RIZIN イゴール・タナベ、もやもや病によりMMA選手活動を一時休止「必ず復活し、また皆さんの前で戦います。それまでは、柔術やグラップリングで世界を目指します」
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RIZIN FF事務局は12月28日、イゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)が「もやもや病」と診断されたことを発表し、タナベはMMAの選手生活を休業することになった。
RIZINはプレスリリースで「RIZINで活躍するイゴール・タナベ選手ですが、本年大晦日の出場に向けて準備を進めておりました。出場にあたりメディカル書類の提出のため、12月はじめに病院にてMRIを撮ったところ、『もやもや病』との診断を受けました。この疾病は、脳出血や脳梗塞を起こしやすい状態であるため、MMAや頭部に打撃のある競技、また減量に伴う過度の脱水は非常に危険であるという診断を受けたため、しばらくは競技の一線から退くこととなりました。現時点で復帰時期などの目処は立っておりませんが、進捗状況がありましたら都度ご案内をさせていただきます」と発表・説明している。
タナベからのコメントも発表され、悔しい気持ちを表明するとともに、「必ず復活し、また皆さんの前で戦います。それまでは、柔術やグラップリングで世界を目指します」と宣言している。
◆イゴール・タナベ
応援してくださる皆さんへ
年末にこのような報告をすることをお詫び申し上げます。しばらく、RIZINのリングで戦えないことを非常に残念に思っています。今年は迷惑をかけることが多く、リングで全てを取り返したかったのですが、叶わず悔しい気持ちでいっぱいです。
もやもや病は完治がないと言われていますが、私はこれまでも不可能を可能にしてきました。必ず復活し、また皆さんの前で戦います。
それまでは、柔術やグラップリングで世界を目指しますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。
タナベは24歳。ブラジリアン柔術JBJJF全日本大会では21年・22年に黒帯の階級別と無差別の両方で優勝。21年にMMAデビューし2連勝後、昨年からRIZINに上がり、ミドル級で阿部大治、ANIMAL☆KOJIに勝利し、大晦日大会ではウェルター級に階級を下げ安西信昌に勝利。MMAデビュー以来の連続一本勝ちを5に伸ばした。だが安西戦では減量に苦しみ、前日の公開計量イベントは欠席していた。今年3月の神戸大会のストラッサー起一戦では、ウェルター級リミットを3.25kgオーバーし、試合が中止となっていた。11月17日の名古屋大会ではライトヘビー級(93kg)でマルコス・ヨシオ・ソウザと戦う予定だったが、ヨシオが腰部打撲傷右肋骨骨折でドクターストップがかかり試合中止となっていた。