RISE 1.14 後楽園ホール:王座獲得後初戦の小林愛理奈「勝って当たり前。圧倒的な差で勝ちたい」×ワン・チンロン「前回と違う入場を楽しみにしてください」
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RISE 175(1月14日(日)後楽園ホール)で対戦する小林愛理奈とワン・チンロンのインタビューがRISEクリエーションから届いた。
第10試合 セミファイナル 女子49.5kg契約 3分3R(延長1R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE QUEENミニフライ級(49kg)王者)
ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCH UP)
小林は22年4月に宮﨑小雪のアトム級(46kg)王座に挑戦し判定負けしたが、その後は5連勝。宮﨑若菜、平岡琴、MISAKI、花田麻衣を破り、11月にはerika♡に2R左ストレートでKO勝ちし、ミニフライ級王座を獲得した。
チンロンは23歳。双子の妹と共に中学からボクシングを始め、全国大会で優勝した実績もある。18年9月のKrushで壽美(ことみ)と対戦し判定負けし、19年11月のシュートボクシング愛知大会でユリカGSBに判定負け。今年4月のKNOCK OUTでは、ぱんちゃん璃奈と対戦。入場時からダンスを披露して沸かせ、リーチを活かしたストレートや膝で見せ場を作ったが、3Rに攻め込まれ判定負けしている。ぱんちゃん戦も49.5kg契約だった。
小林愛理奈『勝って当たり前なので圧倒的な差で勝ちたい』
–チャンピオンになって周囲の反響や反応はありましたか?
小林 どこ行っても「すごいね!」と言われます。
–いま後ろでチャンピオンベルトを持っている坂田選手も試合の時はかなり喜んでましたね。
小林 泣いて喜んでました。
–ちなみに2人でお揃いで着ているパーカーは何のデザインですか?
小林 これは坂田のロゴです。
–新しく発売するんですね。
小林 人気で完売したみたいなので(笑)
–これから小林選手はどの様なチャンピオンになっていきたいですか?
小林 前の試合のインタビューでも言わせてもらいましたけど、挑戦し続けたいのでチャンピオンだから守る立場なのはもちろんですけど、だからと言って勝てる相手や勝って当たり前の試合ばかりをするんじゃなくて、「これ負けるんちゃうか?」って思われるような相手と戦っていきたいです。
–今のチャンピオンベルトはミニフライ級ですが、今後はどの階級で戦っていきますか?
小林 何級でやって行くとかは決めていないですけど、もちろんミニフライ級のベルトは守っていくつもりです。相手がいれば46kg~50kgくらいなら誰でも戦えるので、もうちょっと体作りができたら50kgのベルトも狙いたいです。何級とかは特になくて強い相手がいるなら体重を合わせます。
–そうしましたら2階級、3階級制覇も視野に入れているわけですね。
小林 それはRISEに来た時からやりたいなと思っていました。
–ジムのプレイングマネージャーである原口健飛選手は、小林選手に対してこれからどんなことを期待していますか?
小林 挑戦し続けていってほしいと言ってくれています。
–今回はワン・チンロン選手との対戦で、国際戦になりましたが戴冠後の第1戦としてどうですか?
小林 チャンピオンになってからまだ試合をしていないので、気持ちの面とかであまり変わった感じはしていないですけど、勝って当たり前なので圧倒的な差で勝ちたいです。
–ワン・チンロン選手は他団体でぱんちゃん璃奈選手と試合をしていますが映像はご覧になりましたか?
小林 見ました。ガッツがあってモデルもしていて可愛いし、人気がありそうな選手ですね。
–身長差は15cmほどありますよね。どうやってこの差をクリアしていきますか?
小林 実際に向き合ってみないと分からないですけど、距離を詰めれる感じだったので自分の圧でじわじわ詰めて、自分のやりたいようにやったら勝てます。
–今の小林選手の実力からすると、身長差というのは関係なさそうですね。
小林 15cmは高すぎますけど、相手の身長が高い方がやりやすいので、やってみないと分からない部分ではあります。
–空手時代も15cm差の相手と戦った事はありますか?
小林 小学校の時とかはもっと小さかったので全然あります。
–大きい選手と戦うのは慣れているんですね。
小林 小さい選手とか自分と同じくらいの身長の相手の方がやりづらさはあります。
–今回もKOで決着をつける気満々ですね。
小林 KO以外はダメだなと思っています。
–このワン・チンロン戦を皮切りに2024年はどんな1年にしたいですか?
小林 KOでいいスタートを切って、ワールドシリーズとか大きい大会にも出て、世界の強い選手たちと戦って、世界で1番強くなれるように勝っていきたいです。
–小林選手のSNSを見たらONEのチャンピオンであるペッディージャー選手と戦いたいという書き込みもありましたが、2024年に実現させたい思いもありますか?
小林 女子選手で戦いたい選手があまりいないんですけど、世界最強と言われていたアニッサ選手にも勝っていて、世界で1番強いのがペッディージャー選手だと思うので、本当に自分が戦いたい選手です。2024年にとかは考えていないですけど、タイミングが合えば戦いたいです。
–最後にファンの皆様へ今回のワン・チンロン戦に向けての熱いメッセージをお願いいたします。
小林 FFTの小林愛理奈です。今回はチャンピオンになってから1発目の試合ですけど、期待以上のものを見せるので試合を楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。
ワン・チンロン『後楽園で試合をするのが楽しみですが、小林選手に勝つ方がもっと楽しみです』『新しい入場パフォーマンスに期待してください』
— 台湾は暖かいですか?
