RISE 6.6 EBARA WAVE大田:「RISE×RWS 3対3対抗戦」出場 左拳手術明けの宇佐美秀メイソン「ようやく本気で殴れる」、梅野源治の後輩 麻火佑太郎「ムエタイにも挑戦したい」。チャド・コリンズは原口健飛の65kgトーナメント優勝を予想
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RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO(6月6日(土)EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館))での「RISE×RWS 3対3対抗戦」に出場するRISE側のチャド・コリンズ、宇佐美秀メイソン、麻火佑太郎のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
チャド・コリンズ「RISEとRWSのクロスプロモーションは素晴らしい。最初から最後までハードに戦いたい」
RISE×RWS 3対3 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・WBC・Rebellionムエタイ世界同級王者)
キムルアイ・ワンコンオーム[Kimluay Wankhongohm](タイ/ワンコンオーム/ラジャダムナン認定スーパーライト級4位)
今回の大田大会ではRISE×RWS 3対3対抗戦と題する3試合が組まれ、RISEの主力勢がタイのラジャダムナンスタジアムのランカーと対戦する。
コリンズは30歳。日本で19年から不可思、海人、中野椋太、直樹、笠原弘希に勝利し、23年12月のRISEではペットパノムルンに判定勝ちし第2代RISE世界スーパーライト級王者となる。24年3月のRISEではミゲール・トリンダーデに95秒でKO負け。9月の麻火佑太郎戦はKO勝ち。12月のRISEのRISE×GLORY 65kgトーナメント一回戦でエイブラハム・ヴィダレスに判定勝ちしたが、準決勝でトリンダーデに62秒でKO負け。昨年8月、原口健飛に判定勝ちしRISE世界王座を防衛した。昨年6月に開幕したGLORY×RISE 65kgトーナメントは一回戦シードで、11月の二回戦でYURAと戦う予定だったが、コリンズが怪我により欠場。今年4月、RISE代表としてタイのRWSに乗り込み、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者・ダム・パルンチャイに挑戦したが、大差の判定負け。今回、RISEに戻り、ラジャの同級4位のキムルアイとRISEルールで対戦する。
―― 前回4月のRWSではダム・パルンチャイの持つラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王座に挑んだものの、判定負けという結果でベルトを巻くことが出来ませんでした。あの試合を振り返ってもらえますか?
コリンズ 本当にすごくいい経験だったと思う。自分でも久しぶりのムエタイの試合で、とても楽しみにしていたんだ。結果は残念だったけど、戦い方そのものは自分としては満足いく戦いだったと思う。RISEを代表して戦えたことは本当に嬉しかった。
―― RISEとは違うルールということで違和感はなかったですか?
コリンズ ダム戦の一つ前の試合もムエタイルールだったし、自分はキックルールでもムエタイルールでも自分のスタイルは変えることはないから違和感はなかったよ。
―― 試合結果としてはチャド選手の判定負けでしたが、試合後のSNSではダム選手の方がボロボロになっていて、ムエタイの判定の難しさを思い知らされる試合でした。
コリンズ やはりタイでムエタイの試合をやると判定基準が難しい部分もあるし、あの試合はああいう結果に終わったということ。それ以上でもそれ以下でもないと思う。
―― 結果は結果として受け入れている、と。ただしあの試合を見てチャド選手の強さを再確認した人も多かったと思います。
コリンズ ありがとう。本当に色んな人が自分のことを評価してくれたし「あの試合は凄かった」と言ってくれて、とてもいい試合が出来たと思う。それは自分だけではなくダムも素晴らしい選手だったからだ。結果は結果として受け止めつつ、ラジャダムナンスタジアムという素晴らしい会場でタイトルに挑戦できたことはとてもいい経験だったよ。
―― チャド選手自身は右肩の怪我からの復帰戦でしたが、怪我の影響はなかったですか?
コリンズ 肩の状況はやってみないと分からない不安な部分もあったけど、そこは全然大丈夫で、100パーセント問題なかったよ。
―― そして今回はRISEのリングでRWSの選手を迎え撃つこととなりました。対戦相手のキムルアイにはどんな印象を持っていますか?
コリンズ ダムに続いて今回の相手もサウスポーだから、自分にとっては戦いやすい。また細かいところで言うとRISEとRWSのリングを比べると、RWSはロープの位置が高くてロープそのものが固い。そういった違いはやり慣れていないと違和感があると思う。またタイ人の選手はタイ以外で試合をする機会が少ないから、そういった部分も自分にとっては有利な要素になると思っている。
―― キムルアイはムエタイらしいテクニシャンタイプですが、どんな試合をイメージしていますか?
