堀口恭司、兄と共にプロ大会「TOPBRIGHTS」を9.9群馬で旗揚げ「BreakingDownが出てきてから“本物志向”の大会を作ろうと考えた」
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堀口恭司(ATT/元ベラトール・RIZIN・修斗世界バンタム級王者)が兄の堀口健太氏と共に、新しい格闘技大会「TOPBRIGHTS(トップブライツ)」をスタートする。旗揚げ大会は堀口の故郷・群馬のアルソックぐんまアリーナにて9月9日(土)に開催される。恭司はイベントの「エグゼクティブプロデューサー」となり、健太氏が代表に就任する。試合場はケージで、プロのMMAおよびキックボクシング、アマチュアのキッズ空手の試合が組まれる。
MMAではUFCや日本の多くの大会と同じ、いわゆる「ユニファイド(統一)ルール」に準じたルールが採用される。試合時間は5分3R。キックは3分3R。出場者の募集は3月から行われており、5月13日に選考会があるが、引き続き大会の公式ホームページを通じて募集する。Twitterアカウントは@Top_Brights。
5月9日の東京での発表記者会見には堀口兄弟が出席した。大会名の「TOPBRIGHTS(トップブライツ)」は公募した中から選ばれ、健太代表は「自分の才能を活かし人生を体現しているファイターたちが、見る人に希望を与え輝く存在、つまりBRIGHT、ファイターを意味しております。格闘技においても人生においてもトップを目指す選手を表現しております。ファイターたちの輝きで、見る人たちが希望を見出してくれるような団体にしていきたいです」と由来を説明した。
恭司は米国のアメリカントップチームを練習拠点に現役選手を続けることに変わりはなく、TOPBRIGHTSでは日本にいる健太代表が実務を担い、恭司は知名度を活かして主に大会のアピールを担当する。堀口が契約しているベラトール、および日本での主戦場であるRIZINからも大会開催の承諾を得ているという。堀口自身がTOP BRIGHTSで試合をする可能性は低いが、エキシビションマッチ程度なら「契約上許せばそういうのもある」とのことだ。
大会の方向性について恭司は「UFCやベラトールのような海外の有名団体で勝てる日本人を出したい」「まだ早いですが日本のトップの団体になれるようにしたい」と話し、健太代表は「エンタメ要素をあまり入れず本物志向でやっていきたい」と話した。
会見では朝倉未来がプロデュースするアマチュア主体のイベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」を意識した発言が度々あった。大会を立ち上げようと思ったきっかけについて聞かれた恭司は「BreakingDownが出てきてから、格闘技のイメージがな…と思って、本物志向の大会を作ろうと考えました。いい意味で刺激されました」と説明。BreakingDownと比べられることについて聞かれると「BreakingDownは格闘技のイメージとしてはあまり良くないと思うんですよ。そういう方には逸れて欲しく無いです。日本の武道の心を忘れないためにこれを立ち上げ、力を貸す感じです」と答えた。健太代表も「日本の武道の精神を大事にしたいので、ケンカとかではなく、競技としての格闘技を広めたい」と弟の恭司に同調した。
会見の模様はABEMAで放送されていたため、大会もABEMAで放送される可能性が高そうだ。アマチュア中心で試合までの舌戦や乱闘が人気のBreakingDownはABEMA PPVの主力コンテンツ。TOPBRIGHTSは「本物志向」という対照的なカラーを押し出すことで、注目を高めることになりそうだ。
9月以降の開催ペースは未定だが健太代表は「来年は数を増やしたい」とコメントしている。