元谷友貴、階級下げフライ級GP参戦。扇久保博正、神龍誠、ズールー、ガジャマトフ、アーセン、伊藤裕樹、ヒロヤもGP出場決定
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超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り(7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ)で開幕する、RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57kg)トーナメントの出場メンバーが、6月14日の札幌大会の最中に発表された。組み合わせは6月中に行われる抽選会で決定する。
MMA RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57kg)トーナメント一回戦 5分3R
元谷友貴(アメリカン・トップチーム/元DEEPバンタム級&フライ級王者)
扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN/RIZINバンタム級日本GP 2021優勝、元修斗フライ級&バンタム級世界王者)
神龍 誠(神龍ワールドジム/元DEEP&CFFCフライ級王者)
エンカジムーロ・ズールー[Nkazimulo Zulu](南アフリカ/CITパフォーマンス・インスティチュート/挑戦者、元EFCフライ級&バンタム級王者)
アリベク・ガジャマトフ[Alibek Gadzhammatov](ダゲスタン/KHKダゲスタン)
山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)
伊藤裕樹(NEX/元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)
堀口恭司がUFC復帰を3月30日の香川大会で発表したのに伴いRIZINフライ級(57kg)王座を返上した。王座を懸けての8選手によるトーナメントが、7月27日のさいたま大会、9月28日 IGアリーナ(愛知国際アリーナ)大会、大晦日のさいたま大会の3大会に渡って行われる。(9月28日の名古屋大会は新発表で、IGアリーナは7月にオープンする新会場だ)
フライ級GP参戦メンバーで一番のサプライズとなったのは元谷だろう。元谷は35歳。DEEPフライ級王者として15年末のRIZIN旗揚げ大会に参戦し、2戦目となる16年4月の試合ではフライ級相当の56.7kgリミットの前日計量をクリアできず、体調不良で試合を欠場し、DEEPのベルトを返上した過去がある。その後は上の体重・階級で戦うように。RIZINバンタム級の主力として活躍し、昨年は5月のDEEPで平松翔に2R裸絞めで一本勝ち。9月のRIZINで太田忍に3R裸絞めで一本勝ち。大晦日大会では秋元強真に判定勝ち。3月の香川大会で井上直樹のバンタム級王座に挑戦したが判定1-2で惜敗した。
RIZINフライ級GP参戦が6月14日に発表された直後、元谷は自身のYoutubeチャンネルに動画をアップした。元谷は「前回のタイトルマッチ終わって、勝とうが負けようが、フライ級も視野に入っていました。ここ数年ずっとバンタム級は、減量というか、ほぼ水抜きだけでやっていて、余裕があって、久しぶりにまたフライ級もしてみたいと(思いました)。バンタムでまたタイトルマッチに絡めるには2~3年かかるかと思います。フライ級で半年でチャンピオンになれるならチャンスを懸けてみたいなと思いました。一度フライ級で失敗してるんですけど、そこから時間も経って、今、うまく落とせると思います。今もいつもの体重よりは5~6kg軽いです。調子もいいです」とフライ級復帰の経緯や減量状況を語っている。
神龍は25歳。23年大晦日のRIZIN初代フライ級王座決定戦で堀口恭司に2R裸絞めで一本負け。昨年3月にDEEPフライ級王座を返上。4月のRIZIN有明大会でイ・ジョンヒョンに1R肩固めで一本勝ち。7月の超RIZIN.3で扇久保博正に判定負け。11月のDEEPではKENTAに判定勝ち。大晦日大会では元UFCのホセ・トレースと59kg契約で対戦し判定負け。5月のRIZIN男祭りでは伊藤裕樹を寝技で圧倒し判定勝ちしている。GP出場発表後のXで神龍は「これが世界トーナメント?エンタメが多くてがっかりです」と記しており、今後の発言でも他の選手を刺激しそうだ。
扇久保は38歳。21年のRIZINバンタム級日本GPで春日井“寒天”たけし、大塚隆史、井上直樹、朝倉海を下して優勝。22年9月にキム・スーチョルに判定負けすると、大晦日大会では1階級下のフライ級に下げ、堀口恭司と対戦し判定負け。23年7月、バンタム級王者決定戦を朝倉海が負傷欠場し、扇久保は大会3週間前のオファーを受けフアン・アーチュレッタと対戦し判定負け。大晦日にはフライ級に戻り、ジョン・ドッドソンに判定勝ち。昨年7月の超RIZIN.3では神龍との接戦を制し判定勝ち。それから1年ぶりの試合となる。
ズールーは36歳(試合時)。UFCミドル級王者ドリカス・デュ・プレシと同門。極真空手やムエタイの経験を経て、13年にMMAプロデビューし、南アフリカのEFCで2階級を制覇。16年、南ア出身選手として初めてThe Ultimate Fighter(TUF)に出場したが、初戦で扇久保博正に2R一本負け。その後もEFCを主戦場とし、23年7月にEFCバンタム級王座を奪還し、昨年3月にフライ級王座を防衛。9月にRIZIN初参戦し、新井丈に1R TKO勝ち。大晦日大会では堀口恭司のフライ級王座に挑戦し判定負けするも、打撃でチャンスを作った。
ガジャマトフは24歳(試合時)。ハビブ・ヌルマゴメドフを筆頭に近年強豪を多数輩出しているダゲスタン・マハチカラ出身。中国発祥でキックボクシングに似たルールの散打(さんだ)を120試合以上経験し、21年にMMAデビューし5戦全勝(4KO/1一本)。ロシアのACAの育成大会で4勝後、昨年11月の名古屋大会でRIZINに初参戦し、北方大地に右フックからのパウンドで1R TKO勝ちしている。
アーセンは28歳。山本美憂の長男としても知られる。20年8月大会で加藤ケンジに1R KO負けし、以降や怪我やメンタルの不調により約3年試合から遠ざかった。23年5月の復帰戦では伊藤裕樹に判定勝ち。9月の福田龍彌戦では福田のパンチで左まぶたを腫らしTKO負け。昨年3月の神戸大会では柴田“MONKEY”有哉に1R膝十字で一本負け。5月のRIZIN男祭りでは冨澤大智に2R裸絞めで一本勝ちしている。
伊藤は28歳。23年5月、山本アーセンに判定負けした後は、ヒロヤ、トップノイ・キウラム、上田将年に判定勝ち。昨年11月の名古屋大会ではイ・ジョンヒョンに3R TKO勝ち。3月の香川大会ではトニー・ララミーに判定勝ちし5連勝とした。だが5月のRIZIN男祭りでは神龍誠に判定負けした。