コリンズ そうだね……ヒジでKOかな(笑)。
―― RISEルールでヒジ打ちは反則です(笑)。
コリンズ もちろん冗談だよ(笑)。特にこれというものはないけれど、タイ人は5Rで戦うことが多く、最初は様子を見る選手が多いから、自分は最初から最後までハードに戦いたいと思う。
―― RISEとRWSは協力体制にあるので、チャンスがあれば再びラジャのベルトを狙っていきたいですか?
コリンズ そうだね。自分自身、タイでトレーニングしていた時期も長いし、ラジャのベルトを巻くことは夢だ。ラジャのベルトは将来的に欲しいベルトの一つだね。難しいかもしれないけれどRISEのリングでラジャのタイトルファイトが出来たら最高だね。
―― 改めてチャド選手はRISEとRWSのクロスプロモーションはどう捉えていますか?
コリンズ 本当に素晴らしいことだと思う。GLORYとの提携もそうだけど、自分のようにある程度対戦する相手が限られてきた場合、団体間の交流があれば、新たなチャレンジとして色んな選手と戦うことが出来るからね。
―― また同大会ではRISE×GLORYの65kgトーナメントの準決勝・決勝が行われます。チャド選手はどんな結果を予想していますか?
コリンズ 本来であれば自分がそこにいて、自分が優勝すると言いたいところなんだけど……RISEブロックは原口(健飛)がYURAに勝って、GLORYブロックはペッチ(ペットパノムルン)がミゲール(・トリンダーデ)に勝って、原口とペッチの決勝になると思う。そして今回は原口が勝つんじゃないかな。何か明確な理由があるわけではないんだけど、今回は原口が勝つ気がしている。
―― チャド選手もRISEルールで彼らと対戦する可能性があると思いますが、意識している選手はいますか?
コリンズ 自分は同じ階級のトップ選手なら誰とでも試合をしたいと思っているけど、本音を言えばペッチと戦いたい。65kgでペッチに勝った選手はほとんどいないし、最近のペッチは原口やミゲールと何度も試合をしているから、ペッチの相手として自分が相応しいと思う。またRISEとGLORYは提携しているから、自分がRISEの世界王者として、ペッチがGLORYの世界王者として、ダブルタイトルマッチとしてお互いのベルトをかけて戦うことが出来たら最高だね。
―― それではチャド選手の試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
コリンズ もちろん以前よりも強くなった姿をみなさんに見せたい。日本のファンのみんなから色んなメッセージももらっているから、とてもエキサイティングで面白い試合を見せたいと思う。みんなと日本で会えることを楽しみにしているよ!
宇佐美秀メイソン「ようやく拳を気にせず本気で殴れる。ガンガン打ち合って派手にKOします」
RISE×RWS 3対3 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(team VASILEUS/RISEウェルター級(67.5kg)王者、元ISKAユニファイドルール・インターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)
ピーマイ・ポーゴップクー[Peemai Por.kobkuea](タイ/ポーゴップクー/ラジャダムナン認定ウェルター級13位)
メイソンは25歳。フルコンタクト空手をベースとし、ボクシングでも西日本U15大会で準優勝。MMAで先にプロデビューし、22年12月のINOKI BOM-BA-YE×巌流島でキックデビューしアルバート・クラウスに判定勝ち。KNOCK OUTで2連勝、K-1で2連勝後、24年6月の大阪大会でRISEに初参戦し中野椋太と負傷判定ドロー。12月。ウェルター級王座を懸け實方拓海と対戦し判定勝ち。昨年冬、team VASILEUSに移籍。3月、ジェラルド・ヴィーラーデに2R KO勝ち。5月のRIZIN韓国大会ではジョ・サンへに右アッパーでダウンを奪われ引き分け。11月のRISE両国大会での再戦では判定2-0で勝利。今回、キック11戦目で初めてタイ人と対戦する。
―― 約7カ月ぶりの試合が近づいてきました。今の仕上がりやコンディションはいかがですか?
メイソン 仕上がりもコンディションもすごくいい状態なんで、以前より強くなった自分見せられるかなと思います。
―― 試合間隔が空いたのは怪我が原因だとお聞きしました。
メイソン 左拳の手術をしたんですけど、試合ができる状態に戻すまでに時間がかかっちゃいました。
―― 何かきっかけがあって痛めたものではなく、慢性的な怪我だったのでしょうか?
