RISE 5.11 ポートメッセなごや:セミに登場、ミニフライ級QUEEN・小林愛理奈「女子はいらないと思われないよう一番衝撃を残したい」×三重出身・宮本芽依、同郷のKANAとの練習が「すごく自信になっています」
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RISE FireBall NAGOYA(5月11日(日)愛知・ポートメッセなごや)のRISE QUEENミニフライ級タイトルマッチで対戦する小林愛理奈(王者)と宮本芽依(1位)のインタビューがRISEクリエーションから届いた
第9試合 セミファイナル RISE QUEENミニフライ級(49kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/王者)※初防衛戦
宮本芽依(KRAZY BEE/1位)
小林は24歳。23年11月、erika♡に2R KO勝ちしミニフライ級王座を獲得。昨年5月、元フライ級(52kg)王者の小林愛三との50kg契約でのオープンフィンガーグローブマッチで判定勝ち。10月、韓国KTK女子52kg級・48kg級王者のビョン・ボギョンとフライ級で対戦し判定勝ち。12月、フライ級王者のテッサ・デ・コムに挑戦したが判定負けし、2階級制覇とはならなかった。今回は本来のミニフライ級に戻し初防衛戦に臨む。
宮本は今大会の開催地の愛知の隣の三重県の松阪市出身の26歳。小中学校時代に空手を習い、高校時代にボクシングを始め、日体大3年の19年に全日本女子選手権バンタム級で優勝。大学の2学年下の後輩が東京五輪の金メダリストの入江聖奈で、高校時代に入江と対戦した際には1Rにダウンを奪ったが、2Rと3Rにポイントを取られ判定負けした過去がある。大学卒業後、キックに転向し、23年にRISEでプロデビュー後は5連勝。昨年4月に宮﨑若菜に判定勝ちし、8月にはMelty輝に判定勝ちし、今年1月、チャ・ミンジュに判定勝ちしている。(※3月のカード発表会見の記事はこちら)
小林愛理奈「女子はいらないと思われないよう一番衝撃を残したい」
―― 名古屋大会はチケットが完売しましたね。
小林 びっくりしました。超満員なのでめっちゃ楽しみです。
―― お客様が超満員の会場でタイトルマッチをはテンションが上がりますか?
小林 その光景を想像するだけで最高ですね。
―― 今のコンディションはいかがですか?
小林 坂田実優の試合もあって一緒に追い込みをしていたので、いつもよりも追い込めたというか、気合的にも違うしコンディションも良いですね。前回負けて最初は「すぐに試合して復帰したい」って焦っている気持ちの方が大きかったですけど、この半年間で成長を感じられているので、逆にこれだけ期間が空いて良かったです。
―― その成長した部分というのは具体的にはどんな所で感じているんですか?
小林 具体的に言うと全部成長しているんですけど、前回の試合での課題だったり、メンタルは元々強いんですけどもっと強くなったと思います(笑)
―― 以前以上に強くなったって聞くと、やばいんじゃないかって気がします(笑)
小林 ほんまに早く試合がしたいです。
―― 明日にでも試合をしたい感じですか?
小林 最初は防衛戦だしベルトをかける訳なので、ベルトがなくなってしまう恐怖もない事はなかったんですけど、今はどちらかと言うと「早く試合やらせろ」って感じで、明日にでも試合がしたいですね。
―― 先ほど話にも出た練習パートナーの坂田選手ですが、残念ながら昨日は負けてしまいました。それで逆に小林選手は「死ぬほど気合が入った」とコメントを残していましたが、気合が入った理由は?
小林 坂田も結果が出てなかったり、勝ったり負けたりが多いんですけど、最近で変わったと思うのが“メンタルで負ける事がなくなった”ところなんですよ。そういうメンタルで負けずに最後まで勝ちにいく試合で強い部分を見せられたら、余計に気合が入りましたね。
―― 坂田選手のメンタルが強くなったのは、小林選手からの影響でしょうか?
