UFC 2.4 ラスベガス:日曜正午第1試合から平良達郎が登場予定。ROAD TO UFCバンタム級決勝は風間敏臣×中村倫也の日本人対決。木下憂朔UFCデビュー戦はメインカード予定。生中継情報
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム錦糸町
最強のムエタイで最高の“美Body”を目指す!初心者の方、女性の方、大歓迎。見学無料!
UFC Fight Night: Lewis vs. Spivak(2月4日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス UFC APEX)に、日本から平良達郎、木下憂朔[ゆうさく]、風間敏臣、中村倫也の4選手が出場する。風間と中村はROAD TO UFCトーナメント・バンタム級決勝で対戦し、UFCとの契約を争う。4選手とも現地時間3日の公式計量を無事クリアし、試合を待つだけとなった。(写真は計量後のフェイスオフ)
大会は日本時間5日(日)12時からスタートする。平良、風間、中村の出場するプレリミナリーの模様は、UFC JAPANのYoutubeチャンネル、ABEMA 格闘チャンネルで無料生中継される。プレリミナリーおよび木下の登場する15時からのメインカードの大会全体は、UFC FIGHT PASSにて有料生中継される(月会費1214円より)。平良はプレリミナリーの冒頭、中村はメインカードの冒頭に登場予定だ(試合中止の影響で変更の可能性あり)。なお、この日はベラトール・ロサンゼルス大会も開催され、メインイベントのエメリヤーエンコ・ヒョードルの引退試合(ヘビー級王者・ライアン・ベイダーに挑戦)と平良の試合時間が重なる可能性が高い。
もともと米国時間の2月4日には、韓国人UFCファイターの代表格である“コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソンのUFCラストマッチをメインイベントに据えた韓国・ソウル大会が計画されていた。だがコリアンゾンビが怪我のため試合が難しくなり、この大会で計画されていた韓国・日本・タイ等アジア勢の試合もそのままラスベガスにスライドした。
平良はMMA 12戦12勝(3KO/5一本)で1月27日には23歳になった。沖縄出身・在住で、18年8月に修斗でプロデビューし、21年7月に福田龍彌を1Rで下し修斗世界フライ級王者に。11月のVTJではチリLive Fight Nightフライ級王者のアルフレド・ムアイアドに1R裸絞めで一本勝ちした。昨年5月のUFC初戦ではカルロス・カンデラリオに判定勝ちし、10月の2戦目では計量3ポンド(1.36kg)オーバーのC.J.ベルガラに2R腕十字で一本勝ちし、UFC 2連勝の快進撃を続けている。
UFC 3戦目の相手、ヘスス・アギラーは8月のデイナ・ホワイト・コンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約した選手で、今回がUFCデビュー戦となるメキシコの26歳。TapologyのデータによるとMMA 9戦8勝1敗。8月の試合含め、うち4勝がフロントチョークによる一本勝ちで、平良との寝技対決が見ものだ。
木下はMMA 7戦6勝(4KO/2一本)1敗の22歳。大阪出身で6歳から16歳まで空手を習い、アマチュアパンクラス等を経て20年4月にプロMMAデビューし、4試合連続1Rフィニッシュで勝利すると、21年11月のRIZIN TRIGGERではDEEPウェルター級王者・住村竜市朗と対戦。2Rにパンチの連打でダウンを奪うが、金網をつかみながら何度も顔面を踏みつける反則を犯し、TKO勝ちから反則負けに裁定が覆った。昨年4月のパンクラスでは元パンクラス同級王者の村山暁洋を1R飛び膝蹴りでKO。8月にはデイナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ(DWCS)に出場し、5戦5勝(3KO)のブラジル人・ジョゼ・エンリケを3R左ストレートからのパウンドで仕留め、日本人初のDWCSからのUFC契約を果たした。
UFCデビュー戦の相手、アダム・フューギットは米国の34歳。TapologyのデータによるとMMA 11戦8勝3敗。昨年7月のUFC初戦ではエクアドルのマイケル・モラレスに3R TKO負けしている。
UFCとの契約をアジア人選手が争うトーナメント「ROAD TO UFC(RTU)」は男子4階級・各8人で争われ、のシンガポールでの一回戦、10月のアブダビでの準決勝を経て、今回ラスベガスで決勝が行われる。日本から8選手がエントリーし、残ったのはバンタム級の風間と中村の2選手で、日本人同士でUFCへの切符を争う。
風間はMMA 12戦10勝(3KO/5一本)2敗の25歳。茨城出身で高校まで柔道を習ってから柔術を始め、20年からMMAに転向。21年のパンクラスネオブラッドトーナメント、22年1月の石渡伸太郎引退興行でのワンデートーナメントを制した。4月のPOUND STORMでは齋藤奨司に2R開始早々、飛び膝蹴りで逆転KO負けしたが、1Rは寝技で圧倒した。RTU一回戦ではケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)を寝技主体で攻略し判定勝ちした。準決勝はキム・ミンウ(韓国)の計量オーバーで不戦勝で決勝に駒を進めた。そのため試合は8か月ぶりとなる。
中村はMMA 6戦6勝(4KO/1一本)の27歳。埼玉出身で父は90年代の修斗の運営会社の親会社・龍車の代表で、エンセン井上やKIDの所属するPUREBRED大宮のキッズレスリングの第1号生徒だった。レスリングで全日本選手権2連覇、U-23世界選手権優勝の実績を残したが、東京五輪はあと一歩で出場権を逃す。EXILEなどが所属する芸能事務所「LDH」による未来のスター格闘家を発掘するオーディションを経てLDHと契約し、21年7月の修斗でプロMMAデビュー。4月のPOUND STORMではアリアンドロ・カエタノ(ブラジル)に判定勝ち。RTU一回戦ではググン・グスマン(インドネシア)に1Rアームロックで一本勝ち。準決勝では野瀬翔平を1R左ストレートからのパウンドでKO勝ちし、どちらの試合も圧勝で決勝に駒を進めた。
対戦カード
【メインカード】
第12試合 メインイベント ヘビー級 5分5R
デリック・ルイス(7位)
セルゲイ・スピバック(12位)
第11試合 コーメインイベント ライトヘビー級 5分3R
チョン・ダウン
デビン・クラーク
第10試合 ヘビー級 5分3R
マルチン・ティブラ(10位)
ブラゴイ・イワノフ(15位)
第9試合 フェザー級 5分3R
チェ・ドゥホ
カイル・ネルソン
第8試合 ウェルター級 5分3R
木下憂朔[ゆうさく](パンクラス大阪稲垣組/パンクラス3位)
アダム・フューギット
【プレリム】
第7試合 ROAD TO UFCトーナメント決勝 ライト級 5分3R
ジェカ・サラギ
ンシュル・ジュブリ
第6試合 ROAD TO UFCトーナメント決勝 フェザー級 5分3R
リー・ジョンヨン
イー・ジャー
第5試合 ROAD TO UFCトーナメント決勝 バンタム級 5分3R
風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)
中村倫也(フリー)
第4試合 ROAD TO UFCトーナメント決勝 フライ級 5分3R
チェ・ソングク
パク・ヒョンソン
第3試合 女子フライ級 5分3R
キム・ジヨン
マンディ・ブーム
第2試合 ミドル級 5分3R
パク・ジョンヨン
デニス・トゥルーリン
第1試合 フライ級 5分3R
平良達郎(Theパラエストラ沖縄/修斗世界王者)
ヘスス・アギラー[Jesús Aguilar](メキシコ)