メイソン 実は(RISEで)2戦目の時に拳を怪我しちゃって、そこからずっと痛めていたんですよ。拳をケアしながら練習や試合を続けていたのですが、だましだまし試合をやるのはもう限界だと思って、タイミング的に手術をしてしっかり治そうと思いました。
―― かなり拳の状況は良くなっていますか?
メイソン はい。ようやく試合で拳を気にせず本気で人を殴れると思います。
―― もう時効だと思うのですがVASILEUSの練習を取材させてもらった時にメイソン選手がスパーリングしていて、ものすごく拳を痛そうにしているところを見て、拳を痛めているんだなと思ったことがあります。
メイソン スパーリング用の大きいグローブでそういう状況だったので、試合用の8オンスのグローブとなると…痛みはすごかったですね(苦笑)。でも今はもうその不安がなくなったので思いっきり殴ろうと思います。
―― 左の拳が使えない期間はどんなことを意識して練習してきたのですか?
メイソン 前手(右手)の練習であったり、蹴りであったり、新しい武器を増やす練習をしていました。技のレパートリーが増えたし、前手の使い方がすごく良くなったと思います。
―― 前手の使い方が上手くなると、逆に奥手のストレート=左ストレートも活きてくるのではないですか?
メイソン そうなんですよ。ジャブが当たるようになると、ストレートも当たるので、次の試合ではしっかりストレートまで当てたいと思います。
―― 今大会ではRISE×RWSの対抗戦でピーマイと対戦します。ピーマイにはどんな印象を持っていますか?
メイソン ぐちゃぐちゃで打ち合うタイプの選手で、すごく“頑張る”選手というイメージですね。パンチで攻めて、距離が近づいたらクリンチみたいな。技術的には全然僕の方が上だと思うので、ぐちゃぐちゃ打ち合う中でポイントを見極めて自分の攻撃を当てていけば、全然問題ないかなと思います。
―― メイソン選手からすると攻略しやすいスタイルですか?
メイソン 攻略というか、自分が負けることがありえないというか。だから勝ち方にこだわって、どんな勝ち方をしようかなというイメージですね。レベルの違いを見せつけたいです。
―― 直近2試合はジョ・サンヘとの連戦で、一度引き分けた相手に競り勝つという試合でした。あの2試合で得たものは大きかったですか?
メイソン ジョ・サンヘ選手はホンマにすごい気持ちの強さ選手やったんで、気持ちの勝負もあったし、拳が痛い中でどう戦うかというところもあったし、色んなプレッシャーに打ち勝つことが出来た試合だったと思います。間違いなく精神面が鍛えられましたね。
―― 海外勢との対戦が続いていますが、メイソン選手はこれからどんな相手と戦って行きたいですか?
メイソン 自分はウェルター級(67.5kg)のベルトを持っているので、今行われているRISE×GLORYの65kgトーナメントが終わって、階級を上げてくる選手もいると思うので、そういう強い選手たちとやりたいですね。正直、RISEのランキングには雑魚みたいなやつしかいないんで、ランカーとやっても楽しくなというか、そういうヤツと試合をするほど暇じゃないんで。自分を楽しませてくれるような選手たちとやりたいですね。先輩の武尊さんや野杁(正明)さんのようにONEのベルトに挑戦して勝てる選手になることが最終目標です。
―― 65kgから階級を上げる選手とやりたいという話もありましたが、ミゲール・トリンダーデやエイブラハム・ヴィダレスは減量もキツそうなので、そのあたりの選手たちをメイソン選手が迎え撃つことになると非常に興味深いです。
メイソン 僕は試合を断ったりもしないし、誰とでもやりますよ。今名前が挙がった選手たちともいずれはやってみたいです。
―― メイソン選手はVASILEUSの一員として、武尊さんの引退試合を見てどんなことを感じましたか?
