ONE Championship、AbemaTVの要望受け「各大会に日本人ファイター2名の出場が確約」
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シンガポールを拠点とするONE ChampionshipとAbemaTVの提携が、9日にONE側から発表されたが、今度は10日朝にAbemaTV側も提携を発表した。ONE側の発表では、AbemaTVでの生中継再開と、「格闘代理戦争2ndシーズン」(4月29日(日)から毎週日曜夜11時放送)の優勝者に300万円の賞金とONEとの複数試合契約(最大契約金10万ドル(約1,070万円))が与えられることが記されていた。
AbemaTV側も、4月20日(金)のマニラ大会(今成正和参戦)を皮切りに20大会を生中継すると発表。さらにプレスリリースには「ONE Championship チャトリ・シットヨートンCEOと『AbemaTV』格闘チャンネル北野雄司プロデューサーが協議し、5月以降放送する全大会においては、『AbemaTV』からの要望を同団体が受ける形で、『各大会に日本人ファイター2名の出場が確約』されたほか(怪我による欠場などの場合を除く)、『AbemaTV』からのファイターの推薦、ドキュメンタリー番組の作成、リアリティショー『格闘代理戦争』での連携など、様々な分野でコラボレーションしていくことが決定しました。」と記されている。(※11日の新たな発表では、契約金の内訳は「5試合契約/試合前に100万円、さらに試合に勝利したら100万円」とされている)
既報の通り5月12日(土)ジャカルタ大会には内藤のび太、朴光哲、5月18日(金)シンガポール大会には青木真也、V.V Meiが参戦することが発表されている。
以降は5.26上海、6.16北京、6.29ヤンゴン大会を予定。現在ONEと契約している日本の選手だけでは「各大会に日本人ファイター2名の出場」は難しくなるため、「『AbemaTV』からのファイターの推薦」が機能することになるだろう。
そこに関係しそうなのが、4.20マニラから始まる「ONE Super Series」と題したキックボクシング部門だ。早速マニラ大会にはジョルジオ・ペトロシアン、ファビオ・ピンカ、ノーンオー・ガイヤーンハーダオら人気選手が参戦するが、今後、AbemaTV推薦の日本勢にキックボクサーが加わっていく可能性もある。2月23日のKNOCK OUT戦略発表会でKNOCK OUTの木谷高明オーナーが、想定するライバル大会について聞かれ「RIZINやK-1と普通は答えるのでしょうけど、怖くないです。正直、一番怖いのはONEです」「アジア各国で1万人集めていて、今後キック部門を立ち上げますし」等と話していたが、これから木谷氏が言う脅威が具体化していきそうな気配だ。