ONE 1.28 有明アリーナ:三浦彩佳、アトム級に落とし平田樹と対戦。若松佑弥、キンガットと5年ぶりリベンジ戦。山北渓人、ストロー級2位のマスンヤネと対戦。箕輪ひろばはバラートと
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
ONE 165: Rodtang vs. Takeru(1月28日(日)東京・有明アリーナ)の第2弾決定カード発表記者会見が東京のABEMAにて行われた。なお、大会の模様は、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて国内独占生中継されることが発表されている。視聴料は5,500円。
MMA 女子アトム級 5分3R
平田 樹(フリー)
三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)
三浦がストロー級から1階級下のアトム級に落とし、平田との日本人女子MMAの主力同士の対決が日本大会で実現する。
平田は22年8月のリン・ホーチン戦で判定勝ちしたが、アトム級リミットを4ポンド(1.81kg)オーバーしてしまう。22年11月の元RIZIN女子スーパーアトム級王者・ハム・ソヒ戦でも計量で0.5ポンド(220g)オーバーしてしまう。平田はONEで3度目の計量オーバーのため、ソヒは平田に反省を促すため対戦を拒否した。23年3月に仕切り直しの試合が組まれると、ソヒがボディ狙いの打撃で平田を苦しめ判定勝ちしている。
三浦は21年1月のONE 6戦目でション・ジンナンのONE MMA女子ストロー級王座に挑戦し判定負け。続く4月のダヤン・カルドソ戦では右肩を負傷しTKO負け。22年2月にグラップリングマッチで強豪のダニエル・ケリーと対戦し接戦の末に判定負けした。23年11月のメン・ボー戦では、開始すぐに寝技に引き込み、得意のVクロスアームロック(通称・あやかロック)で一本勝ちし、2年半ぶり勝利に涙を流して大喜びした。
◆三浦
本当にこのカードが組まれるのだなってのが正直な感想ですね。日本大会に出るのが初めてで、ファンの皆様に直接応援していただけるのがうれしいです。アトム級に落とすのが新たな挑戦で、2階級制覇も視野に入れています。可能性を広げるチャンスを与えてくれたONEには凄く感謝しています。
(このカードに驚いた理由)もともと平田選手はアトム級で、私はストロー級でずっとやっていくつもりだったので、このカードが組まれると思っていなかったです。そういう目線で平田選手を見ていなくて、いちONEの選手として頑張って欲しいと思って見ていたし、対戦するとなって感慨深いです。試合をすることになったので、精一杯試合をしたいです。
(日本人対決について)久々に日本人選手とやるんですけど、試合するのはそんなに関係ないですね。
(試合に向けての練習や減量について)1階級下なので、水抜き無しの減量について、長南(亮)さんにいつも以上に細かく相談しているんですけど、今は過去一なんじゃないかってぐらいコンディションが凄く良くて、心身整っている感じなので、来月が楽しみですね。
(平田選手のファイターとしての印象)凄く魅力的な選手だと思います。私には無い、カッコいいなあ、自分を表現するのが上手だなと思いながら(見ていました)。私いつも泣いちゃうんで(笑)。戦うとは思っていなかったんですけど、素敵な人だなと凄く思います。
(日本のファンへメッセージを)前回久々に勝てたことが、まぐれでは無かったと証明したいです。皆さんの応援が力になります。ぜひ会場に来てください。
◆平田
日本大会、たくさんの人が応援してくれると思うので、いい試合して、いい仕事しようかと思います。女子の対戦が組まれたのもあるし、日本人対決でもあるので、盛り上げろというONEからのオファーと思っているので、しっかり数字取って、お客さん集めれるよう頑張りたいと思います。
(三浦選手はこのカードに驚いていたが、平田選手は?)ONEからのオファーだったし、やれってことだったと思うので、ただそれだけで(笑)。しっかりお客さんを集めて盛り上げたいです。
(日本人対決はやりにくい?)特に無いです。試合をやれと言われたらやります。
