KNOCK OUT 9.5 横浜武道館:チャド・コリンズ、元K-1&KNOCK OUT王者ゴンナパーと肘有りルールで対戦。鈴木千裕戦・WBCムエタイ世界王座奪還にも意欲

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KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN’on the WORLD~(9月5日(土)横浜武道館)にRED(ボクシンググローブ着用)ライト級(62.5kg)ゴンナパー・ウィラサクレック vs チャド・コリンズが追加された。元K-1王者のゴンナパーとRISE世界王者のコリンズが、揃ってベースとするムエタイに近いルールで激突する。
8月4日の東京都内での記者会見のためにオーストラリアから来日したコリンズは、多様なルールで戦えるKNOCK OUTに魅力を感じたのが主な参戦理由だと話し、かつて保持していたWBCムエタイ世界スーパーライト級王座奪還を目標に掲げつつ、肘無しのBLACKルールでのKNOCK OUTスーパーライト級王者・鈴木千裕との対戦にも意欲を示した。(会見写真提供:KNOCK OUTプロモーション)
RED(ボクシンググローブ着用) ライト級(62.5kg) 3分3R
ゴンナパー・ウィラサクレック[Kongnapa Weerasakreck](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元K-1&Krush同級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・Rebellion世界同級王者、元WBCムエタイ世界同級王者)
元K-1王者のゴンナパーとRISE世界王者のコリンズが、揃ってベースとするムエタイに近いルールで激突する。
ゴンナパーは33歳。ムエタイで活躍後、16年からK-1 GROUPに参戦し、20年12月にK-1ライト級王者に。昨年2月、KNOCK OUTに初参戦しREDルールで古村匡平に判定勝ち。6月、重森陽太を3R KOしREDライト級王座を獲得。8月、下地奏人を3R左ストレートでKO。12月、久井に延長判定負けし王座陥落。採点内容が議論を呼び、2月に王座を懸けての再戦が組まれ、ドローで終わっていた。5月、スーパー・ヤイ・チャン(ミャンマー)に判定勝ちしている。
コリンズは31歳。12年にプロデビュー後、オーストラリア、タイのルンピニーやラジャダムナンでムエタイの試合を重ね、セクサン、パコーン、サックモンコンら強豪に勝利。19年2月、旧体制のKNOCK OUTで初来日し、不可思に5R判定勝ち。その後は海人、中野椋太、直樹、笠原弘希にも勝利し、23年12月のRISEではペットパノムルンに判定勝ちし第2代RISE世界スーパーライト級王者となる。日本ではRISEに上がりつつ、オーストラリア等でムエタイの試合を並行し、WBC・WMC・WMO等の世界王座を獲得。昨年8月、原口健飛に判定勝ちしRISE世界王座を防衛し、その3週間後にはWMC王座を防衛。怪我の影響で半年休み、今年4月、RISE代表としてタイのRWSに乗り込み、ラジャダムナン認定スーパーライト級王者・ダムに挑戦したが大差の判定負け。6月のRISE大田大会ではラジャの同級4位のキムルアイとRISEルールで対戦し判定勝ち。RISEとの契約が終わり、現体制のKNOCK OUTに、ムエタイに近いルールで初参戦する。
8月4日の会見の冒頭、KNOCK OUTの山口元気代表は「チャドの参戦の経緯は、チャドがRISEとの契約を終えてというか、ここら辺は弁護士さんに任せているので僕らから言及するところではないんですけれども、新たな戦いの場を求めているということで、僕らと話を持ちたいということになって話した中で、やはり一発目、ゴンナパーというのがファンが一番見たいかな」「何年かぶりにKNOCK OUTに帰還するということで、本当にファンが喜ぶカードが実現できたかなと思っています」と感慨深げにコメント。「チャド本人がもともと肘ありの選手なので肘ありでムエタイをやっていきたい、WBCムエタイをやらせてもらいたいという希望もあり、僕らとしても得意な分野で、非常に選手が揃っている階級なので、今後も継続して参戦してもらいたい」と歓迎の意を示した。
また、コリンズの今後の起用法や契約スタンスについても言及。「僕らとしてはチャド自身を縛るつもりはそんなになくて、K-1さんに出たいということであればそのチャンスも十分ある。元々いたところ(=RISE)で試合をしたいと言えばそれも僕らとしては全然構わないです。本人が出たいところに出していきたいなというので、そこら辺は柔軟に考えています」と、他団体への参戦も含めたオープンな方針を打ち出した。
(関連記事:RISE伊藤隆代表、KNOCK OUT参戦発表のチャド・コリンズとの契約は「未解決」)
