ONE Championship 10.13 両国 出場選手連続インタビュー(4) V.V Mei、富士山登頂・日本武術も進化の源に「王座挑戦へ向け、強烈な印象で勝つ。それだけです」 |AbemaTVで15時間“超完全生中継”
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ONE Championshipの2度目の日本大会「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日(日) 両国国技館)の開催が迫って来た。AbemaTVはこの大会を、第1部+特別番組+第2部=15時間に渡る“超完全生中継”でフォローするにあたり、「舐めんなよ、ジャパニーズMMA。」という中継コンセプトを掲げ、日本の主力6選手をフューチャーしたキービジュアルを公開した。BOUTREVIEWではその6選手に独占インタビュー。青木真也、岡見勇信、若松佑弥に続き、第4弾ではV.V Mei[ヴィーヴィーメイ](RIKI GYM/和術慧舟會GODS/HybridFighter/Team Teppen)のインタビューをお届けする。
――つい先日、富士山に登ったそうですね。(※インタビュー収録は9月中旬)
Mei「5年連続での登って、毎年夏恒例のイベントみたいになっています。最初、練習仲間で一緒の登ろうとなって、天心や那須川(弘幸・TEPPEN GYM)会長とも登ってて、そのうち登りたい人だけ集まって登るようになって。今回は今まで登った中で一番楽でしたね。天気も凄く良かったです」
――登山が戦いや練習に活きる部分もありますか?
Mei「上の方に行くと物凄く静かで、淡々と6時間ぐらい登り続けるので、自分と会話し続けると、日ごろの悩みがちっぽけに思えてきて、それがいいですね。来年はもっと色んな山を登りたいとか、安易に考えていますけど。もちろん試合のことも考えながら登るので、試合に活かせるといえば活かせますね」
――色んな考えが整理されたり、リフレッシュできたりもする?
Mei「はい。頂上まで行って、富士山の神様に挨拶して、『今年はベルト獲れますように』とお願いして帰って来ます」
――というところで今回の試合ですけど、チャンピオンシップではないですし、2年前に1回勝ったジェニー・ファン(台湾)が相手ですし、テーマ的には難しいかなと思います。
Mei「もう、圧倒的に勝って、『次、タイトル挑戦させてくれ』とケージの中で声を高らかにアピールするという、そういう場を作ってくれていると思って、本当にそれだけですね」
――前回戦った時や、その後のファンの試合を観ていかがですか?
Mei「マレーシアの選手と試合をした時はアグレッシブに動いたり、それ以前の試合もそうですけど、元気な選手という印象ですね。そこは気を付けて」
――Mei選手はファン戦の後、昨年5月にアンジェラ・リーに女子アトム級(52.2kg)チャンピオンシップで負けましたけど、そこから3連勝しています。3月の両国大会ではクセニヤ・ラチコヴァに下からの腕十字を狙われたりしましたけど、冷静に対処して、その後は自分のペースに持ち込んで、最後はきっちり腕十字で一本を取りました。ファイターとして円熟期に入ってきた印象です。
Mei「前よりも一つ一つ課題を明確にして練習に取り組んだりしていますし、フィジカルも強くなっていますし、全然レベルは上がっていますよね。タイトルマッチを組んでもらえた時に活かすために、今回の試合で試したいこともあります」
――Twitterでは「自分の能力を止めているナンセンスな癖に気付き、切り捨てる作業」をしているということを書かれていましたね。
Mei「無駄な動きがまだ色んなところにあるのに、そのことに気付かないで、新しいことに取り組もうとしたりとか。新しいことをプラスするのも、もちろん大事ですけど、それよりも自分が元々持っていたもので、活かせてないものがたくさんあって、変な癖が邪魔して、自分の能力を止めちゃっているんですよね。変な癖をそぎ落とし、自分の中のものを表に出す作業をやっています」
――誰かの考えの影響もあるのでしょうか?
