TOP BRIGHTS 1.21 オープンハウスアリーナ太田:日タイ対抗戦で大将の吉成名高「ムエタイの魅力が伝わる試合をしたい」。再起戦の石井一成「やり返すしかない」
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TOP BRIGHTS.1(1月21日(日)群馬・オープンハウスアリーナ太田)のオンライン記者会見が8日に行われた。堀口恭司エグゼクティブプロデューサー参加のもと、全カードが発表され、ムエタイルールで出場する名高・エイワスポーツジム[吉成名高]、石井一成、羅向(らむ)、朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽]が意気込みを語った。
TOP BRIGHTSは「UFCやベラトールのような海外の有名団体で勝てる日本人を出したい」とい思いから堀口がスタートする大会。午前10時30分からスタートし、キッズ・ユースMMAの3試合で幕を開け、続いて「育成枠」と題された3分3RのMMA 10試合を実施する。ここまではアマチュア~セミプロレベルの試合。その後、吉成名高ら日本勢とタイ勢の5対5のムエタイ対抗戦が行われ、最後の部門では海外からの招待選手が主体のMMA 5試合が行われる。大会終了は18時を予定している。東京駅から会場まで約2時間のため、東京近郊の人も日帰りが可能だ。大会の模様はU-NEXTで生中継される。PPV形式で視聴料は3500円。
ムエタイ対抗戦の大将戦には、吉成名高が登場し、ジャオクントーン・ソーペッチタワン(タイ/タイ北部53kg級王者、ムエサヤーム北部52.5kg級王者)と対戦する。階級はスーパーフライ級で試合時間は3分3R。名高の所属するエイワスポーツジムの会長でありムエタイ部門をマッチメイクした中川夏生氏は、名高と戦うジャオクントーンについて「アマチュアムエタイのトーナメントで優勝していて、当てるのが上手い。今回は52.16kgのスーパーフライ級ですけど、普段は54kg(のバンタム級近辺)で戦っている選手なので、それなりのパワーもあると思います」と説明した。
名高は12月23日のタイのラジャダムナンスタジアムでのラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)で、シューサップを2R KOし、同スタジアム認定スーパーフライ級暫定王座を獲得して以来の試合。名高は「堀口選手の大会ということで、MMA(だけを普段)を見る人が多いと思いますが、ムエタイの魅力が伝わる試合をしたいです。自分が大将なのでKOで締めくくりたいです」と抱負を述べた。普段の4角形のリングとは違い、8角形のケージの中での試合となることについて、名高は「詰め方が変わるかもしれないですけど、中央で戦えば問題ないと思います」と話した。
名高は昨年10月、堀口とYoutubeでコラボレーションし、堀口の肩固めを体験する一幕もあった(上動画)。大会の主軸はMMAのため、今後MMAに挑戦する可能性について尋ねると、名高は「MMAは観るのは好きですが、自分がやるのは考えてなかったです」と話した。中川会長が「RIZINのレベルなら行けるって(大晦日大会を見て)言ってたじゃん」と冗談を飛ばすと、名高は苦笑しつつ「MMAをやる時はそれだけに集中しないとできない世界なので、今はまだムエタイだけです」と話し、ムエタイに専念する考えを示した。
堀口に名高がMMAに挑戦した場合のポテンシャルを尋ねると「ポテンシャルは高いと思います」と即答したが、「でも、そのための練習をしないと。先日(=大晦日の)RIZINも、キックボクサーが何人か(MMAルールで)出ていましたけど、そんなに甘くないので、ちゃんとした練習しないと勝ち星は付かないですね」と冷静に答えた。もし名高がMMAをやるとなったら一緒に練習してみたいかという質問には「ATT(アメリカン・トップチーム)に呼んだりしてもいいのかなと思いますけど、本人がやる気があれば、の話ですね」と答えた。
副将戦に登場する石井一成はナンペット・チョーチャンピオン(タイ/タイ東部53kg級王者、ムエタイマラソントーナメント53kg級優勝)と対戦する。中川氏によるとナンペットは「フィームー(=テクニシャン)で一成が苦手なタイプ」とのこと。10月のRWS、12月のK-1の黒田斗真戦と2連敗中の一成は「K-1で負けて、自分の中で色々考えたんですけど、やり返すしかないという結論に至りました。上に行くしか、みんなに認めてもらう方法はないので、強さだけを追い求めようと思います」と今後に向けて決意を表明した。
中堅戦にはNJKF&WMC日本ライト級王者の羅向[らむ]が登場し、ペッチブラパー・チョンブリーアートムエタイ(タイ/True4uライト級5位、チョンブリー認定スーパーフェザー級王者)と対戦する。羅向は「名前を覚えてもらえる、インパクトのある試合をしたいです」と意気込みを語った。中川氏は「TOP BRIGHTSのライト級には梅野源治選手にも出てもらいたい。羅向選手はアピールのチャンスになる」と話していた。
次鋒戦では伊藤紗弥がサネーガーム・カムナンチェットムアンチョン(タイ/プロムエタイ協会&タイ東部女子ピン級王者)と対戦。先鋒戦では朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽]がスラサック・クルーダムジム(タイ/ムエタイマラソントーナメント57kg級2年連続優勝)と戦う。伊藤は欠席し、朝陽は「先鋒なのでムエタイが面白いとわかってもらえる試合をします。必ず倒します」と話した。
その他のカードは以下の通り。MMAのグレイソン・チバウの相手は、キム・ハンスル(韓国)からバクムント・ビュレンゾリック(モンゴル)に変わっている。
対戦カード
TOP BRIGHTS MMAマッチ
第5試合 ウェルター級 5分3R
グレイソン・チバウ[Gleison Tibau](ブラジル/アメリカン・トップチーム)
