KNOCK OUT 3.5 代々木第二:龍聖、武尊と戦ったヨーキッサダー戦は「僕の方が圧倒的に力強く倒す」。小笠原瑛作はムエタイMVPロンナチャイと。鈴木千裕、木村ミノル、宇佐美秀メイソン、不可思も出場決定
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KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”(3月5日(日)代々木競技場第二体育館)に関する記者会見が1月10日、東京で行われた。
プロ14戦全勝の快進撃を続ける龍聖の相手は、4年前のK-1で武尊と戦った元ラジャダムナン王者・ヨーキッサダーに決定(ルールは肘無しのBLACKルール)。小笠原瑛作はルンピニー3階級制覇王者で昨年のタイ・スポーツ庁認定ムエタイMVPに選ばれた強豪・ロンナチャイと肘有りのREDルールで対戦する。
また、大晦日のRIZINで中原由貴を1R KOした鈴木千裕(KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者)がKNOCK OUTに凱旋出場。昨年末のINOKI BOM-BA-YE×巌流島で矢地祐介を66秒で粉砕した木村“フィリップ”ミノル、同大会でのキックデビュー戦でアルバート・クラウスを圧倒した宇佐美秀メイソンのKNOCK OUT初参戦も決定した。木村はREDルールでの出場を予定している。さらに元KNOCK OUT&REBELS-MUAYTHAI王者・不可思のカムバック参戦も決まった。
3.5 代々木第二大会は、元K-1・Krushプロデューサーの宮田充氏が20年10月にKNOCK OUTのプロデューサーに就任して以降では最大規模の大会となる。当初は昨年6月26日に開催を予定していたが、出場予定だった主力選手が怪我等の影響で揃うことが困難となり、今年3月5日に延期となっていた。
だがその間、龍聖はRIZINに上がり、巌流島含め3連続KO勝ち。千裕はRIZINで萩原京平・今成正和・中原由貴相手に3連勝。両王者が快進撃を続け、よりネームバリューを高めることに成功する。KNOCK OUTの12月大会では4階級で新王者が誕生し、彼らの代々木での揃い踏みも決定した。KNOCK OUTのレギュラー勢以外でも、昨年末に宮田氏が協力した巌流島が縁となり、旧知の木村と新鋭のメイソンも出場する。宮田氏の古巣のK-1の承認を得て不可思の参戦も実現し、9か月延びた分、厚い層の陣容となる。
早速発表されたカードは2つ。BLACKフェザー級王者の龍聖と、RED同級王者の小笠原瑛作が、タイの同階級の実力者を迎え撃つ試合だ。12月に瑛作が戦ったチャーパヤックに続き、ウィラサクレック・ウォンパサー氏の招へいで両タイ人が参戦する。
龍聖、武尊と戦ったヨーキッサダー戦は「僕の方が圧倒的に力強く倒す」
BLACK 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(タイ/元ラジャダムナン認定フェザー級王者)
龍聖は年末の巌流島でダウサコンを1R KO。今回もタイ人との試合となる。ヨーキッサダーは19年3月のK-1 K’FESTA.2で武尊と対戦した選手。2R右フックで武尊のKO勝ちに終わったが、強力な右ミドルは武尊が「金属バットみたい」と評するほどだった。その後もヨーキッサダーはタイで活躍し、一時はコロナ禍の影響で半引退状態だったが復帰。最近では12月のラジャダムナンワールドシリーズに出場し(下の動画2つ目)、肘で切られTKO負けに終わるも、ひたすら前に出るアグレッシブなファイトを繰り広げている。
龍聖は「僕の方が(武尊より)圧倒的に力強く倒したいです。宮田さんは試練だと言っていましたけど、何の試練とも思っていないですし、僕にとってやりやすいかなと思っています」とコメントしている。
小笠原瑛作は昨年のムエタイMVPロンナチャイと
RED フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者・元同スーパーバンタム級王者、WPMF世界同級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
ロンナチャイ・トーラミントラー[Ronachai Tor.Ramintra](タイ/元ルンピニー認定バンタム級・フライ級・ミニマム級王者、タイ・スポーツ庁認定ムエタイMVP’22)
瑛作は12月のKNOCK OUTでラジャダムナンのランカー・チャーパヤックからローキックと右フックでダウンを奪うが、肘をもらって逆転TKO負けした。今回の相手、ロンナチャイは15~17年にルンピニーの3階級を制覇した選手で現在25歳。構えはサウスポー。昨年は6戦5勝1敗と活躍し、タイ・スポーツ庁認定ムエタイMVPに選ばれた。昨年9月のK-1で玖村将史に勝ったコンペットと通算6戦4勝1敗1分で、昨年は1月に判定勝ちし4月に判定負けしている。下動画1つ目は昨年1月のコンペット戦。下動画2つ目は11月のBBTV王者ビュー戦。いずれも青がロンナチャイ。フィームー(テクニシャン)スタイルの戦いに長けている印象だが、ウィラサクレック氏がこれまで招へいしたタイ人同様、日本向けに積極的なスタイルに切り替える可能性は十分ある上、その技術は十分持っているだろう。瑛作は「本物中の本物を連れてきてもらうので、倒して自分の強さを証明します」とコメント。まだ試合映像は見ていないとのことだった。
RIZINから凱旋、鈴木千裕「ぶん殴って倒す。何も変わらない」
◆鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者)
「今年もKNOCK OUTは全戦全KOで勝ちたいです。(MMAの試合が続き、再びキックルールにフィットする自信は?)そんなに難しく考えていないんですよ。キックボクシングは総合にも必要な要素なので切り替えは無いですね。いつもぶん殴って倒す。何も変わらないです。」
肘有りルールで出場の木村“フィリップ”ミノル「格闘技やる上でのベースはムエタイルールを主戦場にする」
