RISE 12.14 後楽園ホール(レポ):花岡竜、55kgのバンタム級で鈴木真彦に判定勝ち。島田知佳、平岡琴に判定勝ちしQUEENアトム級王者に

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2025年12月14日(日)後楽園ホール
レポート:井原芳徳 写真提供:RISEクリエーション
花岡竜、55kgのバンタム級で鈴木真彦に判定勝ち
第10試合 メインイベント バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
○花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
×鈴木真彦(TEAM 寿/2位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)
判定3-0 (朝武30-28/和田30-28/長瀬30-28)
花岡は22歳。KNOCK OUT等で活躍後、22年6月からRISEを主戦場とし、昨年12月には過去1勝1敗の政所仁に判定勝ちしRISEスーパーフライ級王者となる。今年6月、モハメド・ミカイリ・ガザリとの54kg契約の試合で判定勝ち。8月の大田大会でも54kg契約で塚本望夢とOFGマッチを行い2R KO勝ち。花岡はスーパーフライ級世界王者の大﨑一貴との試合を希望し、スーパーフライ級1位の那須川龍心からも挑戦要求を受けていたが、1階級上のバンタム級(55kg)でも頂点を目指すため、今回はバンタム級で出場した。
鈴木は28歳。過去に那須川天心に敗れ、江幡兄弟、金子晃大に勝利したが、22年12月に志朗に敗れ、23年3月にK-1で玖村将史に敗れ2連敗。23年12月、大﨑孔稀に判定負けしRISEバンタム級王座から陥落する。昨年3月のRISEでの金子との再戦では判定負け。12月の幕張大会ではジェイミー・ゲイマンを1R KO。今年4月、大森隆之介に判定負け。6月に1階級上の戸井田大輝に判定勝ちし、8月に加藤有吾に判定勝ちし2連勝中だ。
花岡は右肩にテーピングした状態で試合に臨む。1R、体格で勝る鈴木がプレッシャーをかけ、序盤から左フックを当てる。花岡も右ミドル、左ボディを返すが、鈴木は変わらず前に出て、ロープ際に詰めて左ストレートをクリーンヒットし、花岡をのけぞらせる。だが花岡はパンチをもらってもダメージはまだ小さい様子で、素早く動きつつ、スイッチも織り交ぜ。左右のフックやジャブを返す。終盤、花岡はサウスポーからの左ミドル、インローも当てる。だが鈴木も右ストレート、左膝を返し、流れを作らせない。記者採点はイーブン。
2R、花岡はサウスポー主体にしつつスイッチを繰り返し、パンチと蹴りのヒットを増やす。攻撃のバリエーションも増え、テクニック重視で差を付けようとする。鈴木も随所で右ストレート、左ボディを当てるが、ヒットが減る。終盤、花岡はボディ狙いの左前蹴りで鈴木を吹き飛ばす。さらに花岡はボディへの左前蹴りと顔面への右ストレートの連打を決め、ワンツーでの右ストレートも当て、鈴木を翻弄するように、記者採点は花岡。
3R、花岡は距離を取りつつ、スイッチを繰り返し、左右の前蹴り、ミドル、ジャブ、ボディを当て続け、2R同様の攻めで主導権を維持する。鈴木のパンチは空を切り続け、反撃に持ち込めず終わる。記者採点は花岡。合計30-28で花岡。ジャッジ3者も同じ採点で花岡を支持し、花岡が判定勝ちした。
マイクを持った花岡は「53のチャンピオン、強いっしょ?試合面白かったと思うんですけど、鈴木選手が男を出して前に出てくれたからだと思うんで、もっと自分個人でお客様を楽しませられる選手になります」と鈴木を立て「2025年(RISEで)橋本道場全勝で終わることができたんで、ベストジム賞もあると思います」とアピールし「RISE年内最後なんで、この言葉で締めたいと思います」と話すと「RISE最高」と叫んで締めくくった。
◆花岡
(ダメージは?)なぎ倒されるようなパワーは感じましたけど、効いたのはなかったです。
(55kgの手応えは?)55kgが適正かなと思いました。フィジカル差も感じなかったし、殴り合いもできたし。いい動きをできるんじゃないかなって。スピードに加えてパワーもちょっと乗せられたかなと思います。
(同時2階級制覇も口にしていたが?)53kgはもしかしたら返上になるかもしれないんですけど、やっぱり同時は目指したいというか、その可能性を今日自分で作れたんで目指したいです。
