Lemino修斗 6.1 後楽園ホール(レポ):エフェヴィガ雄志、元ONEタイナネスに1R KO負け。飯野雄斗、石原“夜叉坊”暉仁を2Rパウンドで仕留めデビュー5連勝。中島陸・須藤拓真が1R一本勝ち

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NTT DOCOMO presents Lemino修斗.6
2026年6月1日(月)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 中継:Lemino
エフェヴィガ雄志、元ONEタイナネスに1R KO負け
第8試合 メインイベント ライト級(+1ポンド)(ノンタイトル戦) 5分3R
×エフェヴィガ雄志[Ephoeviga Yuji](TRIBE TOKYO MMA/世界王者)
○ローウェン・タイナネス[Lowen Tynanes](米国/ハワイ・エリートMMA)
1R 3’44” KO (レフェリーストップ:左フック)
昨年9月にスタートしたLemino修斗シリーズ6回目にして初めて、修斗の現役世界王者が参戦した。
エフェヴィガは26歳。24年11月、マックス・ザ・ボディに3R裸絞めで勝利し修斗環太平洋ライト級王座を獲得。昨年5月のRoad To UFCライト級一回戦でドム・マー・ファンに判定負けし、プロデビュー以来の連勝が11でストップ。9月のTTF CHALLENGEではキーラン・ジョブリンに判定勝ち。1月の修斗では韓国のイム・クァンウに1R KO負け。3月、キャプテン☆アフリカに2R KO勝ちし、修斗世界ライト級王座を獲得した。
タイナネスはMMA 14戦12勝(3KO/4一本)2敗の35歳。デビュー当時の13年から23年までONEにレギュラー参戦しONE 9戦7勝(2KO/2一本)2敗の好戦績を残した。23年5月のONEで元ONE王者のオク・レユンに判定負けし、24年1月の米国のFury FCテキサス大会では米国の選手に判定勝ちし、今回2年半ぶりの試合に臨む。
エフェヴィガは3月に修斗世界王座奪取後、引き続きUFCを目指すと表明した。今年のRoad To UFCはライト級が無く、今後のRTUの非トーナメント戦、8~10月のUFCのトライアウト・DWCSに向けて存在感を示す上で、タイナネスは絶好の相手だったが、その道筋に赤信号が灯る試合となってしまう。
1R、タイナネスから組みに行き、金網際での相撲状態が続く。押し合う側が入れ替わる展開が繰り返され、タイナネスがしばらく押し込んでいると膠着し、豊永レフェリーがアクションコールをかけるところまで行くが、エフェヴィガは自ら離れて打撃戦に戻す。だがタイナネスが右フックを当てると、エフェヴィガは後退する。
エフェヴィガはタイナネスの首を捕まえて防御しようとするが、タイナネスは押してスペースを作り、ガードの空いた状態のエフェヴィガのアゴに左フックをヒット。エフェヴィガがダウンすると、すぐ立ったが、エフェヴィガが半身の状態で真っすぐ下がると、追いかけたタイナネスが右ストレートをアゴにクリーンヒットし、さらにパンチを連打して左フックで再び倒したところで、すぐさま豊永レフェリーがストップした。
エフェヴィガは1月のイム・クァンウ戦と合わせ、今年上半期だけで2度の1R KO負けとなり、ガックリと肩を落とした。対照的にタイナネスはハワイから数十名帯同した家族や仲間らと勝利を喜び、息子ともキスし「家族の前で勝利できてうれしいです」と話した。
飯野雄斗、石原“夜叉坊”暉仁を2Rパウンドで仕留めデビュー5連勝
第7試合 フェザー級 5分3R
○飯野雄斗(THE BLACKBELT JAPAN 沖縄/修斗フェザー級2025新人王)
×石原“夜叉坊”暉仁[てると](チーム・アルファメール・ジャパン)
2R 4’21” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
飯野は28歳。北海道出身で沖縄在住。昨年4月にプロMMAデビューし4戦全勝で、今年1月、フェザー級新人王トーナメント決勝で辻純也に1R裸絞めで一本勝ちしている新鋭だ。
石原は34歳。11年に修斗でデビューし、15年のRoad to UFCを経てUFCと契約し、16~19年にUFCに上がり、8戦3勝5敗。21年1月に修斗に復帰し祖根寿麻に判定負けした後、米国のローカル大会で8戦し3勝4敗1分。24年12月の大阪大会で約4年ぶりに日本の大会に上がると、轟轟を50秒左フックでKOしたが、昨年5月、青井太一に1R右フックでKO負けし、11月、宮口龍鳳に判定負けし2連敗している。
1R、飯野がオーソドックスで構え、サウスポーの石原にプレッシャーをかけ、中盤、タックルを仕掛けて、金網に押し込んでから倒す。飯野がバックを狙うと、石原は脱出するが、中盤過ぎにも飯野が片足タックルを仕掛けると、今度はそのまま倒すことに成功する。終盤、飯野はバックマウントを奪うと、執拗に裸絞めを狙い続けて追い詰める。記者採点は飯野。
2R、飯野が序盤からタックルで倒し、バックマウントを奪い、裸絞めを狙い、パウンドも当てる。中盤、石原が脱出し、ギロチンチョークを仕掛けて場内をどよめかせるが、飯野は脱出すると、引き続きバックとマウントを行き来しながら石原を翻弄する。すると1分を切り、飯野はバックマウントをキープし、パウンドを当て続けたところで、福田レフェリーがストップした。
マイクを持った飯野は「飯野雄斗です。名前覚えてください」等と話して、自分の名前を連呼し「自分は絶対負けないんで。ランカーでも海外の選手でも、誰が相手でも絶対に負けないんで、試合組んでください」とアピールした。
バンタム級トーナメント準決勝控える中島陸が54秒一本勝ち
第6試合 バンタム級(+1ポンド) 5分3R