Mei「夏休みに武道家の日野晃先生のワークショップ(※参照:日野氏の公式サイト)に出て、体の使い方を活かすための練習をするんですけど、ダンサーや音楽家の方とか、運動をしていない普通の人や主婦も参加しています。赤ちゃんが生まれた時の動きは自然で無駄が無いのに、歳をとるごとに癖がついてしまって、自分の能力を止めているという考えで、原点に戻り、正しい体の使い方を思い出す作業をやるんですよ。走る時に絶対に蹴らないで、重心移動だけで走ると疲れないとか、そういうことを意識しながら練習すると、故障も少ないんですよね。力まないで体の重さでパンチが打てたりとか。自分は体が小さくて、相手のほうが大きいことが多いので、日本人が本来使いこなしてきた体の使い方をもっと取り入れればいいかなと思って、ずっと勉強しています」
――以前からやっていたのですか?
Mei「10年ぐらい前からずっとやっていて、52.2kg(アトム級)という階級で生き抜いてこれたのは、そういう勉強をしてきたのが凄く役に立っていると思います」
――今回の両国の第1部のメインにはアンジェラ対ション・ジンナンのアトム級チャンピオンシップがあります。次期挑戦者的なポジションのMei選手はどう感じていますか?
Mei「まさにそのまんまですね。私は次期挑戦者としてのアピールができるように、強烈な印象で勝つ。それだけです」
――アンジェラとジンナンは3月の両国のストロー級(56.7kg)チャンピオンシップで戦い、王者のジンナンが5R TKO勝ちしました。今回の予想は?
Mei「元々あの2人の階級が違うので、体重をうまく合わせてきた方が有利ですよね。アンジェラは元々デカいですし、ジンナンはInstagramを見ても、前から絞っている印象で、早めに調整しているのかなと思います。階級が前回より小さくなった時に、本番で本来の動きができたほうが勝つかなと思います」
――どちらに勝って欲しいですか?
Mei「どっちでも。ジンナンとなら初対戦ですから、どうなるかワクワクですし。アンジェラは3度目ですね。ジンナンとの試合を観て、打撃に対する苦手感が以前より顕著に見えているので、そこは私にとって戦いやすいかもしれないですね」
――Mei選手は両国国技館大会に3月に続いて出場です。前回の入場時には相撲の四股を踏んでいましたが、今回は?
Mei「まだどうしようかなって感じで、四股も練習しておきますけど(苦笑)、とにかくお客さんに楽しんでもらいたいですね」◆◆◆
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対戦カード
◆第2部
第11試合 メインイベント ONE MMA ライトヘビー級(102.1kg)チャンピオンシップ 5分5R
アウンラ・ンサン(ミャンマー/王者)
ブランドン・ベラ(フィリピン/挑戦者)
第10試合 コー・メインイベント MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
青木真也(イヴォルブMMA/元ライト級王者)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン/元フェザー級王者)
第9試合 コー・メインイベント ONE MMA バンタム級(65.8kg)チャンピオンシップ 5分5R
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/王者)
ケビン・ベリンゴン(フィリピン/挑戦者)
第8試合 コー・メインイベント ONE ムエタイ フライ級(61.2kg)チャンピオンシップ 3分5R
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/王者)
ウォルター・ゴンサルベス[Walter Goncalves](ブラジル/挑戦者)
第7試合 コー・メインイベント ONE キックボクシング フェザー級(70.3kg)ワールドGP決勝 3分3R
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)
第6試合 MMA ヘビー級(120.2kg) 5分3R
マウロ・セリーリ(イタリア)
アルジャン・ブラー(インド)
~以下プレリム~
第5試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
V.V Mei[山口芽生](RIKI GYM/和術慧舟會GODS/HybridFighter/Team Teppen/元王者)
ジェニー・ファン[Jenny Huang](台湾)
第4試合 修斗×パンクラス対抗戦 MMA ストロー級(56.7kg) 5分3R
猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/修斗世界王者、元ONE王者)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組/パンクラス王者)
第3試合 修斗×パンクラス対抗戦 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