(55kgで興味のある選手は?)志朗選手や大崎(孔稀)選手とやりたいんですけど、玖村(将史)選手とかやってみたら面白いと思うし。テクニック型の55kgの選手とやってみたい興味はあります。
(これが大学生最後の試合?)今日で大学生最後で、ここから3月まで国家試験に向けて一旦お休みして、また5月ぐらいから復帰しようかなって思ってます。
(練習は?)一応やったり筋トレやったりとかはするんで、なまらないようにしておきます。
(国家試験の奪取はできそう?)国家試験はちょっとKO負けしそうなんで(苦笑)
(国家試験とは?)救急救命士の国家試験です。
(就職も?)はい、就職も色々探してて。現役は絶対続けるんで、その続けられる就職先を今見つけてます。
(来年55kgの世界トーナメントが開催されるなら?)いくら53kgの世界戦を組まれたとしても、俺は絶対55kgのトーナメント出ます。そこも決めました。
(55kgトーナメントがあるなら当面53kgでの試合は無さそう?)かもしれないですね。伊藤代表やRISE側と話してみます。
◆鈴木真彦
悔しいですね。自分の持っている力を全て出させてくれなかったという試合でした。
(相手は想定以上だった?)想定していたんですけど、分かっていたんですけど、いなそうとしてくる相手が上手でしたね。試合を支配する能力が上手だったなと思います。
(連勝ストップとなったが来年の巻き返しは?)来年55kgの世界トーナメントがあるとか噂されてるじゃないですか。そういうのもしっかり勝って自分の存在をアピールしようと思ったんですけど、また負けてしまったんで今後のことは分からないというか、悔しいですね。
島田知佳、平岡琴に判定勝ちしQUEENアトム級王者に
第9試合 セミファイナル 第3代RISE QUEENアトム級(46kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
×平岡 琴(TRY HARD GYM/2位)
○島田知佳[はるか](team VASILEUS/4位)
判定0-3 (和田48-50/秋谷48-50/朝武47-50)
※島田が王者に
宮﨑小雪が返上したRISE QUEENアトム級王座を懸けた、6選手によるトーナメントが5月の後楽園大会から開幕し、今回決勝を迎える。
宮﨑の先輩でもある平岡は35歳。極真会館の14年の全日本大会優勝者で、15年にKrushでキックデビュー。18年からRISEに参戦し、紅絹、小林愛理奈らと王座戦線で鎬を削る。23年は菊地美乃里と小林穂夏相手に連勝したが、昨年3月のK-1で、ぱんちゃん璃奈に判定負け。6月に台湾で現地の選手に判定勝ちすると、12月のRISEでは奥村琉奈に延長判定勝ち。今回の王座決定トーナメントは一回戦シードで7月の準決勝から登場し、辻井和花に延長判定勝ちした。
島田は29歳。伝統派空手をベースとし、昨年7月にプロデビューし5連勝中。今年5月の王座決定トーナメント一回戦では奥村琉奈を1Rパンチ連打でKO。8月の準決勝では風羽[ふう]に判定勝ちし決勝に進んだ。
試合は最終的なジャッジの合計点では差が開いたが、最後までわからない接戦となる。1R、平岡がオーソドックスで構えて前に出て右ミドルやストレートを当て、島田がサウスポーで低めの重心で構えて距離を取りつつ左ストレートを当てる。島田のヒットがやや多いものの、まだクリーンヒットは乏しい。だが平岡は鼻血を少し出しており、パンチをもらう都度、少し鼻を気にする動きをしてしまう。記者採点はイーブン。ジャッジは3者とも島田につける。平岡の鼻のダメージやスリップが悪印象だった可能性もある。
2R、島田は変わらず距離を取りつつ、序盤に右ジャブをクリーンヒットする。平岡も右ボディ、右ミドルを返すが、島田も左ミドルを当て、蹴りにはしっかり蹴りを返す。終盤、平岡は右ジャブを当てつつ、左ストレートもヒットし、少し平岡の頭がのけぞる。さらに島田は平岡の右ミドルに合わせ右ジャブもヒット。平岡も右の膝、ミドルを返すが、顔面への攻撃は乏しく終わる。記者採点は島田。島田のクリーンヒットが増えたためそう評価したが、ジャッジは1Rとは対照的に3者ともイーブンとする。
3R、島田は変わらず距離を取り、左ストレートを随所で当てる。だが劣勢の平岡も圧力を強め、強引に前に詰め、右ストレートのヒットを増やす。平岡はクリーンヒットにはならないがバックスピンキックやバックハンドブローといった回転技も当てる。終盤、パンチの交錯する頻度が上がり、片方が当てれば片方が返し、どちらも譲らぬ白熱した展開となる。記者採点はイーブン。ジャッジは秋谷氏・和田氏がイーブンとしたが、朝武氏は島田を支持する。
