RISE 9.8 横浜BUNTAI:麻火佑太郎、チャド・コリンズとの65kgトーナメント査定試合で「大番狂わせする」。中野椋太はイ・ソンヒョンと再戦「65kg王座戦にして欲しい」。白鳥大珠「ずっと原口君にナメられていてムカつく」
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RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA(9月8日(日)横浜BUNTAI)の対戦カード発表記者会見が8月2日に東京で行われた。12月21日の幕張メッセ大会で行われる65kg 1DAYトーナメントに向けての査定マッチとして、チャド・コリンズ vs. 麻火佑太郎、中野椋太 vs. イ・ソンヒョンが新たに発表された。7月26日の後楽園大会で対戦相手が発表済だった白鳥大珠も登場し、試合に向けての意気込みを改めて語った。白鳥は65kg 1DAYトーナメント出場が内定しているが、サウスポーのタイ人・ファーパヤップと対戦する。
65kgトーナメント査定試合でチャド・コリンズと対戦、麻火佑太郎「大番狂わせをする」
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級王者、WMC・WMO・WBCムエタイ世界同級王者)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
コリンズは29歳。不可思、海人、中野椋太、直樹、笠原弘希に勝ったことがあり、ムエタイでは昨年、WMC&WBCムエタイの世界王座を獲得。昨年12月のRISE両国大会ではGLORY王者でもあるペットパノムルンを5Rの死闘の末に判定で下し、RISE世界スーパーライト級王座を獲得した。ところが3月のRISE ELDORADOではGLORY推薦で初来日したミゲール・トリンダーデにわずか95秒でKO負けしてしまった。6月29日のオーストラリアでのルンキット戦では2R KO勝ちし、ムエタイのWMOの王座を獲得している。
麻火は24歳。長野出身でテコンドーをベースとし、KNOCK OUTで古村匡平、大谷翔司、RISEで木村“ケルベロス”颯太に敗れたが、22年12月以降、RISEで北井智大、マサ佐藤、KENTA、野村太一に勝利。4月のONEではONE 8連勝中だった元ラジャダムナン王者のセクサンからダウンを奪って判定勝ち。7月26日のRISE後楽園大会ではフランクちゃんを2R KOすると、9月大会でのチャド・コリンズまたはイ・ソンヒョンとの対戦を希望し、コリンズが相手として用意された。
◆麻火
チャド・コリンズ選手はRISEの世界チャンピオンで、今RISEで戦える選手でこれ以上の選手はいないと思っています。僕の全てを懸けて勝ちたいです。大番狂わせをして12月のトーナメントに挑みたいです。
(コリンズの印象)誰が見ても強い選手で、対日本人無敗と思いますし、日本人で初めて勝ち星があげられることを楽しみにしています。手足が長くて、独特の角度からパンチや蹴りが届いて、軽く当たるパンチでも倒されてしまっている選手も多いので、もらわないようにします。
(トーナメント出場を目指すなら、コリンズは避けたほうが良かったのでは?)中途半端と言ったら良くないんですけど、実績のある選手以外との試合を9月に組んでいただけて勝ったとしても、見ている方にも納得してもらえないので、コリンズ選手に勝てば誰にも文句を言われないと思いました。コリンズ選手を超えないと、ミゲール選手やGLORYの選手も越えられないです。
(コリンズに勝っている部分は?)技のバリエーションは僕のほうが多いと思います。コリンズ選手はフィジカルとか長い手足を活かして、同じようなパターンで倒している試合が多いですけど、自分は適応力がありますし、今まで負けて来た日本人選手とは違うタイプだと思います。体の強さでは正直勝てないと思うので、そこじゃない部分で倒しに行きたいです。
(7月20日のGLORYでのペットパノムルンと原口健飛のタイトルマッチの感想(※ペットパノムルンの判定勝ち))ペットパノムルン選手は手術明けで絶好調では無かったと思うんですけど、日本トップの原口選手が3回目も負けて、世界の壁は高いんだなと改めて痛感しました。だからこそ原口選手以外のRISEの65kgの選手がもっと上がって行って、GLORYだったりに挑戦していくことが増えていくといいので、僕もチャレンジしたいと思い、刺激を受けました。
(他の日本人の白鳥、中野は意識する?)お客さんは他の日本人と比較すると思いますけど、今回はチャド・コリンズ選手だけのことを考えています。
中野椋太はイ・ソンヒョンと再戦「65kgのタイトルマッチにして欲しい」
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級(67.5kg)王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISEスーパーライト級1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者、KTK −70kg級王者)
中野は28歳。22年5月、稲井良弥に2R KO勝ちしRISEウェルター級王者となる。22年8月にチャド・コリンズに1R KO負けし、昨年7月にイ・ソンヒョンに2R左バックハンドブローでKO勝ち、12月にペトル・モラリに判定負け。4月の後楽園大会では稲井を相手に王座初防衛戦を予定していたが、稲井の欠場により中止・延期に。6月の大阪大会での宇佐美秀メイソン戦は負傷判定ドローで終わっていた。
ソンヒョンは33歳。昨年3月のRISE ELDORADOで海人に判定負けしRISEミドル級(70kg)王座から陥落。それから1カ月後の韓国での試合でKO勝ちし、7月にウェルター級(67.5kg)に階級を下げて中野と対戦したがKO負け。3月のRISE ELDORADOではスーパーライト級(65kg)に落として白鳥大珠からダウンを奪い判定勝ちしている。
◆中野
ソンヒョンとの試合が決まったんですけど、僕が再戦したいのはメイソンで。そんなことは置いといて、65kgでソンヒョンと再戦するんで、65kgのタイトルマッチにして欲しいですね。ソンヒョンが65kgの1位で僕は67.5kgのチャンピオンです。65kgのトーナメントやるのに王者が空位なのはおかしいんで、チャンピオンになったほうがトーナメント出る形でお願いします。
(ソンヒョンの印象)倒しているんで別に印象は無いんですけど、あれ以上の作品作ろうと思うなら、65のタイトルマッチにして欲しいですね。
(※RISEの伊藤代表は「いいカードですよね。でも今回は選考マッチなので。65kgはRISEでも世界でも激戦区ですし。中野椋太の気持ちを預かります」と話し、やんわりと中野の提案を拒否した。)
(65kgに落としたソンヒョンについてどう予想する?)何回やっても一緒でしょ。倒します。3回やっても勝てない奴は勝てないんで。
(65kgに体重を落とすことについて)問題無いです。しっかり65kgの体作ります。
(7月20日のGLORYでのペットパノムルンと原口健飛のタイトルマッチの感想)人の試合は興味無いんですけど、僕が全員しばこうと思っています。
(他の日本人の白鳥、麻火は意識する?)僕は全員しばきます。
(階級を下げて65kgトーナメントで優勝を目指す理由)昔から全員しばくと言ってて、65kgには(2年前にに負けている)チャド・コリンズもおるし、日本人トップ選手もおるし、全員倒せる時が来たと思っています。ウェルターでも減量が無いんで、65kgでやろうと思いました。