佐藤将光(FIGHT BASE都立大/修斗世界王者)
ハファエル・シウバ(ブラジル/アストラ・ファイト・チーム/パンクラス王者)
第2試合 修斗×パンクラス対抗戦 MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
エルナニ・ペルペトゥオ[Hernani Perpetuo](ブラジル/ノヴァ・ウニオン/修斗世界王者)
手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC/パンクラス暫定王者)
第1試合 修斗×パンクラス対抗戦 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R
松本光史(フリー/修斗世界王者)
久米鷹介(ALIVE/パンクラス王者)
◆第1部
第11試合 メインイベント ONE MMA 女子アトム級(52.2kg)チャンピオンシップ 5分5R
アンジェラ・リー(シンガポール/王者)
ション・ジンナン(中国/挑戦者、ストロー級(56.7kg)王者)
第10試合 コー・メインイベント ONE MMA フライ級(61.2kg)GP 決勝 5分3R
デメトリアス・ジョンソン(米国/元UFC王者)
ダニー・キンガド(フィリピン)
第9試合 コー・メインイベント ムエタイ 女子アトム級(52.2kg) 3分3R
ジャネット・トッド(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリーバ[Ekaterina Vandaryeva](ベラルーシ)
第8試合 コー・メインイベント ONE MMA ライト級(77.1kg)GP 決勝 5分3R
クリスチャン・リー(シンガポール/ONE王者)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
~以下プレリム~
第7試合 MMA フライ級(61.2kg) 5分3R
若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)
キム・デファン(韓国)
第6試合 ムエタイ ストロー級(56.7kg) 3分3R
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
ダレン・ローランド[Darren Roland](オランダ)
第5試合 MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
岡見勇信(EXFIGHT)
アギラン・ターニ(マレーシア)
第4試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
平田 樹(K-Clann)
リカ・イシゲ(タイ)
第3試合 MMA ストロー級(56.7kg) 5分3R
仙三(パラエストラ松戸/パンクラス・フライ級王者)
リト・アディワン[Lito Adiwang](マレーシア)
第2試合 MMA フェザー級(70.3kg) 5分3R
プー・トー(ミャンマー)
ユン・チャンミン(韓国)
第1試合 MMA 68kg契約 5分3R
スノト(インドネシア)
クォン・ウォンイル(韓国)
概要
大会名 ONE: CENTURY 世紀
日時 2019年10月13日(日)
第1部 開場・7:30 開始・8:30 終了・14:00(予定)
第2部 開場・16:00 開始・17:00 終了・23:00(予定)
会場 両国国技館
中継 AbemaTV 格闘チャンネル 第1部 第2部
チケット料金
VVIP席(アリーナ1-2列目)特典:VIP入場、バックステージツアー、VIPラウンジへのアクセス、お席への軽食・ドリンクサーブ、お土産、ファンフェス入場券付き
1日券通し(25%割引) ¥225,000 1部および2部券(各) ¥150,000
SS席(アリーナ) 特典:VIP入場、軽食・ドリンク付きVIPラウンジへのアクセス付き
1日券通し(25%割引) ¥75,000 1部および2部券(各) ¥50,000
S席(アリーナ)
1日券通し(25%割引) ¥52,500 1部および2部券(各) ¥35,000
マス席(最大4名まで/マス単位での販売)
1日券通し(25%割引) ¥60,000 1部および2部券(各) ¥40,000
A席
1日券通し(25%割引) ¥22,500 1部および2部券(各) ¥15,000
B席
1日券通し(25%割引) ¥10,500 1部および2部券(各) ¥7,000
※12歳以下のお子様はマス席・A・B席のみの観戦となります。
※1部ではVVIP席とSS席、2部ではVVIP席とSS席とS席が完売
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス キョードー東京 LINEチケット ticket board(foreign countries)
お問い合わせ キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土日祝日10:00~18:00) http://onefc.com/jp/fanfest