Krush 1.26 後楽園ホール：フライ級王者・大夢、1年半前に下した長野翔と初防衛戦。高梨knuckle美穂、2年半ぶり復帰戦はMOEと。白幡裕星、兄の太陽をKOした林佑哉と対戦

　Krush.170（1月26日(日) 後楽園ホール）の第1弾決定カード3試合が発表された。

フライ級王者・大夢、1年半前に下した長野翔と初防衛戦

Krushフライ級タイトルマッチ（51kg）　3分3R（延長1R）
大夢［だいな］（WIZARDキックボクシングジム／王者）
長野　翔［かける］（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ／挑戦者）

　大夢は京都出身・15戦12勝(7KO)3敗の22歳。22年の初代Krushフライ級王座決定トーナメントでは決勝で大久保琉唯に延長判定負け。23年5月の第2代王座決定トーナメントでは準決勝で長野翔に判定勝ちしたが、決勝で大鹿統毅に判定負け。続く宗一郎戦で2R右飛び膝でKO勝ちすると、24年1月、王者・悠斗に2R右ストレートでKO勝ちし、3度目の正直でベルトを獲得した。10月の大阪大会では東虎之介に3R TKO勝ちしている。

　長野は福岡出身・8戦7勝1敗の20歳。K-1アマチュア チャレンジAクラスで3度優勝し22年8月にプロデビューした生え抜き。4戦目の第2代王座決定トーナメント準決勝では大夢に判定負けしたが、その後は4連勝。10月に安尾瑠輝に判定勝ちし、大夢に王座挑戦を要求した。大夢も「この階級、層が薄くて盛り上がっていないんで、僕もチャンピオンなって満足してないんで、もっと戦ってフライ級の層を厚くするんで（プロデューサーの）宮田さん、ぜひタイトルマッチお願いします」と回答していた。

高梨knuckle美穂、2年半ぶり復帰戦はMOEと

女子ミニマム級（48kg）　3分3R（延長1R）
高梨knuckle美穂（K-1ジム五反田チームキングス／元Krush女子アトム級（45k）王者）※Y/ZD GYMから所属変更
MOE（若獅子会館）

　高梨は11戦10勝(2KO)1敗の31歳。18年12月のKrush 2戦目でMOEに判定勝ち。19年5月にC-ZUKAにKO勝ちし第2代Krush女子アトム級王者王者に。19年10月、パヤーフォンに延長判定勝ちし初防衛。20年にミニマム級に階級を上げ、MIO、MARIらに勝利したが、22年6月のK-1女子大会でエリヴァン・バルトに判定負けし、デビュー以来の連勝が10でストップした。それから2年半のブランクを経て復帰する。
　MOEは12戦6勝6敗の22歳。18年12月のKrush初戦で高梨に判定負けしたが、当時は16歳だった。22年11月のケイト・ウィラサクレック戦まで3連勝していたが、23年4月のKrush女子大会で真美に判定負け。MOEも1年9か月ぶりの試合となる。

白幡裕星、兄の太陽をKOした林佑哉と対戦

バンタム級（53kg）　3分3R（延長1R）
白幡裕星（K-1ジム総本部チームペガサス／元KNOCK OUT-RED＆ムエタイオープン・スーパーフライ級王者
林　佑哉（K-1ジム大宮チームレオン／元RKS＆ジャパンカップキックボクシング・バンタム級王者）

　白幡は23戦16勝(1KO)6敗1分の22歳。肘有り・首相撲制限無しのルールで2団体で王者になり、22年からK-1 GROUPに参戦。23年12月には元プロボクシング日本王者の小浦翼に判定勝ち。24年7月の第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦は峯大樹の計量失格により不戦勝となり、10月の決勝では黒川瑛斗に3Rに左ストレートでダウンを奪われ判定負けしている。

　林は27戦17勝(13KO)6敗4分の24歳。山本優弥や寺戸伸近を輩出した広島の空修会館出身。かつてはDEEP☆KICKやNJKF岡山大会等の西日本の大会で活躍。24年からK-1 GROUPに参戦し、1月に坂本寿希に判定勝ちし、6月に白幡裕星の兄・太陽を90秒左フックでKO。7月のKrushバンタム級王座決定トーナメント準決勝に急きょ出場し、黒川瑛斗にKO負けしたが、10月大会では心直を3R右ストレートでKOしている。

概要

大会名　Krush.170
日時　2025年1月26日（日） 開場・17:00　開始・18:00
会場　後楽園ホール
中継　ABEMA（生放送）
チケット料金　SRS席 20,000円　RS席 15,000円　S席 10,000円　A席 7,000円　※当日券500円アップ　※小学生からチケットが必要
チケット販売　K-1.CLUB　イープラス　ローソンチケット　グッドルーザー　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　グッドルーザー　03-6450-5470　https://www.k-1.co.jp/krush/