バクムント・ビュレンゾリック[Burenzorig Batmunkh](モンゴル/チーム・ファイター)
第4試合 フェザー級 5分3R
松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)
カルシャガ・ダウトベック[Karshyga Dautbek](カザフスタン/タイガームエタイ)
第3試合 ライト級 5分3R
ダニエル・ドンチェンコ[Daniel Donchenko](ウクライナ/タイガームエタイ)
ハン・サングォン[Han Sang Kwon](韓国/キム・デファンMMA)
第2試合 フェザー級 5分3R
ベン・ロイル[Ben Royle](英国/プーケット・グラップリング・アカデミー)
ウィ・ジョンウォン[Wi JeongWon](韓国/ナミャンジュ・チーム・フィニッシュ)
第1試合 バンタム級 5分3R
コシェン・アカノフ[Koshen Akanov](カザフスタン/トベト・トップチーム)
キム・ジュンソク[Kim JunSeok](韓国/キム・デファンMMA)
ムエタイ 日本 vs. タイ対抗戦
第5試合 大将戦 スーパーフライ級 3分3R
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級暫定王者・同フライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOM同級王者、WBCムエタイ・ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&ラジャダムナン認定ミニフライ級王者、元WBC・IBF・WMCムエタイ世界同級王者)
ジャオクントーン・ソーペッチタワン[Jyaokhunthong Sor.Petchtawan](タイ/タイ北部53kg級王者、ムエサヤーム北部52.5kg級王者)
第4試合 副将戦 スーパーフライ級 3分3R
石井一成(ウォーワンチャイ・プロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
ナンペット・チョーチャンピオン[Nampetch Chor. Champion](タイ/タイ東部53kg級王者、ムエタイマラソントーナメント53kg級優勝)
第3試合 中堅戦 ライト級 3分3R
羅向[らむ](ZERO/NJKF&WMC日本ライト級王者)
ペッチブラパー・チョンブリーアートムエタイ[Petchburapa Chonburiart Muaythai](タイ/True4uライト級5位、チョンブリー認定スーパーフェザー級王者)
第2試合 次鋒戦 女子アトム級 2分3R
伊藤紗弥(尚武会/WBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者、BOM女子ライトフライ級王者、IPCC世界女子アトム級王者、元WPMF世界女子ピン級王者)
サネーガーム・カムナンチェットムアンチョン[Sanehngaam Kamnanchetmuangchon](タイ/プロムエタイ協会&タイ東部女子ピン級王者)
第1試合 先鋒戦 フェザー級 3分3R
朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽](PKセンチャイムエタイジム/BOM・IPCC世界・IMCインターナショナル・フェザー級王者、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアムイサーン・バンタム級王者、元MA日本フライ級王者)
スラサック・クルーダムジム[Surasak Krudam Gym](タイ/ムエタイマラソントーナメント57kg級2年連続優勝)
育成枠(MMA)
第10試合 フェザー級 3分3R
山口 勇(ストライフキックボクシング)
中野綱恭(ダムファイトジャパン)
第9試合 ライト級 3分3R
木村祐輝(AFC)
金 賢民(FREEDOM@OZ)
第8試合 フェザー級 3分3R
松浦稜生(闇愚羅)
小池奨太(Bushi-Doo~武士道~)
第7試合 フライ級 3分3R
武田寛生(インファイトジャパン)
寺門真吾(STF)
第6試合 バンタム級 3分3R
勅使河原稜太(インファイトジャパン)
藁谷兼介(warrior)
第5試合 バンタム級 3分3R
吉元 惇(Destiny jiu-jitsu)
佐々木雄基(パラエストラ西東京)
第4試合 フライ級 3分3R
牧ケ谷篤(和術慧舟會群馬道場)
米泉乾太(RIGHT THING ACADEMY/Gibson MMA)
第3試合 バンタム級 3分3R
大山 完(ストライフキックボクシング)
吉澤勇人(AFC)
第2試合 バンタム級 3分3R
貫井義規(OOTADOJO)
小栗蓮樹(STF)
第1試合 フェザー級 3分3R
そらジロー(ストライフキックボクシング)
中島浩二郎(FREEDOM@OZ)
キッズ・ユース(MMA)
第3試合 3分1R
宮城壮一郎(FREEDOM@OZ)
小山朝太郎(有永道場TEAM RESOLVE)
第2試合 3分1R
宮城 碩(FREEDOM@OZ)
小山丈太郎(有永道場TEAM RESOLVE)
第1試合 3分1R
波多野球真(波多野道場)
伊藤神夜(STF)
概要
大会名 TOP BRIGHTS.1
日時 2024年1月21日(日)開場・9:00 開始・10:30 終了・18:00(予定)
会場 オープンハウスアリーナ太田 メインアリーナ(太田市総合体育館) [HP](〒373-0817 群馬県太田市飯塚町1059-1 太田市運動公園)
中継 U-NEXT(PPV 3500円)
チケット料金 SVIP 18万円~20万円 VIP 10~15万円 S 3~5万円 A 8000~10000円 ※ほかルーム席もあり。詳細は下記の表を参照
チケット販売 イープラス チケットぴあ
お問い合わせ TOPBRIGHTS公式サイト https://top-brights.com/pages/contact