◆木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box/元K-1スーパー・ウェルター級(70kg)王者、元Krushウェルター級(67.5kg)王者)
「肘有りルールをずっとやりたかったので、今回決まってワクワクしています。相手は誰でもいいと思っているんで。宮田さんの抜群のマッチメイクセンスに任せます(笑)。
(KNOCK OUTに継続参戦したい?)僕的には凄くしたいです。日本の格闘技界を盛り上げたいので、僕が必要であれば出たいです。KNOCK OUTを会場で観て、K-1とはまた違う、キックボクシング・ムエタイの面白さがあって、それを宮田さんにも伝えていたので、この話をもらった時は、出させてもらえるんだという、うれしい思いでした。
(いつから肘有りルールを意識していた?)元々(デビュー当時のMAキック在籍時は)肘有りでやっていたんで、競技としてはそっちのほうが好きです。
(今後はMMAもまたやる?)オールジャンル。そこ(=MMA)も回収しないといけないと思っているんで。でも格闘技やる上でのベースはムエタイルールを主戦場にし、RIZINではMMAでストーリーを作っていくイメージですね。」
不可思「KNOCK OUTをホームにしている相手がいい」
◆不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
「KNOCK OUTの皆さん久しぶりです。不可思です。K-1だといつも僕のジムから出るのは1人なんですけど、ジムの仲間と一緒の大会に出るというのでもワクワクしています。
(戦いたい相手は?)KNOCK OUTをホームにしている、KNOCK OUTを代表して戦っていくみたいな選手がいいですね。(KNOCK OUTに継続参戦したい?)K-1のベルトを目指すのは変わらないですが、まだあるかもしれないです。(REDルールでも問題ない?)問題ないです。元々はそっちのほうが僕の戦績で多いので。」
◆宇佐美秀メイソン(Battle Box)
「これからKNOCK OUT参戦ということで、大会自体盛り上げて行こうと思っているので、よろしくお願いいたします。誰を前に出されても全員KOで倒します。今年はKNOCK OUTのチャンピオンを目指していくんで、これからもKNOCK OUTに出て行こうと思います。(ルールは?)REDルールは考えていなくて、BLACKで行こうと思っています。」
◆バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、WMAF世界&MA日本スーパーライト級王者、元REBELS-BLACK同級王者)
「3月、代々木に暴れに行きます」
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
BLACK 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
龍聖(NOPPADET GYM/KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(タイ/元ラジャダムナン認定フェザー級王者)
RED フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級王者・元同スーパーバンタム級王者、WPMF世界同級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
ロンナチャイ・トーラミントラー[Ronachai Tor.Ramintra](タイ/元ルンピニー認定バンタム級・フライ級・ミニマム級王者、タイ・スポーツ庁認定ムエタイMVP’22)
出場予定選手
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM/KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級(70kg)王者、元WMC世界・WMAF・M-1スーパーウェルター級王者)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、WMAF世界&MA日本スーパーライト級王者、元REBELS-BLACK同級王者)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王者)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
心直[しんた](REON Fighting Sports Gym/KNOCK OUT-REDスーパーフライ級(52kg)王者、シュートボクシング日本バンタム級(52.5kg)1位)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box/元K-1スーパー・ウェルター級(70kg)王者、元Krushウェルター級(67.5kg)王者)※フリーから所属変更
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
宇佐美秀メイソン(Battle Box)
※全11~12試合を予定
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”
日時 2023年3月5日(日)開場・13:30 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00 終了・19:00~20:00(予定)
会場 国立代々木競技場第二体育館
チケット料金 アリーナVIP席(柵内・特典付) 100,000円、アリーナSRS席(柵外・最前列) 30,000円、アリーナRS席 15,000円、アリーナS席 10,000円、スタンドS席 10,000円、スタンドA席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料 ※KNOCK OUTオフィシャルショップ先行 1月11日(水)12:00~、一般発売 1月14日(土)12:00~
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/