4R、島田は平岡の圧力をかわしつつ、右ジャブ、左ストレート、左ミドルを的確に当てる。これまでのラウンドよりも的確さが増した印象だ。だが終盤、平岡が前に詰めると、右ボディ、左膝を交互に当て続け、ガードの隙間からでも顔面にパンチを当て、好印象を作る。さらに平岡は右のバックスピンキックもヒット。最後のパンチの打ち合いで島田も当て返すが、直前に攻め込まれた悪印象を覆すほどにはらなない。記者採点は平岡だが中盤まで島田優位だったためイーブンもありうる。
5R、島田は左ミドル、ストレートを当てるが、口が開き、平岡に押されてスリップする頻度が上がり、少し疲れて来た様子。平岡は右ミドルやローから先の顔面への攻撃になかなか繋げられない状態が続くが、残り1分のタイミングで右ストレートを当て、島田はクリンチで追撃を封じる。終了間際、平岡は前に出て、左膝、右ボディ、フックをまとめるが、島田もパンチを返し、完全には流れを作らせず終わる。記者採点はイーブンだが平岡につく可能性もある。合計49-49でイーブン。両陣営とも延長Rを想定した様子で、採点が読み上げられる前は次のRに向けての準備をしていたが、ジャッジは3者とも2~3ポイント差で島田を支持し、島田の判定勝ちとなった。
プロ6戦全勝で王者となった島田は「タイトルマッチで消極的な試合をしてしまって申し訳ないです。今日に至るまで関わってくださった全ての皆さんに感謝します」と話し、チームメイトに感謝を述べ「自分がVASILEUSの価値を下げてしまうんじゃないかと不安だったんですけど、その気持ちが自分を強くさせてくれましたし、VASILEUSの皆さんが自分をチャンピオンにさせてくれました」と話し、涙を流した。続けて島田は「宮﨑選手がこのベルトの価値を高めてくださったので、このベルトに見合う強い選手になります。宮﨑選手を超える存在になります」と宣言した。
◆島田
(鼻が腫れているが?)3、4週間前ぐらいにスパーリングで鼻を骨折して手術して、まだ骨がつき始めたぐらいです。それで消極的な試合になってしまったのと、そこがまだ脆いので軽いパンチでも当たって腫れて鼻血が出てという感じですね。
(追い込みはできなかった?)そうですね。圧倒的に経験値の差があると思っていたのでスパーリングをめちゃくちゃしようと思ってたんですけど、結局一度もできず、対人練習せずに追い込み終わったんで、すごい不安でしたね。
(鼻の完治は?)手術した時は「2週間後ぐらいから骨がつき始める」って言われたんで、多分つき始めたぐらいですね。リングドクターの方に相談して必要そうだったら病院に行きます。
(鼻を骨った時の状況は?)5Rスパーリングをする予定で、3R目に顔面に膝をもらってしまって折れましたね。
(相手は?)RISE QUEENミニフライ級王者の宮本(芽依)選手ですね。また一緒に練習させてもらうことがあればやり返します……折るとかじゃないですよ(笑)。めちゃくちゃいい練習させてもらいました。
(5Rの練習ができない中でのチームのアドバイスは?)team VASILEUSの皆さんって万全の状態で試合を迎えられる選手って少なくて。武尊さんはじめ、皆さんどこかしら怪我されてたりするんで、そういう経験を踏まえて「鼻でよかったよね」っていう。足を怪我すると終わりなんで。「ここ(鼻周辺)半径3センチとか5センチをもらわなければいいだけの話って考えればいいよ」っていう感じで、すごい気が楽になりましたね。
(平岡の終盤の執念をどう乗り越えた?)絶対最後は執念で来る、自分も試合前からそれは感じてたので。ここで自分を引くわけにはいかないし。3Rまでだったら自分の方が有利だったんで、最悪イーブンでっていう感じで。来れば打ち合うし、来なければジャブついてっていう考えでした。
◆平岡
(試合後の感想は)島田選手が強かったですね。踏み込みが速いのは分かっていたんですけど、本当に速くて、前半はびっくりしてしまった部分があったので完敗です。
(1R取られた時の心境は?)ストレートをもらったり転んだりして印象は悪いなと思ってたんですけど、1R取られるのは想定内だったので、特に焦ったりとかはなかったですね。
(その後の作戦は?)回ったりするのが上手いので、圧はかけるけど行き過ぎず、嫌な距離で嫌がらせをして焦らせて後半勝負という作戦だったんですけど、追いつくのが遅かったかなという。
(相手の成長を感じた?)5Rの間に崩れてくれるところがキャリアも浅いんで出てくるかなって、そこをしっかりついていこうっていう作戦だったんですけど、上手かったですね。