白鳥大珠「ずっと原口君にナメられていてムカつく」
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元RISEライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ファーパヤップ・GRABS[Farphayap GRABS](タイ)
白鳥は28歳。12月のRISE両国大会でザカリア・ゾウガリーに3R左膝蹴りでKO勝ち。3月のRISE ELDORADOでは、65kg世界トーナメント(12月21日の幕張メッセ大会で実施)の査定試合でイ・ソンヒョンと対戦したが3R終盤にダウンを喫し判定負け。6月の大阪大会では中野椋太に勝ったペトル・モラリに判定勝ち。今回の65kgトーナメント最終査定マッチにつなげた。
ファーパヤップは札幌のGRABSでムエタイのトレーナーを務めつつ、同地でのBOUTに参戦し、昨年3月大会では高木亮を1R KOし、6月大会では森本一陽に3R KO勝ちしている。戦績203戦162勝36敗5分。
◆白鳥
今回のタイ人選手はサウスポーで、いずれ僕がやるであろうペッチ(=ペットパノムルン)を仮想してぶっ倒したいです。我らがRISEの原口(健飛)君がこの間のGLORYのタイトルマッチで(ペットパノムルンに)負けちゃったんですけど、これから世界で戦うために、内容が問われます。1Rでぶっ倒します。ずっと原口君にナメられていてムカつくんで、今回キッチリ見せます。そして12月につなげます。
(ファーパヤップの印象)一発のパワーはあるのかなという印象です。サウスポーのタイ人はペッチもそうですし(THME MATCH 2022で白鳥がKO負けした)ゴンナパーもそうですし、そういうのを修復するためにも、ぶっ倒そうと思います。
(RISEの伊藤代表は「白鳥は65kgトーナメント内定」と話しているが、ここで負けるわけにはいかない危険な試合では?)それはそうですね。内定して9月に出ませんという気持ちにはならなかったので。6月の試合の後のマイクでも9月にもう1戦やらせてくださいと言っているんで。もちろん負けるリスクはありますけど、そんなことを言っていたら世界のトップは取れないんで、トーナメントを戦える実力を見せつけて、12月を迎えたいです。
(7月20日のGLORYでのペットパノムルンと原口健飛のタイトルマッチの感想)3回目ですけど、1回目と同じ感じになっちゃったと思います。組みの対応ができていなかったんで。初めての海外でうまく行かないことも多くて、外国人はそれを当たり前のようにやっているんで、日本人は国内で守られ過ぎているのかなと思います。
(他の日本人の麻火、中野は意識する?)興味ないですね。僕が意識する日本人は原口だけなんで。
対戦カード
メインイベント RISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)※初防衛戦
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/挑戦者、RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元同級&フライ級(51.5kg)王者、RISE -54kgトーナメント2023優勝)
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC&WBCムエタイ世界同級王者)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級(67.5kg)王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISEスーパーライト級1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者、KTK −70kg級王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元RISEライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ファーパヤップ・GRABS[Farphayap GRABS](タイ)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
アリシェル・カルメノフ(カザフスタン/ニューラル・スポーツスクール)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)1位)
シン・ジョンミン[Shin Jongmin](韓国/オーサムマルチジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/3位、元王者)
國枝悠太(Never mind / 9+ nine plus lab./元AJKNフェザー級王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/9位)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星[らすた](KSR GYM/6位)
彪司[ひゅうが](TEAM TEPPEN/11位、Stand Up King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
オープニングファイト フライ級(51.5kg) 3分3R
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
野嶋琉生[るい](TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/4位)
登島優音[ゆん」(NEXT LEVEL渋谷)
オープニングファイト ライト級(63kg) 3分3R
G-REX(TEAM TEPPEN)
杉田優牙(D−BLAZE)
出場予定選手
大雅(TRY HARD GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
パヌワット・TGT(タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)6位、RISE同級漢気トーナメント優勝、元PPTV 60kg級王者)
概要
大会名 RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA
日時 2024年9月8日(日)開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 横浜BUNTAI(神奈川県横浜市中区不老町2-7-1/JR京浜東北根岸線「関内」徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」徒歩4分/[HP])
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 80,000円 アリーナSRS 25,000円 アリーナRS 15,000円 スタンドSS 15,000円 スタンドS 10,000円 スタンドA 6,000円 小中高生シート(当日販売)2,000円
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/