RISE 12.16 両国国技館:原口健飛、GLORY現1位のヴィダレスと対戦。白鳥大珠はザカリア・ゾウガリーと。松下武蔵×Krush王者 池田幸司、常陸飛雄馬×TEPPENに移籍 勝次ほか決定
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RISE WORLD SERIES 2023 Final Round(12月16日(土)両国国技館)の第2弾決定カード発表記者会見が11月10日、東京で行われた。前回の会見ではRISE王者7人の国際戦が発表されたが、今回もGLORY推薦選手との対抗戦3試合等が新たに追加発表され、全カードが揃っている。
原口健飛、GLORY現1位のヴィダレスと対戦。
RIVALS RISE×GLORY スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者、RISE -63kgトーナメント2020優勝)
エイブラハム・ヴィダレス[Abraham Vidales](メキシコ/リヴィング・レガシー/GLORYフェザー級(65kg)1位)
原口は昨年6月のTHE MATCHでK-1の山崎秀晃を2R KO。8月のRISE大阪大会ではペットパノムルンの膝蹴りに手を焼き6R判定負けしリベンジに失敗した。12月の両国大会ではGLORYのランカーのセルゲイ・アダムチャックに判定勝ち。3月のRISE ELDORADOではジェレミー・モンテーリョに4R KO勝ちしISKAの世界王座を獲得。7月の大阪大会ではアンバー・ボイナザロフを1R KOし3連勝中だ。最近では朝倉兄弟のいるJAPAN TOP TEAM(トライフォース赤坂改め)の打撃コーチに就任したことでも話題を呼んでいた。
ヴィダレスは身長182cmの29歳。戦績20戦18勝(13KO)2敗、GLORYは18年から上がり8戦6勝(4KO)2敗でフェザー級(65kg)1位にいる。昨年10月、ペットパノムルンの王座に挑戦し判定負けしたが、今年は2試合とも勝利し、11月4日には1R KO勝ちしたばかりだ。上動画は昨年9月に公開されたGLORYでのヴィダレスの試合のダイジェスト。RISEの伊藤隆代表は「GLORYとも話をして、原口が勝った場合、来年フェザー級タイトルマッチが決まる」と述べている。
◆原口
ペッチ(=ペットパノムルン)に負けてから、Road to ペッチということで、アダムチャックとかアンバーとか(に勝ちましたけど)、元王者とか元1位で、元だろという声もあったんで、ようやく誰もが認める1位が来たんで、ここでスカッとKOで倒して、誰も文句ない状況にして、敵地に乗り込んでGLORYのチャンピオンになります。
(ヴィダレスの印象)長い距離で蹴って殴って来るんで、逆に相手の長さを利用してやろうと思います。何やっても勝てます。そんな作戦も無いんで。たぶんみんなもドン引きする試合になると思います。僕はペッチの首を刈ることだけなんで、1位ですけど僕の相手にならないです。
(来週のFIGHT CLUBでのYA-MAN×朝倉未来の予想)ホンマにわかんないですね。どっちも一発あるし。純粋に楽しみです。
白鳥大珠、ザカリア・ゾウガリーと対戦
RIVALS RISE×GLORY スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/1位、元RISEライト級王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ザカリア・ゾウガリー(モロッコ/GLORYフェザー級(65kg)5位、S-cup -65kg世界トーナメント2016優勝)
白鳥は昨年6月のTHE MATCHでK-1のゴンナパーにKO負けしたものの、以降は3連勝し、今年3月のRISEではK-1の佐々木大蔵に完勝した。6月のパリでのアレクシス・ソートロン戦では、2R終盤にKOされたが、ラウンド終了後だったと判明し、ノーコンテストに裁定が変わっていた。
ゾウガリーは41戦33勝(16KO)5敗1分の27歳。16年のシュートボクシングS-cupで優勝し、今回5年ぶりに来日する。
◆白鳥
今年2回目の日本での試合ということで、直接会場で試合を見てもらうのは久々で、やっぱり白鳥強いなという姿を見せたいです。ザカリア選手は日本で馴染みがあり、知っている人は強いとわかっているので、わかりやすい試合なので、勝って来年駆け上がりたいです。
(ゾウガリーの印象)アグレッシブでパワーもあり、飛び技も使い、パンチの回転力があって強い選手です。GLORYのランキングにも入っているので、原口選手のプランを聞いて悔しい気持ちもしているので、俺もいるぞとアピールする試合にしたいです。海外にもアピールして、海外で見たいと思わせたいです。
(来週のFIGHT CLUBでのYA-MAN×朝倉未来について)YA-MANはRISEのOFGのチャンピオンなので、万が一負けることになったら俺が行くぞという気持ちです。
中野椋太、GLORY推薦のモルドバ人選手と対戦
RIVALS RISE×GLORY ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級王者、S1世界ウェルター級王者)
ペトル・モラリ[Petur Morari](モルドバ/キックボクシング・フェアレス/WKU世界-65kg級王者)
中野は昨年5月の後楽園大会でのRISEウェルター級王座決定戦で稲井良弥を2R KOし6連勝としたが、8月の大阪大会では強豪・チャド・コリンズに1R KO負け。今年7月の大阪大会で約1年ぶりに復帰すると、イ・ソンヒョン(RISEミドル級(70kg)1位・元王者)を2R左バックハンドブローでKOした。中野はタイで練習中のため会見は欠席した
モラリは8戦7勝1敗の25歳。21年6月にヤン・カッファをバックスピンキックでKOしている。
K-1から池田幸司参戦「K-1の強さを再認識させたい」
54kg契約 3分3R(延長1R)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/RISEバンタム級(55kg)10位)