これを受けてコリンズも「KNOCK OUTならキックボクシング(=肘無しのBLACKルール)だけでなくムエタイルール(REDルール)でも(パウンドありの)UNLIMITEDルール戦うことができる。キックだけに専念していた時期は、保持していたWBCムエタイの世界タイトルを防衛できず失ってしまいましたが、ここなら諦めていたムエタイの世界タイトル挑戦も含めてバリエーション豊かな選択肢がある」と、新たな主戦場にKNOCK OUTを選んだ理由を明かした。
今回のゴンナパー戦はREDルールで行われるが、オープンフィンガーグローブ(OFG)ではなく、ボクシンググローブ着用での実施となる。コリンズは過去にOFGマッチで拳を痛めたことがあるといい、「カーレースを見に行く人は車がクラッシュする場面を楽しみにしているかもしれないが、レーサー自身がわざと車をクラッシュさせようとはしない。それと同じで、オープンフィンガーだと脳へのダメージや怪我のリスクが高まりすぎてしまう」と持論を展開しつつも、「条件が整えばチャレンジする機会もあるかもしれない」と含みを持たせた。原口健飛がリベンジ戦を熱望していたが、コリンズは「これまで戦った選手よりも、まだ戦ったことのない選手と戦いたい」と話し、再戦には消極的な姿勢を示し「僕は常に前を向いている」と付け加えた。
「常に前を向いている」と話すコリンズの相手に選ばれたのは、元K-1&KNOCK OUT王者のゴンナパー。コリンズはゴンナパーについて「最初に目立つのは彼のハート。絶対に下がらないところですね。攻撃面ではフックとローキックが強力」と分析。過去に激闘を繰り広げたセクサンやパコーンといったムエタイ超一流勢と比較を聞かれると、「スタイルは全く違いますが、あえて言うなら全盛期のセクサンやパコーンと同じレベルか、そのすぐ一歩下に位置するくらいのトップファイター」と高く評価した。
本来の適正階級についても話が及び、コリンズは「65kgは欧米人相手だと自分にとっては少し大きすぎると感じていた。62kg~64kgあたりがベスト」と語った。山口代表は「62.5kg(KNOCK OUTライト級)~65kg(スーパーライト級)の範囲であれば、REDルールでもBLACKルールでも、チャド選手の魅力を活かせる面白い相手を用意できる」と話した。
今後の展望を聞かれ「日本でキャリアを続けていきたいし、自分のキャリアは日本で終えたい。体が持ってくれるなら年間4~6試合、毎月でもリングに上がりたい」と日本愛を炸裂させたコリンズ。さらに今後戦いたい日本人選手を問われると、KNOCK OUTの看板選手である鈴木千裕の名前を挙げた。「彼は日本で非常に大きなネームバリューを持っていますし、日本トップの選手。自分の経験値を高め、学び、成長していくための大きな挑戦として、彼のようなビッグネームと戦ってみたい」と熱望した。山口代表も「千裕は強いヤツとやりたがる選手なので、オファーすればNOとは言わない人間。まずはRIZINさんでの復帰戦が優先ですが、タイミングさえ合えば実現の可能性は十分あるんじゃないですかね」と前向きなコメントをしている。
これで今大会の全カードが決定。比較的国際色の強い今大会のサブタイトルの「KNOCKIN’on the WORLD」は、山口代表が好きな1997年のドイツ映画「Knockin’ On Heaven’s Door」が元ネタで、この映画のポスターをモチーフにしたゲーオガンワーン vs. 龍聖、山田真子 vs. 平岡琴のポスターも公開された。山口代表は「俺だけが喜んでる」と笑顔で話し、「年末よりも豪華になったかな」と、大物のコリンズも加わったカード編成に自信を示した。
対戦カード
KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
ゲーオガンワーン・ソーアムヌワイデッー[Kaewgangwan Sor.amnuaydes](タイ/元ルンピニー・プロムエタイ協会・True4Uスーパーフェザー級王者)
龍聖(BRAID/TEAM SUERTE/KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者・元フェザー級王者、ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級王者)
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級(46kg)タイトルマッチ 3分3R
山田真子(フリー/王者、元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
平岡 琴(フリー/挑戦者)
RED(ボクシンググローブ着用) ライト級(62.5kg) 3分3R
ゴンナパー・ウィラサクレック[Kongnapa Weerasakreck](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元K-1&Krush同級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者