(3月のハム・ソヒ戦以来となるが?)落ち込んだ時もあったし、何も考えない時もあったんですけど、ここに戻ってくるということは、それだけ好きなことだと思っているんで、1月もハッピーな姿をみんなに見せられたらいいなと思います。
MMA フライ級 5分3R
ダニー・キンガット(フィリピン/チーム・ラカイ/2位)
若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA/4位)
若松は18年9月のジャカルタ大会でのONEデビュー戦でキンガットに判定負けしており、今回地元日本で約5年ぶりのリベンジ戦に臨む。若松は続く19年3月のONEで元UFCフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンに敗れたが、その後は21年12月のフー・ヨン戦まで5連勝し、22年3月にONEフライ級王者のアドリアーノ・モラエスに挑戦し、3Rギロチンチョークで一本負けした。22年9月の再起戦はワン・シュオの体重オーバーで中止となり、その2カ月後の試合は若松が計量で4ポンド(1.81kg)オーバーした上、ウ・ソンフンに1R TKO負けし、ランキングから落ちてしまう。23年7月のルンピニースタジアムでの試合の計量でも0.5ポンド(220g)オーバーしてしまうが、試合はシェ・ウェイ(当時フライ級5位)に1R TKO勝ちした。
キンガットはフィリピンをMMA界を代表する選手の一人で、若松と同じ28歳。若松に勝利後も、和田竜光と仙三に判定勝ち。19年10月の日本大会でのフライ級GP決勝ではジョンソンに判定負け。その後は2勝1敗で、最近では23年2月にエコ・ロニ・サプトラに判定勝ちしている。
◆若松
キンガッド選手にリベンジしたかったので、機会を与えていただきありがとうございます。
(日本大会出場について)いつも海外で、日本大会に毎回呼んでいただきうれしいです。武尊選手もいるので凄く盛り上がる試合ができたらと思います。
(5年前のキンガッド戦について)その時はキンガッド選手の実力が上だったのは認めます。でも自分は強くなっているので、楽しみにしてもらいたいです。
(キンガッドの印象)世界のフライ級でトップに入る選手で尊敬しています。
(5年前との違いは?)彼は当時から何でもできるファイターで、あの時の自分は寝技も全くできない未完成なファイターだったんですけど、今は1周して全てこなせて、プラス自分の得意なところも出せるんで、まずは前回みたいに寝かされないと思います。MMAの中でしっかりしたストライキングが見せられると思います。
MMA ストロー級 5分3R
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ/Coach Quan University/2位)
山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We/元パンクラス・ストロー級王者)
ONE 3月1日 カタール大会ではMMAストロー級王者・ジャレッド・ブルックスが1位のジョシュア・パシオを相手に防衛戦を行う。同じストロー級で日本人とランカー絡みの注目カード2試合が組まれた。
山北はレスリングで専修大学時代の2017年に国体で準優勝し全日本選手権にも出場。MMA転向後はアマチュアで10連勝し、20年2月にプロデビューし同年のネオブラット・トーナメント・ストロー級で優勝。21年2月のRoad to ONE渋谷大会では修斗のランカーの安芸柊斗に2R TKO勝ち。パンクラスの上位ランカーを次々撃破すると、22年7月にはRIZINにも出場している北方大地に判定勝ちし、パンクラス・ストロー級王者となった。23年3月にONEに初参戦すると、元ONEストロー級王者・アレックス・シウバとの寝技勝負を制して判定勝ちし、プロデビュー以来の連勝を8とした。5月にはONEに専念するためパンクラスの王座を返上した。
マスンヤネは19年からONEに上がり、澤田龍人、レネ・カタランに連勝したが、22年4月にブルックスに1R裸絞めで一本負け。23年4月には箕輪ひろばに判定勝ちしている。19年7月にパンクラスに参戦し、荻窪祐輔に判定勝ちして以来の日本での試合となる。
