RISE 5.11 ポートメッセなごや:RISE初の名古屋大会に大﨑兄弟揃い踏み。兄・一貴は世界王座戦へ。弟・孔稀は元フェザー級王者・門口佳佑と対戦
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
RISE Fire Ball Nagoya(5月11日(土)愛知・ポートメッセなごや 第三展示館)の第1弾決定カードが3月12日、東京での記者会見で発表された。RISE初の中部地方での大会で、地元名古屋のOISHI GYMに所属する大﨑一貴・孔稀が兄弟揃って出場する。兄の一貴がメインイベンターを務め、初代RISE世界スーパーフライ級(53kg)王座決定戦を行うことが内定し(対戦相手は後日発表)、弟の孔稀は門口佳佑と対戦する。
初のRISE名古屋大会に大﨑兄弟揃い踏み。兄・一貴は世界王座戦へ
大﨑兄弟の兄・一貴は28歳。昨年3月のRISE ELDORADOでジラリー・キャルービーに判定勝ちし、ISKAフライ級王座を初防衛。6月の大阪大会でのは政所仁に判定勝ちし、RISEスーパーフライ級王座2度目の防衛に成功した。10月には王座を返上。RISEが同級の世界王座設立を準備していることが理由だった。12月のRISE幕張メッセ大会でアルベルト・カンポスに判定勝ちすると、改めて世界王座設立と名古屋大会開催を熱望した。一貴は3月29日のRISE ELDORADO両国国技館大会でのアレスター・タグレとの試合を控えている。
3月12日の記者会見でRISEの伊藤隆代表は「RISE Fire Ball Nagoyaという大会名の『Fire Ball』は、18年前、2007年4月、RISEが後楽園ホールに初進出した大会の名前です。ナンバーシリーズとワールドシリーズの中間の立ち位置です。この大会で一貴は世界タイトルマッチを行います。相手も決まっており、今、準備しています。一貴は3月29日の試合もあるので、ここで勝って、名古屋に凱旋し、世界タイトルマッチでメインイベンターを務めていただきたいです」と大会の概略とメインイベントについて説明した。
チケット概要は後日発表。大会は14時開始、19時30分ごろ終了予定で、関東や関西でも日帰りできるようにするとのことだ。
一貴は「まずは3月29日の試合、これは必ずKOで勝って、5月必ずベルトを取ります」「関西や東京の皆さんも名古屋に来て応援してもらいです」「今回名古屋で開催してもらいますけど、1回で終わっちゃいけないので、気合が入っています」と意気込みを語った、
記者からは「名古屋を離れようと思ったことはなかった?」という質問も飛んだが、一貴は「一度もないですね」と即答し「今、所属しているOISHI GYMが凄い好きですし、会長には凄いお世話になって、ずっとここまで育ててもらっているので。東京に行く選手も多いですけど、大﨑兄弟2人ともチャンピオンに育ててもらって、若くて強い選手がいっぱいいるので、東京に行ったら強くなると思っていないです。育ててもらった名古屋で世界一を取ります」と語り、地元およびジムへの愛と王座奪取への思いを熱弁した。
弟・孔稀は元フェザー級王者・門口佳佑と対戦
バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/王者、BOM同級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
門口佳佑(EX ARES/フェザー級(57.5kg)1位・元王者)
大﨑兄弟の弟・孔稀は25歳。23年12月のRISEで鈴木真彦に判定勝ちし、RISEバンタム級王座を獲得。5月の後楽園ではヨーブアデーンを2R左ボディフックでKO。8月に大森隆之介に判定勝ちし王座初防衛。11月のONEフライデーファイツで同大会に初参戦すると、フオ・シャオロン(中国)から右フックでダウンを奪い判定勝ちし、連勝を6、連続負けなしを8に伸ばし、地元名古屋に凱旋する。
門口は29歳。23年10月、RISEフェザー級王座防衛戦でSBの魁斗に判定勝ち。昨年3月のK-1ではK-1同級王者の軍司泰斗に延長判定2-1で惜敗し、連勝が6でストップ。10月には安本晴翔に判定負けし、フェザー級王座から陥落。12月のRISE幕張大会では56kg契約でタイ人のオートーと対戦し判定勝ち。今回さらに1kg落とし、バンタム級王者と戦うことになった。
◆門口
55kg初戦で現王者の孔稀選手とやらせてもらい光栄です。大﨑兄弟の大会みたいになっていますけど、RISEが名古屋でやるだけなんで、大阪の僕が全部飲み込みます。
(55kgに体重を落とした場合の変化)たぶんあんまり変わらないです。2.5kg軽い門口佳祐です。この前56kgでやった時の試合が決定したのが1か月前で、56kgでできたので問題ないです。
(孔稀の印象)強い。以上です。