メイソン 諦めずに頑張っていると報われるじゃないですけど、努力すれば夢は叶うんだなと思いましたね。武尊さんって本当に練習が好きなんですよ。僕は練習がすごい嫌いなんですけど(苦笑)、武尊さんはいつどんな時でもジムで練習していて、それこそ試合の次の日から練習していることもあって、武尊さんの凄さはそういうところなんだろうなと思います。僕は武尊さんが一回目のロッタン戦に負けて、次の日からジムに来て練習しているところを見ているし、そういう武尊さんの姿を見た上での最後のロッタン戦のあの勝ち方じゃないですか。武尊さんは体がボロボロ…と言ったら失礼かもしれませんが、限界ギリギリのところでリングに立っていることも知ってるので、僕はものすごく感動しました。僕も武尊さんのように見ている人に何かが伝わる試合をしたいです。
―― 拳も万全な状態のメイソン選手の復帰戦、楽しみにしています。
メイソン いつも通り緊張感のある試合になると思いますし、すごくワクワクしていて試合が楽しみです。ピーマイ選手とガンガン打ち合って、僕が派手にKOするので期待していてください。
麻火佑太郎「RWSの選手と戦うことは新しい一歩。熱い試合をしたいです」
RISE×RWS 3対3 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/RISEスーパーライト級(65kg)3位)
チャーンスック・ペッティンディーアカデミー[Changsuek Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナン認定スーパーライト級14位)
麻火(あさひ)は26歳。22年12月から6連勝するが、24年9月にチャド・コリンズに1R KO負け。12月の65kgトーナメントのリザーブファイトでヤン・カッファを3R左飛び膝蹴りでKO。昨年3月のスーパーライト級王座決定戦では白鳥大珠に判定負け。8月の65kgトーナメント一回戦ではエドゥアルド・カタリンを3R左ハイでKO。11月の二回戦ではイ・ソンヒョンに判定負け。今年2月、木村“ケルベロス”颯太に判定勝ち。今回、24年のセクサン、フランクちゃんとの2連戦以来2年ぶりにタイ人と戦う。
―― 今回はRISE×RWSの対抗戦に抜擢される形で試合が決まりました。最初にオファーを受けた時はどう感じましたか?
麻火 試合出場のお話は結構前からいただいていたんですけど、なかなか対戦相手の調整がつかなくて。相手が分からない中で、ずっと追い込みをやっていたのですが、自分的にもモチベーションが上がる相手に決まったので、非常にうれしいです。
―― 麻火選手はRISEとRWSのクロスプロモーションについてはどんな感想を持っていましたか?
麻火 もともとRISEとGLORYの提携にびっくりしたんですけど、そこにRWSも入ることにさらにびっくりして。ムエタイとキックボクシングは、ある意味で別競技ですが、その選手同士が試合をするというのも、RISEだからできたんだなと思います」
―― タイミングが合えばRWSの選手と戦いたいと思っていましたか?
麻火 お互いのチャンピオンが行き来して試合をしていて、チャンピオンクラスじゃないとなかなか難しいのかなとは思っていました。でも自分はタイ人選手やムエタイの選手に合いそうだと思っていたので、RWSの選手と戦いたいという気持ちはずっと持っていました。
―― RISE×RWSの対抗戦はRWS勢が勝ち越している状況です。特にRWS勢はRISEルールでも結果を出していますが、どこにRWS勢の強さを感じますか?
麻火 根本的に土台がすごくしっかりしていますよね。ぶれない土台があるというか。ムエタイで長いキャリアで試合を続けているからこそだと思うんですけど。RISE勢はアグレッシブに行く選手が多いので、上手く戦われて完封されてしまったりとか。あとは、例えば宮本芽依選手とパヤーフォン選手の試合は、宮本選手がパンチで攻め切るかなと思っていたら、パヤーフォン選手もパンチを当てて来たり。RWSの選手はムエタイの選手なのに、現代キックボクシングを吸収している印象ですね。
―― 麻火選手はムエタイ系のジム所属なので、ムエタイスタイルの選手とは相性がいい部分もあるのではないですか?
麻火 そうですね。僕が所属しているPHOENIXはムエタイのジムで、毎日ムエタイのトレーナーに教えてもらっていますし、タイ人のトレーナーからは「麻火の動きはムエタイの選手には分からないから勝てるよ」とずっと言われていますし、タイ人が近くにいる環境は大きいと思います。
―― 対戦相手のチャーンスックにはどんな印象を持っていますか?
麻火 純粋にすごく強くて上手さもあって、確実に勝ちにくる選手だろうなと思います。
―― 試合映像を見てもザ・ムエタイスタイルというか、自分のペースを崩さず戦うところが印象的でした。
麻火 僕もそういう印象です。少し押されている展開でも、しっかりポイントは取っている。RWSの試合を5試合ほど見たんですけど、ほとんどポイントを取られていないというか。全試合フルマークで勝つか、倒して勝つか。そんな選手だと思います。戦績も安定していますし、対戦相手からすると勝ちづらい相手なんだろうなと思います。
―― その勝ちづらい相手をどう攻略しようと考えていますか?