◆山北
前回アレックス・シウバ選手を倒して、次は2位の相手なので、勝ってタイトルマッチにつなげたいです。
(マスンヤネの印象)パンクラスでの試合を見て、凄いのが来たと思っていました。やりたい選手の一人だと思っていました。バネとか身体能力が凄くて、日本人に無い動きをする選手なので、どんな動きになるか自分でもワクワクしています。
(日本での試合について)ONEだと海外での試合ばかりになると思っていました。武尊選手とロッタン選手の試合とかで注目される大会なので、武尊選手が目当てで見に来る人達にも、僕を覚えて帰ってもらいたいです。
(今後の展望)無敗でONEのチャンピオンになることだけ目標に頑張っています。チャンピオンのジャレッドにも勝ってベルトを巻きたいです。
MMA ストロー級 5分3R
箕輪ひろば(STF/3位、元修斗世界ストロー級王者)
グスタボ・バラート(キューバ/アメリカン・トップチーム/4位)
箕輪は20年のONE参戦以降、リト・アディワン、アレックス・シウバに判定勝ちしたが、22年1月にジャレッド・ブルックスに判定負け。23年4月にはボカン・マスンヤネの再三のローブローに苦しみ押さえ続けられ判定負けし2連敗となっている。
バラートはキューバ時代にレスリングで12年のロンドン五輪に出場。19年からONEに上がり、和田竜光ら相手に3連敗後、21年7月に澤田龍人に判定勝ちしているが、反則を連発する内容だった。22年4月には猿田洋祐と対戦し、サウスポーからの左フックで2度ダウンを奪い判定勝ちしている。続く22年10月にシウバに判定2-1で勝利して以来1年3か月ぶりの試合となる。
◆箕輪
日本大会に出場させてもらえるからには勝って盛り上げます。ストロー級はONEが間違いなく世界最高峰で、僕も一時期4強と言われていた人間なので(バラートとは)一線を引かせてもらおうと思います。
(2連敗について)ブルックス選手については正直負けたと思うんですけど、ボカン選手には負けている気が無いです。ローブローを3回蹴られて、無ければもっといい試合ができたと考えてしまうので。2連敗であるとかないとか関わらず、目の前に用意された相手にきちっと勝ちます。
(バラートの印象)グレコローマンのレスラーですけど、テイクダウンでゴリゴリ来るというかは、テイクダウンされないのをベースに、どんどん振ってきて、ストライキングが上手な選手で、そこを注意すべきかなと思っています。12月頭にオファーをいただいてから、プランニングは何個かできているので、落とし込めると思います。
(理想のフィニッシュは?)きちっと打撃を攻略して、僕がテイクダウンして一本を取るのが目標です。別にストライキングならストライキングでも倒そうと思っています。
MMA フェザー級 5分3R
ゲイリー・トノン(米国/イヴォルブMMA/チーム・ヘンゾ・グレイシー/1位)
マーティン・ニューイェン(オーストラリア/ベトナム/キルクリフFC/3位)
既報対戦カード
メインイベント キックルール フライ級(61.2kg) 3分5R
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ONEムエタイ・フライ級(61.2kg)王者、キック同級1位)
武尊(team VASILEUS/ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者、KGPライト級王者、元K-1スーパー・フェザー級(60kg)・フェザー級(57.5kg)・スーパー・バンタム級(55kg)王者、元Krushフェザー級(58kg)王者)
MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
青木真也(フリー/元ONE MMAライト級(77.1kg)王者)
セージ・ノースカット(米国/チーム・アルファメール)
概要
大会名 ONE 165: Rodtang vs. Takeru
日時 2024年1月28日(日)開場・未定 開始・未定
会場 東京・有明アリーナ [HP]
中継 ABEMA(5,500円)
チケット販売 楽天チケット(料金は下の表参照)