修斗 7.4 メルパルクホールOSAKA(第2部):平良達郎、福田龍彌を1Rで仕留め9戦全勝で世界フライ級王者に
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プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA Supported by ONE Championship 第1部
2021年7月4日(日)メルパルクホールOSAKA
レポート:井原芳徳 写真:(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO
平良達郎、9戦全勝で世界フライ級王者に「沖縄を代表して、日本を代表をして、修斗を代表して、色んな強い人達をバッタバタ倒していく」
第8試合 メインイベント 修斗世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R
×福田龍彌[りゅうや](MIBURO/王者)※初防衛戦
○平良達郎(Theパラエストラ沖縄/世界1位)
1R 4’31” 三角絞め
※平良が第8代王者に
平良はデビュー3年、8戦全勝の21歳。名門・パラエストラ千葉ネットワーク出身の元修斗世界バンタム級王者・松根良太氏が里帰りした沖縄で育てた注目株で、修斗の公式キャッチコピーは「スーパーノヴァ(超新星)」。最近2試合では清水清隆に判定勝ち、前田吉朗に裸絞めで一本勝ちし勢いに乗る。
福田は昨年7月の修斗大阪大会で前田の足をカーフキックで壊し、パンチ連打→パウンド連打で仕留め、修斗世界フライ級暫定王座のベルトを巻いた(今年1月、扇久保博正が王座を返上し、福田が正規王者になった)。福田は戴冠までデビューから8年を要し、それまでに所属ジムの突然の閉鎖、度重なる怪我、連敗・連勝を繰り返す等、波乱の道のりだった。大阪等西日本の大会を主戦場としてきたため、なんと後楽園ホールでの試合が一度も無く、放送のある試合も今回が4年ぶりだ。今回は脚光を浴びる大チャンスだったが、圧倒的な輝きの“超新星”が卓越した寝技で福田の光を完全に消すことに。
1R、福田がムエタイスタイルの構えからプレッシャーをかけ、20秒過ぎに左のインローを放つと、平良はすぐさま足をすくいながらタックルを仕掛ける。福田が一瞬尻餅をつき、すぐ立つと、平良は金網に押し込み、両脇を差してテイクダウンを狙い、1分過ぎにトップキープに成功する。平良はハーフガードで押さえ、20秒ほどでパスガード。マウントを狙うと、福田は阻止してハーフに戻す。
中盤は平良がハーフで押さえ続け、残り1分に足を抜いてそのままマウントを奪う。福田はもがいて立とうとするが、平良はそのタイミングを狙うかのように、後ろに倒れながら三角絞めを仕掛け、ガッチリと極め、残り30秒でタップを奪った。
ベルトを巻いて涙を流した平良は「高校生からアマチュア修斗をやって、チャンピオンベルトを巻いて、感極まって、涙出ちゃってます。高校1年生から格闘技を始めて、何の格闘技のバックボーンも無い中、修斗チャンピオンに育ててくれた松根さんに感謝したいです。沖縄からでも修斗のチャンピオンになれるんだよって証明できたんで、良かったかなって思います。自分はこれからもっと世界で戦っていきます。沖縄を代表して、日本を代表をして、修斗を代表して、色んな強い人達をバッタバタ倒していくんで、応援よろしくお願いします。皆さんありがとうござました」とアピールした。
プロ修斗のその他の試合結果
第6試合 ストロー級 5分3R
×田上こゆる(BLOWS/世界8位)
○安芸柊斗(MMA Zジム/世界9位)
判定0-3 (岡田28-29/豊島27-30/山本28-29)
第5試合 ストロー級 5分3R
×マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)
○旭那 拳(Theパラエストラ沖縄)
判定0-3 (岡田28-29/豊島28-29/山本28-29)
第4試合 フェザー級 5分2R
×ムテカツ(ゴンズジム)
○神武羅☆ヒカル(NEW GROUND)※上村光 改め
判定0-2 (片岡18-20/豊島19-19/山本18-20)
第3試合 バンタム級 5分2R
○エダ塾長こうすけ(MIBURO)
×左海清之(リライアブル)
判定2-0 (岡田20-18/豊島20-18/山本19-19)
※第1・2・7試合はCKC (CAGE KICK CHAMPIONSHIP) 2021 -54kgトーナメント
修斗 7.4 メルパルクホールOSAKA(CKC 2021 -54kgトーナメント):TEAM TEPPENの17歳・寺山遼冴、1日10R戦い抜き優勝
修斗 7.4 メルパルクホールOSAKA(第1部):マックス・ザ・ボディ、環太平洋ライト級王者のキャプテン☆アフリカに判定勝ち