麻火 相手のリズムに飲まれず、相手のリズムを崩すことがポイントだと思います。自分も新しいスタイルを勉強や練習してきているので、そこがハマれば2ラウンド以内に倒せるんじゃないかなと思います。
―― かなり具体的に倒すイメージがあるようですね。
麻火 自分は毎試合相手に合わせて自分の作り方を変えていて、前回2月の木村“ケルベロス”颯太戦はオーソドックスで戦う・ステップを使わないでベタ足で戦うスタイルを取り入れてみたんですよ。全くハマらなかったですが(苦笑)。
―― ケルベロス戦のパフォーマンスがよくなかったのはそういった理由があったんですね。ただ麻火選手がいうように得意なスタイル・戦い方だけで戦っていても壁にぶつかる部分はあると思います。麻火選手自身、苦手なことにチャレンジしたり、新しいスタイルを取り入れたりして、壁を乗り越えなければいけないと思っているのですか?
麻火 そうですね。自分は上手く戦えている時は勝てる感じなんですけど、チャド・コリンズ選手やイ・ソンヒョン選手とやった時に、あの選手たちは上手さがあるのは当たり前で、そこプラス力強さや勝負強さみたいなものがあるなと感じたんですよ。だからこそ自分も技術の高さがあるのは大前提として、そうじゃないところを磨かなきゃいけないなと思っていました。
―― 確かにチャド選手やソンヒョン選手はいい意味で強引というか、相手無視みたいな試合をして、無理やり自分にペースを持ってくることがあります。そういった動きが自分には必要だと感じているのですか?
麻火 相手に合わせて戦うことが出来たらいいなと思いつつ、それを飲み込むぐらいの強い芯だったり、軸になるものがトップ選手たちにはあるんですよね。そこが自分の課題だし、自分にはなかったところなので、そこにずっと向き合っている感じです。
―― 今回は63.5kg契約の試合ですが、今後は62.5kgと65kgどちらで戦っていこうと考えていますか?
麻火 65kgを諦めたわけではないんですが、自分の今のナチュラル体重、食事など結構気をつけながら自分の体と向き合っていく中で、通常の体重が絞れてきていて。それで65kgでやるには少し(体が)小さいなというのがありました。あとは正直65kgの日本人選手はそんなに怖くないんですけど、例えばミゲール・トリンダーデ選手の体を見たりすると、同じ階級なの?と思うぐらい、欧米の選手はナチュラルにデカいんじゃないですか。だから自分は一旦63.5kgでやらせていただいて、そこでいい動きができるんであれば階級を下げることも考えています。その後は2階級制覇するということも自分のプランの中ではありますし、そこは今回の動き次第だなと思っています。それこそチャーンスック選手は何かを試せる相手ではないので、今はやるしかないなって感じです。
―― 麻火選手にとっては新しいスタートになる試合ですね。
麻火 何年か前の自分は世界と戦いたいと思っても、その位置にいる選手ではなかったのですが、ありがたいことにRISE×GLORYの試合をやらせていただいたり、やっと世界と戦える位置に近づいてきたなと思います。そこで今回新たにRWSというムエタイの最高峰の団体の選手と戦えるというのは、自分の中では新しい一歩です。ここ数年ずっと65kgで戦い続けてきたことがプラスに出ると思っているし、63.5kgで相手のパワーをどう感じるかというのも楽しみです。
―― 今回の結果によると思いますが、RWSに乗り込んでムエタイルールをやることに興味はありますか?
