元RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪が引退表明「留学で様々な出会いや経験をし、もっといろんな世界を見てみたいと思った」
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元RISE QUEENアトム級(46kg)王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が引退を表明した。宮﨑は21年3月、紅絹に判定勝ちし、RISE QUEENアトム級王座を獲得。昨年3月のK-1ではK-1王者の菅原美優に延長戦の末に判定勝ち。3月の記者会見では、語学留学のため王座返上を発表していた。10月22日の記者会見で小雪は「格闘技を引退する決断をいたしました。留学を通して様々な出会いや経験をする中で、もっといろんな世界を見てみたいと思うようになったことがきっかけです」と語った。12月14日のRISE 194後楽園ホール大会で引退式が行われる。
宮﨑は22歳。16歳だった19年11月のRISEでの松谷綺戦でキックデビュー。RISEでは2学年上の姉・若菜と共に宮﨑姉妹として親しまれる。21年3月、紅絹に判定勝ちし、RISE QUEENアトム級王座を獲得。22年5月に小林愛理奈に判定勝ちし初防衛。23年12月、シュートボクシング日本王者のMISAKIに判定勝ち。昨年3月のK-1ではK-1王者の菅原美優に延長戦の末に判定勝ちし、国内最強を証明する(上写真)。その前後にもタイや韓国の選手を下し、12月にはタン・スアン・ユンを2R左ハイでKOし14連勝中だったが、今年3月の記者会見で、3ヶ月間の語学留学に行くことを発表し「アトム級の動きを止めてしまい、周りの方にも失礼」と考え、王座返上を表明していた。通算戦績は18戦16勝(4KO)1敗1分。
10月22日の東京都内での記者会見で、小雪は「この度、格闘技を引退する決断をいたしました」と表明し「理由としては、留学を通して様々な出会いや経験をする中で、もっといろんな世界を見てみたいと思うようになったことがきっかけです。今後はワーキングホリデーに挑戦して、自分をもっと成長させていきたいなと考えています。国や渡航時期などの詳細はまだこれから決めていく予定です」と説明した。
続けて小雪は「9歳で空手を始めて、16歳でプロデビューして、18歳でチャンピオンになって、人生の半分以上を格闘技と共に歩んできました。だからこそ正直、この決断をするのもすごく迷って。でもそんな時にかけていただいた言葉だったり、小説の1ページが自分の背中を押してくれて、覚悟を持ってこの決断をすることができました」「『ありがとうございます』っていうありきたりな言葉でしか感謝の気持ちを伝えることはできないんですけど、本当に私は皆様と出会えて応援してもらうことができて、本当に幸せな格闘技人生でした。格闘技人生で得たことを胸に、さらにもっと成長していけるように精進したいと思います。本当にありがとうございました」と語った。
小雪は「昔はそんなに海外に興味があるタイプではなかったんですけど、大きくなるにつれて、それこそ海外の選手とかと戦っていく中で、いろんな文化だったり、環境とかがあって。本当に自分が知らないことばかりだと思うので、それを知りたいなっていう風に思うようになりました」とのこと。3か月弱のフィリピン留学から日本に戻ってきた後に引退を決めたといい「引退を考え始めたのは留学に行く前ぐらいから、ちょっとどうしようかなっていう気持ちはあって。で、実際決断したのは8月後半頃だったと思います」と説明した。留学中は「寮生活だったので、自分が経験したことないような経験をたくさんすることができましたし、いろんな国の方たちと常に一緒にいる環境で、自分が知らないこともたくさん知ることができたし。英語とかも喋れるようになったら、自分の将来の可能性がもっと広がるんじゃないかっていう面で、すごい刺激を受けたなと思います」という。
引退を後押しした「小説の1ページ」について小雪は「『20代で得た知見』っていう小説があるんですけど、その1ページの中に、『いつか就職して結婚して子供を産んで家事や育児に追われて、時間もお金も余裕も小鳥のように飛んでいって。で、“いつかこれをしよう”とか、“いつかもっとこれができるようになってからこういうことをしたい”っていう風に思っていたけど、その“いつか”が来ないと知った』っていう言葉が書かれてて。いつかやろうって思ってることって、なかなかそのいつかを実現するのは結構難しいと思うんですよ。私はいつか海外に行きたいとか、もっと英語ができるようになってから海外に行きたいっていう風に思っていたんですけど、でもそれじゃ遅くて。足りないものは歩きながら拾っていくしかないので。引退して、自分がやりたいことだったり、叶えたいことを叶えるために今から行動しなきゃって思いました」と説明した。
現役生活で思い出に残っている試合について聞かれ、小雪は「紅絹さんと戦わせていただいた時のタイトルマッチが自分の中で印象に残っていて。その試合が自分をすごく強くしてくれましたし、肉体的にとか技術的にっていう部分だけじゃなくて、精神的にも成長できた一戦だったなっていう面で、すごく思い出に残ってます」と答えた。
「やり残したことはないですか?」という質問に、小雪は「やっぱり『世界タイトルを取ります』って発言したにも関わらず、それを成し遂げずにこういう決断をするっていうところが、やっぱり一つやり残したというか。それが自分の中で引っかかってて。『本当にやめていいのかな?』とか、やめた後にそれを成し遂げなかったことをすごく後悔するんじゃないかなっていう思いもあったんですけど。
でもそれ以上に自分がやっぱり今やりたいことは違うことなのかなっていう風にも思ったし。例えばですけど、余命があと1年ですってなったとして、もし自分は格闘技をして世界タイトルを取るのか、海外に行っていろんな景色を見るのかどっちかしか選べないってなったら、私は海外に行く選択肢をするなっていう風に思ったので。この選択をして良かったなと思えるような人生を歩んでいきたいなと思ってます」と答えた。
「格闘技からはもう完全に距離を離れる?」という質問に、小雪は「ワーキングホリデーに行ってる期間とかは、少なくともそうなってしまうとは思うんですけど。でもやっぱり運動することとか好きなので、趣味程度に体を動かしたりしようかなとは思ってます」と答えた。
RISEの伊藤隆代表は小雪の引退について「まだ22歳で非常に若いですけども。国内アトム級を無双していただけに、非常に私は残念だと思うんですけども、本人が決めたことなので。第2の人生をしっかり送り出したいと思います」とコメントした。「伊藤代表に伝えた際には、止められたりはしなかったですか?」という質問に、小雪も「そうですね。止められたりはしなくて、すごい背中を押してくれて、『頑張ってね』って、おっしゃっていただきました」と答えている。
小雪の引退式は12月14日のRISE 194後楽園ホール大会で行われる。小雪不在の間、RISE QUEENアトム級王座決定トーナメントが行われていた。その決勝はRISE 194で行われ、小雪の先輩の平岡琴と、team VASILEUSの5戦全勝の新鋭・島田知佳の間で争われる。






