RIZIN TRIGGER 11.28 神戸ワールド記念ホール(見所紹介Up):山本喧一Jr.の空良、稲垣組の木下憂朔、柔術強豪ボグダノフら初参戦。一挙12試合発表
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RIZIN TRIGGER 1st(11月28日(日) 神戸ワールド記念ホール)のメインイベント・萩原京平 vs. 昇侍以外の対戦カードが、11月3日に発表された。
対戦カード
メインイベント MMA フェザー級(66kg) 5分3R (※既報)
萩原京平(SMOKER GYM)
昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/元パンクラス・ライト級王者)
MMA バンタム級(61kg) 5分3R
獅庵(パラエストラ大阪/GRACHANバンタム級3位)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
獅庵は徳島出身。パンクラスの元ランカーで、19年からGRACHANに主戦場を移し、昨年9月、伊藤空也とのバンタム級王座決定戦で敗れる。今年3月のRIZIN初戦で祖根寿麻を27秒KO。バンタム級日本GPに抜擢されたが、6月の大阪大会での一回戦で大塚隆史に判定負けしている。
魚井は兵庫出身。19年6月のRIZIN神戸大会でRIZINに初出場し、カナ・ハヤットに勝利。昨年8月の横浜大会では元谷友貴に一本負けした。今年3月には修斗で後藤丈治に敗れ5連敗中。故郷での一戦から再浮上のきっかけをつかめみたい。
MMA フライ級(57kg) 5分3R
竿本樹生(BRAVE/ZSTフライ級王者)
松場貴志(パラエストラ加古川/GRACHAN&GRANDフライ級王者)
竿本は若山出身の25歳。18年にZSTフライ級王者となり、昨年8月のRIZIN初戦では中村優作を左オーバーハンドフックでKO。昨年11月の2戦目ではパンクラス王者の北方大地に判定勝ちし12連勝中。試合はそれ以来1年ぶりだ。
松場は愛知出身の30歳。高校時代はレスリングを習い、13年にパンクラスでMMAデビュー。以降はGRACHANを主戦場とし、GRACHANとGRANDの王座を獲得した。仕事の都合で兵庫に転勤し、ALIVEからパラエストラ加古川へ移籍し、今年2月のDEEPでの約1年ぶりの試合では安谷屋智弘に僅差の判定負けを喫している。
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者)
山本空良[そら](パワーオブドリーム/Fighting NEXUS&PFCフェザー級王者)
鈴木は18年、パンクラス・ネオブラッド・トーナメントで優勝。だが続く試合で計量失敗し、翌19年からキックに転向し、11戦10勝(8KO)1敗、4試合連続1R KO勝ちと好成績を残す。7月のKNOCK OUTで初のタイトルを獲得すると、MMAとの“二刀流”で活動することを表明。9月のRIZINでのMMA復帰戦では、昇侍相手に開始すぐから打ち合いを仕掛けたが、わずか20秒でTKO負けしている。
山本は北海道出身の21歳。99年のUFC-Jミドル級トーナメント優勝者・山本喧一の次男。修斗世界ライト級王者の西川大和とは幼馴染で今も練習仲間だ。父が北海道で主催するPFCやZSTで経験を積み、PFCと協力関係にあるFighting NEXUS初代フェザー級王者決定トーナメントに参戦すると、今年4月の決勝で須貝秋彦を1R右ハイでKOしベルトを巻いた。試合後には「自分の目標は会長(=父)の背中を追うことなので、自分が会長の代わりにUFCのタイトルを取ります。その前にRIZINのフェザー級のタイトルを取りたいです」と話していた。最近では10月のRoad to ONEで野尻定由に判定勝ちしている。今回の鈴木戦決定にあたり「キックボクシングのチャンピオンでMMAを少しやっていただけの選手と、人生をMMAに捧げた自分とでは格が違う」「フェザー級の選手を全員ぶっ倒します。そしてフェザー級のベルトは自分が貰います」と豪語している。
なお、鈴木も山本も、16年と17年の年末にさいたまスーパーアリーナのサブアリーナで行われたRIZINアマチュアトーナメントの優勝者である点で共通する。
MMA ウェルター級(77kg) 5分3R
ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会/元HEATウェルター級王者)