池田幸司(ReBORN経堂/Krushバンタム級(53kg)王者)
松下は10戦8勝(3KO)1敗1分の18歳。RISE、スック・ワンキントーン、Bigbang等、様々な大会に上がり、最近はKNOCK OUTを主戦場とし、3月に古木誠也を、6月に小倉尚也を1R KOした。8月に古木のベルトに挑戦予定だったが、所属ジムのWIVERNを退会したことを理由に欠場し、GOD SIDE GYMに移籍。10月にRISEに2年ぶりに上がると、彪司に判定勝ちしバンタム級のランキングに入った。
池田は昨年12月の初代K-1バンタム級王座決定トーナメント準決勝で石井一成に判定負けしたが、今年2月のKrushでは松谷桐をKOしてKrush王座の2度目の防衛に成功。6月の横浜武道館大会では元ラジャダムナン認定バンタム級王者のペットモンコンに延長判定2-1で勝利。9月のK-1では元KNOCK OUT王者の心直を2R右膝蹴りでKO。試合後のマイクでは12月のK-1大阪大会での黒田斗真のK-1バンタム級王座挑戦を希望したが、石井が挑戦者に選ばれ、池田はRISEに送り込まれた。
◆池田
K-1からRISEを荒らしに来ました池田幸司です。バチバチの対抗戦と聞いていたんですけど、K-1からは僕一人なんで、一人でRISEを潰しに行きます。対戦相手も横浜のただのヤンキーなんで、軽く悶絶させたいです。K-1が格闘技界で先頭を突っ走らないといけないと思っているのでK-1の強さを再認識させたいです。
(松下の印象)相手イケイケで、パンチが強いんですけど、僕、パンチ効かないんで、試合で倒れたこと無いんで余裕です。相手は逆にアゴとお腹が弱いんで、悶絶か失神の二択かなと思っています。
(今回勝った先の展望)自分の目標はK-1のバンタム級王者になることですが、12月のタイトルマッチに選ばれませんでした。この二人以外にK-1で相手がいないので、他団体で一人ずつ蹴散らかすのも面白いと思います。53kg、RISE、滅茶苦茶いい選手が多いのでやりたいです。僕の方が強いです。
◆松下
対抗戦ということで、結構ヤンキーとか言われたんですけど、胸を借りるつもりでやっていこうと思うので、よろしくお願いします。
(池田の印象)初めてパンチで倒すのは自分だと思っているので楽しみにしてください。
(「胸を借りる」は本心?)ぶっちゃけ言うと、RISEはそんなに甘くないと見せたいです。(※池田は「K-1のほうが甘くねえ」と言い返す)
勝次、TEPPENに移籍しRISE初参戦
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/3位)
勝次(TEAM TEPPEN/WKBA世界スーパーライト級王者、元新日本ライト級王者)※藤本ジムから所属変更
YA-MANの後輩・常陸はテコンドーをベースとし学生キックで2度王座を獲得。昨年9月のSBでは笠原友希をKO。今年1月にはチャンヒョンのRISEスーパーフェザー級王座に挑戦し延長判定負けし、連続負けなしが9でストップした。8月の大田大会では大雅に延長判定負けした。
勝次は5月のINNOVATION豊洲大会で浅川大立に判定勝ちし、7月のNO KICK NO LIFEでは大月晴明に5R TKO勝ち。10月の新日本キックで岩橋伸太郎に判定勝ちし、この試合をもってデビュー時から20年在籍した新日本キックと藤本ジムを離れた。今回RISE初参戦とTEPPEN移籍が発表された。
◆常陸
前回自分らしくない試合になってしまったので、今回は自分の本来の強さというか、やられる覚悟を持って挑みます。(勝次の印象)魂が伝わる試合をしてくれるので、その思いに応えたいです。熱い試合ができると思います。
(2連敗の今の心境)勝ちに飢えていますけど、倒されてもいい心境です。自分が学生の頃、KNOCK OUTでの勝次選手のダウンの奪い合いの試合を見ていました。今のファンに自分たちがそういう試合を見せたいです。
◆勝次
RISE初参戦でこんな大きな興行で試合を組んでもらい感謝しております。気合入れていい試合してRISEを盛り上げたいです。(常陸の印象)男らしく好戦的なスタイルなので僕と打ち合ってくれる印象です。
(RISEファンに何を見せたい?)僕は新日本キックで戦ってきて、皆さんご存じの通り選手層が薄くなってきたんですけど、日本で一番になりたかったら選手層の厚いRISEで勝ち上がりたいと思い、RISEさんを選びました。魂のこもった熱い試合を見せたいです。
(TEPPENへの移籍のいきさつ)簡単では無かったですね。交渉事で時間がかかりました。(新日本の)伊原代表と本心で話をしたら「やるしかねえぞ。協力するから頑張れ」と言われ、心強かったです。TEPPENの那須川さんとは10年近いお付き合いがあり、熱い思いを話をしたら「わかったよ」と答えてくれたので、那須川会長にも恩返ししたいです。
那須川龍心「圧倒的に完膚なきまでにKOします」
フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/4位)
龍太郎(VALIENTE/元NKBバンタム級3位)※真門ジムから所属変更
那須川天心の弟・龍心は17歳。昨年4月に高校進学と共にプロデビューし8戦6勝(1KO)2敗。2月に塚本望夢に判定負けしたが、6月に相沢晟に、8月にJINに判定勝ちしている。
龍太郎はRISE初参戦。真門ジム時代にNKBのランキングに入っていたこともある選手で戦績13戦4勝7敗2分。
◆龍太郎(欠席のため代読) 人気選手に敗北という絶望を味わってもらいます。龍心選手はテクニックとスピードがありますが、それだけの選手だと思います。僕の空手技のパワーに慌ててどうしようもない状態になるでしょう。どっちの龍が強いか見せてあげます。
◆龍心 ここ2戦KOできなくて悔しい思いもあります。ボクシングジムでKOする技を練習しているので、魅せる試合をしつつ、圧倒的に完膚なきまでにKOします。(龍太郎の印象)パワーがある印象はなく、全部において俺が上回っていると思います。