ヒロヤは27歳。DEEPで試合を重ね、23年7月、RIZINに初参戦し、伊藤裕樹に判定負け。10月には中村優作に判定負けし2連敗を喫したが、大晦日大会では新井丈に2R TKO勝ち。昨年7月の超RIZIN.3では所英男に1R TKO負け。11月の名古屋大会では柴田“MONKEY”有哉に判定勝ち。5月のRIZIN男祭りでは篠塚辰樹に1R TKO勝ちしている。
フライ級GP一回戦と共に、リザーブファイトも組まれる。5月のRIZIN男祭りでジョン・ドッドソンに判定勝ちしている征矢貴が「なんだかんだ出れると思ってたら全然出れなくて草」とXにポストしたところ、15時間後の時点で800を超えるリポストをされており、共感するファンが多い様子だ。征矢のドッドソン戦は接戦で、その前は中村優作とラマザン・テミロフ相手に2連敗しており、同じTHE BLACKBELT JAPANの先輩の扇久保がエントリーしていることも影響していそうだが、リザーブファイトから這い上がる可能性もまだ残っている。
対戦カード
MMA RIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ 5分3R
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ[Razhabali Shaidulloev](キルギス/Ihlas/王者)※初防衛戦
未定
MMA RIZINバンタム級(66kg)タイトルマッチ 5分3R
井上直樹(キルクリフFC/王者)※2度目の防衛戦
福田龍彌[りゅうや](MIBURO/挑戦者、DEEPバンタム級王者、元DEEP&修斗世界フライ級王者)
MMA RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ 5分3R
伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM/RIZIN女子スーパーアトム級王者、RIZIN同級トーナメント2022優勝、DEEP JEWELSアトム級&ストロー級王者)※2度目の防衛戦
シン・ユジン[Shin Yoo Jin](韓国/ボン柔術ソンタン)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
クレベル・コイケ[Kleber Koike](ブラジル/ボンサイ柔術/RIZINフェザー級(66kg)王者、元KSW・REBEL FC同級王者)
朝倉未来(JAPAN TOP TEAM/元THE OUTSIDER 60-65kg級 65-70kg級王者)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
カルシャガ・ダウトベック[Karshyga Dautbek](カザフスタン/トゥラン・オルダ/タイガームエタイ)
秋元強真(JAPAN TOP TEAM)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA/元SRCフェザー級王者)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEオープンフィンガーグローブマッチ-65kg級王者、RISEスーパーライト級(65kg)3位)
MMA ライト級(71kg) 5分3R
パトリッキー・ピットブル[Patricky Pitbull](ブラジル/ピットブル・ブラザーズ/元ベラトール・ライト級王者)
野村駿太(BRAVE/DEEPライト級王者)
MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
須田萌里「もえり](SCORPION GYM)
NOEL[のえる](AACC/修斗女子アトム級(47.6kg)世界4位)
MMA RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級(120kg)トーナメント準決勝 5分3R
上田幹雄(BRAVE/極真会館全世界空手道選手権2019優勝)
マレク・サモチュク[Marek Samociuk](ポーランド/ユニーク・ファイトクラブ/ポーランドKSW推薦)
ジョゼ・アウグスト[Jose Augusto](ブラジル/ピットブル・ブラザーズ/米国LFA推薦)
アレクサンダー・ソルダトキン[Aleksandr Soldatkin](ドイツ・ロシア/スピットファイヤージム・ベルリン/クロアチアFNC推薦)
MMA RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57kg)トーナメント一回戦 5分3R
元谷友貴(アメリカン・トップチーム/元DEEPバンタム級&フライ級王者)
扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN/RIZINバンタム級日本GP 2021優勝、元修斗フライ級&バンタム級世界王者)
神龍 誠(神龍ワールドジム/元DEEP&CFFCフライ級王者)
エンカジムーロ・ズールー[Nkazimulo Zulu](南アフリカ/CITパフォーマンス・インスティチュート/挑戦者、元EFCフライ級&バンタム級王者)
アリベク・ガジャマトフ[Alibek Gadzhammatov](ダゲスタン/KHKダゲスタン)
山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)
伊藤裕樹(NEX/元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)
※一回戦組み合わせは未定
概要
大会名 超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り
日時 2025年7月27日(日)開場・11:00(予定) 開始・13:00(予定) 終了・19:00~20:00頃(予定)
会場 さいたまスーパーアリーナ [HP]
チケット料金 VVIP 1列席 110万円 VVIP 2・3列席 55万円 VIP席 11万円 RRS席 11万円 SRS席 55,000円 クレベル・コイケor朝倉未来応援シート(S席)35,200円 S席特典付 35,200円 S席 33,000円 A席 16,500円
※ファンクラブ先行・RIZIN 100 CLUB先行 6/16(月)12:00~6/18(水)18:00、オフィシャルサイト先着先行 6/20(金)12:00~18:00、一般発売 6/29(日)10:00
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/