川中孝浩(BRAVE/GRACHANウェルター級1位)
ストラッサーは大阪出身。これまでRIZINで北岡悟、住村竜市朗に勝利したが、19年に2試合したベラトールではいずれも敗れており、今回2年ぶりの試合。RIZINの発表したコメントでは「以前RIZINに出場し2連勝を重ねましたが、僕のレベルに見合う対戦相手が当時見つからないと言う事で少しの間RIZINから離れていました」「世界レベルで戦って来た実力で国内選手との圧倒的なレベルの差を見せつけたい」と話している。
川中は31歳。11年にDEEPでデビューし、DEEPとGRACHANに並行参戦。今年8月のGRACHANではレッツ豪太に1R TKO勝ちしている。
MMA ウェルター級(77kg) 5分3R
住村竜市朗(TEAM ONE/DEEPウェルター級王者)
木下憂朔[ゆうさく](パンクラス大阪稲垣組/パンクラス・ウェルター級1位)
住村は兵庫県淡路島出身。RIZINではストラッサー起一、ジョン・タックに敗れたが、昨年11月の大阪大会ではレッツ豪太に判定勝ちした。今年6月のDEEPの米田奈央戦は偶発的なローブローで負傷判定決着に終わったため、10月23日の大会で再戦すると、苦戦の末に判定2-1で勝利している。約1カ月の短い間隔での凱旋マッチで、どれだけ動きを上げられるか気になるところだ。今回の木下戦にあたり「チャンピオンの俺が高い壁になって、まだまだ青いケツを引っ叩いてやろうと思います」とコメントを発表している。
木下は大阪出身の21歳。6歳から空手を習い、15歳からMMAを始め、アマパンクラス等の経験を経て昨年4月にプロデビューし、4試合とも1Rフィニッシュで勝利している。9月のパンクラスでは高木健太から左フックでダウンを奪ってからのギロチンで仕留めた。金太郎に続き、稲垣組の強さを見せつけるか。
MMA バンタム級(61kg) 5分3R
釜谷 真(SWAG GYM KYOTO)
ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)
釜谷は京都出身の38歳で約15年・40戦以上のキャリアのあるベテラン。DEEPを主戦場に、北田俊亮、大塚隆史、元谷友貴、昇侍ら上位勢に敗れ、ベルト奪取ならなかったが、19年には白川陸斗にギロチンで一本勝ちしている。最近では9月にGLADIATOR大阪大会で竹本啓哉に敗れている。
ダイキは兵庫出身の33歳。13年のデビューから現在まで修斗を主戦場とし9勝8敗3分。16年のVTJでは佐藤将光にTKO負け、昨年12月の修斗では田丸匠に一本負けした。最近では3月に高岡宏気に判定勝ちしている。
MMA 73kg契約 5分3R
奥田啓介(DRAGON GATE)
グラント・ボグダノフ[Grant Bogdanove](米国/KUSSANO TEAM)
奥田は12年レスリング世界大学選手権9位の結果を残し、大学卒業後にプロレスラーとなり、15年にはINOKI BOM-BA-YEでMMAデビュー。その後もFighting NEXUS等でMMAとプロレスを並行する。10月のRIZIN LANDMARKで鈴木博昭のMMA初戦の相手を務めるも1R TKO負けした。
ボグダノフは父親が米国人、母親が日本人の27歳。6歳から柔道を、中学から高校はレスリングを習い、大学では柔道を再開しつつ柔術も経験。英語の教師になるため日本に渡ると、柔術やノーギグラップリングの全日本大会で好戦績を残し、QUINTETでは小見川道大のチームにも参加した。6月のDEEPでMMAデビュー戦し、田中一矢に1R裸絞めで圧勝。その勝利で師匠のレアンドロ・クサノより黒帯を授かった。今回がMMA 2戦目で、今後、ボンサイ柔術勢のような寝技旋風をRIZINに巻き起こす可能性が十分ある選手だ。
MMA バンタム級(61kg) 5分3R
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
藤原克也(SMOKER GYM)
加藤はDEEP、修斗を経て、昨年2月の浜松大会でRIZINに初参戦し金太郎に一本負けしたが、8月大会では山本アーセンにKO勝ちした。最近2試合は修斗に戻り、1月に藤井伸樹に判定負けしたが、5月には元ZSTフライ級暫定王者の坂巻魁斗にTKO勝ちしている。今回の試合決定にあたり「是非自分に1試合目から、この大会の引き金(trigger)を引かせてください。会場爆発させます」とコメントしている。