(具体的にどこが強い?)シンプルにキックボクシングは強いと思います。でも、深みはないというか。
(どんな勝ち方にしたい?)試合前も試合中も試合後も全て僕の時間にします、名古屋大会を乗っ取り、門口佳祐の大会にしたいです。
(以前から孔稀のことは意識していた?)階級をこの前下げてやったりとかで、トップ戦線にいる選手なんで、意識はもちろんありました。うちの龍之介がタイトルマッチで負けてるのもありますし、それで別に仇を打つとかは全然ないですけど。でも僕はどちらかというと志朗君とかの方が興味があります。
(タイトルマッチじゃないことは?)別にベルトに興味はないんで、いいですね。僕を表現できればな、と。興行でもそれ以外の場でも表現できればって感覚でいるんで。60kgとかも興味がありますけど、それは追々考えることで、今はここを盛り上げたいんで、大﨑選手という素晴らしい選手に向かうことを集中したいです。
◆孔稀
門口選手は1個上のフェザー級でベルトを取っていて、みんな強いと知っていて、僕も認めている選手です。今回、名古屋の選手がたくさん出て、僕らは大阪や東京で試合することが多いので、名古屋の強さを見せたいです。
(門口印象)一人で他団体の選手に挑んで、しっかり結果を残してきているという印象で、勝負強いのかなと思います。ただ僕はバンタム級にプライドを持ってやっているので、その階級では絶対に負けないと思っています。
(兄の一貴とも張り合う気持ち?)兄弟はもちろんですけど、インパクトを残して、大会全体でどの選手にも負けない試合がしたいです。門口選手とだったらそういう試合ができるかなと思っています。ただ絶対勝つのは僕というのは決まっています。
(門口が孔稀について「深みはない」と評したことに対して)よく言われたことなんで、気にしないです。そう言われてきて、結局勝ってるのは僕なんで。今ベルトを持ってるんで、それが全てって思います。
RISE 5.11 ポートメッセなごや:小林愛理奈、キック5戦全勝の宮本芽依とミニフライ級王座初防衛戦。愛理奈「1位と王者の差を見せる」×宮本「色んな角度から打てるパンチで勝つ」
対戦カード
RISE QUEENミニフライ級(49kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/王者)※初防衛戦
宮本芽依(KRAZY BEE/1位)
バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/王者、BOM同級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
門口佳佑(EX ARES/フェザー級(57.5kg)1位・元王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
木村“ケルベロス”颯太(心将塾/7位)
将太(KSS健生館/13位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
石川泰市(Ten Clover Gym/4位、Stand up King of Rookie 2022 -67.5kg級優勝)
青木洋輔(大和ジム/元WBCムエタイ日本統一&NJKFウェルター級王者)
72kg契約 3分3R
匡志[まさし]YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者、元NJKF同級王者)
ジェット・MEIBUKAI(タイ/MEIBUKAI/元MAXムエタイ-72kg級王者)※矢場町BASEより所属変更
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
近藤大晟[たいせい](及川道場/12位、Stand Up King of Rookie 2023 -60kg級優勝)
和斗(大和ジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
一仁(真樹ジムAICHI/元MA日本&J-NETWORKフェザー級王者)
岩永勝亮[しょうすけ](OISHI GYM)
フライ級(51.5kg) 3分3R
正木翔夢(OISHI GYM)
大久保祐(修徳会)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R
惺也[せいや](OISHI GYM/第7.9.10.11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会優勝)
ハル・ミヤノイリ(ブラジリアンタイ)
出場予定選手
大﨑一貴(OISHI GYM/元RISEスーパーフライ級王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)
※チケット概要は後日発表