TOP BRIGHTS 1.21 群馬 太田:堀口恭司と対談の朝倉未来、今後の選手派遣に前向き姿勢。堀口「BreakingDownは、ちょっとすみません、あまり好きじゃない」、未来「良くないと強く思ってくれる選手がいないと、完全に逆転しちゃう」
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堀口恭司がエグゼクティブプロデューサーを務める新しい格闘技大会「TOP BRIGHTS.1」(1月21日(日)群馬・オープンハウスアリーナ太田)の開催を前に、堀口が朝倉未来と対談を行った。その模様が1月3日、堀口のYoutubeチャンネルに掲載された
堀口恭司は12月31日のRIZIN出場のために、年末に米国フロリダ州から日本に帰国した。朝倉未来との対談は、朝倉兄弟が所属する東京・赤坂のJAPAN TOP TEAMにて、大晦日の試合前に収録された。
堀口は5月、TOP BRIGHTSの旗揚げを発表した際、「UFCやベラトールのような海外の有名団体で勝てる日本人を出したい」「(未来が主導する)BreakingDownが出てきてから、格闘技のイメージがな…と思って、本物志向の大会を作ろうと考えました。いい意味で刺激されました」と話していた。
堀口は今回の対談の序盤、改めてその思いについて語り「(格闘技を)競技として成り立たせたいと思ってTOP BRIGHTSを立ち上げました。イメージ的にBreakingDownは、ちょっとすみません、あまり好きじゃないので、武道を活かしたりとか、そういう場を作って上げたい感じですかね」と、未来の顔色をうかがいつつも本音を口にする。
これを聞いた未来は「本物志向だけだと注目度が低いので経営が厳しいんですよね。でも本物志向の格闘技団体もあるべきで、どっちも必要だと思います」と述べ、堀口も「自分もそうだと思う」「本物志向で格闘技ファンだけになっちゃうと、人口少ないんで。そこも広げてくれたのは未来君」と話し、お互いのイベントの存在意義を認め合った。
とはいえ未来自身も、自分の立ち上げたBreakingDownの爆発的人気に対してはジレンマを感じている。未来は元旦から、2月18日のBreakingDown11のオーディション動画をアップしたところ、2日足らずで250万再生を突破。11月に公開されたBreakingDown10のオーディション動画は5本とも500万前後の再生数だが、未来がYA-MANに敗れた直後の敗戦の弁の動画は2本とも約300万再生と、BreakingDownに劣る。
対談で未来は「BreakingDownは力を持ちすぎてて、僕も手に負えないぐらい。朝倉未来の認知度を越え始めているんですよ。僕が試合後の動画とかで感想を語っても、BreakingDownに再生数とか全然及ばないんですよ。もっとトップの方でやっている僕たちが、もっとBreakingDownからこっちのほうに引っ張って来ないといけないですよね。こっちの方が本当に素晴らしいものなんだっていう。俺たちのほうがもっと努力しているのに、ポッと出た不良が一気に注目されて、それがカッコいいとかってなってしまっているので。堀口選手とか鈴木千裕君とか、BreakingDownが良くないと言う選手がいるのは当然だし、それを強く思ってくれる選手がいないと、完全に逆転しちゃうので、もっと頑張らないといけないですよね」と語り、堀口らの苦言を歓迎した。
さらに未来が「そこから誰か育てないと、BreakingDownは大義名分が無くなってしまって、ただただ悪影響の団体になってしまうんで、BreakingDownから選手を輩出したいです」とも話すと、より上を目指すBreakingDownの選手が、TOP BRIGHTSに参戦することを堀口も歓迎し「『BreakingDownの知名度を使っている堀口』みたいに(批判の的に)なると思うんですけど、その選手が強ければそれはそれでいいと思います」と話した。未来も「BreakingDownより上に行こうとしたら、本物志向の選手と戦わないといけなくなるんで。DEEPとか修斗とかパンクラスに出ないといけないじゃないですか。いきなりRIZINに飛び級で行こうと思うと難しいんで、途中段階で本物志向の団体があるのは滅茶苦茶いいと思うんですよね」「僕らもTHE OUTSIDERからROAD FCとかDEEPを挟んでからRIZIN出てますから」と話し、TOP BRIGHTSへの選手派遣に前向きな姿勢を示した。