小林 それもあるかもしれないですね。よく「何でそんなにメンタルが強いん?教えてほしい」って聞かれるので、自分が思っていることや格闘技の話を2人で語るんですけど、自然と自分みたいなちょっと変わった人と一緒にいたら強くなるのかなと思います。
―― 「自分のように変わった人」と言いましたが、ご自身で“変わった人”だと思っているんですか?
小林 格闘家ってこんなもんなんかなと思っていたんですけど、最近喋っている内に自分だけ考えがおかしいなって思い始めたので、変わっているのかなと思います(笑)。あと「変わってる」って言われますね。
―― どんな所が変わっていると言われますか?
小林 格闘技が好き過ぎて、考え方が行き過ぎてしまうので変わってると言われます。
―― お兄さんでプロボクサーをやっている小林豪己さんも変わった方なんですか?
小林 お兄ちゃんはどちらかと言うと普通の考えで、格闘技は好きだけど“格闘技オタク”ではないですね。自分は休みの日まで格闘技を見たり、どこでも格闘技って感じでそこが人と違うのかなと思います。
―― いつでもどこでも24時間格闘技って感じなんですね。
小林 細かく言えばそんな事はないですけど、インスタのオススメとかにも全部格闘技とかが出てきて、KOシーンとかを見たら「明日はこれをやってみよう」となるし、そういうのを探してから寝ます。
―― 今回はお兄さんの小林豪己さんとも練習をしたんですか?
小林 練習をしたというか、週に1回ぐらいお兄ちゃんのボクシングジムに行かせてもらって、スパーリングとかミットを持ってもらったりとかしていました。
―― 今回の試合について、お兄さんから何か言われていますか?
小林 お兄ちゃんが見た感じは「アマチュアボクシングっぽいから、上手く戦ってくるとは思うけど相手じゃないわ」って感じで、普通にやったら勝てるって言われています。
―― そのお兄さんの言葉を受けて、何ラウンドくらいに試合の山を作っていきたいですか?
小林 自分の今までの試合を見ると、5ラウンドの戦いが得意なわけではないんですよ。なので自分の良い部分を見せていって勝ちたいので、5ラウンドを戦い抜けるパワーをつけて、いつもと変わらない感じで最初から行こうと思います。
―― 試合順はセミファイナルとなりましたが、この試合順というのはどうですか?
小林 後半の4カードのすごいカードの中でセミファイナルに選ばれたので、プレッシャーとか緊張とかはあまりないですけど、最後の方に持って来てもらえたのが嬉しいです。タイトルマッチだし女子が1組なので、そこでやっぱり女子はいらないと思われないように、自分の強さを再確認してもらいたいのでびっくりさせたいですね。
―― メインに組まれた大﨑一貴選手の世界タイトルマッチや弟の大﨑孔稀選手と門口佳佑選手の試合、政所仁選手と数島大陸選手の試合を全部食うような勢いで臨みますか?
小林 大会の中で一番衝撃を残したいです。
―― 試合が終わったら何を食べようとか何をするとかは決めていますか?
小林 特に決めていないですけど、試合前は小麦を食べないのでパンを食べたいです。
―― 志朗選手並みですね。
小林 パンはあまり好きではないんですけど、やっぱり小麦を抜くと減量がなくても揚げ物とかパン系のものが美味しそうに見えてきます(笑)
―― 関西方面だと粉ものの料理が多いイメージですけど、試合前は全部抜くんですね。
小林 自分は抜いています。
―― その代わり白米はいっぱい食べていますか?
小林 そうですね。白米でデカくなっているので、49kgの試合で減量するのは初めてです。
―― 減量は順調ですか?
小林 食べまくってあと1kgなので減量という減量がないんですけど、体重を少し落とすってだけでも久々で何年振りやろって感じなので、ちょっと絞って試合に出るのが楽しみです。
―― 今はその白米の値が上がって生活を脅かしているんじゃないかと邪推してしまうのですが、その辺りは大丈夫ですか?
小林 白米が無くなる頃に自分の親や坂田の親が、めっちゃでっかい袋でくれるんですよ。だから白米が尽きないですね。
―― 5kgや10kgではなくて、もっと大きい袋でもらえるんですね。
小林 この前は30kgもらいました。
―― 30kg!?
