ZST 新プロデューサーに勝村周一朗氏就任「ZSTを盛り上げ、HERO’Sを復活させたい」
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ZSTの新プロデューサーに、勝村周一朗・リバーサルジム横浜グランドスラム代表が就任した。勝村氏は元修斗世界バンタム級王者で、ZST、HERO’Sで活躍し、大晦日のDynamite!!にも出場。2016年からはZST実行委員会の「選手育成委員」に就任していた。10月7日の記者会見で勝村氏は「温故知新」をテーマに掲げ、近年の選手育成路線を維持しつつ、かつてのZSTように多様なルールでの試合を復活させて活性化するプランを語り、「ZSTを盛り上げていき、以前あったHERO’Sを復活させたい」という長期構想も語った。また、勝村氏のプロデューサー就任に合わせ、10月1日付で柳武見(やなぎ・たけみ)氏がZSTの運営会社「株式会社ZSTインターナショナル」の新代表に就任したことも発表された。
勝村氏は「温故知新」路線について「昔のZSTにはビックリ箱のように、色んなルールの試合がありました。グラップリングや立ち技の試合もありました。今のZSTのSWAT!ルール(=パウンド無しのMMAルール)はリングス(=ZSTの前身団体)のKOKルールが元です。グラップリングや立ち技系の選手が、いきなりユニファイドルール(=標準的なMMA)じゃなく、SWAT!でワンクッションを入れてMMAに転向もできますし、SWAT!ルールは強味になると思います」「逆にZSTの選手の他の打撃系、組み技系の競技への挑戦も後押ししたいです。選手が他競技に挑戦することで技術を向上し、ZSTに持ち帰ってもらい、ZST全体の技術向上につなげてもらえればと思います」「これからも引き続き、国内や海外の他のMMA団体に出たい選手の後押しもします。逆に海外から打撃系、組み技系の選手を呼びたいですし、いい意味で“偏り”のあるMMAファイターも作っていきたいです」と語った。
HERO’S(ヒーローズ)は05年から07年に、当時のK-1がPRIDEに対抗して開催し、TBSで中継されていたMMA大会。リングスの前田日明代表がスーパーバイザーを務め、山本“KID”徳郁、須藤元気、宇野薫、宮田和幸、桜庭和志、J.Z.カルバンらが活躍し、ZSTからも所英男、レミギウス・モリカビュチス、勝村氏が参戦していた。
勝村氏は「ZSTを盛り上げていき、以前あったHERO’Sを復活させることができればと思っています。そこにつながる舞台をZSTスタッフを中心に作り上げたいです」「前田さん、桜庭さんとも話し合う機会を設けられればうれしいです」と話した。
柳氏は勝村氏と同じ横浜出身の42歳で、43歳の勝村氏と同じ6月17日の誕生日。勝村氏と以前から交友があり、普段は不動産業を営む。柳氏は「15年ぐらい前にアマチュアでキックの公式戦を3試合ぐらい戦ったことがあり、格闘技はずっと好きでした。(前田氏の主催する)THE OUTSIDERの初戦から、3選手ほどコスチュームや煽りVTRのプロデュースをしていたこともあります」と、これまでの格闘技との関わりを語り、「私は選手や格闘技団体出身ではないですが、別の角度からZSTに新しい風を吹き込みたいです。選手ファーストでの団体作りをしたいです」と意気込みを語った。
ZSTの新体制と今後の日程は以下の通り。小池義昭氏と島津健氏はこれまでも実行委員会のメンバーだった。アマ大会「PRE STAGE」も引き続き開催される。
【ZST実行委員会】
柳武見(株式会社ZSTインターナショナル代表)
勝村周一朗(ZSTプロデューサー/リバーサルジム横浜グランドスラム)
小池義昭(K-PLACE)
島津健
【今後の大会日程】
2019年12月1日(日)「ZST in 師走!」GENスポーツパレス ※アマ大会「PRE STAGE」も開催
2020年1月26日(日)「ZST.67/SWAT! 171」新宿フェイス
2020年3月15日(日)「ZST.68/SWAT! 172」横浜大さん橋ホール
2020月5月 「SWAT! 173」都内会場予定
2020月8月 「ZST.69/SWAT! 174」都内会場予定
【ZSTオフィシャルサイト】 http://zst.jp/