(やりきった感じは?)そうですね。ここまでの過程もそうだし、ここまでやったので悔しいですけど、こんなにやって取れないならしょうがないかなって思えるくらい積み上げてきたので、受け入れるしかないかなと思ってます。
(リングイン時の笑顔が印象的だったが)今回は緊張はあまりなくて、心技体が一つになっていた。今までで一番作り上げてきたっていう感じもしてたし、「絶対大丈夫」っていう楽しみな気持ちが強かったので。逆にその状態でもう勝てないんだったらもうここまでなんだろうなっていう。そんな感じです。
(ファンへメッセージを)いつも応援ありがとうございます。ベルトを取るって言い続けて約束を守れず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後のことはしっかり考えたいと思っているんですけど、今の気持ちだけで言うと、私の挑戦はここまでなのかな、というふうに思っているので。本当口だけになってしまって申し訳ないんですけど、たくさんの方に応援してもらって幸せだったし、感謝しています。ありがとうございました。
政所仁、ノーランカーの酒寄珠璃を2R KO
第8試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
○政所 仁(魁塾/2位)
×酒寄珠璃(フリー)※TRY HARD GYMから所属変更
2R 1’50” KO (3ダウン:左ストレート)
政所は昨年6月の大阪大会でスーパーフライ級王者の大﨑一貴に挑戦したが判定負け。その後、一貴が王座を返上。12月の王座決定戦で花岡竜に判定負けしリベンジを許す。今年5月、フライ級1位・元王者の数島大陸に判定勝ち。8月の大田大会ではフライ級王者で階級アップした那須川龍心と対戦し、1Rに左フックでダウンを奪われ判定負けした。
酒寄は今年5月、ONEフライデーファイツに参戦し中国のイーヤン・シェンに判定勝ち。8月にはGACHI!!スーパーフライ級トーナメントに参戦し、優勝者の棚澤大空に一回戦で判定負け。今回TRY HARD GYMを離れフリーとなっての初戦だ。
試合は上位勢の政所が下馬評通りレベル差を明確に示す内容に。1R、酒寄が前に出てやや積極的に攻めるが、政所はガードとステップでパンチをうまく防御する。静かだった政所だが、残り30秒を切り、左ボディを効かせると、コーナーに詰め顔面とボディへのパンチをまとめ、しっかり差をつけて終える。記者採点は政所。
2R、政所は序盤から右ストレート、左右のボディなどを的確に当てて追い詰め、中盤、カウンターの左フックでダウンを奪う。酒寄は鼻血を出しており、大澤レフェリーはドクターチェックを要請するが、血を拭く程度で終わる。政所にとっては攻めが寸断される流れとなったが、攻勢は変わらず、政所がパンチの連打で再びダウンを奪う。酒寄は立ってファイティングポーズを取るがダメージは大きく、最後も政所がパンチをまとめ左ストレートで酒寄がフラついたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った政所は「RISEに初めて出させてもらったのが19歳で、今27歳ですけど、ベルトを巻けてなくて、ずっとこれぐらいの位置にいるんで、今回の相手もナメんなよって感じですけど、それも今の僕のいる位置です。戦績きれいなチャンピオンいっぱいいると思うんですけど、これだけ負けを経験しているチャンピオンのほうが厚みを増すと思います。応援している人たちに最高の景色を見せます。酒寄選手もありがとうございました。またいつかやりましょう」とアピールした。
宮﨑小雪 引退セレモニー
10月の記者会見で引退を表明した宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)の引退セレモニーが行われた。ジムのHIROYA代表、2021年の王座戦で戦った紅絹、元トレーナーのノッパデッソーン氏、元同門の龍聖、RISEの伊藤隆代表、姉の若菜ら家族が花束を贈呈した。
小雪はRISE関係者、ファン、チームメイト、元同僚、対戦相手に感謝を述べ「格闘技を通じて様々な経験をし幸せでした」等と話し、「お父さん、ママが亡くなってからずっと育ててくれてありがとう」と話し出すと涙を浮かべ、家族への感謝を述べた。そして「このあと(先輩の平岡)琴ちゃんが夢をかなえる瞬間を見てほしいです」等と話し、10カウントゴングを聞いた。
18歳のKING陸斗、麗也と延長ドロー
第7試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