小林 でももう無くなりそうです。
―― ではその30kgの残りを食べて最終調整も頑張ってください。
小林 ありがとうございます笑。
―― 最後に小林選手のタイトル防衛戦を待ち侘びているファンと当日観戦してくれるファンの皆さまに熱いメッセージをお願いいたします。
小林 今回は初防衛戦と自分の復帰戦になります。ここ最近、KOできていなかったりダウンが取れていなかったりで、ファンの皆さんには自分らしくない姿を見せてしまっているんですけど、そんなこと全部忘れるくらいぶっ飛ばすので応援よろしくお願いします。
三重出身・宮本芽依、同郷のKANAとの練習が「すごく自信になっています」
―― 宮本選手は試合が終わったらすぐに27歳になるんですよね。
宮本 はい、そうですね。怖いです(笑)
―― 本当に是が非でも26歳のうちにチャンピオンになりたいって感じですね。
宮本 チャンピオンになるのは今じゃないとチャンスを逃すので、やらないとですね。
―― もう現段階で2週間を切りましたけど、心身ともに整いましたか?
宮本 整いました。それまでは色々考えすぎて波があったんですけど、もう覚悟はついています。
―― 対策もバッチリですか?
宮本 はい。対策はバッチリです。
―― 今回はキックで初めての3分5ラウンドですが、その辺りは大丈夫ですか?
宮本 私的に3分5ラウンドはやりやすいって感覚があります。でも、まだ試合としてやったことはないので、そこはやらないと分からないです。
―― スタミナ面とか集中力の面では問題ないという風に考えているわけですね。
宮本 問題ないです。
―― この試合に向けてKANA選手とも練習をしたんですね。
宮本 一緒に練習させていただいていて、最後の最後までずっとやってくれます。
―― 練習パートナーとしてのKANA選手はどんな感じですか?
宮本 私的に日本のトップの選手だと思っているので、キックの話や普通の日常会話だったり、全てにおいて上回っている選手だと感じますし、その中で一緒に練習してスパーしてもらって、得るものはすごくあって、私の中でKANA選手にやってもらってすごく自信になっています。
―― 昔女子キックではトップにいた、WINDY智美さんなんかとも一緒に練習されているんですね。
宮本 WINDYさんとも練習させてもらっています。
―― どんな練習をしているんですか?
宮本 相手の選手の研究が上手いので、その相手の選手になりきってやってくれるんですよ。その中で私がやりたいことをやったりして練習をやってもらっています。
―― WINDY智美さんが小林愛理奈選手になりきって、一緒に練習しているって感じなんですね。
宮本 はい。
―― 新空手のKSS健生館にも出稽古先で行かれているんですよね?
宮本 そこをメインで練習させてもらっていて、お世話になっています。
―― 今は五反田の健生館をメインで練習している感じなんですね。
宮本 はい。
―― お父さんとお母さんと慕っている、山本美憂さんやTOMOさんは、この試合に関してどんなことを言っていますか?
宮本 今は私よりも“ぶっ倒す”っていう気持ちが強くて、私がそこまでしなくても燃えていますね(笑)
―― じゃあみんなで燃えている感じなんですね。
宮本 燃えています。Fire Bee(キャッチコピー)なので。
―― その勢いがあれば減量も問題なさそうですか?
宮本 順調に落ちています。
―― 地元の三重からはどれくらいの応援団が名古屋にいらっしゃるような感じになるのでしょうか?
宮本 東京の倍くらい来てくれて、やっぱり地元というのはありがたいですね。地元以外にも各県から来てくれている人が、名古屋でやるって言ったら近くなる方が多くて、名古屋に呼んでもらって良かったです。
―― それはアマチュアボクシングをやっている時代に培った人脈の人たちも含まれているって感じですか?
宮本 高校のボクシングの監督だったり、その先輩後輩も来てくれたりするんですけど、それよりも今繋がっている人脈の方が多いです。
―― 今回のために応援Tシャツも作られたんですね。
宮本 TOMOさんと一緒に作りました。
―― 応援に来てくれる皆さんがそれを着て応援してくれる感じになりますか?