麻火 チャーンスック選手はランキングでは14位とかなんですけど、数年以内にトップに食い込む、なんならベルトまで行くんじゃないかと言われている選手なので、この選手に勝ったらRWSさんの方からムエタイのオファーをいただける可能性もあると思います。そうなったら是非ムエタイに挑戦してみたいです。何度かヒジありの試合をやっているんですけど、キックボクシングにはないスリルがあるので。
―― 麻火選手は過去にONE Friday Fightsでセクサン(・オー・クワンムアン)にも勝っていますし、再びムエタイルールに挑む姿も見てみたいです。
麻火 セクサン戦はヒジや首相撲はほとんどやらなかったんですけど、RISEからムエタイルールに挑む選手はみんな首相撲やムエタイ式の戦い方に苦戦しているので、もしそうなったらムエタイの戦い方を勉強し直そうと思います。
―― 今大会はRISEのビッグマッチで注目のカードがずらりと並んでいます。そのなかでどんな試合を見せたいですか。
麻火 自分はあと一歩勝ち上がれない印象を持たれているかもしれませんが、自分は常に変化を求めて、常に強くなりたいと思ってやっています。試合を通して『麻火はまだ世界を目指せるな』や『麻火はチャンピオンになれる』と思ってもらいたいですし、自分はあまり激闘をやるタイプではないですが熱い試合をしたいと思います。
対戦カード
第13試合 メインイベント GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 決勝 3分3R(延長1R)
原口健飛 vs. YURA の勝者
ペットパノムルン・キャットムーカオ vs. ミゲール・トリンダーテ の勝者
第12試合 セミファイナル バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISE世界スーパーフライ級(53kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級(53kg)王者・元フライ級(51.5kg)王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級(51.5kg)王者)
第11試合 RISE×RWS 3対3 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・WBC・Rebellionムエタイ世界同級王者)
キムルアイ・ワンコンオーム[Kimluay Wankhongohm](タイ/ワンコンオーム/ラジャダムナン認定スーパーライト級4位)
第10試合 RISE×RWS 3対3 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(team VASILEUS/RISEウェルター級(67.5kg)王者、元ISKAユニファイドルール・インターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)
ピーマイ・ポーゴップクー[Peemai Por.kobkuea](タイ/ポーゴップクー/ラジャダムナン認定ウェルター級13位)
第9試合 RISE×RWS 3対3 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
麻火佑太郎(PHOENIX/RISEスーパーライト級(65kg)3位)
チャーンスック・ペッティンディーアカデミー[Changsuek Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナン認定スーパーライト級14位)
第8試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISEフェザー級(57.5kg)王者、シュートボクシングS-cup 2025世界フェザー級(58kg)優勝、元WPMF世界・WBCムエタイ日本・KNOCK OUT-RED同級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
ゼ・ワリロ[Ze Waliuo](中国/White Shark Fight Gym/初代IPCC東アジア・キックルール-60kg級王者)
第7試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 準決勝 3分3R(延長1R)
ペットパノムルン・キャットムーカオ[Petchpanomrung Kiatmookao](タイ/キャットムーカオジム/GLORYフェザー級(65kg)王者、元RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、GLORY RISE FEATHER WEIGHT GP 2024優勝、WMC世界ライト級王者)
ミゲール・トリンダーテ[Miguel Trindade](ポルトガル/マンバファイトクラブ/GLORYフェザー級(65kg)1位、ISKA&WAKO-POR欧州スーパーライト級王者)
第6試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65kg)STANDING TOURNAMENT 準決勝 3分3R(延長1R)
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者)
YURA(ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級(65kg)1位、BreakingDownフェザー級(66kg)王者)
第5試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村将史(999/元Krushスーパーバンタム級(55kg)王者)
ジョマール・ガラザ[Joemar Gallaza](フィリピン/Team Silent Philippines/Excalibur FT)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
髙橋聖人[きよと](TRIANGLE/2位、元NKBフェザー級王者)
ACHI(ONE LINK/TARGET/5位)
第3試合 ミドル級(-70kg) 3分3R(延長1R)
髙木覚清[かくし](RIKIX/3位)
翔真(SEED GYM/7位)
第2試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
琉樺[るか](タイガームエタイ/LA GYM/8位)
愛翔(Kickboxing Academy Sapporo/10位)
第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
中澤風希(戦ジム)
西島恭平(ELEVEN)
プレリムファイト3 フライ級(51.5kg) 3分3R
水野夢斗(TEAM TEPPEN/12位、Stand up King of Rookie 2024 -51.5kg級 優勝)
松田虎之介(TARGET/元INNOVATIONフライ級王者)
プレリムファイト2 ライト級(62.5kg) 3分3R
浅野裕雅(Y’ZD GYM/12位、Stand up King of Rookie 2025 -63kg級 優勝)
金沢ごりちゅう光輝(AXGYM)
プレリムファイト1 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
木下悦志(KICK LAB)
小野琥大(TARGET)
概要
大会名 OURO presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO -GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT Final-
日時 2026年6月6日(土)開場・12:00 プレリムファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 EBARA WAVE ARENAおおた(東京都大田区総合体育館)[HP]
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席80,000円 アリーナSRS席30,000円 アリーナRS席15,000円 スタンドS席10,000円 スタンドA席7,000円 小中高生シート(当日販売のみ)2,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 LINEチケット イープラス チケットぴあ
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/