△麗也(team AKATSUKI/5位)
△KING陸斗(ROYAL KINGS/7位、DEEP☆KICK -51kg王者)
4R 判定0-1 (大澤10-10/北尻9-10/秋谷10-10)
3R 判定0-1 (大澤28-30/北尻29-29/秋谷29-29)
麗也は30歳。8月にはGACHI!!スーパーフライ級トーナメントに参戦し一回戦でJINに延長判定勝ちしたが、決勝では棚澤大空に判定負けし、賞金200万円獲得とならなかった。
陸斗は11戦9勝(3KO)2敗の18歳。4連勝後、昨年12月のRISEでは末國龍汰に判定負けしたが、今年8月のRISE EVOL大阪大会では弾丸風太をKOしている。
1R、麗也がオーソドックスで構えて前に出て、陸斗がサウスポーで構えて回る構図に。お互い蹴り主体で攻めるが、まだ攻撃をまとめきれずヒットも少ない。記者採点はイーブン。
2R、麗也は右ミドル、ローといった蹴り主体の攻めを続ける。陸斗は蹴りつつもパンチの比重を上げ、左ボディを絡めつつ、ストレートも当てる、終盤には陸斗が左ストレートで麗也をのけぞらせる。麗也がダメージは小さい様子だがやや印象は悪い。記者採点は陸斗だがまだイーブンの可能性もある。
3Rも似た構図だが、お互い攻撃を増やす。麗也はパンチも絡めるが、トータルの攻撃数で劣る。陸斗はボディ、顔面にパンチを細かく当てつつ、膝蹴りも絡め、終盤には麗也がクリンチし、下がり気味で終わる。記者採点は陸斗。合計28-30で陸斗。ジャッジは1者が同じ採点で陸斗につけるが、2者はイーブンで延長へ。
延長R、命拾いした格好の麗也は開始から前に出て、右ミドル、膝を当て、先手を取る。接近戦でもパンチを度々当てるが、陸斗もじわじわ持ち直す。陸斗は左フックの強打を2度で決め、残り30秒を切ってからはパンチの連打と左ミドルのコンビネーションを繰り返し、押し気味にして終える。記者採点はイーブン。中盤までの麗也の攻勢も評価した。ジャッジは1者が終盤押した陸斗につけたが、2者はイーブンとし、ドローで終わった。
KENTA、チャッピー吉沼との接戦制す
第6試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
×チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB/ウェルター級6位、スーパーライト級9位)
○KENTA(HAYATO GYM/ウェルター級7位、スーパーライト級14位、元DEEP☆KICK -63kg王者)
判定0-2 (大澤28-28/長瀬28-29/北尻28-29)
両選手とも33歳。スーパーライト級とウェルター級の両方でランクインしている両選手が、ウェルター級で対戦した。
1R、サウスポーの吉沼が左ミドル、KENTAが右インローを当て、中盤過ぎからパンチの比重がじわじわ上がると、終盤、中央付近での打合いでKENTAが左フックを当ててダウンを奪う。8-10でKENTAがポイントを取るラウンドに。
2R、吉沼は挽回を狙い序盤からパンチの連打をまとめて反撃する。終盤には左ミドル、奥ロー、右テンカオも当てて差をつける。記者採点は吉沼。
3R、吉沼は変わらずパンチ、ロー、膝を多く当て、やや優位に進める。KENTAもパンチを振り回すがヒットが少ない。最後、吉沼が左テンカオを連打して前進するが、KENTAをひるませるほどにはならない。記者採点は吉沼。合計28-28でイーブン。ジャッジ1者もイーブンだったが、2者がKENTAを支持し、KENTAが判定勝ち。。KENTAは苦しみながらも8月の野口紘志戦に続き2連勝となった。
寺山遼冴、古巣TEPPENの指田烈に判定勝ちし連敗脱出
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○寺山遼冴(ARK FIGHT GYM/14位)
×指田 烈(TEAM TEPPEN/16位)
判定3-0 (大澤29-28/和田30-28/長瀬30-28)
寺山は昨年5月の試合からフェザー級に階級を上げ、牧野騎士に判定勝ちし、11月にはKING龍蔵に3R KO勝ちし2連勝したが、今年2月、礼司に判定負け。6月には吉田晄成と接戦の末に判定負け。2戦連続で古巣TEPPENの選手との試合が組まれた。
指田は寺山より1学年上の23歳。昨年2月から今年1月の山元剣心戦まで4連勝。今年はKROSS×OVER KICK次期フェザー級挑戦者決定トーナメントに参戦し、4月の一回戦で新川祥太をKOしたが、7月の決勝では怜虎に2R KO負けしている。