他にも以下のカードが追加され、全カードが揃った。なお、既に発表の大﨑一貴 vs. ジャルンスック・ブーンラナームエタイが、53.5kg契約から54kg契約に変更となっている。
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R延長1R
岩郷泰成(EX ARES/8位、AJKNスーパーフェザー級王者)
奥平将太(フリー/11位)
オープニングファイト スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
山科直史(極真会館/13位)
近藤大晟[たいせい](及川道場/14位、Stand Up King of Rookie 2023 -60kg級優勝)
オープニングファイト フェザー級(57.5kg) 3分3R
杉山豪基(TARGET SHIBUYA)
永松進之介(FJ KICK ASS)
オープニングファイト 女子バンタム級(55kg) 3分3R
モンタナ・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
加藤乃々夏(全真会館)
既報対戦カード
RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament 決勝 3分3R(最大延長2R)
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナン&True4Uスーパーフライ級王者、オムノーイ認定フライ級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)※初防衛戦
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/元RISEフライ級(51.5kg)&スーパーフライ級(53kg)王者)
RISE世界スーパーライト級(65kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/王者、GLORY世界フェザー級(65kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/挑戦者、RISEスーパーライト級2位、WMC&WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
55.5kg契約 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級(55kg)王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)
ブンロン・ペッティンディーアカデミー[Boonlhong Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元True4uスーパーバンタム級・バンタム級・スーパーフライ級王者)
54kg契約 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC日本&LPNJ同級王者)
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ[Jarernsuk Boonlannna Muaythai](タイ/ブーンラナームエタイジム/True4uバンタム級王者)
女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(日本/TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
モンクットペット[モンクッペット]・カオラックムエタイ[Mongkutpetch Khaolak Muaythai](タイ/カオラックムエタイジム/IFMA Youth World Muaythai 2023 45kg王者)
RIVALS RISE×GLORY ライト級(63kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級王者、元DEEP☆KICK -60kg級王者)
アフマド・アコーダッド[Ahmed Akoudad](モロッコ/ブルータルジム)
RIVALS RISE×GLORY ライトヘビー級(90kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/RISEライトヘビー級王者)
ビクター・デ・コニング[Victor De Koning](オランダ/キックボクシング・フェアレス)
RIVALS RISE×GLORY 女子54kg契約 3分3R(延長1R)
聖愛[せいな](魁塾/RISE QUEENバンタム級(55kg)王者、WMC女子日本スーパーフライ級王者)
テッサ・デ・コム(オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/RISE QUEENフライ級(52kg)王者、Enfusion女子ストロー級(52kg)王者)
※風音(TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)引退セレモニーも実施
概要
大会名 RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round
日時 2023年12月16日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:30(予定)
会場 両国国技館 https://ryogoku-kokugikan.jp/#access
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席50,000円 SRS席 20,000円 RS席12,000円 マスS席9,000円 マスA席7,000円 2階S席7,000円 2階A席5,000円 小中高生シート2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/