ONE Championship 7.30 シンガポール:澤田龍人、反則連発のグスタボ・バラートに判定負け
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
リバーサルジム久喜WINGS
未経験者でも大丈夫!様々な年代の方がキック 柔術 MMA等を楽しくトレーニング!今なら入会金等無料!
ONE Championship「ONE : BATTLEGROUND」
2021年7月30日(金) シンガポール・インドア・スタジアム)
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
第4試合 MMA ストロー級 5分3R
×澤田龍人(イヴォルブMMA)
○グスタボ・バラート
判定0-3
ONE Championshipは5月28日、MMA女子アトム級GP一回戦を中心とした女子戦オンリーの大会を予定していたが、開催地シンガポールが新型コロナウイルス感染拡大によりロックダウンされ、9月3日に延期に。その後、シンガポールでのワクチン接種が国民の半数を超え、コロナ関連の規制も緩和され、7月29日の大会から再始動する。
澤田はシンガポールのONE直轄ジム・イヴォルブMMAに所属。前回4月のONE ON TNTでは、昨年10月に一度判定勝ちしているミアオ・リータオとの再戦が組まれ判定負けした。急なオファー、急な再戦決定で本調子では無い様子だったが、今回は何としても2連敗は阻止したいところ。対戦相手のバラートはキューバ出身でレスリングがベースの34歳。19年にONEで3試合し和田竜光ら相手に全敗している。それからONEに2年ぶりの登場だ。
1R、サウスポーのバラートが、序盤から放った左ローがローブローとなり、一時中断する。再開後、澤田は右ミドルを当てるが、バラートの左フックで少しひるんでしまう。中盤、パンチが交錯するが、澤田は片足タックルで倒す。両者もつれ、バラートが上になると、澤田が奇襲の腕十字を狙うが、バラートは脱出する。だがその後、バラートが組み付くと、左の膝蹴りがまたもローブローとなり中断する。終盤はバラートは背後からしがみつき、抱え上げて倒すが、トップキープできず押し込んで終える。
2R、序盤からバラートが組み付いて押し込み、中盤に抱えて倒すと、背後から押さえてパウンドを当てる。後頭部に当てることもあり、レフェリーは注意する。スタンドに戻ると、バラートが頭から突っ込んでパンチを振るい、バッティングになってしまう。終盤もバラートが押し込んで終える。ここまでバラート優勢だ。バラートのラフファイトが目立つ試合だが、良く言えばONE 4戦目で何としても初白星が欲しいという執念が伝わって来る。
3R、またもバラートの左の蹴りがローブローに。レフェリーはイエローカードを出す。全体評価から20%マイナスの扱いとなる。再開後、澤田が右フックを当てるが、バラートはすぐ組み付き、度々倒してコントロールを続け、時折膝やパウンドを当てる。澤田は防戦一方だ。だが終了間際、またもバラートが後頭部にパウンドを当て、またもイエローカードが出される。試合は残り3秒ですぐ終了。バラートの判定勝ちとはなったが、バラートの反則が多く、澤田は本領を発揮できたか疑問で、今一つすっきりしない試合となってしまった。
第6試合 ONEムエタイ・ストロー級タイトルマッチ 3分5R
×サムエー・ガイヤーンハーダオ (タイ/王者、同級キック王者)
○プラジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(挑戦者)
判定0-2
※プラジャンチャイが王者に
※1R右フックでサムエーが1ダウン
第5試合 MMA ミドル級 5分3R
○アウンラ・ンサン(元MMAミドル級&ライトヘビー級王者)
×レアンドロ・アタイデス
1R 3’45” KO (右フック)
※アウンラ・ンサンがハイドレーション(塩分の尿比重)テストをクリアできずミドル級(93kg)から95.8kg契約に変更。アウンラ・ンサンのファイトマネー20%をアタイデスに支払う
第3試合 MMA 女子アトム級 5分3R
○リトゥ・フォガット
×リン・ホーチン
判定3-0
第2試合 MMA バンタム級 5分3R
×チェン・ルイ
○ジェレミー・パカティウ
判定0-3
第1試合 MMA 女子アトム級 5分3R
○ビクトリア・リー
×ワン・ルーピン
1R 腕ひしぎ十字固め