寺山のセコンドには良太郎がつく。1R、寺山はサウスポーで構え、右の前手と前足で距離を取りつつ、左ストレート、ミドル、膝蹴りを的確に当て続けて主導権を握る。記者採点は寺山。
2R、指田はガードを固めつつ圧力を強め、ボディと顔面へ細かくパンチを当てるように。だが終盤、少し圧力が落ちると、寺山も左ミドル、ストレート等をまとめて出して挽回する。記者採点はイーブン。マスト判定なら指田だが、RISE基準ではそこまでの差はなかった印象だ。
3R、指田は前に詰められなくなり、寺山が中央付近まで出て来る場面が増える。終盤、寺山が左ミドル、膝蹴り、ストレート等を的確に当てて、好印象で終える。記者採点は寺山。合計30-28で寺山。ジャッジ3者も寺山を支持し、寺山が判定勝ちした。
門脇碧泉、ベテランMOMOTAROを1R KO
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
×MOMOTARO(OGUNI GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル&NJKFフェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者)
○門脇碧泉[あおい](TARGET/19位)
1R 2’54” KO (左ストレート)
MOMOTAROは35歳。18年6月のRoad to RIZIN KICK Tournament一回戦で原口健飛に判定負けして以来7年半ぶりとなるRISE参戦。その試合以降はONEやK-1 GROUPに出場していた。最近では昨年9月、スック・ワンキントーン・ライト級タイトルマッチで王者の小林司に判定負けしている。
門脇は6戦4勝1敗1無効試合の22歳で、最近では8月のRISE EVOL大阪大会でKING龍蔵に判定勝ちしている。
試合は若い門脇が勢いの差を示す内容に。1R、MOMOTAROはサウスポーでガードを低くして構えて時折スイッチしつつ、前蹴りのフェイントを駆使し距離を取る。門脇もオーソドックスからスイッチを織り交ぜつつ距離を詰めると、接近戦で左フックを当て、MOMOTAROをひるませる。MOMOTAROは少し効いた様子で、それでもガードは低いままだったが、終盤、門脇が右ストレート、左フックを当て続けて効かせると、左フックの2連打でダウンを奪う。腰から崩れたMOMOTAROは鼻血を出し表情が虚ろで、秋谷レフェリーがストップした。
マイクを持った門脇は「RISEフェザー級で一番熱い心持っているのは(7位の)戸井田(大輝)さんだと思うんで、試合を受けてくれたらと思います」とアピールした。
18歳の桃花シンデレラ、RISE初戦は快勝
第3試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
×菊地美乃里(GONG-GYM坂戸/KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王者)
○桃花シンデレラ(山口道場/DEEP☆KICK Queen -46kg王者)
判定0-3 (朝武27-30/秋谷27-30/和田27-30)
桃花は18歳。地元大阪のDEEP☆KICKで4戦全勝で、6月に百花に判定勝ちし、DEEP☆KICK Queen -46kg王座を獲得し、今回RISEに初参戦した。
1R、長身の桃花がサウスポーで構え、前に出て左ストレートや右フックを随所で当てて優位に進める。終盤には左ハイも当てる。
2Rも桃花が左ストレート、ミドル、膝蹴り等を当て続け、やや優位に進める。だが終盤は攻撃が減り、菊地の右ストレートで桃花はスリップする場面も。
3R、桃花はパンチ主体で最後まで攻め続ける。菊地も右フックを当てる場面もあるが空振りが多いまま終了。桃花が3Rともポイントを取り判定勝ちした。
第2試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
○Melty輝[きら](team AKATSUKI/2位)
×MANAKA(GRABAKA)
判定3-0 (秋谷30-29/朝武30-28/北尻30-28)
第1試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
○井上蓮治(RAUSU GYM)
×紺野煌人[きらと](神龍ワールドジム)
1R 2’39” KO (右フック)

