1月21日のTOP BRIGHTSの旗揚げ大会まで3週間を切り、既に松嶋こよみ vs. カルシャガ・ダウトベックや、吉成名高のムエタイルールでの出場等、主要な出場選手やカードは12月に発表されているが、大会に向けて盛り上がりムードはまだ弱い感が否めない。堀口も新大会のアピールについて「滅茶苦茶難しいですね」と認め「自分は戦うことに長けているだけで、そこは長けていない。これからそこを学んでいかないといけないですね。人をどうやって集めるか。そこは(未来が)知っていると思うので、アドバイスがあれば」と未来に尋ねた。未来が「僕と対戦した選手出ますよね。ダウトベック。めっちゃ強かったんで。あの後連勝してますよね」と、大会で興味を持ったポイントについて話し始めると、堀口はすかさず「って言うか、見に来てくださいよ」と呼びかけた。未来は「その試合は見たいですね。(放送は)PPVですか?」等と話し、直接群馬まで足を運ぶかは明言を避けた。
近日、堀口はTOP BRIGHTS旗揚げ大会の追加カードや今後の展望を話す記者会見を行う予定で、今後の未来側とのやり取り次第では、未来の来場や、BreakingDownの選手出場といった交流進展の可能性もあるだろう。また、今回の対談の後編も後日公開予定で、その中で未来が堀口へのアイデア提供を行っているようだ。なお、この対談はORICON NEWSのオファーによる企画で、ORICON NEWSのYoutubeにも同様の動画がアップされている。
対戦カード
MMA
フェザー級 5分3R
松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)
カルシャガ・ダウトベック[Karshyga Dautbek](カザフスタン/タイガームエタイ)
ウェルター級 5分3R
グレイソン・チバウ[Gleison Tibau](ブラジル/アメリカン・トップチーム)
キム・ハンスル[Kim Hanseul](韓国/コリアンゾンビMMA)
◆出場予定選手
クルバナリ・イサベコフ[Kurbanali Isabekov](ロシア/タイガームエタイ)
コシェン・アカノフ[Koshen Akanov](カザフスタン/トベト・トップチーム)
ベン・ロイル[Ben Royle](英国/タイガームエタイ)
ムエタイ
◆出場予定選手
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定フライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOM同級王者、WBCムエタイ・ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&ラジャダムナン認定ミニフライ級王者、元WBC・IBF・WMCムエタイ世界同級王者)
朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽](PKセンチャイムエタイジム/BOM・IPCC世界・IMCインターナショナル・フェザー級王者、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアムイサーン・バンタム級王者、元MA日本フライ級王者)
石井一成(ウォーワンチャイ・プロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
吉成乃亜(エイワスポーツジム)
育成枠(MMA)
フェザー級 3分3R
山口 勇
中野綱恭
ライト級 3分3R
木村祐輝
金 賢民
フェザー級 3分3R
松浦稜生
小池奨太
フライ級 3分3R
武田寛生
寺門真吾
バンタム級 3分3R
勅使河原稜太
藁谷兼介
バンタム級 3分3R
吉元世界
佐々木雄基
フライ級 3分3R
牧ケ谷篤
米泉乾太
バンタム級 3分3R
大山 完
吉澤勇人
バンタム級 3分3R
貫井義規
小栗蓮樹
フェザー級 3分3R
そらジロー
中島浩二郎
キッズ・ユース(MMA)
3分1R
宮城壮一郎
小山朝太郎
3分1R
宮城 碩
小山丈太郎
3分1R
波多野球真
伊藤神夜
概要
大会名 TOP BRIGHTS.1
日時 2024年1月21日(日)開場・未定 開始・未定
会場 オープンハウスアリーナ太田 メインアリーナ(太田市総合体育館) [HP](〒373-0817 群馬県太田市飯塚町1059-1 太田市運動公園)
チケット料金 SVIP 18万円~20万円 VIP 10~15万円 S 3~5万円 A 8000~10000円 ※ほかルーム席もあり。詳細は下記の表を参照
チケット販売 イープラス チケットぴあ
お問い合わせ TOPBRIGHTS公式サイト https://top-brights.com/pages/contact