宮本 前に作ったTシャツを持っている方はそれを着たりとか、その試合ごとに出しているので新しく来てくれる応援の皆さんはそれを着て応援に来てくれます。
―― 名古屋大会は良いカードが並んでいますけど、その中でも一際良い試合をする自信はありますか?
宮本 唯一女子の試合が1試合だけだし、メインの世界タイトルの前に日本タイトルの私たちなので、気合が入っていますね。やっとここまで来たというのもあるし、ここからスタートという感じもしていますし、新たな気持ちです。
―― 戴冠したらそのまま三重の地元に戻られますか?
宮本 はい。戻らせてもらいます。
―― ベルトを持って凱旋する感じになりますか?
宮本 その予定で色々とずっと動いています。
―― ベルトを持って母校の久居高校などにも行かれるんですか?
宮本 みんなに言っているので行きたいですね。
―― 最後に宮本選手のタイトルマッチを待ち侘びているファンの方々にメッセージをお願いいたします。
宮本 沢山の応援メッセージや電話でも連絡してくださって、とても熱い応援を送ってくださってありがとうございます。私も楽しみにしていますし、皆さんも楽しみにしている試合なので、“一番この試合が熱かったな”とか“この試合を見ていて楽しいな”とか“この人のことを応援しよう”っていうような試合をしますので、応援をよろしくお願いいたします。
対戦カード
第10試合 メインイベント 初代RISE世界スーパーフライ級(53kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
大﨑一貴(OISHI GYM/元RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)
コーリー・ニコルソン[Corey Nicholson](オーストラリア/アイアンフィストジム/WBCムエタイ世界バンタム級&スーパーバンタム級王者、ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者、WKBF世界52.5kg級&54.5kg級王者)
第9試合 セミファイナル RISE QUEENミニフライ級(49kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/王者)※初防衛戦
宮本芽依(KRAZY BEE/1位)
第8試合 バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/王者、BOM同級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
門口佳佑(EX ARES/フェザー級(57.5kg)1位・元王者)
第7試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/1位、WBKF世界同級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
数島大陸[りく](及川道場/フライ級(51.5kg)1位・元王者)
第6試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
石川泰市(Ten Clover Gym/4位、Stand up King of Rookie 2022 -67.5kg級優勝)
青木洋輔(大和ジム/元WBCムエタイ日本統一&NJKFウェルター級王者)
第5試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾/7位)
将太(KSS健生館/13位)
第4試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
髙橋聖人(TRIANGLE/RISE 1位、元NKBフェザー級王者)
金ちゃん(KICK-BOXING K style/元シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)5位)
第3試合 72kg契約 3分3R
匡志[まさし]YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者、元NJKF同級王者)
ジェット・MEIBUKAI(タイ/MEIBUKAI/元MAXムエタイ-72kg級王者)※矢場町BASEより所属変更
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
一仁(真樹ジムAICHI/元MA日本&J-NETWORKフェザー級王者)
岩永勝亮[しょうすけ](OISHI GYM)
第1試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
近藤大晟[たいせい](及川道場/12位、Stand Up King of Rookie 2023 -60kg級優勝)
和斗(大和ジム)
オープニングファイト3 ウェルター級(67.5kg) 3分3R
惺也[せいや](OISHI GYM/第7.9.10.11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会優勝)
ハル・ミヤノイリ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
オープニングファイト2 スーパーライト級(65kg) 3分3R
久保田有哉(TARGET)
ファクンド・グラマチョウ[Facundo Gramajo](アルゼンチン/サムライジム)
オープニングファイト1 フライ級(51.5kg) 3分3R
正木翔夢(OISHI GYM)
大久保祐(修徳会)
概要
大会名 電工ナビ presents RISE FireBall NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)
日時 2025年5月11日(日)開場・14:00 オープニングファイト開始・14:20 入場式・15:00 本戦開始・15:15 終了予定・19:30
会場 ポートメッセなごや 第三展示館(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目2番地)[HP]
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席 30,000円 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※全席種完売 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/