チャド・コリンズ[Chadd Collins](オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC・WMO・Rebellion世界同級王者、元WBCムエタイ世界同級王者)
BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R
シッティチャイ・シッソンピーノン[Sitthichai Sitsongpeenong](タイ/元GLORYライト級王者、元ルンピニー認定ウェルター級王者)
アフマド・チクムーサ[Ahmad Chikhmousa](ドイツ)
BLACK ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R
大沢文也(ザウルスプロモーション/KNOCK OUT-BLACKライト級王者、元Krush同級王者)
セーンダオレック・スターライトジム[Saengdawlek Starlight gym](タイ/スターライトジム/元タイ国イサーン地方王者)
BLACK 61kg契約 3分3R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元K-1&Krushスーパー・フェザー級王者)
クラマック・チャンラッチ[Koramak Chanrach](カンボジア)
BLACK 66kg契約 3分3R
寺島 輝[ひかる](TANG TANG FIGHT CLUB)
エイ・マムリンプートング[Eh Amerinphouthong](カンボジア)
BLACK 64kg契約 3分3R
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
ムン・メイキア[Meun Mekkhea](カンボジア)
UNLIMITED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
カルロス・モタ[Carlos Mota](ブラジル/KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級王者、元LFAフライ級王者)
福永 輝[ひかる](フリー)
UNLIMITED 75kg契約 3分3R
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box/元K-1スーパーウェルター級王者、元Krushウェルター級王者)
宮原 穣(MIYAHARA DOJO)
UNLIMITED 75kg契約 3分3R
スパイク・カーライル[Spike Carlyle](米国/Naughty House)
鈴木悠斗(パラエストラ八王子)
BLACK 59kg契約 3分3R
古木誠也(REX GYM/元KNOCK OUT-BLACKフェザー級&スーパーバンタム級王者)
勇志(テツジム関西/NKBフェザー級王者)
RED バンタム級(53.5kg) 3分3R
心直[しんた](REON Fighting Gym/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
山川敏弘(京都野口ジム/NJKFバンタム級王者)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
優翔(team NOVA)
新田宗一朗(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺/元INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
BLACK 51.5kg契約 3分3R
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
久貝飛雄馬(DROP)
UNLIMITED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
藁谷兼介(クロスポイント・パラエストラ拝島)
高梨玲次郎(和術慧舟會HEARTS)
概要
大会名 REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN’on the WORLD~
日時 2026年9月5日(土)開場・12:30 開始・13:00
会場 横浜武道館 [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席 20万円 SRS席 10万円 RS席 3万円 S席 1万円 アリーナひな壇席 1万円 2階スタンド席 7,000円 ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/