ワン 台湾は寒いです。私は寒いのが苦手です。
–9カ月ぶりの来日となりますが日本で、楽しみにしていることは有りますか?
ワン 後楽園で試合するのが楽しみですが、小林選手に勝つ方がもっと楽しみです。
–RISEという団体にはどんなイメージが有りますか?
ワン 優秀な選手が多いです。
–対戦相手の小林愛理奈選手はどんな印象ですか?
ワン 背が小さいですが前に出てくる選手です。小林選手と戦う事で学ぶことも多いと思います。
–小林選手はパンチが強い選手ですがそのパンチは警戒してますか?
ワン 元々ボクシングをやっているのでパンチは怖くないです。拳が交わることを楽しみにしています。
–小林選手とは身長差が10㎝ありますがこのアドバンテージは今回の試合にどの様に活かしますか?
ワン そのメリットを活かして戦います。
–ワン選手のリングに上がる時のパフォーマンスを楽しみにしているファンも多いですが、今回はどんな入場にするか決めていますか?
ワン 見てくれてありがとうございます。今回は前と違うパフォーマンスをするつもりですので楽しみにしていてください。
–小林選手は今回の試合は自分が勝って当たり前と言っていましたが、それについてはどの様に思いますか?
ワン トークで勝つのも良いですが私は結果で実力を示します。
–小林選手のボクシングのテクニックはワン選手と比べるとレベルはいかがですか?
ワン 小林選手は接近戦が上手いのでそれに対して距離をとって戦うつもりです。
–小林選手のパンチのパワーについては警戒しますか?
ワン 警戒しています。
–そのパンチを自分の顔に当てない自信はありますか?
ワン そのつもりです。
–キックボクサーとしてのトータル的な実力で上回っている所はどういう部分ですか?
ワン 私の方がキックとパンチのコンビネーションが上手です。
–前回、日本でぱんちゃん選手と戦ったあとに試合はしましたか?
ワン 12月にボクシングの試合をして結果はドローでした。
–キックボクシングの試合をあまり行っていない理由は有りますか?
ワン ボクシングとキックボクシングの二刀流でやるつもりです。
–ボクシングとキックボクシングそれぞれの目標はありますか?
ワン この二つの経験を活かしてワン・チンロンの独自のスタイルを築き上げたいです。
–格闘技以外はどんなお仕事をされていますか?
ワン フィットネストレーナーとSNSのインフルエンサーをやってます。
–日本で試合するという事はワン選手にとってどんな意味がありますか?
ワン 台湾にも強い選手がいる事をもっと広めたいです。
–今回の相手の小林選手はRISEのチャンピオンです。今回勝てばタイトルマッチも見えてきますがベルトは狙いますか?
ワン 先の事も考えてはいますが、それよりも一戦一戦素晴らしいパフォーマンスを見せてお客さんに喜んで頂きたいです。小林選手は私に何かメッセージを言ってましたか?
–小林選手は背が高い選手はやりやすいと言っていました。
ワン なるほど、こちらも背が低い方がやりやすいです。(笑)
–最後に日本のファンの皆様にメッセージをお願いします。
ワン 日本のファン皆さん、今回の私のパフォーマンスを楽しみに是非会場で応援して下さい。
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEスーパーフェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
チャンヒョン・リー[イ・チャンヒョン](韓国/RAON GYM/王者)※3度目の防衛戦
大雅(TRY HARD GYM/2位、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
第10試合 セミファイナル 女子49.5kg契約 3分3R(延長1R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE QUEENミニフライ級(49kg)王者)
ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCH UP)
第9試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾/ライト級9位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB/スーパーライト級8位)
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/6位)
翔[かける](REVOLT/11位)
第7試合 バンタム級(55kg) 3分3R
松山和弘(ReBORN経堂)
若原 聖(TEAM TEPPEN)
~一馬(MONSTAR GYM/元RISEスーパーフェザー級暫定王者)引退セレモニー~
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
久津輪将充(TBF/9+ nine plus lab./CKC 2023 -57.5kgトーナメント優勝)
大島広也(TANG TANG FIGHT CLUB)
第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
藤橋 光(TEAM LIBERTAD/KT)※フリーから所属変更
愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
戸田龍将(TRY HARD GYM)
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
第3試合 女子バンタム級(55kg) 3分3R
山本“魂武羅”知美(FAITH)
RINA(TEAM TEPPEN)※Crazy Gorilla Gymから所属変更
第2試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)
岩永唯伽(OISHI GYM)
第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R
堀本祐惺(TRY HARD GYM)
奥村将真(TEAM TEPPEN/第2回(2023年)東アジアユース競技大会 ボクシング男子60kg級優勝)
概要
大会名 RISE 175(ライズ ハンドレッドセブンティファイブ)
日時 2024年1月14日(日)開場・17:00 開始・17:15
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 A席4,000円 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/