○中島 陸(ゴンズジム/世界10位、環太平洋8位)
×リン・フーシュン[Lin Hoshun](台湾/i Fighting)
1R 0’54” 三角絞め
中島は6月16日で19歳になる。昨年引退したムテカツの息子で、24年3月にプロデビューし6戦5勝(2KO/3一本)1分。勝利は全て1Rフィニッシュ勝利で、1月の新人王決定トーナメント・バンタム級決勝戦では福元大貴をわずか33秒、裸絞めで仕留めて優勝。3月、Lemino修斗 バンタム級サバイバートーナメント リバイバルに抜てきされたが、対戦相手のエリー・ワイズが計量オーバーし、ワイズが毎ラウンド減点1のペナルティを拒否し、試合が中止に。中島は8月2日の千葉大会の準決勝での齋藤奨司(世界1位・元王者)戦を控えるが、今回の試合に臨む。
フーシュンはMMA 4戦3勝(1KO/2一本)1敗の29歳。最近2試合は裸絞め、ヴォンフルーチョークで一本勝ちしている。
1R、中島が右ミドルを当てると、フーシュンは蹴り足をつかんで倒す。だが中島は倒れながらフーシュンの首を抱え、下になったらすぐに足を登らせ、三角絞めを仕掛ける。中島はそのままリバースしてマウントポジションになり、三角をキープし、パウンドも当てて追い詰める。最後は中島がまたも寝転んで三角で絞め上げたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った中島は「8月2日、齋藤奨司選手とサバイバートーナメント準決勝をやります。もちろんここも一本でフィニッシュして優勝しに行くんで応援お願いします」とアピールした。
須藤拓真、2年半ぶり修斗で1Rヒールフックで一本勝ち
第5試合 バンタム級(+1ポンド) 5分3R
○須藤拓真(X-TREAM EBINA)
×ジョー・バード[Joe Bird](米国/ハワイ・エリートMMA)
1R 1’51” ヒールフック
須藤は25歳。柔術をベースとし、20年にMMAデビューし、22年8月にFighing NEXUSバンタム級王者・河村泰博に挑戦し2R一本負けしMMA 7戦目で初黒星。22年11月に修斗に初参戦し、後藤丈治に2Rヒールフックで一本勝ち。23年5月に齋藤奨司に判定負け。24年1月、藤井伸樹の修斗環太平洋バンタム級王座に挑戦したが判定負け。その後、ONEフライデーファイツ等でのグラップリングの試合が続き、昨年11月、NEXUSフェザー級王者・横山武司に挑み判定負け。今回、藤井に敗れて以来2年半ぶりに修斗に出場する。
バードは28歳。メインイベントに登場するローウェン・タイナネスの後輩で、MMA戦績5戦3勝2敗。2つの一本勝ちは裸絞めによるものだが、昨年11月の試合では裸絞めで敗れている。
1R、須藤がバードに飛びついて胴に足を絡める。バードは抱え上げてマットに叩きつけるが、その際にバッティングとなり、バードは額から出血する。バードが押さえて膠着状態が続くと、バードの出血が激しいため、植松レフェリーはブレイクし、ドクターチェックを要請する。須藤も返り血を浴びている。
再開後、須藤はタックルを仕掛けて金網に押し込むと、自らグラウンドに引き込みつつ足をつかむと、ヒールフックを極めタップを奪った。
マイクを持った須藤は「自分らしい試合を見せられたと思うので、また呼んでください」と話し、継続参戦を希望した。
第4試合 フライ級 5分3R
○杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN 千葉/世界6位)
×岡田嵐士(リバーサルジム新宿Me,We/世界10位)
判定3-0 (福田29-28/豊永29-28/片岡29-28)
杉本は3月、高岡宏気に3R裸絞めで一本負けし、連勝が4、連続負けなしが6でストップして以来の試合。岡田は昨年5月、中池武寛に1R TKO負けしたが、その後は3月の柴山海音戦まで3連勝中だ。
1R、杉本が中盤、右フックで岡田をダウンさせる。岡田はすぐタックルを仕掛けて組み付き、アームロックで捕まえるが、杉本はそのまま投げ倒し、場内をどよめかせる。記者採点は杉本。
2R、岡田のタックルを切り、杉本が投げ倒し、マウントを奪い、サイドから腕十字を狙いながら鉄槌を連打する。岡田は脱出すると、すぐに上を取り、肩固めを狙い、最後は腕十字も狙うが、どちらも不完全な状態で、ジャッジへの印象が不十分になってしまう。記者採点は杉本。
3R、後の無い岡田は開始すぐからタックルでテイクダウンを奪い、上で押さえる。杉本が下からしがみつき、岡田は肩パンチを当てるが、パウンドは乏しく、終盤に入ったところで植松レフェリーはブレイクする。岡田はまたもテイクダウンを奪い、最後はパウンドを当てるが、フィニッシュには至らず終わる。記者採点は岡田。合計29-28で杉本。ジャッジ3者も同じ採点で、杉本が判定勝ちした。
第3試合 バンタム級 5分2R
×榎本 明(TRIBE TOKYO MMA)
○竹見隆史郎(パラエストラROX)
1R 2’45” 裸絞め
第2試合 女子スーパーアトム級(50kg) 5分2R
×安田“Kong”詠美(BURST)
○ALU(MANO JIU JITSU)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
第1試合 フェザー級 5分2R
×翔べ!ゆーすけ!(マスタージャパン東京)
○有馬鉄太(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
オープニングファイト キッズ 42kg契約 3分1R
稲場豪健(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)
佐久間丈(Four Rhombus)

