藤原は大阪出身の29歳。10歳から空手を習うが、SMOKER GYMで同門の萩原京平と同様、いわゆる地下格闘技の大会に出場。その後はアマ修斗、アマパンクラス、KROSS×OVERなどで経験を積み、プロではまだ1勝1敗。
キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 61kg契約(ライト級相当) 3分3R
市村大斗(多田ジム/元西日本統一スーパーバンタム級王者)
テーパリット・ジョウジム(タイ/ジョウジム/プロボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者)
市村は大阪出身の23歳。小学4年生から空手を学び、ジュニアキックで40戦以上を経験。プロデビューした15年にはINNOVATIONバンタム級新人王を獲得。18年に西日本統一スーパーバンタム級王者に。戦績19戦11勝(6KO)7敗1分。
テーパリットは33歳。ムエタイでの約200戦のキャリアを経てプロボクシングに転向し、11年にWBA世界スーパーフライ級王者になると、亀田大毅や名城信男に勝利。16年に引退後、日本に渡り、19年にはABEMA「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」で天心とも戦った。最近はRISE等に上がり、9月に天心と戦った鈴木真彦とも7月に対戦し、激しい打ち合いで観客を沸かせた。
キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 55kg契約(スーパーバンタム級相当) 3分3R
森井 翼(テツジム)
FUJIMON♡(亀岡キックボクシングジム/DEEP☆KICK 55kg級3位)
森井は大阪出身、21歳の国立大学生。14年と16年、新極真会のカラテドリームフェスティバル国際大会の中高生の学年別部門で優勝。キックに転向し、昨年11月、所属先のNKBでプロデビューし4戦3勝1分。FUJIMON♡は京都出身の29歳。J-NETWORK、DEEP☆KICKなどで30戦以上のキャリアがある。
キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 53kg契約(バンタム級相当) 3分3R
政所 仁(魁塾/RISEスーパーフライ級(53kg)1位、WBKF世界スーパーフライ級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
平松 侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)
政所はRIZINで17年10月に石井一成に、昨年11月に佐藤執斗に判定勝ち。今年7月から9月に行われたRISEの53kgトーナメントでは一回戦で田丸辰を破り、準決勝では優勝者の風音に敗れた。平松は19歳。7歳から極真空手を始めジュニア時代は107戦76勝31敗し6冠を獲得。プロデビュー後は5勝7敗3分と苦戦しているが、1月には地元岡山で白幡裕星に判定勝ちしINNOVATIONバンタム級王座を獲得している。
キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 女子46kg契約(アトム級相当) 3分3R
百花(魁塾/RISE QUEENアトム級(46kg)3位、ミネルヴァ・アトム級(46.26kg)2位・元王者)
未來[みく](Blaze)
大阪出身の百花は政所仁のいとこで、RISEを主戦場とし、9月大会のRIZIN初戦で、ぱんちゃん璃奈に判定負けしている。香川出身の未來は3勝2敗の27歳。
出場予定選手
堀江圭功(ALLIANCE/元パンクラス・フェザー級1位)
概要
大会名 RIZIN TRIGGER 1st
日時 2021年11月28日(日) 開場・12:30 開始・14:00 終了・19:00~20:00頃(いずれも予定)
会場 神戸ワールド記念ホール(兵庫県神戸市中央区港島中町6-12-2/ポートライナー「市民広場」徒歩4分)
チケット料金 VIP席100,000円 SRS席25,000円 S席15,000円 A席10,000円 ※11/7(日)10:00一般発売。先行販売情報はRIZIN公式サイト参照
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/
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